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ハイキング
谷川・武尊

武尊山(2158m)♪武尊牧場から登る落葉の登山道♪

2014年10月19日(日) [日帰り]
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sho0120 その他1人
GPS
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距離
12.9km
登り
798m
下り
798m

コースタイム

07:55 三合平駐車場 発
08:25 武尊山登山口
09:00 花咲湿原分岐
09:30 武尊避難小屋
10:35 鎖場
10:55 中ノ岳南の分岐
11:10 三ツ池
11:20 日本武尊像
11:25 武尊山山頂(2158m)12:05
12:30 中ノ岳南の分岐
13:40 武尊避難小屋
14:30 武尊山登山口
14:45 三合平駐車場 着
<6時間50分>
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○国道122号線の下田沢交差点から県道62号に乗り、県道267号を経由して国道120号線へ。
○平川の交差点を左折して、県道64号へ。
○「花咲の湯」の手前を右折し、北上すると武尊牧場スキー場の駐車場に着く。
○更に、ゲートを開けてゲレンデ内の車上を上っていき、三合平の駐車場に駐車。
○トイレは、ゲート手前の駐車場内。または、登山口手前のキャンプ場内。
<自宅から1時間50分>
コース状況/
危険箇所等
○コースは、前半がなだらかな登りの登山道。ルートは明瞭で、各分岐には標識がある。○湿原がたくさんある水をたっぷり含んだ山で、登山道に泥濘が多数あり。
○中ノ岳南分岐の手前に立ちはだかる岩壁が核心部。アルミ製の梯子は撤去され、鎖とロープを使って三点保持で慎重に登る必要あり。
その他周辺情報 花咲の湯 → http://www.hanasakunoyu.com/main/modules/tinyd1/
武尊山(2158m)
車は三合平の駐車場に停め、登山口を目指します。
車は三合平の駐車場に停め、登山口を目指します。
しばらく車道歩きです。
しばらく車道歩きです。
武尊牧場にあるルート表。
武尊牧場にあるルート表。
登山口には3つの道が。真ん中が最短ルート。
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登山口には3つの道が。真ん中が最短ルート。
泥濘よけの木道が続きます。
泥濘よけの木道が続きます。
役所広司もここまで来たんですネ。
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役所広司もここまで来たんですネ。
花咲湿原への分岐。
花咲湿原への分岐。
武尊避難小屋です。登山口からちょうど1時間。
武尊避難小屋です。登山口からちょうど1時間。
避難小屋からすぐのところに田代湿原への分岐。
避難小屋からすぐのところに田代湿原への分岐。
指導標はいい間隔で立っています。
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指導標はいい間隔で立っています。
オグナほたかからのコースが見えてきました。
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オグナほたかからのコースが見えてきました。
セビオス岳付近から皇海山。
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セビオス岳付近から皇海山。
セビオスだけ付近から日光白根山。
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セビオスだけ付近から日光白根山。
鎖場手前を登っていきます。
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鎖場手前を登っていきます。
至仏山方面の紅葉がきれい。
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至仏山方面の紅葉がきれい。
歩いてきたルート。かなりの距離を進んできています。
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歩いてきたルート。かなりの距離を進んできています。
垂直に立ちはだかる岩壁。
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垂直に立ちはだかる岩壁。
中ノ岳南の分岐。
中ノ岳南の分岐。
目指す山頂が見えてきました。
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目指す山頂が見えてきました。
菩薩界の水。水量はしっかりあります。
菩薩界の水。水量はしっかりあります。
剣ガ峰と前武尊。
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剣ガ峰と前武尊。
もうひとつの剣ガ峰。
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もうひとつの剣ガ峰。
中ノ岳のピークが真上に見えます。トラバースなう。
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中ノ岳のピークが真上に見えます。トラバースなう。
三ツ池の標識。ここから3つの池が続きます。
三ツ池の標識。ここから3つの池が続きます。
中ノ岳&剣ガ峰&前武尊。
中ノ岳&剣ガ峰&前武尊。
ヤマトタケルノミコト像。
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ヤマトタケルノミコト像。
武尊山の山頂を望みます。
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武尊山の山頂を望みます。
山頂直下の分岐。
山頂直下の分岐。
到着で~す!!3時間半もかかった。
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到着で~す!!3時間半もかかった。
谷川岳方面
朝日岳方面
巻機山方面
平ヶ岳方面
尾瀬方面
山座同程にとっても役立ちました。
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山座同程にとっても役立ちました。
山頂手前から登山者を見守っていますよ〜。
山頂手前から登山者を見守っていますよ〜。
中ノ岳南の分岐
あの核心部が凍っています。
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あの核心部が凍っています。
もう日が当たっていませんからぁ〜。
もう日が当たっていませんからぁ〜。
登りより下りのほうが怖くなかった。
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登りより下りのほうが怖くなかった。
落葉の絨毯を踏みしめて。
落葉の絨毯を踏みしめて。
すっかり色がついています。
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すっかり色がついています。
太陽の光を浴びて、黄金色に輝いています。
太陽の光を浴びて、黄金色に輝いています。
ダケカンバもいい落葉状態。
ダケカンバもいい落葉状態。
真っ赤に染まったカエデかな。
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真っ赤に染まったカエデかな。
標高1500mの武尊牧場でぐんまちゃんが待っていました。
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標高1500mの武尊牧場でぐんまちゃんが待っていました。
麓にある花咲の湯でほっこりタイム。
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麓にある花咲の湯でほっこりタイム。

感想

先週と先々週は、台風に悩まされて紅葉の山に登れず終い。今週末は、絶好の秋晴れに恵まれて、最高の登山日和です。
上州武尊山は、赤城山の北部に位置し、いくつものピークをもつ裾野の長い独立峰です。オグナほたか、川場キャンプ場、宝台樹キャンプ場といくつかの登山口があり、ピストン、周回、縦走とルートの選択がいろいろできます。今回は、比較的標高の高い武尊牧場登山口から登るピストンコースを選択しました。武尊牧場スキー場のゲレンデ内を車で上れちゃうので、標高を400m近く稼ぐことができ、1500m辺りからのスタートとなります。ただ、紅葉の最盛部は1000m程度なので、車中での紅葉狩りとなりました。

武尊牧場の西側にある登山口まではダケカンバの林が続き、幹の白さが青空に映えて眩しく輝きます。登山口からの樹林帯には、ブナやオオシラビソの木々が立ち並び、豊かな原生林の道が、徐々に標高を上げながら続いていきます。広葉樹の葉はすでに落葉していて、足に優しい茶色の絨毯の上を歩く登山になりました。

中ノ岳南分岐手前の鎖場は、垂直に登るかのごとく立ちはだかる大岩が聳え、3段に鎖とロープがある核心部です。ちょっと前までは、アルミ製の梯子が2段に組まれていたようですが、今は岩場の途中に横たえられていました。また、岩が氷っていたり霜が降りていたりと要注意箇所もいくつかありました。しかし、大岩の斜面には岩を削った足場も作られていて、慎重に足場を選んで三点保持を心がければ難儀なく登れる鎖場です。

中ノ岳南分岐を過ぎると視界が開け、頭上の中ノ岳、南に伸びる剣ガ峰や前武尊、最高峰の武尊山山頂のピークが目に飛び込んできます。笹原と山肌が露出している部分とのコントラストも鮮やかで、写真で見慣れた風景が目の前にあります。ピークとピークとを繋ぐ登山道も見え、登ってきた喜びを感じる眺望でした。

武尊山の山頂からは、更に360度の展望が開け、燧ヶ岳、至仏山、平ヶ岳、巻機山、谷川岳、草津白根山、四阿山、浅間山、赤城山、皇海山、日光白根山など日本百名山に名を連ねている山々をくっきりと見ることができました。各方面から登ってきた登山者で混雑していた山頂でしたが、山頂の最前列に腰を下ろすことができました。南側の山々を眺めながらのランチタイムは、至極のひとときでした。

山頂は同じでも、登山口を変えることで様々なルートを楽しむことができる武尊山。シーズンのバリエーションも考えながら、違うルートで何度も登ってみたいと思います。

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