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Yamareco

記録ID: 5273112
全員に公開
雪山ハイキング
氷ノ山

もうモフモフではなかったけど上はまだ白かった氷ノ山

2023年03月15日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:55
距離
18.4km
登り
1,034m
下り
1,025m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:32
休憩
0:24
合計
9:56
6:58
7
スタート地点
7:05
7:05
104
8:49
8:51
134
11:05
11:06
26
11:32
11:34
52
12:26
12:42
21
13:03
13:04
29
13:33
13:33
4
13:37
13:37
89
15:06
15:08
106
16:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前の週に東山に行った時はまだ路肩の雪から溶け出した水が朝方凍っている所もあった29号線もさすがにそういう所は無くなっていたが、まだ路肩の雪が全て無くなったわけではないので特に朝早く通る場合はやはりもうしばらくスタッドレスが安心。
コース状況/
危険箇所等
普通にみんなの歩く道を歩くなら危険というような所は無い。
ただし、県境尾根はなだらかに広く長く、テープ類も少ないので踏み跡を見失うと右往左往する羽目になるので注意。
また、1073の木から東に派生している尾根は人も通っているし最低限のテープもあるが、最後尾根末端はどこに下りてくるのか自分はそこまで行かずに手前で無理矢理下りてしまったので分からなかった。
29号線から登山口の標識の小さい橋を入ったところの路側に駐車させてもらったが、ここに駐めていいのかどうかは不明。
奥のお店は現在休業中とのことだったが、横を通ると車が一台出て行くところだったが、ちょっと距離があって会釈するしか出来ず駐めていいかどうか聞きそびれた。
2023年03月15日 06:59撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 6:59
29号線から登山口の標識の小さい橋を入ったところの路側に駐車させてもらったが、ここに駐めていいのかどうかは不明。
奥のお店は現在休業中とのことだったが、横を通ると車が一台出て行くところだったが、ちょっと距離があって会釈するしか出来ず駐めていいかどうか聞きそびれた。
ここがお店の柵の一番奥で正確にはここからが林道なのか。
もう固まったデブリのような雪が溜まっていて、まだ当分車で上の駐車地へは無理。
2023年03月15日 07:04撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 7:04
ここがお店の柵の一番奥で正確にはここからが林道なのか。
もう固まったデブリのような雪が溜まっていて、まだ当分車で上の駐車地へは無理。
雪はよく締まってつぼ足でも歩きやすかったが、陽が差してきて表面が溶けて足が少し後ろに滑る感じになってきたし、そもそもこれ使いたくて来てるのでこれだけ雪残ってれば大丈夫とスノーシュー装着。
2023年03月15日 07:53撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 7:53
雪はよく締まってつぼ足でも歩きやすかったが、陽が差してきて表面が溶けて足が少し後ろに滑る感じになってきたし、そもそもこれ使いたくて来てるのでこれだけ雪残ってれば大丈夫とスノーシュー装着。
ところが川の右岸から左岸に渡る橋を過ぎたあたりから雪はだんだん途切れだした。
2023年03月15日 07:58撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 7:58
ところが川の右岸から左岸に渡る橋を過ぎたあたりから雪はだんだん途切れだした。
もう半分以上地面が露出した中無理矢理スノーシューのまま歩き、そろそろこのあたりが長い林道をショートカットする場所だよなと左の崖を見回しながら歩き、この写真のちょうど陽が当たっているあたりからよじ登った。
2023年03月15日 08:07撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 8:07
もう半分以上地面が露出した中無理矢理スノーシューのまま歩き、そろそろこのあたりが長い林道をショートカットする場所だよなと左の崖を見回しながら歩き、この写真のちょうど陽が当たっているあたりからよじ登った。
しかし傾斜が急なところはもう雪も無く、こんなに急だったっけとびっくりするくらいだったが、下は腐葉土で柔らかく、スノーシューの前歯がしっかり食い込んでくれるので逆に上りやすかったが、最後一番急になるあたりはさすがにスノーシューでは小回りがきかず怖かったのをもう脱ぐことも出来ず無理矢理上ったが、もし滑ってたら止まりようが無かったから誰にでもお勧め出来るショートカットではない。
2023年03月15日 08:14撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 8:14
しかし傾斜が急なところはもう雪も無く、こんなに急だったっけとびっくりするくらいだったが、下は腐葉土で柔らかく、スノーシューの前歯がしっかり食い込んでくれるので逆に上りやすかったが、最後一番急になるあたりはさすがにスノーシューでは小回りがきかず怖かったのをもう脱ぐことも出来ず無理矢理上ったが、もし滑ってたら止まりようが無かったから誰にでもお勧め出来るショートカットではない。
ここに上り着いて見回したら、確かショートカットのテープが付いてるカーブミラーは写真左上にあり、どうも小尾根一本ズレたところを上ってしまったよう。
そのせいで急だったのか、向こうも同じくらいだったのかは定かではないが、少なくともどちらも雪が無い時に下るのは危なそう。
ちなみにここからも半分以上地面が出ていて出来るだけ残った雪を繋ぐように歩く。
2023年03月15日 08:25撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 8:25
ここに上り着いて見回したら、確かショートカットのテープが付いてるカーブミラーは写真左上にあり、どうも小尾根一本ズレたところを上ってしまったよう。
そのせいで急だったのか、向こうも同じくらいだったのかは定かではないが、少なくともどちらも雪が無い時に下るのは危なそう。
ちなみにここからも半分以上地面が出ていて出来るだけ残った雪を繋ぐように歩く。
無雪期の坂ノ谷コース駐車地に到着。
この手前から地面が消えて締まった雪たっぷりに。
トイレはもう全部出てるが、まだ鉄パイプで通れなくされてるので使えないよう。
2023年03月15日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 8:52
無雪期の坂ノ谷コース駐車地に到着。
この手前から地面が消えて締まった雪たっぷりに。
トイレはもう全部出てるが、まだ鉄パイプで通れなくされてるので使えないよう。
左がこの日予定の坂ノ谷コースで右が通ったこと無い殿下コースへの林道分岐。
スキー痕はどちらも同じくらいあるが踏み跡は左の方が多い。
2023年03月15日 08:53撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 8:53
左がこの日予定の坂ノ谷コースで右が通ったこと無い殿下コースへの林道分岐。
スキー痕はどちらも同じくらいあるが踏み跡は左の方が多い。
上りになる前に腹ごしらえしたくてこの手前にあった倒木に腰掛けて軽く飯。
その後この登山口からいよいよ山道に。
踏み跡はジグザグに通ってる作業林道を突き抜けて直登。
2023年03月15日 09:15撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 9:15
上りになる前に腹ごしらえしたくてこの手前にあった倒木に腰掛けて軽く飯。
その後この登山口からいよいよ山道に。
踏み跡はジグザグに通ってる作業林道を突き抜けて直登。
古そうな標識発見するも読めず。
2023年03月15日 09:34撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 9:34
古そうな標識発見するも読めず。
こちらははっきり読める。
山頂まで5.5キロとはまだ結構ある。
2023年03月15日 09:36撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 9:36
こちらははっきり読める。
山頂まで5.5キロとはまだ結構ある。
でかい木の根元にも標識。
他にもスキーツアー用と思われる番号看板も30番と28番を見つけた。
2023年03月15日 09:48撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 9:48
でかい木の根元にも標識。
他にもスキーツアー用と思われる番号看板も30番と28番を見つけた。
これが見たかった。
以前ここを下った時に東山に興味を持った光景。
その時は東山山頂は雪で三角錐型に真っ白。
とても印象的で登ってみずにはいられない光景だった。
そして先週も向こうからこちらを見ていた。
その東山もこうして見るともう山頂付近もベッタリ真っ白ではない。
今シーズンはもう終わりだなと感じる。
2023年03月15日 10:46撮影 by  iPhone 12, Apple
1
3/15 10:46
これが見たかった。
以前ここを下った時に東山に興味を持った光景。
その時は東山山頂は雪で三角錐型に真っ白。
とても印象的で登ってみずにはいられない光景だった。
そして先週も向こうからこちらを見ていた。
その東山もこうして見るともう山頂付近もベッタリ真っ白ではない。
今シーズンはもう終わりだなと感じる。
殿下コース分岐。
林道歩きが長くなりすぎで通ったことないけど興味はある。
また雪のシーズンになって機会があれば。
2023年03月15日 10:49撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 10:49
殿下コース分岐。
林道歩きが長くなりすぎで通ったことないけど興味はある。
また雪のシーズンになって機会があれば。
三ノ丸避難小屋から三ノ丸山頂を望む。
根開けというか小屋開けというか、小屋の周りはもう地面が出てる。
2023年03月15日 11:04撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:04
三ノ丸避難小屋から三ノ丸山頂を望む。
根開けというか小屋開けというか、小屋の周りはもう地面が出てる。
しっかり締まった雪がまだギリギリ薄く残ってる感じ。
2023年03月15日 11:06撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:06
しっかり締まった雪がまだギリギリ薄く残ってる感じ。
階段部分もだいぶ朽ちてきてるけど、他にも抜けた所でもあるんだろうか。
2023年03月15日 11:07撮影 by  iPhone 12, Apple
1
3/15 11:07
階段部分もだいぶ朽ちてきてるけど、他にも抜けた所でもあるんだろうか。
南から登ると結構長くなるので氷ノ山山頂まで行くかどうかずっと迷いながら来たが、ここまで思ったより早く来れたので一気に行くことに。
2023年03月15日 11:07撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:07
南から登ると結構長くなるので氷ノ山山頂まで行くかどうかずっと迷いながら来たが、ここまで思ったより早く来れたので一気に行くことに。
今日はまだ自分だけの三ノ丸から下りてきたトレース。
2023年03月15日 11:20撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:20
今日はまだ自分だけの三ノ丸から下りてきたトレース。
積雪期はモンスターと化す門番の木達ももうまったく雪を纏っていない。
心なしか小さくも感じる。
2023年03月15日 11:22撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:22
積雪期はモンスターと化す門番の木達ももうまったく雪を纏っていない。
心なしか小さくも感じる。
迷いの森も雪が無くて一番下の牙のような枝が全部見える。
天気も良くて向こうが見えると小さい森と感じる。
2023年03月15日 11:36撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:36
迷いの森も雪が無くて一番下の牙のような枝が全部見える。
天気も良くて向こうが見えると小さい森と感じる。
最後の上りはまだ締まった雪ベッタリ。
2023年03月15日 11:55撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:55
最後の上りはまだ締まった雪ベッタリ。
ところが上り着くと山頂避難小屋周辺はもう雪も無い。
2023年03月15日 11:59撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:59
ところが上り着くと山頂避難小屋周辺はもう雪も無い。
この日は遠くは靄っていて、写真中央には大山が微かに写っているはずだが見えるかどうか。
2023年03月15日 11:59撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 11:59
この日は遠くは靄っていて、写真中央には大山が微かに写っているはずだが見えるかどうか。
とりあえずは来ましたよを1枚。
中には鳥取側ふれあいの里からという先着がお一人食べておられたようだが自分と入れ違いに出発された。
その後時間もちょうどいいので中で飯。
その間に小屋には立ち寄らずにお一人、同じく氷ノ山越からの方が通り過ぎて行かれた。
2023年03月15日 12:01撮影 by  iPhone 12, Apple
1
3/15 12:01
とりあえずは来ましたよを1枚。
中には鳥取側ふれあいの里からという先着がお一人食べておられたようだが自分と入れ違いに出発された。
その後時間もちょうどいいので中で飯。
その間に小屋には立ち寄らずにお一人、同じく氷ノ山越からの方が通り過ぎて行かれた。
食べ終え出発して少し下ってきた所の積雪期のトラバースルート。
先を行かれる山頂小屋には寄らずに行かれた方が写ってる。
その後追いついて少し話もさせてもらったが、この日お会いしたのはこのお二人だけで、どちらも鳥取側ふれあいの里からわかさスキー場への周回とのことだった。
2023年03月15日 12:51撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 12:51
食べ終え出発して少し下ってきた所の積雪期のトラバースルート。
先を行かれる山頂小屋には寄らずに行かれた方が写ってる。
その後追いついて少し話もさせてもらったが、この日お会いしたのはこのお二人だけで、どちらも鳥取側ふれあいの里からわかさスキー場への周回とのことだった。
三ノ丸避難小屋と少しわかさスキー場への周回を行った所のトイレ兼展望所が見える三ノ丸まで戻ってきた。
ここから避難小屋素通りでトイレ兼休憩所から南に下っていくが、まだまだ先は長いし最後の尾根は初めてなのであまり余裕は無い。
2023年03月15日 13:33撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 13:33
三ノ丸避難小屋と少しわかさスキー場への周回を行った所のトイレ兼展望所が見える三ノ丸まで戻ってきた。
ここから避難小屋素通りでトイレ兼休憩所から南に下っていくが、まだまだ先は長いし最後の尾根は初めてなのであまり余裕は無い。
トイレ兼展望所。
さすがにこの周回路はトレース沢山。
2023年03月15日 13:37撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 13:37
トイレ兼展望所。
さすがにこの周回路はトレース沢山。
先週東山から見た時まだベッタリ真っ白だった雪原。
正面ちょっと右に東山を目指すように下りていくが、この方角からだと三角錐というほどでもないしもう雪で真っ白でもない。
2023年03月15日 13:42撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 13:42
先週東山から見た時まだベッタリ真っ白だった雪原。
正面ちょっと右に東山を目指すように下りていくが、この方角からだと三角錐というほどでもないしもう雪で真っ白でもない。
ブナの疎林に入るあたりでテープと標識見つけるがもう消えてしまっていて読めず。
2023年03月15日 13:50撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 13:50
ブナの疎林に入るあたりでテープと標識見つけるがもう消えてしまっていて読めず。
もうだいぶ沈んでよく締まった雪の上にトレース痕ははっきり続く。
年末にまだ踏み跡も無いここを往復したが、その時自分がどこを通ったかまったく分からず。
2023年03月15日 14:01撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 14:01
もうだいぶ沈んでよく締まった雪の上にトレース痕ははっきり続く。
年末にまだ踏み跡も無いここを往復したが、その時自分がどこを通ったかまったく分からず。
しそう天空回廊とは誰が付けたかかっこいい名前。
ただこの尾根は長いし戸倉トンネルあたりの起点周辺も何も無い所で通る人もメジャールートに比べればだいぶ少ないと思われ、せっかくのかっこいい名前が勿体ない。
2023年03月15日 14:50撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 14:50
しそう天空回廊とは誰が付けたかかっこいい名前。
ただこの尾根は長いし戸倉トンネルあたりの起点周辺も何も無い所で通る人もメジャールートに比べればだいぶ少ないと思われ、せっかくのかっこいい名前が勿体ない。
ここからが今回の目玉。
以前逆方向に周回した時、戸倉トンネル側の駐車場に駐めて帰り坂ノ谷登山口からヤマメ茶屋に下りて戸倉トンネルまでの長い道路歩きに疲れたので、今回は坂ノ谷林道入り口に駐めた車のところまで道路歩かず尾根を下るべく、1073の木のところから支尾根に入る。
これは1074の木を通り過ぎて支尾根に入った所から撮ったが、もう陽は西に傾いてきてる。
2023年03月15日 15:09撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:09
ここからが今回の目玉。
以前逆方向に周回した時、戸倉トンネル側の駐車場に駐めて帰り坂ノ谷登山口からヤマメ茶屋に下りて戸倉トンネルまでの長い道路歩きに疲れたので、今回は坂ノ谷林道入り口に駐めた車のところまで道路歩かず尾根を下るべく、1073の木のところから支尾根に入る。
これは1074の木を通り過ぎて支尾根に入った所から撮ったが、もう陽は西に傾いてきてる。
おそらく雪がどこまで続いてるかで通りやすさが変わるなと思いながら歩いてたらあっという間に雪が途切れ途切れに。
なんとか繋がった所を探して渡っていく。
2023年03月15日 15:13撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:13
おそらく雪がどこまで続いてるかで通りやすさが変わるなと思いながら歩いてたらあっという間に雪が途切れ途切れに。
なんとか繋がった所を探して渡っていく。
初めて通る尾根だが踏み跡もある。
2023年03月15日 15:20撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:20
初めて通る尾根だが踏み跡もある。
ついにピンクテープまで出てきた。
2023年03月15日 15:22撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:22
ついにピンクテープまで出てきた。
だいぶ下ってきたはずと思ってたら日当たりの良い場所でまた雪が途切れ途切れに。
ここらあたりが潮時かとついにスノーシュー外す。
2023年03月15日 15:25撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:25
だいぶ下ってきたはずと思ってたら日当たりの良い場所でまた雪が途切れ途切れに。
ここらあたりが潮時かとついにスノーシュー外す。
結局まだまだ雪は続き、表面は締まってはいるが気温が高く中は腐っているようで2〜3歩に一回くらいの頻度で踏み抜いて歩きにくい。
もう夕方の上に尾根末端がどうなっているのか分からず、少しでも早くと思うが進まない。
2023年03月15日 15:32撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:32
結局まだまだ雪は続き、表面は締まってはいるが気温が高く中は腐っているようで2〜3歩に一回くらいの頻度で踏み抜いて歩きにくい。
もう夕方の上に尾根末端がどうなっているのか分からず、少しでも早くと思うが進まない。
ミニパオーンの木というか子パオーンの木というか。
ヒョイッと顔上げたらなんか見覚えのある形が目に入って思わず2度見。
大峰は稲村ヶ岳の表登山道にあるパオーンの木とそっくりのシルエットでびっくり。
2023年03月15日 15:45撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:45
ミニパオーンの木というか子パオーンの木というか。
ヒョイッと顔上げたらなんか見覚えのある形が目に入って思わず2度見。
大峰は稲村ヶ岳の表登山道にあるパオーンの木とそっくりのシルエットでびっくり。
ついに雪も途切れて歩きやすい尾根にテープまであるとごく普通の尾根道のよう。
2023年03月15日 15:52撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 15:52
ついに雪も途切れて歩きやすい尾根にテープまであるとごく普通の尾根道のよう。
この手前で右下斜面にピンテがたくさんあったがおそらく林業用かなと思いながら通り過ぎてきたらちょっと広い所にテープがあったので回りよく見回すと右下にもテープあり。
今度こそ道標に違いないので右下へ。
2023年03月15日 16:02撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:02
この手前で右下斜面にピンテがたくさんあったがおそらく林業用かなと思いながら通り過ぎてきたらちょっと広い所にテープがあったので回りよく見回すと右下にもテープあり。
今度こそ道標に違いないので右下へ。
ここがこの日の肝心要。
地理院地図検討したりグーグルマップの車載画像見たりした結果、おそらくこのあたりから車駐めたすぐそばの29号線に下りれるに違いないと踏んだからこの周回コースを計画した。
こうやって上から見れば夕日が斜めに差す斜面はなんか長閑でフカフカの落ち葉の上を木々に掴まりながら下りていけるよう。
2023年03月15日 16:19撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:19
ここがこの日の肝心要。
地理院地図検討したりグーグルマップの車載画像見たりした結果、おそらくこのあたりから車駐めたすぐそばの29号線に下りれるに違いないと踏んだからこの周回コースを計画した。
こうやって上から見れば夕日が斜めに差す斜面はなんか長閑でフカフカの落ち葉の上を木々に掴まりながら下りていけるよう。
ところがいったん下り出してみるとこれがとんでもない思い違いだった。
傾斜はどんどんきつくなる上に動物の踏み跡さえない落ち葉の堆積はどんなに踏み込んでもズルズルに滑り、木に掴まりながらも何もその間の2〜3メートルを下りるのに四苦八苦。
ダブルストックを125センチまで伸ばしてジグザグに一歩一歩踏みしめるように慎重に下りるが、途中ついに立ったままでは下りれなくなって腰を下ろして後ろ手を突きながら半分ずり落ちていく。
2023年03月15日 16:37撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:37
ところがいったん下り出してみるとこれがとんでもない思い違いだった。
傾斜はどんどんきつくなる上に動物の踏み跡さえない落ち葉の堆積はどんなに踏み込んでもズルズルに滑り、木に掴まりながらも何もその間の2〜3メートルを下りるのに四苦八苦。
ダブルストックを125センチまで伸ばしてジグザグに一歩一歩踏みしめるように慎重に下りるが、途中ついに立ったままでは下りれなくなって腰を下ろして後ろ手を突きながら半分ずり落ちていく。
気温が高い中もう体中に力が入ってそれまでかかなかった汗が頭からボタボタ。
目に入って痛くて開けていられないがそんなことにかまってる場合ではない。
地図上はほんのちょっとの距離にいったいどれだけかかったか分からないが、体中土と葉っぱで汚れ、目は痛くてシパシパしながら最後は緩くなってきた傾斜に残った雪にも助けられてなんとか立ち上がって下りていく。
2023年03月15日 16:45撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:45
気温が高い中もう体中に力が入ってそれまでかかなかった汗が頭からボタボタ。
目に入って痛くて開けていられないがそんなことにかまってる場合ではない。
地図上はほんのちょっとの距離にいったいどれだけかかったか分からないが、体中土と葉っぱで汚れ、目は痛くてシパシパしながら最後は緩くなってきた傾斜に残った雪にも助けられてなんとか立ち上がって下りていく。
飛び出した所は計画通り、林道が川を跨いでこの尾根側にあってしかもガードレールが無い場所。
グーグルマップの車載画像でここのガードレールが途切れているのを見てこれは下りてこれる傾斜なのではと思い込んだまさにその場所に出てこれたが、ロープ持って懸垂で下りるならともかく、ここは人が通るような場所ではなかった。
2023年03月15日 16:47撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:47
飛び出した所は計画通り、林道が川を跨いでこの尾根側にあってしかもガードレールが無い場所。
グーグルマップの車載画像でここのガードレールが途切れているのを見てこれは下りてこれる傾斜なのではと思い込んだまさにその場所に出てこれたが、ロープ持って懸垂で下りるならともかく、ここは人が通るような場所ではなかった。
下りてきた29号線を少し行くと車を駐めた氷ノ山登山口。
真ん中に待っている車が見える。
この日は結構歩いた上に最後の最後で力使い果たしてしまったので紅茶入れて残った菓子パン食べてから帰宅。
2023年03月15日 16:52撮影 by  iPhone 12, Apple
3/15 16:52
下りてきた29号線を少し行くと車を駐めた氷ノ山登山口。
真ん中に待っている車が見える。
この日は結構歩いた上に最後の最後で力使い果たしてしまったので紅茶入れて残った菓子パン食べてから帰宅。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

もうスノーシューの季節も終わりかな、終わりかな、と思いながら諦めきれず。
それというのも前の週に東山から見た氷ノ山、特に三ノ丸周辺がまだ真っ白だったから。
あれからも暖かい日が続き、だいぶ不安ではあったけど、三ノ丸周辺を歩くために南側から、何度か歩いた新戸倉トンネルからではなく初めて東山に気が付いた坂ノ谷コースからはどうだろうかと行きたい気持ちが強くなってくる。
ここは林道歩きが長いのでしばらく敬遠してたけど、地図をよくよく見ると県境尾根の1073の木のところから東に派生してる尾根を辿ると上手く周回出来るかもと気が付いてしばらく研究。
地理院地図とグーグルマップの車載画像レイヤーを見れば見るほどなんとか下りれそうな気がしてきたので行ってしまいました。
結果、もうモフモフな所は無かったけど、今シーズン最後かもしれないスノーシューを十分楽しめました。
雪の状態はよく締まっており、短いコースならハマるのも楽しむとしてチェーンアイゼンだけでも十分歩ける感じ。
ただ今回はハマっていては時間がかかりすぎるロングコースだし、雪のある所に傾斜のきつい所も無いのでサクサク歩くためにも全てスノーシューで通しました。
そういう目で見ればもう一回くらいは雪を歩けるかもしれないけど、この高温続きで一週間後では雪が腐ってしまって楽しくはないかもしれず、そう考えると今回行っておいたのは良い判断だったと思います。
ただ最後が悪かった。
今回の周回コースを決断した、最後尾根から29号線に下りてくる所は下りれるだろうという判断。
これがとんでもなかった。
ロープで懸垂下降出来る人にとっては超簡単と思う。
逆にいえばそれだけストレートな急傾斜。
雪が溶けたばかりで下は泥濘み、その上に動物さえ通った跡の無い落ち葉の堆積。
とても人間が立って歩いて下りれるような所ではなかった。
地理院地図には細かい地形までは現れないから鵜呑みにしてはいけないと大峰のバリエーション歩きで肝に銘じていたはずなのに。
どこか氷ノ山は嫋やかな山という頭があったのかも。
今一度肝に銘じ直さなければならないと反省しました。

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