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Yamareco

記録ID: 5282539
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

One team! 麦草岳

2023年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:19
距離
8.7km
登り
1,386m
下り
1,382m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:57
合計
7:18
6:56
4
7:40
7:47
154
11:54
12:22
28
13:49
13:57
15
14:14
ゴール地点
天候 北アルプスに少し雲が掛かりかけた以外、麦草からの眺望、抜群な一日。
前日、南岸低気圧の影響。大雪予報だった長野県。標高2,000mくらいからだったろうか、積雪は膝上くらいに。意外だったのは、南岸低気圧の雪なのにサラサラ。粉雪。余計に登るステップが厳しい。
気温は、氷点下5〜10°程度。西側斜面だけにピークよりも登坂区間がより低い印象。記憶では標高2,400mあたりの避難小屋あたりが低かったかなぁ。
風は終日、無風。どんなに気温が下がっていても、これじゃ夏用長Tとハードシェルだけで暑いくらい。(いつものことだけれど、お天気な山行は有り難い)
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道19号線を入って15分弱の山道。駐車場直下は少しだけの雪。ノーマルでも何とかなるレベル。
コース状況/
危険箇所等
危険だと感じさせる箇所は、無かったかなぁ。ただ、件の新雪で都度のルーファイ。雪庇踏み抜きの心配はそれほどないが用心に越したこと無し。駒石をどう回り込むか、みんなで相談。登りの右回り。後ろからGPS現在位置と、夏道、ぼっち🦍さんの一週間前トレース見ながら、ワイのワイのと。
その他周辺情報 少し離れるが信州そば「一竹」。下山が優に14時を回っており、お昼時間帯は入店待ち覚悟のこのお店も、空いていた。

一竹
0264-46-2277
長野県木曽郡木曽町三岳8960-1
https://tabelog.com/nagano/A2007/A200701/20001950/
福島Bコース登山口。夏、上松Aへの下山ルート!と考えていたか、、今日の処はサクッとピストン。ソロでなくても5時間、12時下山と、皮算用。
2023年03月19日 06:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 6:55
福島Bコース登山口。夏、上松Aへの下山ルート!と考えていたか、、今日の処はサクッとピストン。ソロでなくても5時間、12時下山と、皮算用。
駐車場は、朝6:50ごろで5台程度。そのうち、僕たちのパーティーが2台。この少なさが、体力勝負と一体感に繋がるなんて、全く予想だにせず。
2023年03月19日 06:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 6:55
駐車場は、朝6:50ごろで5台程度。そのうち、僕たちのパーティーが2台。この少なさが、体力勝負と一体感に繋がるなんて、全く予想だにせず。
既に、御嶽が光っている。
2023年03月19日 07:00撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 7:00
既に、御嶽が光っている。
30分余の作業道をちゃっちゃと終わらせると、みんなレコしている渡渉。なので写メしなきゃ。雪解け前が為か、水量ほどほど。心配すること無し。
2023年03月19日 07:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 7:37
30分余の作業道をちゃっちゃと終わらせると、みんなレコしている渡渉。なので写メしなきゃ。雪解け前が為か、水量ほどほど。心配すること無し。
倖ノ川渡渉点を超えると、素敵にガンガン登り坂が標高2,000mくらいまで続く。楽しいぞっ。当然、ハードシェルは早々にザックに挟んで、夏用長T姿。冷んやり感が心地いい。
2023年03月19日 07:56撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 7:56
倖ノ川渡渉点を超えると、素敵にガンガン登り坂が標高2,000mくらいまで続く。楽しいぞっ。当然、ハードシェルは早々にザックに挟んで、夏用長T姿。冷んやり感が心地いい。
レコチェックで注目の4.5号目。確かに4号目がいつだったか忘れてしまうほど。そして、存在が確認できなかった5号目。
この辺りまであまり気に止めていたかった雪。知らぬ間にだんだんと深くなっていた。そうと感じずガシガシ登れたのは、今日一番出発の方の途方もないルート付けをして頂いていた男性のお陰。まだこの事実を知らず。
2023年03月19日 08:26撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 8:26
レコチェックで注目の4.5号目。確かに4号目がいつだったか忘れてしまうほど。そして、存在が確認できなかった5号目。
この辺りまであまり気に止めていたかった雪。知らぬ間にだんだんと深くなっていた。そうと感じずガシガシ登れたのは、今日一番出発の方の途方もないルート付けをして頂いていた男性のお陰。まだこの事実を知らず。
標高1,900mくらい。御嶽への眺望(再)。
2023年03月19日 08:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
3/19 8:40
標高1,900mくらい。御嶽への眺望(再)。
標高1,950m。写メじゃ豆粒ほど。でもしっかりと穂槍。
2023年03月19日 08:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 8:52
標高1,950m。写メじゃ豆粒ほど。でもしっかりと穂槍。
避難小屋手前あたり、少し離れ登っていたその先で、ワイワイと人の超えるが重なる。朝5:30出発の「カメラの男性」と、彼に続くスノーシュー(?、ワカン)の男性が、只管ルートを作っていてくれた。避難小屋で「ここからは皆んな一緒に!」の誰からともない声。
だが、いつもゲイターを付けず、こんな雪量と想いもしなかった。ハードシェルパンツをザックから出そうと、ひとりだけ小屋にIN。関西からソロ女性の方と少しの間、山談義。
2023年03月19日 10:24撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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3/19 10:24
避難小屋手前あたり、少し離れ登っていたその先で、ワイワイと人の超えるが重なる。朝5:30出発の「カメラの男性」と、彼に続くスノーシュー(?、ワカン)の男性が、只管ルートを作っていてくれた。避難小屋で「ここからは皆んな一緒に!」の誰からともない声。
だが、いつもゲイターを付けず、こんな雪量と想いもしなかった。ハードシェルパンツをザックから出そうと、ひとりだけ小屋にIN。関西からソロ女性の方と少しの間、山談義。
さっ、復帰します!と、小屋から出た。あれー、誰もいない。声すら聞こえない。ヤバい。追いつかんと!

t)本当に団体行動できないから困る。今日はone teamなのに。
2023年03月19日 10:26撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 10:26
さっ、復帰します!と、小屋から出た。あれー、誰もいない。声すら聞こえない。ヤバい。追いつかんと!

t)本当に団体行動できないから困る。今日はone teamなのに。
ワッセワッセと作って貰ったステップを登るが、新雪が故、スピード上がらず。漸く先頭に追いついたのは小屋から30分後。相方、ガッシガッシとトレース作りの図。

t)もう少し右まで撮ってほしかった。
ノートレース感がわからん。
2023年03月19日 10:57撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
3/19 10:57
ワッセワッセと作って貰ったステップを登るが、新雪が故、スピード上がらず。漸く先頭に追いついたのは小屋から30分後。相方、ガッシガッシとトレース作りの図。

t)もう少し右まで撮ってほしかった。
ノートレース感がわからん。
ちょっとだけ、ラッセル。雪を掻き分けるだけ。ステップは後ろの人に作ってもらおっと。標高2,600m超えてるから、ここまで作って頂いた皆さまに多謝。
2023年03月19日 11:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/19 11:18
ちょっとだけ、ラッセル。雪を掻き分けるだけ。ステップは後ろの人に作ってもらおっと。標高2,600m超えてるから、ここまで作って頂いた皆さまに多謝。
おっ、木曽駒の隣りに宝剣も見えてきた。いいなぁ。こー見ると、中央アルプスも結構深い。
2023年03月19日 11:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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3/19 11:40
おっ、木曽駒の隣りに宝剣も見えてきた。いいなぁ。こー見ると、中央アルプスも結構深い。
ここまでほぼ同じペースで上がった二人パーティーと相方のビクトリーポーズ。
2023年03月19日 11:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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3/19 11:53
ここまでほぼ同じペースで上がった二人パーティーと相方のビクトリーポーズ。
漸くデッかいカメラをザックから取り出して。まずは35mm側で。ほぼほぼ、眼前に映っている感じ。やっぱり木曽駒は、木曽側からが綺麗だと思ふ。
2023年03月19日 12:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:05
漸くデッかいカメラをザックから取り出して。まずは35mm側で。ほぼほぼ、眼前に映っている感じ。やっぱり木曽駒は、木曽側からが綺麗だと思ふ。
16mmで同じ方向。空気感はこんな感じ。右側、遠くは仙丈だろうか。
2023年03月19日 12:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
1
3/19 12:05
16mmで同じ方向。空気感はこんな感じ。右側、遠くは仙丈だろうか。
頂上標に張り付くエビの尻尾。ここに至る木々にも霧氷。暖かな陽射しに風も無い。うたた寝したくなる天上。でも、標高2,700m超える世界なんだなぁ。北アルプス、後立も一望。あっ、乗鞍が入らなかった。
2023年03月19日 12:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:05
頂上標に張り付くエビの尻尾。ここに至る木々にも霧氷。暖かな陽射しに風も無い。うたた寝したくなる天上。でも、標高2,700m超える世界なんだなぁ。北アルプス、後立も一望。あっ、乗鞍が入らなかった。
35mmで入らなかった乗鞍は御嶽と一緒に。御嶽は裾野が綺麗。
2023年03月19日 12:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:05
35mmで入らなかった乗鞍は御嶽と一緒に。御嶽は裾野が綺麗。
気を取り直し、乗鞍と穂槍。つい最近、あの辺りに登っていた。
2023年03月19日 12:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:05
気を取り直し、乗鞍と穂槍。つい最近、あの辺りに登っていた。
相方、後ろ姿でのご要望。
2023年03月19日 12:07撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:07
相方、後ろ姿でのご要望。
前の立ち姿、こうらしい。
2023年03月19日 12:07撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:07
前の立ち姿、こうらしい。
少し出て来た雲がいい。やはり山には雲が必要だよな。
2023年03月19日 12:07撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:07
少し出て来た雲がいい。やはり山には雲が必要だよな。
御嶽、北アルプスをバックに。
2023年03月19日 12:08撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:08
御嶽、北アルプスをバックに。
んっ、御嶽が隠れてる。
2023年03月19日 12:09撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:09
んっ、御嶽が隠れてる。
ご一緒頂いたお二人組のお一人と。

t)お山登る力も走る力も、私より強いけどかなり近くて意気投合しました
2023年03月19日 12:10撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:10
ご一緒頂いたお二人組のお一人と。

t)お山登る力も走る力も、私より強いけどかなり近くて意気投合しました
更にもう一枚。
2023年03月19日 12:10撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:10
更にもう一枚。
エビの尻尾は意外に長かった。乗鞍を隠して御嶽に迫りそう。
2023年03月19日 12:11撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:11
エビの尻尾は意外に長かった。乗鞍を隠して御嶽に迫りそう。
後半のラッセル&ステップ作りの主人公の彼。オイラは、時々少しだけ入れ替わり、ルーファイでわちゃわちゃ。登頂の第一陣、10名余。みんな同じタイミングでピーク。握手にハイタッチ。こんなに素敵な登山は初めて。
2023年03月19日 12:29撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
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3/19 12:29
後半のラッセル&ステップ作りの主人公の彼。オイラは、時々少しだけ入れ替わり、ルーファイでわちゃわちゃ。登頂の第一陣、10名余。みんな同じタイミングでピーク。握手にハイタッチ。こんなに素敵な登山は初めて。

装備

MYアイテム
ゲスト
重量:-kg
個人装備
長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ

感想

初めて会った人たちばかり。ワンチームになる。

南岸低気圧の雪は想像以上。低気温でパウダー。
5時半出立。ルート半分以上作ってくれた男性。
「今日はみんな一緒に登らなきゃ」と避難小屋。

急勾配ステップを作り続けた同時刻出発の男性。
彼をワイワイみんなでサポート。ピークへ向う。
10名余、同タイミングで登頂。初めての体験。

【photos】
https://photos.app.goo.gl/FrUmu1Hazkk31o9E8



今シーズン気になりすぎてる麦草岳。
土曜の降雪で雪質upの期待いっぱいで行ってきた。
踏み抜くと股まで埋まります。でも雪質サイコーです。雪の量はびっくりです。
みんなでラッセルしてルーファイして、10人弱みんなで登頂。
途中までラッセルしてくれた方々、途中から頑張った私たち、お互い称え合って握手してまさにone team。こんな経験なかなかできない。
2人組とは下山もご一緒してもらって本当に楽しい時間でした。

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