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Yamareco

記録ID: 5361630
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

知来岳

2023年04月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:28
距離
17.0km
登り
989m
下り
989m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:49
休憩
0:39
合計
9:28
6:10
77
御料地牧場農道分岐北300m
7:27
7:37
123
林道の橋
9:40
9:40
134
稜線
11:54
12:10
81
13:31
13:40
49
稜線下降点
14:29
14:33
65
林道の橋
15:38
御料地牧場農道分岐北300m
御料地牧場農道分岐北300m 0610
林道の橋 0727-37
高度計読み575m 0847-0905
稜線 0940
標高870m付近 1039-51
知来岳 1154-1210
稜線下降点 1331-40
林道の橋 1429-33
御料地牧場農道分岐北300m 1538

天候 曇りのち晴れ。気温高め。視界はいまいち
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御料地牧場のカバの沢側道路を分岐から300m入った所が除雪終点。
農道分岐の所から歩いても所要時間は同じと思う。
コース状況/
危険箇所等
稜線まではピンクテープあり。
亀裂が稜線上にまで入り始め、そろそろ終盤。
ツボ足に限定して考えれば最好適期かも。それでも当日の気温では多分スノーシューのほうが有利。
目指す知来岳
山頂から直接落ちる尾根、938ピークからの尾根共にルートにはならない
山頂から直接落ちる尾根、938ピークからの尾根共にルートにはならない
農道はゲートを経て林道に
農道はゲートを経て林道に
農道はゲートを経て林道に
農道はゲートを経て林道に
スノーモービルの跡とスノーシューの跡がある
スノーモービルの跡とスノーシューの跡がある
沢の右岸を50m程進み、雪を拾いながら斜めに上がった
沢の右岸を50m程進み、雪を拾いながら斜めに上がった
尾根上の雪はまずまず
尾根上の雪はまずまず
黄金山。急峻過ぎるから雪が落ちて案外登れるかも
3
黄金山。急峻過ぎるから雪が落ちて案外登れるかも
この尾根。巨木も多いです
この尾根。巨木も多いです
左幌内山に、右飛散岳方面?
左幌内山に、右飛散岳方面?
稜線に出た。徳富岳だと思います。
稜線に出た。徳富岳だと思います。
この先の雪はどうでしょうか
この先の雪はどうでしょうか
尾根の向きの関係で巨大な雪庇にはならない?
尾根の向きの関係で巨大な雪庇にはならない?
南暑寒から大滝山
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南暑寒から大滝山
奥徳富岳は若干雲が残ってます
奥徳富岳は若干雲が残ってます
標高850mを越えると尾根が広くなる
標高850mを越えると尾根が広くなる
おっかなそうだ
奥徳富岳の雲は消え、群別岳も見えてきた
2
奥徳富岳の雲は消え、群別岳も見えてきた
左暑寒別、右南暑寒、手前は徳富川
2
左暑寒別、右南暑寒、手前は徳富川
何とか行けそうですね
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何とか行けそうですね
計画よりはずっと時間かかってやっと山頂
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計画よりはずっと時間かかってやっと山頂
山頂500m北からの尾根(741、589標高点経由)はまだ使えるかも。
山頂500m北からの尾根(741、589標高点経由)はまだ使えるかも。
飛散岳方面ですがどうも視界がイマイチ
飛散岳方面ですがどうも視界がイマイチ
中央奥徳富岳ですが、あんな先まで行く計画を立てたとは(笑)
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中央奥徳富岳ですが、あんな先まで行く計画を立てたとは(笑)
山頂500m北からの尾根使うなら稜線づたいのみかな。
黄金山旧道からの尾根もまだ使えるかも
山頂500m北からの尾根使うなら稜線づたいのみかな。
黄金山旧道からの尾根もまだ使えるかも
帰途につきます
こんな感じ
下の亀裂が落ちた所。上の亀裂をかわしてつい油断した
下の亀裂が落ちた所。上の亀裂をかわしてつい油断した
林道に降りたところ。どうでも良いですけど
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林道に降りたところ。どうでも良いですけど

装備

個人装備
長袖シャツ フリース グローブ(+予備) オーバーミトン ロングスパッツ 防寒着兼雨具 日よけ帽子 防寒帽 行動食 非常食 飲料 飲料(保温) 地形図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) ピッケル ストック アイゼン(当日の条件では使用する要なし) サングラス

感想

 全般に好天予報で、雪は少ないだろうが日高の野塚岳が第一候補だった。しかし、
予想天気図では西南西からの等圧線が数本並ぶ気圧配置。半端な夏型の時に見る
パターンで、日高の稜線上はガスで真っ白だろう。MSMの裏付けもあり、第二候補の
こちらに変更。
 R453で青山奥から浜益への峠を抜けると真正面に見えるが、すでにかなり黒い。
手ごわいと言われている山であるし、大丈夫だろうか。
 市営御料地牧場(旧実田牧場の名前が変わっただけ)の農道の二股の右側は
除雪なく、左に入るが、300m程で除雪終了となる。分岐まで戻って駐めても
所要時間は同じだと思うが、邪魔にならない駐車場所もあったのでこちらに駐める。
曇りで冷え込みは弱い。
 こちらからだと赤川(この地名は消えた?)へ丘越えになる。知来岳から直接落ちる
尾根、938ピーク南からの尾根が乗越から良く見えるが共に完全に雪が切れている。
 赤川沿いの農道はゲートを経て林道に変わる。スノーモービルの跡と、
スノーシューの跡があって、多少は楽ができた。一時間強で取付きの赤川の橋。左に
ピンクテープがあるがすでに雪が途切れており、沢の右岸を50m程進み、雪を
拾いながら斜めに上がった。尾根上の雪はまずまずで、ピンクテープが続く。巨木も
多い。
 標高575m。キックが入りずらくなった。この山ではどうせ上部で必要となると
考え、アイゼンを付けてピッケルも出す。しかし、まもなく傾斜は緩み、日射も出て
きた。斜めに登って標高700mあたりで稜線に出ると、足元に徳富川の谷、対岸に
徳富岳。奥徳富岳は若干霞んでいる。
 雪はほぼつながっているが、時折踏み抜く。雪堤の亀裂が稜線上にまで達している
部分もある。天気はさらに好転し、アイゼンはただの雪団子製造機と化しているが、
819と938の両標高点の間の崖記号が迫っている所を越えるまでは...と辛抱する。
結局そこには何もなかった。
 アイゼンを外して938を越えると山頂が見える。...おっかなそうだ。踏跡が
なかったら引き返したかも。しかし、実際に行ってみると遠目よりは容易。何とか
山頂に着いた。計画よりはずっと時間がかかったが。

  実は、登山届では、知来岳を越えて奥徳富岳まで往復(状況が良い場合に限り、
 と注記は入れたが)としていたのである。誇大妄想もいいところだ。ここまでの
 片道だけでお腹いっぱいだ。

 空の澄み具合がイマイチなのが残念(黄砂が少し飛んでいたようだ)だが、
黄金山、群別岳、奥徳富岳、暑寒別、南暑寒、大滝山、徳富岳、南に回って幌内山。
 帰途、雪が緩んでいてやはり辛い。そして標高825mあたり、急斜面を調子よく
下っていたら、盛大に踏み抜く...というより落ち込んだ。深さは1m以上あって、
雪洞にすれば快適そうだが、脱出には数分かかった。ピッケルを手にしていて
よかった。
 稜線からの下りはまずまず快適。ピンクテープに従っていく。最後、林道に
出る所は途中まで自分の足跡を進んだが、鹿さんに踏み荒らされて不明になり、結局
ピンクテープ頼みに。まあ下りだからどうにでもなって、笹の小沢を下って林道へ。
 この後の林道と農道歩きが地獄。特に赤川沿いの農道部分がひどく、一歩ごとに
10cmは沈む。行きよりはるかに辛く長く感じたが、GPSログでみると時間は
若干短かった。 

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