冠雪の後立山を見に●越中駒ヶ岳＆僧ヶ岳●climb27

2014年10月18日(土) [日帰り]

• GPS: 11:34
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,305m
• 下り: 1,307m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:42

6:08 スタート地点
8:36 8:37 僧ヶ岳
9:39 9:42 越中駒ヶ岳
10:43 10:44 僧ヶ岳
12:50 ゴール地点

天候

真っ青な快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宇奈月温泉に向かいます。
富山地方鉄道宇奈月温泉駅の手前を右折（僧ヶ岳登山口の看板が2箇所に有り）して僧ヶ岳林道に入ります。

しばらく車を走らせると、スキー場やリフトが見えてきて標高600mまで広場に、高さ21mの平和の像（観音像）が出てきます。そこから更に走らせると、ヘアピンカーブが見えてきて拓けた展望地があるので、そこに車を停めました。20台位は駐車出来そうです。駐車場には、慰霊碑もあります。

進入禁止の林道を5分位進むと左手に僧ヶ岳第三登山口（標高1043m）が見えます。最初から梯子スタートなのですぐ分かります。

コース状況／危険箇所等

●僧ヶ岳第三登山口〜烏帽子尾根合流地点
梯子の後、短い九十九で高度を上げますが、すぐ尾根に沿ってに緩やかになっていきます。難所には、必ずロープが垂れているので多少の注意が必要です。急登部分が少なく、また道幅も広くて快適に歩けます。落葉で道が隠れておりスリップし易いです。

●合流地点〜前僧ヶ岳
合流地点から少しずつ急になっていきますが、直登箇所から急登になり木製梯子などで整備されており問題無く歩けます。落葉や熊笹で滑り易い箇所あります。

●前僧ヶ岳〜僧ヶ岳
一旦高度を落として仏ヶ平に出ます。ここは、風衝地帯（風の通り道にて高木が育たない）で、この日もやはり風が強かったです。7月ニッコウキスゲ、8月シモツケソウで埋まるそうだ。
ここから、僧ヶ岳山頂へは、あと600mなのでもう一息です。

●僧ヶ岳〜越中駒ヶ岳
僧ヶ岳山頂からは、分厚い腐葉土のクッションが効いた登山道を下ります。右手に毛勝山が見えてくる。1750mで最低鞍部となってそこから登りとなります。途中、細尾根がありますが、慎重に進めば問題無いと思います。駒ヶ岳手前に岩場があって固定ロープが張られている箇所は注意が必要です。
全体的に刈払いが済んでいて歩きやすかったです。
途中でお逢いした登山者に聞いたところ、8月に来たときは刈払がしてなく、藪漕ぎをして途中で断念したと仰られていました。
山頂の後ろに展望地点があるのでそこで撮影しました。

写真

10/18 6:12

駐車場にある展望図

10/18 6:10

五竜＆鹿島槍

10/18 6:09

白馬鑓〜唐松

10/18 6:12

ここから僧ヶ岳第三登山口を目指す

10/18 6:16

5分で登山口に到着。
のっけから梯子登場

10/18 6:21

こんな感じの緩やかな登山道を歩く。

10/18 6:37

この辺で1100mまだ紅葉は見頃だ。

10/18 7:21

途中、黒部川扇状地帯。
富山湾も見える

10/18 7:34

ここは、1400m位だが、まだ見頃のエリアもある。

10/18 7:39

分岐点。
右から合流するのが、烏帽子尾根。

10/18 7:42

途中の池塘の奥に綺麗な紅葉が。

10/18 7:52

前僧ヶ岳に向かう直登。
なかなかきつかった。
2週間前なら紅葉のトンネルを潜れたはずだ。

10/18 7:55

木製梯子。
要所要所の整備が行き届いている。

10/18 8:00

途中の水たまりには、氷が…

10/18 8:01

ようやく僧ヶ岳が見えてきたか。

10/18 8:08

富山湾を写す。
この日は、能登半島先端まで見渡せた。

10/18 8:12

前僧ヶ岳山頂到着。

10/18 8:13

白山も見える。

10/18 8:14

本日のターゲット、僧ヶ岳＆越中駒ヶ岳が見えた！

10/18 8:18

仏ヶ原に到着する。

10/18 8:31

少し登ったところから、振り返って仏ヶ原を見る。

10/18 8:32

宇奈月ダム

10/18 8:33

もうすぐ山頂か？

10/18 8:40

まずは、僧ヶ岳GET！
このまま駒ヶ岳を目指す。

10/18 8:40

分岐点。
右へ行くと、東谷ルート

10/18 8:49

このような場所にもロープが付いている。
随所に安全装置が行き届いている。

10/18 8:49

振り返って僧ヶ岳。

10/18 9:00

駒ヶ岳までが遠く感じた。

10/18 9:17

左）北駒ヶ岳

10/18 9:20

北駒ヶ岳GET！

10/18 9:23

北駒から見る越中駒ヶ岳。

10/18 9:47

無事ピークハント。

10/18 9:48

誰もいないのでセルフで撮影。

10/18 9:49

左）唐松、右）五竜

10/18 9:50

山頂から白馬〜白馬鑓。

10/18 9:50

不帰〜唐松

10/18 9:50

雪倉岳

10/18 9:51

朝日岳

10/18 9:51

剱岳北方稜線

10/18 9:51

毛勝山。
奥には、剱岳。

10/18 9:51

剱岳の奥には、針の木岳？　烏帽子岳か？

10/18 10:03

下山開始

10/18 10:05

僧ヶ岳が遠く感じる

10/18 10:11

この岩場だけが危険に感じた。

10/18 10:16

立岩

10/18 10:35

僧ヶ岳への稜線

10/18 10:57

僧ヶ岳に帰還

10/18 10:58

振り返って越中駒ヶ岳。

10/18 10:58

僧ヶ岳から後立山。

10/18 10:59

毛勝山

10/18 11:05

仏ヶ原を写す

10/18 11:10

仏ヶ原から僧ヶ岳方面

10/18 11:14

本日の昼食は、カップ麺を忘れて、いなり寿司のみ。

10/18 11:19

仏ヶ原から前僧ヶ岳。

10/18 12:47

無事下山する。

10/18 11:51

紅葉の綺麗な場所もあった。

10/18 12:04

途中の池塘には、黄金色に写る落葉が

10/18 12:48

林道から宇奈月温泉。

10/18 12:51

駐車場から後立山。
お疲れ様でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ40 パナソニック

感想

terachan

vottiさんと, lynx1218さんのレコを見て僧ヶ岳＆越中駒ヶ岳にトライする。
このルートは、黒部市のホームページを見ると、林道は通行止めと書いてあるが、実際は、普通に上まで上がれるようなのでアタックしました。
当初は、1280mスタートの烏帽子尾根からスタートを予定してましたが、標高1000m位が紅葉の見頃だったので、ハイキングを含めてあえて下からスタートしました。

マイナー感の強い山だと思っていましたが、本日は30名くらいの方と擦れ違いました。登山道の整備とロケーションの素晴らしさを考えても、もっとたくさんの方が登られても良いと感じます。

ここ最近の富山の低山では、一番良い印象を受けました。
毛勝・後立山・剱岳　等の北アルプスと、富山湾を見渡せる展望。
そして僧ヶ岳〜駒ヶ岳の稜線。
どれをとっても一級品です。
是非皆様にお勧めしたい山です。

今回は、冠雪した後立山を見る事が出来ました。
駒ヶ岳にも積雪があり、冬の到来を感じます。北アルプスの高山に登れないのは、残念ですが、低山でも楽しめる山を探して登ります。
来年は、紅葉ピーク期を狙って再訪したいですね。

コメント

らう坊

もしかしてだけど♪
terachan さん　こんにちは
駒からの風景すごかったですね。
もしかしてだけど北駒手前あたりでへばったオヤジを見かけませんでした?
すこしお話もして頂いたような・・・
駒に行かれるのは読んでいたのでもしやお会いできるかもと思ってはいたのですが、ふがいないことに足が攣ってしまい本人確認を取る余裕がありませんでした。
駒ヶ岳いい山でしたね、探せば近場にいい山がたくさんあるんですね。
また、どこかでへばってるオヤジを見つけたら是非お声をｗ
お疲れ様でした。

terachan

Re: もしかしてだけど♪
raubou 様
こんばんは。
北駒ヶ岳手前でお話しさせて頂いたのは、良く覚えてますよ。
山頂からの景観が良かっただけに頑張ってもらいたいと思っていました。

この日は、天候に恵まれていたので僕的には、夢の世界でした
富山には、近場に良い山がたくさんある事を痛感した山行でした。
前回は、２年前の奥大日近くで擦れ違いましたね。
次回こそはマッタリ会話出来る事を願っています。
またお会いできることを願っています。
本当にお疲れ様でした。

fiddlerzen

ちょっとした訂正です。
terachan さん、こんにちは。記録で言及されている者です。
僧ヶ岳から駒ケ岳までの刈払いの件ですが自分がトライしたのは昨年の８月３日です。
そのときは僧ヶ岳から少し下っただけで藪のため直ぐに断念しました。
なので登山道の刈払いはその日以降のいつかの時点でなされたと思います。
またどこかの山でお会いできればと思います。

terachan

Re: ちょっとした訂正です。
fiddlerzen さん　
こんにちは。
先日は、お疲れ様でした。
藪漕ぎの件は、昨年の事でしたか？
すみません、てっきり今年の事と思っていました。

確かに僧ヶ岳山頂→駒ヶ岳に向かう下りは、フカフカで笹藪感が強かったですね。
またどこかの山でお逢いできるのを楽しみにしております。