五竜岳（のんびりテン泊3日、撤退）

2023年03月28日(火) 〜 2023年03月30日(木)

• GPS: 20:04
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,802m
• 下り: 1,914m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:55

9:00 アルプス第1ペアリフト終点
9:03 9:03 地蔵の頭
11:26 11:28 小遠見山
12:10 12:23 中遠見山
13:55 大遠見山

2日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:44

5:22 大遠見山
6:29 6:35 西遠見山
8:38 8:39 白岳
8:42 8:42 遠見尾根分岐
8:46 9:02 五竜山荘
13:24 13:44 五竜山荘
13:44 13:48 遠見尾根分岐
13:54 13:54 白岳
15:07 15:14 西遠見山
16:06 大遠見山

3日目

• 山行: 3:09
• 休憩: 2:07
• 合計: 5:16

8:32 大遠見山
9:43 11:26 中遠見山
11:56 12:16 小遠見山
13:19 13:23 地蔵の頭
13:38 13:38 アルプス第1ペアリフト終点
13:48 白馬五竜アルプス平

天候

1日目：曇りのち晴れ
2日目：晴れ
3日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

道の駅白馬で休憩して、未明にエイブル五竜の第2駐車場に移動しました。道の駅白馬は、駐車場が狭いので混雑期の利用は難しそうです。休憩だけなら「サンサンパーク白馬」を利用した方が良いでしょう。

コース状況／危険箇所等

この時期にしては雪が少なく、気温が異常に高いので苦労しました。
山頂付近は、雪と岩のミックスでピッケルもアイゼンも効かず、結果的に山頂目前で敗退となってしまいました。
白岳までは雪庇が張り出し、大きくクラックが入っている所があるので、ルートファインディングは慎重にした方が良いでしょう。

その他周辺情報

スキー場の「龍神の湯」で入浴。ツアー客と被ってしまったので大混雑。
道の駅白馬で食事して、翌朝帰宅しました。

写真

3/28 8:13

五竜遠見駅。
登山用チケットは、駅の改札で買います。

3/28 8:45

リフトに乗り換えて、地蔵の頭へ。
紙チケットなので、お姉さんがおいでおいでしてくれます。

3/28 9:30

リフトを降りたところでスノシュー装着。地蔵の頭はトラバースします。

3/28 9:34

最初の急斜面を登り切ると、もう森林限界です。

3/28 9:36

ガスの中に突入。

3/28 10:03

結構急なアップダウンがあります

3/28 10:14

小遠見かと思ったら、、、

3/28 10:38

結構痩せてきました。

3/28 11:10

振り返ると、大きく雪庇が張り出しています。クワバラクワバラ

3/28 11:11

小遠見到着です。ガスは晴れません

3/28 11:54

鹿島槍北壁は見えず。カクネ里が見えます

3/28 11:54

中遠見の登り。スノシューで来たことを後悔し始めています

3/28 12:09

中遠見。テントサイトができていました

3/28 12:15

ガスガスの中、大遠見に向けて登り返しです

3/28 12:19

妙高方面はガスが切れています

3/28 12:29

一番高いところが大遠見？

3/28 12:38

小さなアップダウンが続きます

3/28 12:38

カクネ里が正面

3/28 13:01

大きなグランドクラック

3/28 13:57

立派な風除けの有るテントサイトがあったので、有り難く使わせて貰います。

3/28 14:10

五竜岳のガスが晴れません。
キレットだけ雲が切れっと、、、

3/28 14:10

鹿島槍のガスも晴れません

3/28 14:41

テントを張ってのんびりしていると

3/28 14:48

鹿島槍山頂は見えません

3/28 14:59

モンベルマークと武田菱

3/28 15:44

唐松岳も見えません

3/28 17:36

キレットに日が沈みます

3/28 17:37

日が沈むとガスが湧いてきました

3/29 5:18

夜間も冷え込まず、快適な一夜でした

3/29 5:18

この穏やかな天気が、敗退の一因になることを未だ理解していません

3/29 5:43

西遠見で日の出です

3/29 6:04

先は長い

3/29 6:04

今日はモルゲンなし

3/29 6:33

山頂付近のガスが気になります

3/29 6:33

西遠見ギャップまで降って登り返しです

3/29 6:37

結構降ります

3/29 6:43

白岳はデブリがあるので、トラバースはできません。
体力を削って、尾根通し進みます

3/29 7:22

鹿島槍南峰が見えてきました

3/29 7:22

白岳への登り。シュプールは、前日のスキーヤーのもの

3/29 8:13

ガスが湧いてきます

3/29 8:31

山頂が隠れてしまいます

3/29 8:31

遠見尾根を振り返ります

3/29 8:37

唐松岳方面

3/29 8:37

目指す五竜岳

3/29 8:38

黒部方面

3/29 8:43

五竜山荘

3/29 8:55

山頂へのルート。遠目には楽そうですが、、、

3/29 9:45

最初のピーク2658mは、巻きます

3/29 10:19

雪が少ない上に気温が高いので歩きにくいです

3/29 10:56

3/29 11:08

唐松岳方面。長野側がガスに覆われてきました

3/29 11:08

キレット方面

3/29 11:09

尾根通しもトラバースも厳しいです

3/29 11:30

このナイフリッジが超えられず、敗退

3/29 11:53

五竜山荘が小さく見えます

3/29 11:54

撤退を決めた割に余裕こいてます

3/29 13:02

五竜山荘目指して慎重に降ります

3/29 14:28

白岳からの下り

3/29 14:38

西遠見ギャップ

3/29 14:38

山頂はガスに覆われます

3/29 14:48

トレースの位置が微妙です

3/29 15:10

キャンプ地が見えてきました

3/29 18:16

登れなかった五竜岳。夕焼けは無し

3/30 5:41

鹿島槍北壁モルゲン

3/30 5:42

五竜岳モルゲン

3/30 5:44

最終日の日の出。右に四阿山と浅間山

3/30 5:44

妙高方面

3/30 5:44

唐松岳

3/30 8:25

撤収してノンビリ降ります

3/30 8:38

アイゼンかスノシューか迷うところですが、取り敢えずスノシューで降ります

3/30 9:06

中遠見の登り返し

3/30 9:19

痩せているところは、スノシューだと気を使います

3/30 9:54

中遠見で大休止。写真撮ったりしながら、2時間位グズグズしてました。
それだけ暖かいということです、、、

3/30 10:17

おかげで、いろんな方とお話しできました。
お付き合いくださった方、ありがとうございました。

3/30 10:21

中遠見まで来ると、爺ヶ岳が正面に見えます

3/30 10:21

♪五竜よさ〜ら〜ば〜
分かる人いませんよね？

3/30 10:21

白馬三山

3/30 10:21

妙高方面。秋に行きたいな、、、

3/30 11:58

小遠見到着です。
ここでスノシューからアイゼンに履き替え

3/30 12:42

傾斜が急で雪が緩過ぎて、スノシューでは難しいと判断しました

3/30 13:00

スキー場が見えてきました。
この急坂を降れば生還できます

3/30 13:16

ビーコンチェッカーです

3/30 13:36

地蔵平到着です

3/30 13:43

スキーヤーに注意しながら、ゲレンデの端を歩きます

撮影機器：

AQUOS sense3 basic SHV48 au シャープ

感想

shiro108

積雪期に鹿島槍東尾根〜五竜岳縦走の経験があったので「五竜岳ピストンなら今でも出来る」と思い込んでいました。しかし、気力、体力、技術は大幅に落ちていました。良くなったのは、装備だけです。頂上直前でこのことに気づき撤退しました。とにかく、他人に迷惑をかけずに自力で下山できただけで良かったと思いすが、またひとつ撤退記録が増えてしまいました。