下ノ廊下ワンデイ!
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- GPS
- 09:52
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 3,110m
- 下り
- 3,959m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・扇沢と欅平間の交通アクセスが非常に悪いので、車で行くのはちょっと不便ですね(回送サービスもあるけど高い)。 |
その他周辺情報 | ・宇奈月駅は温泉街なので温泉はたくさんあるけど、日帰り入浴は16時頃までしかやっていない所がほとんどでした。 |
写真
感想
1泊2日のつもりでテントと食料を担いで行ったけど、
1日で欅平まで抜けてしまったのでただの歩荷山行になってしまいました。
■10月11日(土) 晴れ
5時に扇沢着。既に数十人は居て大盛況。大学山岳部と思われるパーティが陰の方にテントを張っていたりする。
とりあえず列に並んで黒部ダム行きのチケットを買い、始発の6:30発のトロリーバスで黒部ダムへ。
6:45黒部ダム着。観光客とは逆方向に進み下ノ廊下へ向かう。
紅葉は緑に赤と黄色が混ざっている程度で、まだまだという感じ。
新越沢合流点ぐらいまでは、のんびりとした山道歩きが続く。その後、徐々に高度感が出始め、道も狭くなってきて険しい道が始まる。別山谷から先は、白竜峡あたりまでは狭くて高度感のある道が続く。
高度感はあるものの、ほぼ全体を通して手すり代わりのワイヤーが通してあるし、危険箇所は足場などで補強されているので気をつけてさえいれば難しい所も無い。ただすれ違いとなると非常に怖そう。
十字峡から先は、怖い吊り橋や、発電所設備の中を通るルートなど一風変わったルートを楽しめる。山奥で突如すごいスケールの建造物に出会うと周りの雰囲気とのギャップがあって面白いですね。
そこから苦しいアップダウンの後に、12時 阿曽原温泉小屋到着。
コースタイムよりだいぶ早く12時頃に到着。テントは数張りしかないが、夜にはすごい数になるだろうとの事。3連休だが、台風の影響で土曜に集中したのかな。
ここでテント泊するつもりで、フル装備で来たのだが、このまま欅平まで十分行けそうな時間だったので進むか悩む。今日ここで泊まって明日帰ると台風でテント干せないなとか、下界の事が気になってしまい、結局進む事にした。
ただ食料が減らなくて、荷物が全然軽くならない。テントも無駄に歩荷になってしまった。
阿曽原からは、最初大きく登ると、その後はずっと水平な道歩き。
前半に比べると穏やかな雰囲気だが、落ち続ける黒部川に対して道がずっと水平に付いているため高度感がすごい。
歩き始めて1時間ちょっとの、折尾谷の出合では砂防ダムの中を通る。中はどろどろで気持ち悪い。特にトレランシューズは防水性能皆無なので水が染みて冷たい。
志合谷出合では、長いトンネルを通って谷の地中を抜ける。谷の反対側のはるか遠くにトンネル出口が見える。ここは冬季に雪崩が多く、登山道が崩壊するためトンネルを掘ったとの噂。入口にヘッドライト必須と書いてある通り、中は真っ黒。上から水がぽたぽた垂れていて、足下もぐちゃぐちゃ。壁に鉱物でも含まれているのか、壁をヘッドライトで照らすとキラキラしているのはとても綺麗だった。
その先は見晴らしの良い道をてくてく歩く。1時間ぐらい歩くと欅平に向けての下り出し。水平歩道は道がずっと水平に続いており、アップダウンの無い快適な道なのだが、そのツケとして最後に300mも下らないといけないのである。
重い荷物で足に疲労も来ていたため、この下りがなかなか足にこたえる。
延々と続く下り階段を下り切ると欅平到着!
これまで山とは雰囲気も変わり、観光地である。
トロッコ電車のチケットも幸い17時発が取れ、宇奈月で温泉に浸かって、東京の自宅へと帰る。
■総括
・初めての下ノ廊下だったが、噂通り絶景で非常に楽しめました。ただ、視界の左半分がずっと崖っていうのはちょっと寂しい。やっぱり尾根歩きが良い。
・アップダウンが少なく今回は体力的には問題なかったが、筋力の持久力が足りない。冬はもっと荷物が重くなるし、もっと山に行かないと。
・GPSのログを取るために、山と渓谷社の地図アプリを使ってみたけどなかなか便利でした。地図も使ってみたけど、とても見やすい。読図力どんどん落ちてく…
6枚目の後ろ姿は私です
このコースは途中で温泉に入って1日で行こうと考えていたのですが、今回はしっかり1泊して男祭りの温泉を楽しみました
こんばんは
たまたま写ってた写真をたまたま見付けてくれるなんて、すごい偶然ですね
他の方の写真を見ましたが、大盛況でまさに男祭りって感じでしたね
自分も次行った時は男祭りを楽しんでみます
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