槇尾山／清水ノ滝の上流〜下ノ肩尾根

2023年04月05日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 854m
• 下り: 862m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:10

8:10 スタート地点
8:40 8:40 五ツ辻
9:20 9:20 清水の滝
11:20 11:20 三十丁山
11:30 11:30 千本杉峠
13:00 13:00 下ノ肩ノ頭
13:40 13:40 出合橋
14:10 14:10 船底
15:10 15:10 青少年の家
15:20 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き：槇尾山公園口まで、車で送ってもらう。
帰り：槇尾山公園口〜槙尾中学校前…オレンジバス
　　　槙尾中学校前〜和泉府中駅前…南海バス

コース状況／危険箇所等

開明の滝を巻くルートが、崩壊著しく危険。清水ノ滝までのゴルジュを巻くルートも、一般の方には余りおすすめできない。清水ノ滝の背後の崖をトラバースするルートも、かなり危ない。

写真

この日のルート：槇尾山公園口〜五ツ辻〜側川谷〜開明ノ滝〜清水ノ滝〜滝の上流〜三十丁山〜千本杉峠〜下ノ肩尾根〜下ノ肩の頭〜ワラビカス谷〜側川谷〜船底〜ケンメイ尾〜グリーンランド〜槇尾山公園口

4/5 10:44

五ツ辻から、直接、側川谷に下りるルートがある。目立たない踏み跡なので、見落としてしまいそうになるが。

4/5 10:46

ちょっとした秘密の尾根だが、新緑が美しく、所どころにツツジが咲いて気持ちがいい。

4/5 10:47

側川の対岸に見えるのは、千本杉峠から伸びる尾根の先端にあたる山並み。

4/5 10:47

4/5 10:48

ツツジ越しの新緑がまぶしい。

4/5 10:48

4/5 10:49

道の両側の木の幹につかまりながら下る。

4/5 11:01

側川谷に着地。

4/5 11:02

しばらく上流にさかのぼると、小さな滝に出会う。人智開明の滝だ。

4/5 11:03

滝つぼの前の地面に、一面のツバキの花が散り敷く。

4/5 11:03

開明の滝のさらに上流に、清水ノ滝がある。この滝をぐるりと巻いて、滝の上流へ向かう。

4/5 11:07

滝を巻いて行くルートが、かなり崩壊している。何とか這い上がったが、冷や冷やものだった。

4/5 11:10

開明ノ滝上流の渓谷。

4/5 11:16

ここを歩く時は、いつも緊張でのどが渇く(笑)。

4/5 11:16

2つのゴルジュを越えていく。

4/5 11:16

そのため、右岸の山にロープを設置したルートが切られている。

4/5 11:25

ようやく、清水ノ滝（きよずのたき）に着地。

4/5 11:25

落差40m、3段に分かれる滝は、2段目から上が、樹木に蔽われて見えない。

4/5 11:32

清水ノ滝を、対岸の山の斜面を這い上がり、左からぐるりと、高巻きに巻いて、清水ノ滝の落ち口の上に出るルートがある。

4/5 11:41

崖や急な斜面をトラバースする危険な道だ。

4/5 11:42

危険個所を通り過ぎ、下を見下ろす。

4/5 11:44

滝の右岸の崖に咲くツツジ。

4/5 11:46

清水ノ滝1段目の滝。対岸の崖の上に滝を見下ろす「滝見台」がある。

4/5 11:47

滝見台から、さらに上へ這い上がる・・

4/5 11:50

五ツから辻施福寺へ向かう尾根が見える。

4/5 11:50

清水ノ滝落ち口を、眼下に見下ろす崖の上に、古びた小さな社がある。

4/5 11:51

何が祭られているのか知らないが、頭上に生い茂る大木に守られるように、そこにある。

4/5 11:58

人を寄せつけない槇尾山の奥座敷、崖に囲まれた神秘的な雰囲気の清水ノ滝の上流部は、意外にも、なだらかで平坦な植林の谷が続く。

4/5 12:00

暗い植林に蔽われた谷を、静かに流れる渓流。

4/5 12:13

あの、緊張の連続する崖のトラバースの後に、ほっとするような平和な谷の遡行がつづく。

4/5 12:33

左岸の尾根のコルに這い上がる。

4/5 12:34

松の葉が散り敷く尾根だ。

4/5 12:34

コバノミツバツツジが咲き誇っている。

4/5 12:34

尾根の至るところにツツジ・・

4/5 12:35

4/5 12:36

4/5 12:36

4/5 12:38

静かな尾根道だ。

4/5 12:41

左手に、桧原越の稜線が見える。

4/5 12:45

4/5 12:49

4/5 12:50

ワラビカス谷対岸の尾根（下の肩尾根）が見える。

4/5 12:52

4/5 12:52

岸和田方面の山

4/5 12:55

ツツジ越しに見える山並み・・

4/5 12:56

4/5 13:02

松の木の多い、静かな尾根道・・

4/5 13:05

松葉の上に、ツツジの花が散っている・・

4/5 13:06

4/5 13:10

桧原越の稜線に這い上がる、最後の尾根の斜面に咲くスミレ・・

4/5 13:23

桧原越稜線の小さなピーク745mに出た。

4/5 13:27

ピークを下って、登山道を歩く。遠景は三国山の稜線。

4/5 13:28

4/5 13:28

ツツジの花の向こうは三国山

4/5 13:40

千本杉峠から、右へ下ると、下ノ肩の分岐に出る。ここからワラビカス谷と宮ノ谷へ下る道がある。

4/5 13:42

尾根を直進する。

4/5 13:44

風情のいい尾根だ・・

4/5 13:45

4/5 13:46

4/5 13:47

しばらく下ると、平坦な尾根に出る。

4/5 13:47

ここが気持ちがいい。

4/5 13:48

4/5 13:48

4/5 14:13

ツツジと新緑を眺めながら、ここで昼食休憩。

4/5 14:16

登ってきた尾根が見える。

4/5 14:17

松と新緑とツツジのプロムナードが続く。

4/5 14:18

4/5 14:18

4/5 14:20

後ろを振り返る・・

4/5 14:20

樹林越しに見える風景を眺めながら下る。

4/5 14:21

4/5 14:23

4/5 14:23

4/5 14:25

4/5 14:25

4/5 14:27

4/5 14:34

所どころにツバキの花。

4/5 14:41

尾根の途中から、右手は植林に変わった。左手は自然林・・

4/5 14:51

4/5 14:51

4/5 14:57

下ノ肩ノ頭510mに到達。ここからは、しばらく激下りが続き、写真はない。

4/5 15:09

ようやく平坦な尾根に着地。

4/5 15:11

4/5 15:12

標高400m、尾根のコルに出た。

4/5 15:22

ここから右手に下り、ワラビカス谷に着地すると、一面サツマイナモリの白い花の大群落・・みごとだった。

4/5 15:30

ワラビカス谷の林道を下る。出合橋から側川谷の林道を遡り、船底のコルに這い上がる。

4/5 16:16

ケンメイ尾に向かうトラバース道で、ツツジの花と槇尾山。

4/5 16:23

ベンチのある展望地からの眺め。槇尾山と兜率岳の間から、遙かに金剛山」が遠望できる。

4/5 16:23

この日は、一日曇りだった。

4/5 16:31

ケンメイ尾の稜線は、なだらかで気持ちのいい尾根歩きができる。

4/5 16:32

ここにも木製ベンチ。

4/5 16:32

ベンチからの眺め。左から、槇尾山〜十五丁地蔵山〜桧原越の稜線。

4/5 16:33

桧原越〜三国山の稜線。

4/5 16:39

4/5 16:42

岸和田方面の展望がのぞめるベンチ。

4/5 16:55

激下りの後、もうすぐグリーンランド。

4/5 16:57

グリーンランドに出た。

4/5 17:02

グリーンランドからつづら折れのコンクリート道を下る。桜の枝越しの槇尾山。

4/5 17:09

青少年の家手前、谷の出口にサツマイナモリの群落、花が開いて、中の毛までよく見える。

4/5 17:11

サツマイナモリの群落。

4/5 17:26

公園口手前の道路脇に、エンゴサクの花が咲いていた。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

感想

arajin

　槇尾山の奥座敷、清水ノ滝。この滝の周囲の崖をトラバースして、ぐるりと巻きながら、滝の落ち口の上に達するルートは、20数年前、槇尾山を歩き廻った時に、偶然発見した。今でも、人の少ない静かな山歩きがしたい時、このルートを使う。少し緊張するが、登り切った後の、静かな谷に癒される。
　今の時期、槇尾山は1年で一番美しい時期かもしれない。めったに人の歩かない尾根を選んで歩く山歩きは、たまらず気持ちがいい。