神璽の滝〜前山〜北比良峠幕営〜釈迦岳
- GPS
- 07:53
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:27
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り= 比良 −新大阪 |
写真
感想
よおし 山キャンプ 基本的に二週間に一度のペースにしよう! そのほうが余計な重荷訓練をしないで済む。さぁて どこに行こうかなぁと考えるも 水曜日 雨予報。木金となれば早帰りしないといかん。比良山系ならバスを使わずに済み、比較的早く帰れる。3/28 神璽滝コ−スを歩かれた方のレコに憧れのミスミソウが。2週間経っているが1輪でも見られないものかな というわずかな望みを抱きつつ、このようなコースにした。
花粉とともに黄砂の心配。朝起きると腰がグキッ。さらには北海道にJアラートと、不穏で不吉で不安な状況。ええい ままよと16キロのザックを担いでみるが、案外 腰への影響はない。少し担いでみた感じでは。
確かに山は黄色っぽくかすんでいる。今回も樹下 (じゅげ) 神社に参り、山キャンプの安全を祈願する。
イン谷口までの森でノウサギを見られたのは嬉しかった。しかしスマホのカメラのズームはまるでダメ。かと言って 以前のように1キロの一眼レフカメラを持って行く気にはなれず どうしようもない。
イン谷口からの道は初めて。前半は歩きやすい道。やがて神璽の滝下り口。
急な下りをこなして神璽の滝を見、戻る時にミスミソウ見つけた! しかし花は終わっていた。やっぱり遅いか…。いやいや まだまだ期待。その後 土手でも見つけたがこれも葉のみ (写真)。残念ながらその後も花を見つけることができなかった。それどころか 道の周辺をキョロキョロしながら歩くため 3度ほど足を踏み外しそうになった。重荷なので怖さは3割増し。
その後 ロープが設置された崖などが続き、ルーファイもやや難しい道となる。変化あって面白いが しんどい。しかし腰は大丈夫。予定の行程をこなせそうだと安心する。
去年の堂満岳の続いてガラ場を登りそうになるところもあったが、早めに気付いた。今回はGPSアプリがある。
崖とともにイワウチワが見られるように。最初は園芸種のようにきれいな花を喜んでいたが、ありがたさもなくなるほどあちこちに沢山咲いていた。
さらに標高を上げて行くとイワナシ、バイカオウレンなどが。
北比良峠着。テントも人もいない。この日 ハイカーは崖までのところでおふたりの下山者とすれ違ったのみだった。
計画当初は去年同様 八雲ヶ原でテントを張る予定だったが、琵琶湖の夜景を期待して北比良峠で張ることにした。あるいは展望台が撤去された前山にするかと 初めて登ってみたが、琵琶湖は望めず 峠に下りた。
水汲みに八雲ヶ原方面へ。もっと近くに川があると思っていたが、結構下らなくてはならなかった。そして雪解け水だからか、とても冷たくて汲むのに苦労した。
テントは最初 琵琶湖側の崖のそばに張ろうしたが、強い風が吹きあがってくるかもと心配し、北への道のそばに張ることに。風がほとんどないのはよかったものの スマホの電波はほとんど入らず、電波をキャッチするには崖近くに行かねばならなかった。
夜が更けてくると寒くなってきた。ひょっとすると思ったよりも冷えるかもと心配したが、夜中でテント内 8℃くらい、朝方も同じくらいで済んだ。
プロ野球の季節になり 21時くらいまではラジオを楽しめる。しかも対巨人戦で勝ったのだから大いに満足。しかし今回もウトウトするのみでなかなか眠れなかった。それでも日付けが変わる頃 眠ったと思うが、3時頃 目が覚めた。キャンプしていて起きたら倉庫のようなところで、いっぱいの人。私のテントはめちゃくちゃにされ、怒って警察を呼ぶぞと言ったら、相手は呼べばええやないかと動じない。そんな嫌な夢で目が覚めたのだ。キャンプを静かに楽しみたい、邪魔されたくないという思いが逆の形で夢に現れたのだろう。
朝は夜明けの5時30分に目覚ましタイマーをセットしていたが、鳥の声で目が覚めた。そしてすぐにタイマーが鳴った。
ラジオをつけると バッハの珈琲カンタータ (ホグウッド指揮) が。嫌な夢とは打って変わっていい目覚めだ。
7時過ぎに出発。比良ロッジ跡から釈迦岳までは去年に続いて2回目の道。
心配だった次郎坊山付近の崩落個所。去年は道が細い上に手で捕まるものもなく、ヒヤヒヤ、足ガクガクで通ったが、その後 さらに一部が崩落したとのこと。しかしその一部の箇所以外は踏み固められたようで足場は広くなり 歩くやすくなっていた。また一部の崩落個所もすぐ上に足を置けるスペースがあり、無事に通ることができた。
その後は歩きやすく気持ちのいい森歩き。この道でもイワウチワ、バイカオウレンを愛でることができる。
釈迦岳で休んでいると南 (私が下山予定の道) から女性ハイカーが登って来られた。去年もここで休んでいると南から女性が登ってきてきて 少し話をしたのだが、キャンプについて「まだそんなことしてる人いるんや」などと言われた。そのことがよみがえったが、今年は感じのいいかたでよかった。
重荷の下山のため 難路というワンゲル道を避けて 旧リフト・ロープウェイ道を下る。打見山方面が覗く自然林のいい道だ。この道は確かにたいした危険個所はない。数組のハイカーとすれ違った。肩の痛みなく、ゆっくりながらも軽快に下りて行く。
予定より1本早い電車に乗ることができた。13時過ぎに家に着き、仕事にかかることができた。
今回も楽しい山キャンプだった。ミスミソウは来年3月末までのお楽しみ。
現在 翌日。結局 全身 筋肉痛。昨日は肩の痛みを感じず、山キャンプを定期的にしていること、2キロほど体重を増やし (甘いものが増えただけだけど)、筋トレで肩を意識するようにしたことが効果があったようだと思っていたのだが。毎週 山キャンプしないと体は慣れないか? まぁ前回はデポで軽荷の時間が長かったということもあるだろう。一方 花粉症の症状もたいしたことがないようでよかった。
さて次はヤマシャクヤク等を求めて京都北山 魚谷山へ。いいテン場が見つかるといいなぁ。
***
1日目昼 = 駅構内ベンチ (サンドウィッチ, 茹玉子, スティックパン2本)
同 夜 = ハヤシめし,ビーフジャーキー,茹玉子, スティックパン2本
夜食 = 菓子パン
2日目朝 = ぞうすい2, ジャーキー
行動食,予備 = スティックパン,2本 ブラン
※以前 ドンキで売っていた 味玉子の真空パック (2個入り, 約100円) を重宝していたが なくなってしまった。今回 自分でゆでたまご2個を作って持って行った。100均でちょうど2個用の卵ケースがあり それに入れて。やっぱり山にはゆでたまご。そしてドンキのものよりウマイ。
春の比良テント泊、いいですねぇ。
せっかくの晴天に黄砂がちょっと残念ですが、思ったより影響は小さかったのでは?
北比良峠も一度テントを張りたいところです。
「テント泊を2週間に1回にしたら、よけいなボッカトレーニングをしなくていよい」
当たり前と言えばそうですが、目からうろこでした
ミスミソウは残念でしたが、いろいろ花盛りでしたね。いいなぁ
重荷だからとワンゲル道を避けたと言いながら、神璽谷コースが怖そうです
どちらも歩いたことないのですが、わたしなんか写真を拝見するだけでぶるぶるです。
ふじさんの隔週テント泊、楽しみにしてますよ。
ボッカ訓練は面倒ですからねぇ。大泉緑地 1回くらいでいけるかなと思っています。しかし天気あっての山キャンプですので、ひと月行けないということが出てくると思います。土日に行くかどうか葛藤しそうです
ところで ミスミソウは2週間経っていましたから仕方ないですね。もっと早く気づけばよかったです。でもその分 イワウチワを堪能したということですね。
ワンゲル道、登りだったら利用してますが、重荷で難路の下りは怖いですね。神璽谷も軽荷だったらともかく下山だったら使ってないです。
月末にまた予定していますが、今のところ天気予報がよくないですね…。好転を期待してます。
ところで ついにキャンプ行きまっか。そういえばおニューのテントやったかな。いいキャンプになるといいね。また参考にさせてもらうわ …けど鈴鹿方面は電車で行きにくいからなぁ。オレと2回目行くこと覚悟しといて
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