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Yamareco

記録ID: 5374095
全員に公開
ハイキング
四国

皿ヶ嶺 🌼花✿ハイク

2023年04月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
satopan7 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:25
距離
8.7km
登り
646m
下り
644m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:37
休憩
0:48
合計
4:25
7:19
108
9:07
9:11
26
9:37
9:48
3
9:51
9:51
16
10:07
10:12
42
11:43
11:43
1
11:44
ゴール地点
登山口は高い場所にある。平行移動で歩きやすい。道標もしっかりと整備されている。
天候 幽玄なガス→爽やかな青い空
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市より山陽道,瀬戸中央道,松山道で川内I.C.を下り,県道23号,209号 で上林の目的地まで。水元のPは一番乗り。往復400kmのドライブも快適。
コース状況/
危険箇所等
山頂に至るまでとてもよく整備された道が続く。上林峠に向かうトラバースの道は崩落で通行不可とあったが注意して時計回りに周回。上林峠からの上りの急な階段以外は平行移動が多く,花も多くてハイキングにぴったり。竜神平の周回コースは静かなブナの森を歩くすばらしい道。
その他周辺情報 松山市民の裏山?町からほど近いところに自然の豊かな山が広がっている。川内I.C.の近くに見奈良天然温泉「利楽」あり。午後から天気が下り坂予想で直帰。
今日は水元キャンプ場より上林峠に向けてスタート。雲が上がって少しずつ青い空も。上林も水元も駐車場にきれいなトイレ有り。
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今日は水元キャンプ場より上林峠に向けてスタート。雲が上がって少しずつ青い空も。上林も水元も駐車場にきれいなトイレ有り。
歩き始めてすぐに花が登場。ニッコウネコノメソウかな。
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歩き始めてすぐに花が登場。ニッコウネコノメソウかな。
ヤマエンゴサクとハシリドコロがこれでもかと続く。
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ヤマエンゴサクとハシリドコロがこれでもかと続く。
葉っぱが細い。四国にもエイザンスミレがある?
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葉っぱが細い。四国にもエイザンスミレがある?
鳥たちの声が響く霧の森。すごく幻想的で美しい。
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鳥たちの声が響く霧の森。すごく幻想的で美しい。
シロヤマルリソウが道べりに並ぶ。
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シロヤマルリソウが道べりに並ぶ。
苔むす森。ところどころ踏み跡があって,そこを辿るとなにがしかの花々。
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苔むす森。ところどころ踏み跡があって,そこを辿るとなにがしかの花々。
シロバナエンレイソウに,(アカバナ)エンレイソウ。めでたし。
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シロバナエンレイソウに,(アカバナ)エンレイソウ。めでたし。
葉っぱは丸い。花は白いのはシロバナタチツボスミレ?スミレは種類が多すぎて同定が苦手。
→ もみじ🐤@momijiosamuさんより,シコクスミレではとご指南あり。ありがとうございました。
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葉っぱは丸い。花は白いのはシロバナタチツボスミレ?スミレは種類が多すぎて同定が苦手。
→ もみじ🐤@momijiosamuさんより,シコクスミレではとご指南あり。ありがとうございました。
小さなワチガイソウがぽつぽつと。
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小さなワチガイソウがぽつぽつと。
崩落箇所の沢の流れの中にワサビの花。
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崩落箇所の沢の流れの中にワサビの花。
これも小さなハルトラノオ。トラノオ系の顔をしている。下りの風穴周辺には密生していた。
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これも小さなハルトラノオ。トラノオ系の顔をしている。下りの風穴周辺には密生していた。
通行禁止とあった道を上林峠へ歩く。途中数カ所崩落箇所があったが,歩けないようなところではなかった。竜神平への道へ折り返し,霧の中の長い階段を上がる。
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通行禁止とあった道を上林峠へ歩く。途中数カ所崩落箇所があったが,歩けないようなところではなかった。竜神平への道へ折り返し,霧の中の長い階段を上がる。
クロフネサイシン。ひっそりと咲いていた。
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クロフネサイシン。ひっそりと咲いていた。
竜神平への森を平行移動。アカマツの生えた森に日が差し込み始めた。
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竜神平への森を平行移動。アカマツの生えた森に日が差し込み始めた。
竜神平の笹原に出た。正面になだらかな皿ヶ嶺を眺めながら避難小屋へ。
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竜神平の笹原に出た。正面になだらかな皿ヶ嶺を眺めながら避難小屋へ。
竜神平避難小屋。休憩100円,宿泊500円也。愛媛大学が管理しているようだ。行動食を摂り小休止。
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竜神平避難小屋。休憩100円,宿泊500円也。愛媛大学が管理しているようだ。行動食を摂り小休止。
山頂へ。途中にショウジョウバカマ・ポイント。元気に咲いてます。
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山頂へ。途中にショウジョウバカマ・ポイント。元気に咲いてます。
ひっそりクロフネサイシン。
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ひっそりクロフネサイシン。
山頂の手前の木の切れ間から石鎚方面。雲の中に石鎚の峰が姿を現した。
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山頂の手前の木の切れ間から石鎚方面。雲の中に石鎚の峰が姿を現した。
皿ヶ嶺1278mとうちゃこ。松山の町の方向は雲が巻いていた。
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皿ヶ嶺1278mとうちゃこ。松山の町の方向は雲が巻いていた。
山頂で軽食した後,正面に松山の町を見下ろしながら十字峠に下りる。日ざしはあるがこちら側の風はやや冷たい。これから,大気が不安定になりそう。
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山頂で軽食した後,正面に松山の町を見下ろしながら十字峠に下りる。日ざしはあるがこちら側の風はやや冷たい。これから,大気が不安定になりそう。
皿ヶ嶺の山頂を周回し再び竜神平へ下りた。どこもなだらかな道で歩きやすい。早朝は少なかった人が増えた。青空が広がった。
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皿ヶ嶺の山頂を周回し再び竜神平へ下りた。どこもなだらかな道で歩きやすい。早朝は少なかった人が増えた。青空が広がった。
竜神平の避難小屋の外れに今季初のカタクリ。日が高くなってきたので先が少しだけ開いた。
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竜神平の避難小屋の外れに今季初のカタクリ。日が高くなってきたので先が少しだけ開いた。
水の流れにアカハライモリ。ゆっくりと動く。
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水の流れにアカハライモリ。ゆっくりと動く。
すぐ近くではコガラが遊ぶ。
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すぐ近くではコガラが遊ぶ。
白いスミレ。葉が細長いのでナガハノスミレサイシンかな?
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白いスミレ。葉が細長いのでナガハノスミレサイシンかな?
ヒトリシズカがこんにちは。上りではフタリばかりだった。
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ヒトリシズカがこんにちは。上りではフタリばかりだった。
風穴へ下る道べりの主役は鮮やかな黄色のコガネネコノメソウ。小さいけど存在感あり。
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風穴へ下る道べりの主役は鮮やかな黄色のコガネネコノメソウ。小さいけど存在感あり。
シロバナネコノメソウは今季初。おしべは8本。
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シロバナネコノメソウは今季初。おしべは8本。
木の根元にアワコバイモみっけ。下の方のは花が落ちていたので,時期的にはぎりぎりセーフか。
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木の根元にアワコバイモみっけ。下の方のは花が落ちていたので,時期的にはぎりぎりセーフか。
イズモコバイモやホソバコバイモとは花弁がずいぶん違うな。
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イズモコバイモやホソバコバイモとは花弁がずいぶん違うな。
風穴まで下りて来た。穴の底ではヒマラヤケシが栽培されています。ここでしばらく二人で花探し。
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風穴まで下りて来た。穴の底ではヒマラヤケシが栽培されています。ここでしばらく二人で花探し。
風穴の周りは,花のパラダイス。シコクチャルメルソウをアップで。
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風穴の周りは,花のパラダイス。シコクチャルメルソウをアップで。
小さなサイゴクサバノオ。シロカネソウの仲間。花弁の色の入り方が不思議。
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小さなサイゴクサバノオ。シロカネソウの仲間。花弁の色の入り方が不思議。
直径は1cmよりも小さい。うつむき加減に咲きます。
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直径は1cmよりも小さい。うつむき加減に咲きます。
上林の駐車場は結構な車が停まっていた。天気がよいので多くの方が来ていた。トイレの裏の山野草園には今季初ヤマシャクヤクとシコクカッコウソウ。山の自生地では見えなかったがここで出会う。
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上林の駐車場は結構な車が停まっていた。天気がよいので多くの方が来ていた。トイレの裏の山野草園には今季初ヤマシャクヤクとシコクカッコウソウ。山の自生地では見えなかったがここで出会う。
標高900mのサクラはまだ花が残る。太陽を浴びてドウダンツツジも生き生き♪
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標高900mのサクラはまだ花が残る。太陽を浴びてドウダンツツジも生き生き♪
新緑のモミジ。若葉の時期からアントシアニンを含んだ赤い葉っぱも青空に美しい。
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新緑のモミジ。若葉の時期からアントシアニンを含んだ赤い葉っぱも青空に美しい。
駐車場でノンアル締めで終了。これより岡山市まで200km。伊予の国の裏山はいいところ。昼から天気は回復したが黄砂のせいか少し見通しが悪い。中央左の皿ヶ嶺,右の引地山にさらば。
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駐車場でノンアル締めで終了。これより岡山市まで200km。伊予の国の裏山はいいところ。昼から天気は回復したが黄砂のせいか少し見通しが悪い。中央左の皿ヶ嶺,右の引地山にさらば。

感想

今週は友達と愛媛の皿ヶ嶺に行こうと話し合っていた。日曜朝は☀マークでちょうどいい感じ。めあてはサイゴクサバノオとアワコバイモ。他にも魅力的な花がいっぱい。朝5時前に出発し,一路皿ヶ嶺へ。いよ西条の手前でご来光。昨日の雨の影響で高い山は雲を被っていたが,だんだん雲が上がった。川内I.C.を下り,上林へ進むと正面に皿ヶ嶺。
皿ヶ嶺は風穴のすぐ下まで車で上がれるが,今日は水元から時計回りで周回。県道209号線の車道は狭い。朝早いので対向車はほぼなし。
水元登山口で支度を整え歩き始める。霧の立ちこめた幽玄な雰囲気の森を上がって行く。ところどころで日が差し,鳥の鳴き声が響く霧の森はしっとりして美しい。花が次から次へと現れ歩みがのろくなる。二人して辺りをきょろきょろ見回して進む。
上林峠への道は崩落で通行止めとあったが,注意して進めば大丈夫だった。上林峠から竜神平への上りの階段が今日一番の急登。階段なので足には優しい。上がってしまえば平行移動の楽々ハイキングコースが続く。
竜神平に上がると雲が切れて青空が広がった。以後,山頂まで新緑の中,日の光を浴びて歩く。山頂手前の眺望ポイントからは雲の石鎚が見えた。
登山道の周辺は思った通り季節の花のパラダイス。霧の森,青空の草原,見たかった花もしっかり観察と満足の一日。それにしても松山市内の方は車で40分ほどでここに来ることができるそうだ。自然豊かな皿ヶ嶺が裏山とは何とも羨ましい。

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コメント

こんにちは。
アワコバイモもはや終盤、サイゴクサバノオも一部種になってますね。季節の移り変わりが早いです。
地元民は毎週チェック入れてる方も多いのが頷けます。

月末あたり再訪の予定ですが、紅白エンレイソウ残っててくれたらいいなあ。

写真9のスミレは距が丸いのでシコクスミレのように見えます。
2023/4/17 16:58
もみじ🐤@momijiosamuさん,こんばんは。コメありがとうございます。
皿ヶ嶺のコバイモを見たく,友人と訪れました。松山市民の裏山は週替わり?で花が入れ代わって本当に忙しそうです。身近なとこで豊かな自然に触れることができるなんておもしろいですね。紅白エンレイソウは上林峠の苔むす森にありました。道から少し入った写真6あたりにまとまってありました。5月に入っても花は続くので飽きない山ですね。
写真9,シコクスミレでしたか。確かに距が丸いので,教えていただいた通りかなと思います。スミレって葉っぱ,葉の付き方,茎の様子,色とバラエティーに富んで本当に悩ましいです。いつもありがとうございます。
2023/4/17 21:00
こんばんは

ちょうどもみじさんも行かれていたので良かったですね。
さすがの皿ヶ嶺、珍しいお花たち(綺麗なお写真✨)に釘付けです。

エイザンスミレは広島でも山口にもあるので四国にも👍
(叡山では見かけない、と京都の友人が言ってますが😝)
スミレハンドブックによると
葉に切れ込みがあるスミレは他にはナンザンスミレ、ヒトツバエゾスミレ、だそうです。
2023/4/20 22:41
hobbitさん。コメありがとうございます。
行きたいなあと思っていた皿ヶ嶺,先行された皆さんに影響され歩いてみました。短いスパンで花が移ろう豊かな山であるのを実感します。次はシコクカッコウソウやシコククマガイソウが楽しみになりますね♪。
叡山スミレは京都にはいないのが意外です。自分,細い枝状の葉っぱはエイザンスミレ?と〇〇の一つ覚え状態です😅。スミレは色も形もいろいろで,判別に困るぶん楽しい花ですね。
2023/4/21 9:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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