記録ID: 5298303
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
静原-寺谷東尾根→天ヶ岳→鎌峠-静原 京都北山 古道版
2023年03月22日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:58
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 863m
- 下り
- 846m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:20
距離 11.7km
登り 876m
下り 870m
9:09
10分
静原御旅町バス停 京都市左京区
9:19
9分
寺谷登山口 京都一周トレイル北山36道標東方
9:28
9:46
77分
水源小屋
11:03
35分
救助標識KS-5 表道出合
11:38
24分
鞍馬分岐(静原分岐)
12:49
13:19
2分
送電鉄塔
13:21
6分
百井峠分岐
14:17
11分
鞍馬分岐(静原分岐)
14:28
7分
救助標識KS-10 裏道へ
14:35
102分
P540
16:17
8分
テレビアンテナ
16:25
4分
鎌峠登山口 孫田橋西方
16:29
静原学校前バス停 京都市左京区
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都バス 静原御旅町 (京都市左京区) 【帰り】 京都バス 静原学校前 (京都市左京区) お知らせ : バス停「静原学校前」は「静原大門口」に2023/3/27より名前が変わりました。静原小学校廃校に伴う物です。バス停名として「静原学校前」が出てくる場合は「静原大門口」に読み替えて下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
裏ルートと言うジャンルがないのでハイキングとしていますが、以下の説明の*印の区間は整備された山道ではありません。 お知らせ : バス停「静原学校前」は「静原大門口」に2023/3/27より名前が変わりました。静原小学校廃校に伴う物です。バス停名として「静原学校前」が出てくる場合は「静原大門口」に読み替えて下さい。 主要区間の所要時間 静原御旅町BS→天ヶ岳 195分 静原御旅町BS→鞍馬分岐 131分 静原御旅町BS→K5-5 96分 KS-5→鞍馬分岐 35 鞍馬分岐→天ヶ岳(上り) 64分 天ヶ岳↔送電鉄塔展望所 8分 天ヶ岳→静原学校前 182分 天ヶ岳→鞍馬分岐(下り) 50分 鞍馬分岐→静原学校前 132分 鞍馬分岐→KS-10 11分 KS-10→静原学校前 121分 *鞍馬分岐は『静原城址からの救助標識のあるルート』が『薬王坂から天ヶ岳へのメジャーなルート』と出合う地点(=静原分岐) 【静原の寺谷東尾根から救助標識KS-3】* 静原の藥師寺は寺谷川と支川の合流の股の部分にあった。1685年(貞享2年4月)清誉浄徳によって創建され、本山は浄土宗知恩院。山号は不明。廃寺年も不明。明治44年初版の愛宕郡村志には廃寺としての記述もなく、このかなり前に廃寺となっていた物と思う。往時の檀家は140人。境内は63坪。寺谷と言う地名は薬師寺に因む物と思う。 薬師寺跡付近の寺谷は山間に隠れたような地でありながら元々ある程度広い台地であったのか、第二次世界大戦中に工場の疎開予定地となった。寺跡も含めて整地後、建設に至る前に敗戦を迎えた。現在ここに数段になった広い台地があり、これが寺跡と造成地の合わさった物と思う。 寺谷から東側の尾根を上がり、救助標識KS-3で一旦救助標識のあるルートに合流するが、すぐに分かれて地理院地図のルートを辿り、救助標識KS-5で再び救助標識のルートに合流。後は救助標識のルートと、薬王坂から天ヶ岳へ行くメジャールートを辿った。 道はかっては林業に使われていた物の様に思うが、植林は放棄されて道も使われていないように見える。多少の倒木や道のあれはあるが、まあ普通に歩ける状態で、急速に荒廃が進む様ではない。 道迷い:今回の登りでは問題ない。下りであれば多少注意。 危険個所:なし。 【救助標識KS-10から静原鎌峠〜孫田橋】* 鎌峠は地名で、狩場谷と西又川の間の尾根。昔は字名にもなっていた。地名ではあるが、しかしこの尾根のどこかに鎌峠と言う峠があったのだろうと思う。どこか私は知らない。 1年ぶりで行ってみたら、一区間で倒木が増えていて、それに対応するマーキングを追加するのにたいそう時間がかかった。元のマーキングに従って進みつつ倒木対応を追加したが、たいして解決にはなっていない。要するに倒木をどないかしなあかんのや。しかし私ではどうにもならん。この作業でかなり時間がかかってしまった。普通に歩けば、倒木が増えていると言っても、もう少し所要時間は短いと思う。 倒木の出やすい箇所は尾根が広い。また、倒木は多いが道自体が流亡消失しそうにはないので、簡単に通行不能になるとは思っていないが、今後時間が経てばどうなるか分からない。 道迷い:注意が必要。詳細は写真コメント確認してね。 危険個所:なし。 【その他の区間】 表道又はメジャールート。 道迷い:通常の注意で問題ないはず。 危険個所:なし。 |
写真
09:14 京都一周トレイルの北山38道標から、道標の案内図に従って、静原神社の方向へ行く。
市原からバスに乗ると、均一運賃区間外なので、ここまでなら初乗運賃の170円。なのでケチな私はここで降りた。
!注意! 市原駅前からだと、市原駅前-市原間が均一運賃区間なので230円かかる。
市原からバスに乗ると、均一運賃区間外なので、ここまでなら初乗運賃の170円。なのでケチな私はここで降りた。
!注意! 市原駅前からだと、市原駅前-市原間が均一運賃区間なので230円かかる。
09:28〜09:46 自家水道の水源小屋。(ここで進路確認と尾根入口までのマーキング追加で18分かかった)
09:28 撮影 水源小屋。
静原の簡易水道が給水を開始したのは1999年6月15日。この小屋はそれまで個人で設置していた自家水道の水源小屋。この小屋からは太いパイプが出ているので、複数の世帯に給水していたと思う。
09:28 撮影 水源小屋。
静原の簡易水道が給水を開始したのは1999年6月15日。この小屋はそれまで個人で設置していた自家水道の水源小屋。この小屋からは太いパイプが出ているので、複数の世帯に給水していたと思う。
09:54 渡ったあと、(右寄りでなくても良いが)右寄りを進むならこんな道。
ここ、川の股が薬師寺跡だ。
この一帯が藥師寺跡を含む戦争中の隠し工場建設予定地。何段かのひな壇の造成地になっていたようだ。
ここ、川の股が薬師寺跡だ。
この一帯が藥師寺跡を含む戦争中の隠し工場建設予定地。何段かのひな壇の造成地になっていたようだ。
10:38 写真判り難いと思うが、左側の谷を写してる。谷は寺谷で、地理院地図の谷道があるはずだが、一昨年源頭部から調査したら倒木で埋まっていた。(通れないと断定している訳ではない。元気が余ってたら行ってみて。)
12:49〜13:19 送電鉄塔付近。
13:12 撮影 見渡すと、雑木の中にあちこち白い花を咲かせている木がある。送電鉄塔の周りには白い馬酔木が多いが、大きいのでタムシバに違いない。
13:12 撮影 見渡すと、雑木の中にあちこち白い花を咲かせている木がある。送電鉄塔の周りには白い馬酔木が多いが、大きいのでタムシバに違いない。
12:49〜13:19 送電鉄塔付近。
13:18 撮影 花数は少ないが、低い位置で咲いているタムシバを発見。
13:19 出発
13:26 天ヶ岳通過。
13:27 クダラコージ尾根分岐通過。
13:18 撮影 花数は少ないが、低い位置で咲いているタムシバを発見。
13:19 出発
13:26 天ヶ岳通過。
13:27 クダラコージ尾根分岐通過。
14:17 鞍馬分岐(静原分岐)から道標に表示のない道標の背後の尾根に登る。(来しなと同じ道)
静原の救助標識マップでは鞍馬分岐と書いてある。薬王坂天ヶ岳の道を歩く人は静原分岐と言うだろうな〜
静原の救助標識マップでは鞍馬分岐と書いてある。薬王坂天ヶ岳の道を歩く人は静原分岐と言うだろうな〜
15:11 この付近はピンクのリボンのマーキング。
なぜ、区間によりマーキング者が異なるのか。なぜ途中から現れたり消えたりするのか。どこかで違うルートが接続していて、そこから入って来たり出て行ったりしているのか。
なぜ、区間によりマーキング者が異なるのか。なぜ途中から現れたり消えたりするのか。どこかで違うルートが接続していて、そこから入って来たり出て行ったりしているのか。
16:17 昔のテレビアンテナ。もうじき下山。
この辺りに右側に下る溝があったはず。いつもは、溝に入るか、溝を過ぎて右側斜面を下っていた。それを忘れていたので、今日はこのまま尾根を下った。(一年でよく忘れる。)
この辺りに右側に下る溝があったはず。いつもは、溝に入るか、溝を過ぎて右側斜面を下っていた。それを忘れていたので、今日はこのまま尾根を下った。(一年でよく忘れる。)
16:23 尾根先端に出たのでここから降りる。
ここまで来てから思い出した。テレビアンテナを過ぎた辺りで、右に下る溝を辿るか、その後辺りで右斜面を下るかすると、緩い斜面に出て降り易いのだった。
ここまで来てから思い出した。テレビアンテナを過ぎた辺りで、右に下る溝を辿るか、その後辺りで右斜面を下るかすると、緩い斜面に出て降り易いのだった。
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
行動食(魚フライサンド/サラダサンド/コロッケ/茶)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛け
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