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Yamareco

記録ID: 528776
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月12日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.7km
登り
1,375m
下り
1,362m

コースタイム

1日目
山行
4:04
休憩
0:26
合計
4:30
7:50
42
8:32
8:32
66
9:38
9:38
66
11:55
12:05
15
2日目
山行
4:15
休憩
0:48
合計
5:03
6:20
17
6:37
6:49
26
7:15
7:30
2
山宝岩
7:32
7:32
40
8:12
8:12
35
8:47
8:47
32
9:19
9:28
27
9:55
10:07
76
11:23
毛木平
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
カロッツェリアのカーナビでは「毛木平駐車場」が出てこなかったので、川上村役場からはGoogle mapを利用。7:30時点で既に満車の状態でした。
コース状況/
危険箇所等
西回りのコース(滑滝・信濃川水源地側)は増水時には気をつけた方が良いと思います。
山頂から東回りのコースでは、大山直下に鎖場がありますが、それほど危険ではありません。
その他周辺情報 甲武信小屋はテント1張り500円+1人500円、水は1リットル50円。
十文字小屋のトイレは200円とちょっと高いですが、とても清潔。
気持ち良い「遊歩道」です。
2014年10月11日 07:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 7:50
気持ち良い「遊歩道」です。
マルバダケブキの残骸。
2014年10月11日 08:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 8:03
マルバダケブキの残骸。
2014年10月11日 08:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 8:09
慰霊碑。大昔の山津波の犠牲者を祀っています。
2014年10月11日 08:32撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 8:32
慰霊碑。大昔の山津波の犠牲者を祀っています。
登山口近くは紅葉も楽しめました。
2014年10月11日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/11 8:42
登山口近くは紅葉も楽しめました。
水の流れが美しいですね。
2014年10月11日 08:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/11 8:57
水の流れが美しいですね。
高原っぽい風景と
2014年10月11日 08:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 8:57
高原っぽい風景と
奥秩父らしい深い森の風景が同居しています。
2014年10月11日 09:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 9:22
奥秩父らしい深い森の風景が同居しています。
苔生した石の間を流れる水。美しい。
2014年10月11日 09:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 9:24
苔生した石の間を流れる水。美しい。
スローシャッターで撮ってみた。
2014年10月11日 09:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
10/11 9:28
スローシャッターで撮ってみた。
2014年10月11日 09:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 9:36
滑滝に到着。ウォータースライダーみたい。
2014年10月11日 09:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/11 9:39
滑滝に到着。ウォータースライダーみたい。
森が深くなってきました。
2014年10月11日 09:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 9:58
森が深くなってきました。
木漏れ日が気持ち良い。
2014年10月11日 10:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/11 10:09
木漏れ日が気持ち良い。
絵になるカラマツ。
2014年10月11日 10:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/11 10:22
絵になるカラマツ。
源流までもう少しなのに、結構な水量です。
2014年10月11日 10:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 10:29
源流までもう少しなのに、結構な水量です。
到着!
調べたところ、長野県域214kmは千曲川、新潟県域153kmが信濃川と呼ばれているそうです。
2014年10月11日 10:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/11 10:44
到着!
調べたところ、長野県域214kmは千曲川、新潟県域153kmが信濃川と呼ばれているそうです。
信濃川はここから湧き出てきています。
2014年10月11日 10:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/11 10:45
信濃川はここから湧き出てきています。
奥秩父主脈縦走路と合流。ここまでの登りがキツかった。
2014年10月11日 11:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 11:22
奥秩父主脈縦走路と合流。ここまでの登りがキツかった。
山頂には結構な人がいますね。
2014年10月11日 11:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 11:38
山頂には結構な人がいますね。
あと少し!
2014年10月11日 11:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/11 11:50
あと少し!
山頂標識。逆行で写りが今ひとつ。
2014年10月11日 11:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/11 11:55
山頂標識。逆行で写りが今ひとつ。
山頂より八ヶ岳方面。
2014年10月11日 11:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 11:52
山頂より八ヶ岳方面。
カラマツが黄色く色付いています。
2014年10月11日 11:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 11:59
カラマツが黄色く色付いています。
奥の方に北岳らしき姿も。
2014年10月11日 11:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 11:59
奥の方に北岳らしき姿も。
そして富士山。
2014年10月11日 12:07撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/11 12:07
そして富士山。
本日のお宿。一年ぶりに張りました。
2014年10月11日 15:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/11 15:19
本日のお宿。一年ぶりに張りました。
夕方の山頂。風が強くて日没までいられませんでした。
2014年10月11日 16:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/11 16:22
夕方の山頂。風が強くて日没までいられませんでした。
テント場から東の空を仰いで。
2014年10月12日 05:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 5:45
テント場から東の空を仰いで。
さて出発。何故か鯉のぼり(笑)
2014年10月12日 06:21撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/12 6:21
さて出発。何故か鯉のぼり(笑)
富士山と雲海。山頂手前より。
2014年10月12日 06:33撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/12 6:33
富士山と雲海。山頂手前より。
三角点は山頂から少し甲武信小屋に進んだところにあります。
2014年10月12日 06:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 6:36
三角点は山頂から少し甲武信小屋に進んだところにあります。
雲海の向こうは浅間山?
2014年10月12日 06:37撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 6:37
雲海の向こうは浅間山?
金峰山の奥に南アルプス。
2014年10月12日 06:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/12 6:38
金峰山の奥に南アルプス。
もう一度富士山。
2014年10月12日 06:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
10/12 6:38
もう一度富士山。
八ヶ岳方面。やっぱり朝は空気が澄んでいますね。
2014年10月12日 06:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 6:45
八ヶ岳方面。やっぱり朝は空気が澄んでいますね。
さて下山開始。
2014年10月12日 06:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 6:51
さて下山開始。
深い森ですが、朝陽が差し込んで気持ち良い。
2014年10月12日 06:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 6:57
深い森ですが、朝陽が差し込んで気持ち良い。
立ち枯れた樹もかっこいい。
2014年10月12日 07:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 7:12
立ち枯れた樹もかっこいい。
この標識を見落とさずに!絶景が待っています。
2014年10月12日 07:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 7:15
この標識を見落とさずに!絶景が待っています。
甲武信ヶ岳の奥に富士山。相似形です。
2014年10月12日 07:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 7:17
甲武信ヶ岳の奥に富士山。相似形です。
雲取山方面。
2014年10月12日 07:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
10/12 7:17
雲取山方面。
八ヶ岳。
2014年10月12日 07:18撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 7:18
八ヶ岳。
山宝岩?三宝石?のてっぺん部分。
2014年10月12日 07:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
10/12 7:19
山宝岩?三宝石?のてっぺん部分。
三宝山の三角点。
2014年10月12日 07:32撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 7:32
三宝山の三角点。
軽快な足取りで進んでいますが、この後すぐに転びます。
2014年10月12日 07:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 7:44
軽快な足取りで進んでいますが、この後すぐに転びます。
尻岩。なんかスゴいことになっています。
2014年10月12日 08:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:12
尻岩。なんかスゴいことになっています。
尻岩を正面から。樹の生命力がスゴいのか、ここにこんな岩があることがスゴいのか。
2014年10月12日 08:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 8:12
尻岩を正面から。樹の生命力がスゴいのか、ここにこんな岩があることがスゴいのか。
ここを登るんですか?
2014年10月12日 08:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 8:38
ここを登るんですか?
絶景!秩父・奥多摩方面。
2014年10月12日 08:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 8:40
絶景!秩父・奥多摩方面。
来し方を振り返って。
2014年10月12日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:42
来し方を振り返って。
あれが武信白岩山ですな。登れたら絶景が広がるんだろうな。
2014年10月12日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:42
あれが武信白岩山ですな。登れたら絶景が広がるんだろうな。
うーん、素晴らしい景色。
2014年10月12日 08:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/12 8:42
うーん、素晴らしい景色。
武信白岩山を真下から。
2014年10月12日 08:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:45
武信白岩山を真下から。
青い空、白い雲、カラマツの黄色。
2014年10月12日 08:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:58
青い空、白い雲、カラマツの黄色。
あれが甲武信ヶ岳かな?結構歩きました。
2014年10月12日 08:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 8:59
あれが甲武信ヶ岳かな?結構歩きました。
かっこいい岩。
2014年10月12日 09:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 9:08
かっこいい岩。
大山に到着。これは東の方向かな?
2014年10月12日 09:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 9:20
大山に到着。これは東の方向かな?
歩いてきた方向を振り返って。
2014年10月12日 09:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 9:22
歩いてきた方向を振り返って。
八ヶ岳。
2014年10月12日 09:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 9:22
八ヶ岳。
浅間山。
2014年10月12日 09:26撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 9:26
浅間山。
大山直下の鎖場。そんなに難易度は高くありません。
2014年10月12日 09:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 9:30
大山直下の鎖場。そんなに難易度は高くありません。
大山を境に、岩の種類が変わったような。
2014年10月12日 09:33撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 9:33
大山を境に、岩の種類が変わったような。
十文字小屋に到着。初夏には一面に石楠花が咲くんですね。鹿による食害防止のため、ネットが張ってありました。
2014年10月12日 09:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 9:56
十文字小屋に到着。初夏には一面に石楠花が咲くんですね。鹿による食害防止のため、ネットが張ってありました。
ゴールまでもう一息。
2014年10月12日 10:18撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 10:18
ゴールまでもう一息。
オットセイみたいな樹。
2014年10月12日 10:35撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 10:35
オットセイみたいな樹。
紅葉がきれいです。かなり下ってきました。
2014年10月12日 10:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 10:50
紅葉がきれいです。かなり下ってきました。
2014年10月12日 10:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 10:54
2014年10月12日 10:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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10/12 10:55
八丁坂の水場。冷たくて美味しかったです。
2014年10月12日 11:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:01
八丁坂の水場。冷たくて美味しかったです。
2014年10月12日 11:04撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:04
大と高原地図には「五里観音」とあるんですが・・・
2014年10月12日 11:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:08
大と高原地図には「五里観音」とあるんですが・・・
随分と無理がある樹。
2014年10月12日 11:10撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:10
随分と無理がある樹。
狭霧橋から上流方向を。
2014年10月12日 11:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:15
狭霧橋から上流方向を。
行きには気付かなかった、こんな石像が駐車場のすぐ近くに。
「元治元年 十文字嶺道標権現碑」とありました。
2014年10月12日 11:20撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
10/12 11:20
行きには気付かなかった、こんな石像が駐車場のすぐ近くに。
「元治元年 十文字嶺道標権現碑」とありました。
お疲れさまでした!
2014年10月12日 11:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
10/12 11:23
お疲れさまでした!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ
備考 日焼け止めを忘れました。帰路途中の温泉で鏡を見てびっくり。かなり日焼けしてしまいました。

感想

9月は仕事が忙しかったのに加えて腰を痛めてしまい、一つも山に登れず終い。

この連休は台風19号の行方をギリギリまで気にしていましたが、天気がもちそうということで、以前から行きたかった甲武信ヶ岳に登ってきました。
約1年ぶりのテント泊。昨年11月、雲取山に行った際に荷物の重さゆえか膝を痛めてしまったので、恐る恐るの山行です。

毛木平駐車場から滑滝を目指す道は少しだけ紅葉も残っていて、気持ちよく歩を進めます。水源から流れ出て間もない信濃川と苔生した深い緑を楽しみながら、ゆっくり高度を稼ぎます。普段、早足で歩く習慣がついているので、自分に「ゆっくり、ゆっくり」と言い聞かせました。
滑滝を通過し、信濃川水源地に到着。恥ずかしながら信濃川と千曲川が同じ川とはしりませんでした。地標が立っていなかったら「ここが?」という感じの場所ですが、日本一の大河の出発点なんですよね。
一休みしたら、山頂を目指します。ここから主脈縦走路に出るまでの登りがキツかった!小屋泊や日帰りに慣れている身にとって、テント泊装備の重さは厳しいものがあります。尾根に出たところで小休止して、呼吸を整えて頂上に向かいました。
山頂は台風が近づいているとは思えない穏やかな秋晴れで、富士山、金峰山、八ヶ岳、南アルプス、雲取山方面・・・とにかく絶景です。ここでお昼にしようと思っていましたが、想像以上の混雑なので、甲武信小屋で食べることにしました。
小屋に着くも「受付は14時から」の張り紙があり、誰もいません。自分の後に到着した方が「先にテント張っておいて構わないんですよ」と教えてくださったので、比較的良い場所を選んで設営。久々のテント、やっぱり良いですね。
昼食を済ませて念入りにストレッチをして、テントの中でゴロゴロした後、夕方に山頂に行ってみました。やはり風が強くなっていて寒かったですが、綺麗な夕景を楽しむことが出来ました。

翌日は6時出発を目標に起床して朝食を済ませましたが、フライシートを上手く畳めず、思いがけず時間をくってしまいました。10/12の朝、甲武信小屋のテント場で手際悪く徹営作業をしていたのは自分です・・・
ご来光を楽しんだ人が多かったのか、7時前の山頂は数名しかいない状態でパノラマを満喫。そして三宝山・十文字峠経由で下山を開始します。東側を進むコースなので樹々の間から朝陽が差し込み、何とも気持ちよい山歩きです。
三宝山の手前に「山宝岩(山と高原地図では「三宝石」)の標示があったので進んでみると、岩場から西に開ける絶景ポイントに出ました。甲武信ヶ岳越しに富士山を見ることができて、おすすめの撮影地です。
埼玉県最高地点を通過して軽快に進んでいると、調子に乗った罰なのか、木の根に足を取られて素っ転んでしまいました。幸い、手のひらに擦り傷が出来ただけで済みましたが、やはり重い荷物を背負っている訳で、慎重に歩かないとダメですね。
大迫力の尻岩を過ぎると、キツい登りに転じます。ここから大山までは、コースガイドに書かれている通り、登りと下りを繰り返す、精神的にしんどい道程でした。でも途中、秩父・奥多摩方面を望むことが出来る岩場が幾つかあって、写真を撮りながら一息つくことが出来ます。
大山は狭い山頂ながら、四方に展望が開けています。ここからは八ヶ岳、秩父の山々に加えて、どっしり構える浅間山も良く見えました。景色を楽しんだら、鎖場を下りて十文字峠を目指します。この先は登り返しはほぼなくひたすら下りますが、下りの方が膝への負担は大きいので、慎重に足の置く場所を考えながら進みます。
十文字小屋でトイレをお借りし、ラストスパートに備えてストレッチをして、毛木平へ向かいます。最初ちょっとだけ登りますが、あとは延々下ります。途中、傾斜が急なのか、疲れで踏ん張れなくなっているのか、何度か足を滑らせそうになりながら、それでも綺麗な紅葉に励まされるようにしてゴールまで進みました。

気持ちのよい秋晴れの二日間、最後まで膝ももってくれて、とても良い登山になりました。11月初旬の連休も、またテントを担いでどこかに登ろう、と思わせてくれる山行でした。

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ハイキング 奥秩父 [日帰り]
毛木平から甲武信ヶ岳、十文字峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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