【不動岳】白沢〜東尾根

2023年04月01日(土) 〜 2023年04月02日(日)

• GPS: 19:41
• 距離: 42.1km
• 登り: 3,857m
• 下り: 3,865m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 2:07
• 合計: 10:55

距離 20.3km 登り 1,761m 下り 1,256m

4:55 寸又峡温泉バス停
4:59 沢口山(日向山コース)登山口
5:08 飛竜橋
5:10 尾崎坂展望台
5:45 千頭ダム
7:14 寸又橋
7:33 7:40 諸沢山南尾根取付き
7:51 逆河内営林署宿舎1
8:28 10:29 無想吊橋
15:51 宿泊地

2日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:51

距離 21.8km 登り 2,123m 下り 2,619m

6:00 宿泊地
9:11 10:00 不動岳
13:48 天地のコル
14:41 14:48 天地第一吊橋
15:15 15:16 千頭ダム
15:40 15:41 尾崎坂展望台
15:43 飛竜橋
15:49 寸又峡温泉
15:50 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
15:51 15:52 寸又峡温泉バス停
15:52 ゴール地点

天候

◎1日目→晴れのち小雨

◎2日目→晴れのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

◎寸又峡温泉から千頭ダムまで自転車

コース状況／危険箇所等

◎白沢〜不動岳東尾根
前回の山行を踏まえ、恐らく道が有るだろうと思った尾根。
出だしの岩小屋から急登になりますが、予想通り道跡がありました。この道を辿って白沢右岸尾根1100mに合流。
以後は更に明瞭な道になり小屋跡を通過して東尾根1551に合流。
東尾根については記録が多いので割愛。

◎下降路
今回は歩いたことのなかった1186から南に伸びる尾根を上西河内へ下り、対岸の尾根で天地のコルへ登り返しました。
結果的に登り下り共に上西河内から50mほどは非常にスリリングでロープを出しました。
標高差だけを見ればこのルートが最短となりますが、危険を伴いスピードが上がらないので不動岳末端まで下り出合から802のコルへ登り返した方が賢明です。
次回、誰かを案内する事があるならそうします。

◎天地のコル〜天地吊橋
とりあたまさんが設置してくれたトラバース道のトラロープが数カ所切れていました。（可能な限り結び直しました。）
慣れた方なら通過可能ですが、落ちると寸又川まで止まらないのでご注意ください。

写真

4/1 4:59

カモシカさん、行ってきます！

4/1 5:43

いつも通り自転車で千頭ダムへ

4/1 5:53

1時間で到着。

4/1 6:21

日向林道を歩き始める？

4/1 7:56

源平崩れ。名水は今日も出ていました。

4/1 8:19

無想吊橋へ降りましょう。

4/1 8:28

皆さん初めて見たようで目を輝かせみていました。

4/1 9:09

今シーズン初の釣り！
イワナばかりだったけど釣れると嬉しい。

4/1 10:27

逆河内を渡渉して尾根に取り付きます。

4/1 10:30

下から見た無想吊橋。

4/1 10:47

吊橋と同じレベルに行くにはザレザレの斜面をよじ登ります。

4/1 11:39

白沢1100m付近の連瀑帯。最後の滝が登れなかった。

4/1 12:32

とりあえず乾杯！

4/1 13:17

天ぷら用にアマゴの皮を引きます。

4/1 13:25

やっぱりイワナの刺身は美味い！

4/1 14:08

ビールのつまみにポテトフライ。

4/1 14:14

今回は調味料を少し凝ってみました。

4/1 14:14

直ぐに無くなりました。

4/1 15:09

肉各種！

4/1 15:25

ビール各種

4/1 16:14

少し小高い砂地でまあまあ良い幕営地でした。

4/1 16:32

アマゴの天ぷら。めっちゃ美味い！

4/1 16:35

実家で栽培してるタラの芽も天ぷらで。間違いない！

4/1 16:55

舞茸。

4/1 17:10

鹿肉ステーキ

4/1 17:14

よく焼きすると硬くなるのでレアが美味い！

4/1 18:22

夜になって星が出てきました。明日も晴れると良いけど、、、

4/1 18:28

まだまだ揚げ物は続きます！鳥の唐揚げ。

4/1 18:30

今回は食材を全て食べ切りました！完璧。

4/2 6:10

翌朝。
岩小屋が目立つ尾根に乗ります。基部には石積みもありました。

4/2 6:25

急斜面ですが道が残っているので全然楽。

4/2 6:54

白沢右岸尾根に乗りました。
ここからは2週間前に歩いているので安心。

4/2 7:02

小屋跡。

4/2 7:04

熊檻もありました。

4/2 7:33

良い天気です。

4/2 7:34

1551で不動岳東尾根に乗りました。

4/2 8:14

あとは歩いたことのある道なので安心。

4/2 8:15

恐らくこの辺りの笹藪で付いたのだと思いますが、天地ノコル付近でふ脹脛に痛みが走ったので見てみると、、、マダニが手足をバタバタさせ皮膚を突き破って肉に侵入しようとしてました。
なかなか取れなかったけどayukaさんが引っこ抜いてくれました。
実はマダニ初めてでした。

4/2 8:50

2週前より雪が激減してる。

4/2 8:56

2060m付近の展望地。
やっぱ深南部はいいねー

4/2 8:59

ここだけ立ち枯れ。

4/2 9:14

不動岳山頂に到着！

4/2 9:14

南側の展望。

4/2 9:19

北側の展望。ここからの眺めが好きなので休憩。

4/2 9:20

2週間後に歩く辺りも観察。

4/2 11:00

1551に戻ってきました。

4/2 11:45

アカヤシオが咲いてました！
今年は早いですね〜

4/2 11:52

1188から上西河内へ下ります。

4/2 11:59

ここにも小屋跡。

4/2 12:29

急斜面を下って上西河内に降りてきました。
写真真ん中の小さな淵に魚が泳いでました。

4/2 12:41

対岸の取り付き点。
ここを登るの？ってくらいの急斜面。写真右の木にマーキング有り。

4/2 12:46

ここは落ちられないので先に登ってロープを垂らします。

4/2 13:03

古いマーキング。
よほど慣れた方以外はやめたほうがいい。

4/2 13:16

この尾根にもアカヤシオが咲いてました。

4/2 14:17

吊橋へのトラバース道。
とりあえずの補修はしたけどザレから石が直撃すれば直ぐに切れるでしょう。

4/2 14:32

全て張ってくれたとりあたまさんに感謝ですね。

4/2 14:47

吊橋を渡って安全圏へ。

4/2 15:06

ダムに戻ってきました。

4/2 15:15

さぁ、帰りましょう！

感想

kaikairei

逆河内で今シーズン初の釣り山行！
当初はareaさんも一緒に4人で一泊の予定でしたが日帰りでの参加となりました。
こんな奥地まで日帰りでご一緒していただき、更には猪肉・鹿肉の差し入れまで本当に感謝です！

◎1日目
いつも通り、寸又峡→千頭ダム→日向林道→無想吊橋→逆河内へ。ここまで3時間半。慣れたものですが危険箇所は相変わらずあるので気は抜けません。

10時過ぎまで釣りをして（数匹釣ったけど竿を折ってしまった。泣）幕営地の白沢へ。
前回見た時、だだっ広い河原のイメージでしたが、それは滝上だったようです。
それでも幕営適地を見つけ、タープを張ってお昼前からまったりタイム。。。キャンプに来たかのようです。笑笑
13:30がareaさんの下山リミット。見送るのは寂し買ったけど、またゆっくりご一緒しましょう。
私は翌日デカザックで行き詰まるのは困るので下見へ。予想通り道があり一安心。
下山すると雨が降ってきましたが、煙が見えたので女性陣は焚火を開始している模様。
小雨もお構いなしで焚火を前に天ぷら（アマゴ、タラの芽、野菜）・鹿肉ステーキ、唐揚げを食べながら宴は続きました。
女性陣は完全にアルコール不足だったようです笑笑

◎2日目
4時半に起きて6時スタート。
崩れる予報もあった天候も早朝は雲一つない晴天！雨スタートも想定していたので嬉しかった。

昨日下見しておいた尾根を登り、快適な道を進むと東尾根に1551で合流。
ここに不用な荷物をデポしてアタックザックで不動岳へ。
途中に笹藪は笹藪がありますが大した藪では無いのでロスも少なく快晴の不動岳へ。
yamabitoさんは初の不動岳なので喜んでいました。
山頂から見える景色は西〜南側になり、北側のアルプスは見えません。
北尾根をほんの少し下ると立ち枯れの疎林になるので、そこまで行くと大展望が楽しめます。
不動岳に来た方は是非ほんの少しだけ足を伸ばしてください。
ゆっくり休憩しているといつの間にか雲が湧き青空が少なくなってきました。
やはり予報通り崩れるようですねー。

ピストンで1551まで戻り東尾根を下ります。
今回はヤマレコでも歩かれている1188から北に伸びる尾根を使ってみましたが、ここは下り、登り返しの登り共に悪いですねー。
しっかり記録を見なかったですが、下山後調べてみると皆さん苦労していました。
次回歩く事があるのであれば違うコースにすることでしょう。
天地のコルから吊橋へのトラバースもザレ沢を横切る場所は悪い所が多かったです。
こちらも急斜面になりますが直登する方が安全かもしれません。

1日目のゆるゆる山行から打って変わって２日目は刺激的な山行になり、上西河内付近の急斜面では落石など見ていて危ないシーンもありました。
後悔しない為にも隊列・距離・ライン取りなどメンバー内で危機意識の共有は徹底して言う必要があったと反省しています。

考える事はありましたが山行自体はとても充実して、沢を絡めた山行は改めて最高でした！
また今年も仲間と一緒にいっぱい楽しみます！