記録ID: 5369491
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沢登り
丹沢
水無川水系 新茅ノ沢
2023年03月20日(月) [日帰り]
kamog
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 530m
- 下り
- 528m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・十数台 ・トイレはないので大倉か対岸のはだのクライミングパーク戸川林道上の入口 ・登山届はwebまたは戸川林道上の滝沢園入口登山届ポスト （秦野警察管轄） ・戸川林道（市道52号線）はほぼ未舗装で一部ダートな箇所があるので 車高の低い車は苦労します。 ・バスの場合、大倉下車で風の吊り橋を渡って対岸の戸川林道へ下り 入渓点までは徒歩約1時間ほど。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■新茅ノ沢（しんかやのさわ） 前半と後半に滝が集中する滝登りまたは高巻き主体の沢。 各滝にはF10までフォールナンバー看板を遭対協の方で付けてはいるが 抜けたり、一部は消失しているものもある。 中流部は古い石積み堰堤が続く。 詰めは烏尾尾根上部に出て、植林帯メインの烏尾尾根を下るのが一般的です。 遡行グレード 1級上〜2級下 ・新茅荘から戸川林道（市道52号線）を上流部へ7〜8分歩き、沢名標識のかかった 新茅橋の20m手前から沢に向かって踏み跡を下降し入渓。 新茅橋を潜ると、昼でもちょっと暗い印象のゴルジュ内に3m滝が架かります。 左壁を登る（�教蕁棔銑卦蕁次〕遒糎�注意）。 ・すぐにFall看板の架かるF1−7m。 左隅の凹角を登ります。アンカー3個。終了点は一段上がった木でビレイ。 �卦蕁檗� 右側からも巻けますが、落ち口上部のトラバースで滑ると下まで落ちてしまう ので、こちらも初級者には要ロープ。ランニングと終了点は木や根。 最後はトラバースなので振られ止め施策が必要です。 ・F2−2条10mは堂々とした滝。 下からだと見えにくいがF3−幅広2条3mがすぐ上にある。 一般的には右の浅い凹角ザレを登り（途中に簡単な岩場あり）、 横に張られたロープを伝って左の尾根状を越えて、F3の上まで巻く。 凹角ザレは大量の落ち葉が詰まっているので足場に注意。 すぐのF4−5mは左右どちらの壁も登れる。（�卦蕁次� ・右から2段7m滝で出合う支流を過ぎて少しでF5−15m大棚。 直登は流芯右手だが、左半身は平水でもずぶ濡れになり、細かいので難しい。 （�元蕁銑元蕁棔縫�ライミング力の乏しい方は取り付かない方がよい。 高巻きは左側の岩壁下のザレを登ると、以前遭対協で張った残置ロープが あるので、これを伝って登る。途中岩場もあるので、やはり初級者には ロープを使った方がよいです。岩壁上の木までロープスケール40m弱。 そこから大棚上流までトラバース。ここも足を滑らせれば下部まで 落ちてしまうので木を支点に初級者には再度ロープビレイか、回収可能な FIXロープにスリングなどでカウテールをさせます。 ・しばらくの間は小滝が続き、標高690mでF8看板、そして少し上に 2条7m滝。この滝はF9として以前標識設置したのですが流失しています。 左の苔状階段壁を登ります。（�卦蕁次� その先から830m辺りまではゴーロ帯と背の低い石積み堰堤が連続します。 ・860mでF10ー4m滝。右のザレから巻きますが、下り口が急ザレで 高低差はないもののフェイシングイン＆キックステップで。 ・この先から再び滝が連続します。 2段2条6×10m ＋ 4m（�供棔� 2条10×15m（ここで左から水の少ない支沢が合わさる）＋5m（�掘次� 標高940mで水があるときは一見5条に見える10×15m滝。 （右の2条は壁からの湧水帯です） この滝は見た目以上に細かく脆いので核心部のひとつになります。 以前は中央を登りましたが、中盤から落ち口までが脆くて信用できません。 今回は左の一見脆そうなフットホールドを登り、右へ2歩ほどトラバース。 ここも崩れないようにゆっくり荷重。足の入れ替えも必要でした。（�掘棔棔� 高巻きは左側のえぐれ気味のザレを強引に尾根へ登りますが、最後の沢へ戻る トラバース下降も含め良くありませんし、初級者にはフォローでも奨めません。 ・ガレ帯を登ると最後の核心である岩の詰まったチムニー状5m棚です。 テイクオフから狭くて身体の向きも考えながらなので、今回は空身で登り ザックは後でホーリング（引き上げ）しました。 中間の残置スリング2本をA0しないと難しいです。（�検�A0） 終了点は落ち口より一段上がった右壁に古いピトン2枚あります。 ・詰め。今回はチムニー5m棚から少し上がった箇所から右尾根に登り さらに右へやや斜度のあるザレ斜面をトラバースして烏尾尾根へ抜けましたが もっと上流部の平岩CS2mを越えた辺りの弱点を右にトラバースした方が 少しはよいです。 ・下山。烏尾尾根。植林作業径路を登山道として使わせていただいているので 植林の根など段差も少しあり、大倉尾根は表尾根など明瞭な登山道しか 歩いたことがない人は注意です。 もっとも沢登りをされる方なら問題ないルートですが、過去にも植林用テープ を登山用と思い込み尾根から外れた急斜面を下降され遭難された事故もあるので この3月末にルートが尾根から南斜面に離れる2カ所に、市と新たに標識を 設置させていただきました。 烏尾山は避難小屋とトイレもある展望◎のピークなので、こちらに登ってから 下山もよいでしょうね。 #新茅ノ沢 マウントファーム http://www.mt-farm.info/ |
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感想
平日オファーがあり新茅ノ沢へ。
滝登りと高巻きをしっかり経験していただきました。
以前捜索をしていた方が見つかった場所で受講者さんとお祷り。
お孫さんすくすくと成長されているようですよ、と。
その場所だけミツマタがきれいに咲き、想いに応えてくれているような気がしました。
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