両神山（日向大谷口バス停からピストン）

2014年10月09日(木) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,535m
• 下り: 1,535m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:52

10:05 スタート地点
10:05 10:05 日向大谷口
10:09 10:09 両神山荘
10:43 10:43 会所
11:47 12:26 清滝小屋
13:20 13:20 両神神社
13:38 13:58 両神山
14:12 14:14 両神神社
14:53 14:59 清滝小屋
16:02 16:12 会所
16:51 16:56 両神山荘
16:57 16:57 日向大谷口
16:57 ゴール地点

バスのダイヤの関係で限られた時間での山行となるため、
あまりゆっくりできませんでした。大きな休憩は登りの清滝小屋のみ。
山頂もあまりゆっくりはせず写真だけ撮って下山。
下山途中に沢にてバスの時間を調整するために休憩を入れました。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

秩父漫遊きっぷ　1,900円（池袋から）利用
池袋−飯能ー西武秩父

バスの乗り継ぎ
■往路
西武秩父（8:30−9:09 西武観光バス小鹿野線 小鹿野車庫・栗尾行）
小鹿野役場（9:11−9:25 小鹿野町営バス 白井差線 白井差口行）
薬師の湯（9:38−10:13 小鹿野町営バス 日向大谷・三峰口線 日向大谷口行）
日向大谷口

■復路
日向大谷口（17:20−17:54 小鹿野町営バス 日向大谷・三峰口線 三峰口行）
薬師の湯（18:15−18：29 小鹿野町営バス 西武秩父駅線 西武秩父駅行）
小鹿野役場（18:34−19:15） 西武観光バス 西武秩父行）

※西武秩父から薬師の湯までは小鹿野町営バスで1本でいけますが、
　小鹿野町営バスのみ乗り継ぎで日向大谷口までだと片道500円。
　西武観光バスで小鹿野町役場まで秩父漫遊きっぷでフリーパス区間なので、
　その先の小鹿野町役場から日向大谷までなら片道200円です。
　薬師の湯で降車する際に、バスの運転手さんに乗り継ぎ乗車券をもらう必要が
　あります。
　ただし、往路の小鹿野町役場の乗り継ぎは2分しかなく、西武観光バスは
　札所巡りの方の乗り降りが多く遅れ気味なので注意が必要。
　バスに乗ってる間中ずっとハラハラさせられるので、
　心臓の弱い方は最初から小鹿野町営バスのみ利用する方がいいかもしれません。
　乗り継ぎに失敗すると、両神山に登山できる時間帯のバスはもうありません・・・

コース状況／危険箇所等

コースは沢付近がややわかりにくいですが、ピンクテープの目印を探せば
迷うことはないでしょう。
岩場もしっかり三点支持に気をつけつつ足腰で登れば、
鎖を使わなくても大抵登れそうなくらいです。
登山ポストは両神山荘付近にありました。

その他周辺情報

■入浴施設
　武甲温泉（西武鉄道西武秩父線横瀬駅下車 徒歩15分）
■宿泊施設？
　インターネットカフェ 漫画喫茶 自遊空間 秩父中央店
　（22時からナイトパック利用可）

写真

10/9 8:19

西武秩父駅到着

10/9 8:20

西武観光バスの乗り場です。
平日でもバスは満席でした。ハイキング風の服装の方はほとんど秩父札所巡りをされてる方のようで乗客の8割くらいを占めてました。予想以上に人気あるんですね、札所巡り。

10/9 9:27

小鹿野町役場で小鹿野町営バスに乗り換え、薬師の湯でさらに乗り継ぎです。

10/9 9:35

薬師の湯のバス停脇のトイレ。
超キレイで快適です。
乗り継ぎに時間があればここを使わせてもらうとよいです。

10/9 9:35

薬師の湯は道の駅と併設？のようです。
帰りのバスの時間には道の駅は閉まってしまいますが、
荷物になるので買い物できないですね（汗

10/9 9:37

乗り継ぎのバスに乗り込みます。

10/9 9:51

途中のダリア園。私以外の乗客2名は、ダリア園で降車されました。ここからずっと1人です。

10/9 9:55

途中、廃道なんじゃないかと思うほど、ほそい荒れた舗装道をバスが通っていきます。

10/9 10:05

両神山の登山口最寄の日向大谷口（ひなたおおやぐち）に到着。

10/9 10:05

バス停横の駐車場。1台停まってますが、さらに上に数台車が停まってました。

10/9 10:05

帰りは17：20のバスに乗れないと、西武秩父にバスで戻れなくなるので、時間を気にする登山になります。

10/9 10:06

バス停向かいのこの階段が登山口です。
トイレ（有料100円）はここを上がって左にあります。

10/9 10:06

10/9 10:07

途中コースは二手に分かれますが、七滝沢コースは難路のようですね。

10/9 10:08

10/9 10:08

雲ってきました。
山頂付近の高度は雲？ガス？ですっかり覆われていますね・・・。

10/9 10:09

レコやTV番組の百名山で見かけた両神山荘の道をパシャリ

10/9 10:10

何やらカウンタで登山者数を集計してるみたいなので、押していきます。

10/9 10:10

熊出ることあるんですね。
もちろん熊鈴の準備はOKです。

10/9 10:10

登山ポストがありました。

10/9 10:11

登山ポストのあるあたりから下をみると駐車場が見えます。
やっぱりバスで来る人はほどんどいないですね。
山頂まで行って折り返すには時間的に厳しすぎます。

10/9 10:11

畑？の前を通って・・・

10/9 10:11

登山道らしい道のスタートです。

10/9 10:19

すぐ鳥居があります。
両神御嶽神社の入り口だそうです。

10/9 10:19

右の社？に、登山の無事を祈願していきます。

10/9 10:27

丁目石ですね。一丁110mごとに置かれていて、かつての修行場所として使われていた清滝まで続いているとのこと。○○童子と書かれています。童子とは不動明王のお弟子さんだそうです。全部にっぽん百名山のTV番組でガイドさんが説明してくれてました＾＾

10/9 10:28

10/9 10:30

コースの始まりの方でも鎖がぶら下がっているような場所があります。この辺は鎖使わなくても登れますけど。

10/9 10:40

会所
表参道コースと七滝沢コースとの分岐です。

10/9 10:40

分岐から七滝沢コースへ目を向けると、注意喚起の看板が目につきます。そんなに危険なのでしょうか。
帰りのバスの時間が気にかかるので、まずは表参道コースへ。

10/9 10:41

10/9 10:41

この辺りからはずっと沢沿いでコースが続いていきます。
水の流れる音を聞きながらの、さわやかな登山です♪

10/9 10:42

10/9 10:42

10/9 10:42

特に分岐はないですが、登山道がなんども沢とクロスするので、続くコースが見つかりづらいことがあります。
が、目に付くところに目印のピンクテープがつけられているので、気をつければコースを外れることはありません。

10/9 10:49

不動明王像。何やら白く塗られているので、目立ちます。

10/9 10:50

10/9 10:51

10/9 10:55

途中、登山道が小石だらけになって、やや歩きにくい場所あり。

10/9 11:00

登山道自体が沢と同化しているところもあり。

10/9 11:23

山ではなく、ただの道標があるだけのようですが、八海山。

10/9 11:23

八海山から清滝小屋まで0.8km。
この辺りは登りがやや急です。

10/9 11:24

10/9 11:43

弘法之井戸。きれいな水が湧いてます。意外と勢いがある水量です。TVでガイドさんが飲んでましたので、飲めるはずです。飲んだらとても冷たくて美味しかったです。

10/9 11:44

上を見上げると弘法大師像があります。
その昔、弘法大師がこの場所で持っている杖で地面をたたくと、この水が湧いて出た、という言い伝えがあるそうです。

10/9 11:43

10/9 11:44

10/9 11:52

清滝小屋が見えてきました。

10/9 11:52

清滝小屋の上までガスが降りてきました。

10/9 12:23

かつては営業小屋だった清滝小屋。
今は非難小屋として開放されています。

10/9 11:54

下山途中で休憩されてる方がいました。

10/9 11:53

小屋の中。休憩されている方が数名いました。
どうやら、この後すれ違う団体グループのメンバーだったようで、お仲間が戻ってくるのを待っているようでした。

10/9 12:20

小屋脇のトイレ

10/9 12:20

炊事場所がありました。
ちょっとトイレが近すぎて、臭いが気になります（汗
もっと離して建てようよ・・・。

10/9 12:03

臭いが気にならない遠いベンチをみつけたので休憩します。
登山のお供にかかせない、ゆで卵♪

10/9 11:59

今日は牛カルビおにぎり。
しっかりと牛カルビのお味がしました（笑

10/9 12:22

小屋の近くの案内板で、コースタイムが表示されていたので、記録しておきました。七滝沢コースを回ると、表参道コースより倍時間がかかるみたいです。これは時間的に無理かな。

10/9 12:22

10/9 12:23

10/9 12:24

小屋の裏手から登山コースが続いています。

10/9 12:25

小屋の裏の水の音がする方に目をやると、そこが清滝。

10/9 12:25

半球のドーム上になっているてっぺんから水が流れています。
なにやら厳かな雰囲気のある場所で、
かつての修行場所として使われていたのも頷ける場所でした。

10/9 12:25

10/9 12:33

七滝沢コースとの合流地点

10/9 12:38

10/9 12:42

清滝小屋から登っていって尾根にでると、そこが産体尾根です。

10/9 12:48

かわいいきのこ

10/9 12:50

鎖場がたくさん出てき始めました。

10/9 12:56

10/9 12:57

多少危険なところはパイプの階段ができてました。

10/9 12:58

ガスで先が見えずらくなってます。

10/9 12:58

登山道から、周囲の景色をみようとおもって、横見てもガスw

10/9 13:00

横岩。ただの岩の壁かと思ったら・・・。

10/9 13:00

通り過ぎて振り返ると、おっきな岩がありました。

10/9 13:02

なんだろこれ。

10/9 13:03

倒木祭りでした。

10/9 13:08

10/9 13:11

鳥居が見えてきてきました。

10/9 13:12

両神神社本社です

10/9 13:13

右側の狛犬。
秩父地方では、狛犬ではなく、ニホンオオカミが祀られてます。

10/9 13:13

左側の狛犬。
マンガに出てくる子犬みたいですね

10/9 13:13

10/9 13:13

10/9 13:14

白井差コースは廃道へ

10/9 13:15

両神神社本社のすぐ裏、こちらは両神御嶽神社の本社だそうです

10/9 13:15

こちらの狛犬はちょっと背が高くて、怖い感じです。

10/9 13:15

10/9 13:15

本社の上を見ると龍の立派な彫り物がありました

10/9 13:16

両神神社の裏を歩いていくとすぐこちらの像がありました。
積み石がされていたので、ご利益あるのかわかりませんが、小さい石を積んでみました。

10/9 13:24

山頂に近づくと多少色づいている木々がちらほら。

10/9 13:26

尾根の南側はガス無し。北側はガスあり。

10/9 13:27

10/9 13:39

鎖場、ふたたび。

10/9 13:41

ベンチがあるところがあり、ここが山頂かと思ったら、まだ少し先がありますね。

10/9 13:42

この岩場の上が山頂みたいです

10/9 13:42

10/9 13:43

10/9 13:44

残念ながら、山頂からはガスで景色は見えず。

10/9 13:44

10/9 13:44

両神神社の奥社だそうです。

10/9 13:45

山頂の標識、立派ですね。さすが百名山♪

10/9 13:46

山頂にてセルフタイマー自撮り。

10/9 13:47

10/9 13:47

北側からも登ってこれるようです。
北川は明日登る予定の二子山の最寄バス停、坂本バス停が近いようです。

10/9 13:48

10/9 13:50

山頂の岩に登ると、回りの木々より目線が高くなるので、さらに見晴らしがよくなります。何も見えないのが残念（泣

10/9 13:50

10/9 13:55

10/9 13:55

小さな赤い葉をつけた木。
ヤシオツヅジ？

10/9 14:07

10/9 14:29

10/9 14:43

帰りのバスに間に合わないのと、ガスで登山道が見えずらいので、七滝沢コースは諦めました。

10/9 14:49

10/9 14:56

清滝小屋まで戻ってきました。
登りのときより、ガスが降りてきてます。

10/9 15:05

しばらくガスの中を下山していきます

10/9 15:41

沢沿いの登山コースあたりに来ると、やっとガスもなくなりました。

10/9 15:51

不動明王像にもどってきました

10/9 16:09

バスの発車時刻までにやや余裕ができてきたので、食べてないおにぎりを食べて休憩。

10/9 16:10

会所

10/9 16:36

登山道入り口付近の鳥居まで戻ってきました。
無事下山できたことを報告していきます。

10/9 16:36

10/9 16:38

鳥居付近から駐車場方向。
団体さんが下山して駐車している車はほとんどなくなってます。

10/9 16:39

気温は17度くらいでしょうか。
快適です。

10/9 16:40

駐車場付近の有料トイレ

10/9 16:42

向かいの山々

10/9 16:44

登りの時に気づかなかった両神神社の里宮へ寄っていきます

10/9 16:45

10/9 16:47

国づくりの神様、イザナギ・イザナミの2神を祀っていることから両神山というらしいです

10/9 17:13

帰りのバスももちろん乗客は私1人。

10/9 18:00

薬師の湯でバス乗り継ぎ。
帰りのバスがなくなるので、残念ながら薬師の湯へは寄らず。

10/9 18:35

小鹿野町役場で西武観光バスへ乗り継ぎ

10/9 19:41

武甲温泉へ行くために西武秩父駅から横瀬駅で下車。
駅から温泉に向かう途中にそばを通る小学校の校庭で、消防隊の訓練をしてました。
去年きたときもやってたから、毎日のようにやってるのでしょうか。

10/9 19:47

武甲温泉に到着。
秩父付近でバスを使わずにいける温泉は少なそうなので、ここは非常にありがたいです。営業は夜10時まで。秩父漫遊きっぷ、秩父フリーパスで100円割引です。

10/9 22:43

今日の夕飯は、西武秩父駅付近の夢庵です

注文するのは、夢庵うまか丼。
お願いランキングの美食アカデミーで、1位（29点）をたたき出したメニューです。うちの近所には夢庵がないので、去年秩父に来たときもたべました。

10/9 22:27

ネギトロ、イカ、赤貝、海老、納豆 、オクラ 、たくあん 、温泉卵 、ねぎ、海苔、錦糸玉子がのっている丼です。ファミレスとかあまり来ないんですが、一つひとつの食材が普通に美味しくて、出汁のきいた醤油とあいまって最高ですね。

11/9 5:13

夢庵から秩父鉄道の秩父駅方向に10分ほど歩いて、本日のお宿、マンガ喫茶の自遊空間秩父中央店へ。ブックオフの建物の2階です。明日は出発の時間に余裕があるので、カラオケの部屋で多少歌おうかと思ったら、カラオケは2名以上じゃないとだめだそうです（泣

撮影機器：

LUMIX DMC-FX35 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

toyhobby

アクセスが悪くてなかなかいけない両神山。
バスの乗り継ぎの情報をネットから探すのにはかなり苦労しました。
自宅からは電車とバスの乗り継ぎで、登山口まで約6時間弱（汗。

バスの時間の制約もかかるので、時間に追われる山行となりました。
コース自体は変化に富んでいて、日帰りで標高差1,100mを登り下りするので
なかなか歩き応えがありました。

信仰の山ということで、神社や石像が複数ありました。
最初は沢の音を聞きながらの谷間を歩き。
登山道と沢が何度も交差して、
多少コースがわかりにくくなる場所もあるものの、
ピンクのテープで登山道の目印がたくさんつけられているので、
よく辺りを見渡せば、道に迷うことはありません。
途中、弘法之井戸で冷たくておいしい水が補給できます。
かつては営業小屋だった清滝小屋は、今は非難小屋として開放されています。
トイレもあり、炊事場やベンチもあります。
小屋の裏手には、かつて修行の場として使われていたという
厳かな清滝がみられます。
清滝から上は残念ながらガスで景色が全然見えませんでした。
両神神社本社の前後から山頂付近までは鎖場が複数あります。
狭い山頂の岩に登ると周囲の景色がよく見渡せそうです。
本日は、ガスで何も見えなかったですが・・・。
山頂はこの時期でも多少葉が色づいていて、きれいでした。

今回通った表参道コース以外に、途中で分岐・合流する七滝沢コースも
あります。
難コースのような上に天候悪くてコースが見えずらいこと、
コースタイムが表参道コースの倍かかるようなので、今回は避けました。

山頂付近に咲くヤシオツツジの見ごろは5月上旬とのことなので、
次回、来る機会があるとしたら、その時期がいいですね。

下山後は、西武秩父駅から隣の横瀬駅に移動し武甲温泉にて汗を流しました。
その後、西武秩父駅に戻り、夢庵で夕食。
その後徒歩で本日の宿、自遊空間秩父中央店へ。