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Yamareco

記録ID: 5305308 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾

長沢背稜 縦走(三条の湯~雲取山~酉谷山~天目山-棒ノ折山~さわらびの湯)

情報量の目安: A
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日程 2023年03月25日(土) ~ 2023年03月26日(日)
メンバー
天候ずっと雨。2日目午前はやや強風&一時みぞれ。
気温はほぼ変わらない2日間だったので、時間帯というより標高によって以下のとおり。
▼標高/気温
2000m/0℃
1000m/5℃
200m/9℃
アクセス
利用交通機関
電車バス
▼行き
JRで奥多摩に移動して前泊。山行当日は、奥多摩駅始発(6:05)の西東京バス鴨沢西行きで鴨沢下車(出発前に最後のお手洗いに行きたくて鴨沢で下車してお祭り登山口まで車道を歩く)

▼帰り
「ノーラ名栗・さわらびの湯」バス停から飯能駅へ(45分くらい)
飯能から西武線で池袋へ
経路を調べる(Google Transit)
GPS
16:16
距離
49.8 km
登り
3,419 m
下り
3,716 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 0.6~0.7(とても速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち75%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

1日目
山行
6時間11分
休憩
55分
合計
7時間6分
S鴨沢バス停06:4406:54鴨沢西バス停06:5406:59所畑バス停06:5907:08お祭バス停07:0807:40片倉橋07:4108:10塩沢橋08:1109:02後山林道終点(青岩谷出合)09:0409:32三条の湯10:1612:40三条ダルミ12:4413:19雲取山避難小屋13:2013:23雲取山13:2813:51雲取山荘
2日目
山行
9時間23分
休憩
16分
合計
9時間39分
雲取山荘06:0806:18大ダワ06:1907:04芋ノ木ドッケ07:0607:21コヤセドノ頭(犬落ノ頭)07:2107:37桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)07:3807:58長沢山08:0008:08右谷ノクビレ(重松ヒラキ)08:0808:25水松山08:2508:40滝谷の峰ヘリポート08:4108:45滝谷の峰08:4509:13行福のタオ09:1309:35酉谷山09:3509:42酉谷峠09:4509:59坊主山10:0010:21七跳尾根分岐10:2210:39大栗山10:3910:45ハナド岩10:4710:53ハンギョウノ頭10:5311:09天目山11:1011:40棒坑尾根分岐11:4011:56仙元峠12:08蕎麦粒山12:1012:26桂谷ノ峰12:2612:34オハヤシの頭12:3512:5450号鉄塔-落合下降点12:5513:12山なし山13:1213:20クロモ山13:2113:51長尾丸山13:5114:13槙ノ尾山14:1314:28棒ノ嶺14:2914:38権次入峠14:3914:51岩茸石14:5215:06白地平15:0615:42棒ノ嶺登山口15:4315:50さわらびの湯バス停15:53ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
雨なので総じてぬかるみと木の根が厄介。
特に天目山以降、下りの傾斜が急でかなり難儀しました。

▼お祭登山口〜三条の湯
林道なので傘さしながら歩いていきました

▼三条の湯〜三条ダルミ
前半に何ヶ所か崩落までいかないまでも、道が狭く慎重に歩くべき場所あり。雨の影響もあって九十九折りに登る箇所で一度滑るとアリ地獄みたいにズルズルしそうな場所もあるので、雨天時は要注意。

▼三条ダルミ〜雲取山〜山荘
急登&急な下り。山頂から山荘までの道が存外長く、凍結した雪が残っていたので、念のためチェーンスパイク装着。ごく短いけど着けた方がいいですね。

▼雲取山荘〜芋ドッケ
雨によるぬかるみはあるが、雪も凍結もなし

▼芋ドッケ〜長沢背稜〜天目山(三ツドッケ)
雨でなければ概ね歩きやすいはず。ただし、長沢背稜は踏み跡・標識・ピンクテープが少ないので、いくつかとても迷いやすい場所あり。GPS(orアプリ)あった方が良い

▼天目山〜棒ノ折
これ逆から来る方がシンドイけど楽かも。雨でとにかく滑る滑る…

▼棒ノ折〜岩茸石〜さわらびの湯(名栗)
意外に傾斜がキツく、雨で最後までぬかるみと木の根に神経使いました。
その他周辺情報▼奥多摩前泊に便利
https://kiyokawa.okutama.town/

▼今回スルーしたけど良い山荘
https://tabayama.info/reserve/lodging/三条の湯/sanjonoyu_lodge.html

▼奥多摩定番の山荘
http://kumotorisansou.com

▼下山口にあるのありがたい
https://sawarabino-yu.jp
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図

写真

奥多摩始発のバスは鴨沢西行きですが、お手洗いに行きたかったので鴨沢で下車。お祭登山口まで2キロほど歩いて向かいます。
奥多摩始発のバスは鴨沢西行きですが、お手洗いに行きたかったので鴨沢で下車。お祭登山口まで2キロほど歩いて向かいます。
この右手がお祭登山口。この少し手前にバス停
この右手がお祭登山口。この少し手前にバス停
林道歩きなので傘さしながら
林道歩きなので傘さしながら
いくつか橋を渡ります
いくつか橋を渡ります
けっこう落石してますね
けっこう落石してますね
沢もけっこう増水してます。奥多摩湖も水位上がりそう
沢もけっこう増水してます。奥多摩湖も水位上がりそう
2時間半ほどで林道から登山道へ
2時間半ほどで林道から登山道へ
ひたすら九十九折り
ひたすら九十九折り
登山道に入って30分ほどで三条の湯が見えてきました
登山道に入って30分ほどで三条の湯が見えてきました
朝ごはん少なめだったので雨宿りしながらおにぎり頬張ってリスタート
朝ごはん少なめだったので雨宿りしながらおにぎり頬張ってリスタート
三条の湯を出発してすぐ…このあたりズルズルに滑ります
三条の湯を出発してすぐ…このあたりズルズルに滑ります
雨でぬかるみも多い樹林帯
雨でぬかるみも多い樹林帯
ちょっと開けましたが霧の中
ちょっと開けましたが霧の中
大きな岩が出てきました
大きな岩が出てきました
三条の湯から2時間半…三条ダルミ到着
三条の湯から2時間半…三条ダルミ到着
雲取山への最後の急登。250mほど登ります
雲取山への最後の急登。250mほど登ります
1
もう一歩
もう一歩
1
1年ぶりの雲取山
1年ぶりの雲取山
誰もいない山頂は初めて
誰もいない山頂は初めて
2
雲取山荘へ
雲取山荘へ
距離はごく僅かですが雪が凍結。チェーンスパイク装着
距離はごく僅かですが雪が凍結。チェーンスパイク装着
着いたー…鴨沢バス停から三条の湯を大回りして7時間ほど。樹林帯長かったー
着いたー…鴨沢バス停から三条の湯を大回りして7時間ほど。樹林帯長かったー
1
2日目。まずは芋の木ドッケへ。風がゴォーゴォー
2日目。まずは芋の木ドッケへ。風がゴォーゴォー
芋ノ木ドッケ、1946m

長沢背稜縦走で最初のピーク。東京で2番目の高さ。分岐をミスって(去年もやらかした…道標が目線より高いんですよね、、)体力ロスしたものの、1時間ほどで到着
芋ノ木ドッケ、1946m

長沢背稜縦走で最初のピーク。東京で2番目の高さ。分岐をミスって(去年もやらかした…道標が目線より高いんですよね、、)体力ロスしたものの、1時間ほどで到着
1
長沢背稜は道迷いしやすい場所が多いので要注意
長沢背稜は道迷いしやすい場所が多いので要注意
コヤセドの頭、1820m
コヤセドの頭、1820m
やせ尾根もあるので慎重に。柱谷ノ頭あたり
やせ尾根もあるので慎重に。柱谷ノ頭あたり
長沢山、1738m

出発から2時間ほど
長沢山、1738m

出発から2時間ほど
2
水松山、1699m

「あららぎやま」だそうで。ちょっと分かりにくいピーク
水松山、1699m

「あららぎやま」だそうで。ちょっと分かりにくいピーク
1
山頂はこんな感じ
山頂はこんな感じ
滝谷の峰ヘリポート
滝谷の峰ヘリポート
酉谷山に向かう道はずっとこんな感じで稜線を巻いていきます
酉谷山に向かう道はずっとこんな感じで稜線を巻いていきます
酉谷山に向かう最後の急登
酉谷山に向かう最後の急登
酉谷山、1718m
酉谷山、1718m
2
ハナド岩付近。晴れてたら石尾根方面の眺望がきれいな場所
ハナド岩付近。晴れてたら石尾根方面の眺望がきれいな場所
天目山(三ツドッケ)山頂手前
天目山(三ツドッケ)山頂手前
天目山、1576m
天目山、1576m
2
蕎麦粒山、1473m

天目山からちょうど1時間
蕎麦粒山、1473m

天目山からちょうど1時間
1
蕎麦粒山から棒ノ折に向かう道は細かいアップダウンが多く、足に堪えます
蕎麦粒山から棒ノ折に向かう道は細かいアップダウンが多く、足に堪えます
このあたりはぬかるみも多い
このあたりはぬかるみも多い
長尾丸山、958m
長尾丸山、958m
棒ノ折、969m
棒ノ折、969m
2
権次入峠。ここからさわらびの湯まで、けっこうキツいくだりが続きます。北アルプスの太郎平から折立に向かう最後の樹林帯のくだりに似てる気がします
権次入峠。ここからさわらびの湯まで、けっこうキツいくだりが続きます。北アルプスの太郎平から折立に向かう最後の樹林帯のくだりに似てる気がします
下山!9時間半…長かったぁ
下山!9時間半…長かったぁ
2
さわらびの湯から見下ろすと入間川沿いに桜並木
さわらびの湯から見下ろすと入間川沿いに桜並木
1

感想/記録

キツかった…長沢背稜からの奥多摩北部のピークを欲張り縦走しましたが、やはりキツかった。

ただ、目的がアルプス縦走トレーニングだったので、悪天候も折り込んでウェアのテストにもなりました。

それと奥多摩の奥深さ・キツさを芯から味わうことができました。デジャブのように続く小ピーク、距離は短いけど傾斜のキツいアップダウン…決して楽をさせてくれませんね。

特に今回のルートは本当に最後まで楽な道が少なくて、、樹林帯だから天候悪いとなおのこと眺望ゼロでほぼ修行。ずっと雨で写真も少なめ…ですがその分、自分の体力・技術・経験・装備の課題も見えてきたので、数日は体力回復に努めて次回に活かます。
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