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Yamareco

記録ID: 5381824
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

石裂山

2023年04月19日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:41
距離
6.7km
登り
725m
下り
717m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
0:36
合計
5:39
距離 6.7km 登り 726m 下り 729m
7:36
12
7:48
7:50
21
8:11
8:19
98
9:57
16
10:13
10:21
25
10:46
10:50
18
11:08
11:16
81
12:37
12:42
20
13:02
11
13:13
13:14
1
13:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東側から栃木r240で行く。末端1〜2kmほどが狭路だが、待避所はそれなりにある。西側の林道横根線は舗装こそされているが狭く落石の多い山岳路で、推奨できない。車は加蘇山神社まで入れるが、トイレが手前の遥拝所にあるので、そちらやその隣の小学校跡に止めるのも良い。
コース状況/
危険箇所等
竜ヶ滝の分岐までは、進むにつれて斜度が増して行くものの、特に危険はない。それより奥は全般に急峻な地形の中を通っており、本当に危険な箇所は鎖やハシゴなどで手厚く整備されているとはいえ決して気は抜けない。また、特に月山方面の沢沿いは荒廃ぶりが目に付く。総じて、雨天時やその直後は非常に危ないコースと言える。
その他周辺情報 加蘇山神社からのアクセスには正直難があるが、山の反対側の賀蘇山神社も合わせて参ることで「おざく信仰」への理解が深まり、より充実した山行となるだろう。さらに、約3km上流の前日光つつじの湯で疲れを癒せば完璧だ。
石裂小学校跡より出発。見た目にも痛んでいるのがわかるが、内部は本当に壊滅的だ。
2023年04月19日 07:24撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:24
石裂小学校跡より出発。見た目にも痛んでいるのがわかるが、内部は本当に壊滅的だ。
すぐ隣が、加蘇山神社遙拝所。往時の繁栄をうかがわせる立派な建物だが、こちらも寂れてしまっている。
2023年04月19日 07:17撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:17
すぐ隣が、加蘇山神社遙拝所。往時の繁栄をうかがわせる立派な建物だが、こちらも寂れてしまっている。
その入り口左側に公衆トイレ。綺麗な見た目の割には臭う気も。
2023年04月19日 07:17撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:17
その入り口左側に公衆トイレ。綺麗な見た目の割には臭う気も。
物々しい警告看板。当時よりは整備も進んだようではあるが。
2023年04月19日 07:17撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:17
物々しい警告看板。当時よりは整備も進んだようではあるが。
境界を越え日常の外へ踏み出す。もっとも、加蘇山神社まで600mほどは普通の舗装林道なのだが。
2023年04月19日 07:17撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:17
境界を越え日常の外へ踏み出す。もっとも、加蘇山神社まで600mほどは普通の舗装林道なのだが。
走る分には問題ないが、離合はほぼ無理な感じ。
2023年04月19日 07:37撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:37
走る分には問題ないが、離合はほぼ無理な感じ。
名前は分からないが花が咲いている。
2023年04月19日 07:38撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:38
名前は分からないが花が咲いている。
沢を渡る橋の上流に、木製の旧橋がかろうじて残る。
2023年04月19日 07:42撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:42
沢を渡る橋の上流に、木製の旧橋がかろうじて残る。
ほどなく駐車場に到着。車はここまで。
2023年04月19日 07:44撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:44
ほどなく駐車場に到着。車はここまで。
ズラリと並ぶ看板類。さっきと同じ警告看板に加え、神社側が単独で作った更に古い看板も。
2023年04月19日 07:45撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:45
ズラリと並ぶ看板類。さっきと同じ警告看板に加え、神社側が単独で作った更に古い看板も。
登山者に特に重要なのはこの辺り。保温ボトルは落とし物かもしれないが、パック酒辺りは明らかにお供え物なのでは…
2023年04月19日 07:45撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:45
登山者に特に重要なのはこの辺り。保温ボトルは落とし物かもしれないが、パック酒辺りは明らかにお供え物なのでは…
加蘇山神社に参っていく。趣ある石段。
2023年04月19日 07:46撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:46
加蘇山神社に参っていく。趣ある石段。
社殿はそこまで大きくはないが、
2023年04月19日 07:48撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:48
社殿はそこまで大きくはないが、
大きな力を持っていたらしいことは十分うかがえる。
2023年04月19日 07:49撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:49
大きな力を持っていたらしいことは十分うかがえる。
登山の無事を祈り、左奥から進む。
2023年04月19日 07:50撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:50
登山の無事を祈り、左奥から進む。
林道との合流点に石仏。
2023年04月19日 07:52撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:52
林道との合流点に石仏。
少し先には小さな社。加蘇山神社の摂社らしいが、帰りに余裕があれば寄る事にしてそれっきり。
2023年04月19日 07:52撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:52
少し先には小さな社。加蘇山神社の摂社らしいが、帰りに余裕があれば寄る事にしてそれっきり。
車道幅の道が続いてきたが、ここで歩行者専用という感じの橋が現れる。
2023年04月19日 07:53撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:53
車道幅の道が続いてきたが、ここで歩行者専用という感じの橋が現れる。
少し進んでもう一度橋。上流側に清滝があるが、撮ったはずの写真が残っていない。
2023年04月19日 07:57撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 7:57
少し進んでもう一度橋。上流側に清滝があるが、撮ったはずの写真が残っていない。
なので、帰りに撮ったやつをどうぞ。若干ぶれてるけど。
2023年04月19日 12:55撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:55
なので、帰りに撮ったやつをどうぞ。若干ぶれてるけど。
滝があるくらいなので、平行する歩道も勾配が増してくる。
2023年04月19日 08:03撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:03
滝があるくらいなので、平行する歩道も勾配が増してくる。
小さな沢を徒渉し、
2023年04月19日 08:06撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:06
小さな沢を徒渉し、
少し進むと石段の上に東屋が見えてくる。
2023年04月19日 08:11撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:11
少し進むと石段の上に東屋が見えてくる。
その手前から少し下りれば竜ヶ滝。滝壺まで行けそうだが、帰りに(ry
2023年04月19日 08:12撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:12
その手前から少し下りれば竜ヶ滝。滝壺まで行けそうだが、帰りに(ry
ここからが本番ということで再度の警告。しっかり休憩と準備をしていく。奥の灯籠は天保年間のもの。
2023年04月19日 08:13撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:13
ここからが本番ということで再度の警告。しっかり休憩と準備をしていく。奥の灯籠は天保年間のもの。
再び歩き出し、間もなく分岐。今回は左へ進むが、さっそく急登だ。
2023年04月19日 08:20撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:20
再び歩き出し、間もなく分岐。今回は左へ進むが、さっそく急登だ。
沢の中の道となり、間もなく現れるのが、
2023年04月19日 08:22撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:22
沢の中の道となり、間もなく現れるのが、
加蘇山神社のご神木、千本桂。
2023年04月19日 08:23撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:23
加蘇山神社のご神木、千本桂。
道はもともと右脇を通り抜けていたようだが、木の根の保護のために対岸を迂回するようになっている。
2023年04月19日 08:24撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:24
道はもともと右脇を通り抜けていたようだが、木の根の保護のために対岸を迂回するようになっている。
貴重な古木を守るのは大切なことだが、それはそれとして迂回路はけっこう怖い。
2023年04月19日 08:27撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:27
貴重な古木を守るのは大切なことだが、それはそれとして迂回路はけっこう怖い。
次第に斜度が上がってくる沢を詰めていくが、
2023年04月19日 08:35撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:35
次第に斜度が上がってくる沢を詰めていくが、
とうとう人の足では追いつかなくなり、一旦折り返す。
2023年04月19日 08:41撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:41
とうとう人の足では追いつかなくなり、一旦折り返す。
登山者の手の届かない場所に悠然と咲く一本のツツジ。
2023年04月19日 08:41撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:41
登山者の手の届かない場所に悠然と咲く一本のツツジ。
頼る必要はないが初めての鎖が現れ、
2023年04月19日 08:47撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:47
頼る必要はないが初めての鎖が現れ、
登り切ると中ノ宮。
2023年04月19日 08:49撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:49
登り切ると中ノ宮。
この先がいよいよこのルートの核心ということで再び東屋を用意してくれているので、しっかり体制を整えていく。
2023年04月19日 08:48撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:48
この先がいよいよこのルートの核心ということで再び東屋を用意してくれているので、しっかり体制を整えていく。
そして有名な難所、行者帰しの岩をハシゴと鎖で登る。前夜の雨の影響を心配してはいたが、しっとりを通り越してこれはもはやビショビショ。
2023年04月19日 08:57撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 8:57
そして有名な難所、行者帰しの岩をハシゴと鎖で登る。前夜の雨の影響を心配してはいたが、しっとりを通り越してこれはもはやビショビショ。
思っていた以上に長いものの、思ったほど急でなかったので登る分には問題なかったが、来る日を間違えたかもしれないと思い始める。
2023年04月19日 09:01撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:01
思っていた以上に長いものの、思ったほど急でなかったので登る分には問題なかったが、来る日を間違えたかもしれないと思い始める。
一気に稼いだ高低差を、沢はそれでもあっという間に詰めてくる。そして行く先に現れるハシゴ。
2023年04月19日 09:04撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:04
一気に稼いだ高低差を、沢はそれでもあっという間に詰めてくる。そして行く先に現れるハシゴ。
ここが奥ノ宮の入り口。この先は行き止まりなので、ザックを置いて進入する。
2023年04月19日 09:07撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:07
ここが奥ノ宮の入り口。この先は行き止まりなので、ザックを置いて進入する。
横一文字に大きく裂けた石裂岩。その裂け目のなかに鳥居があり、
2023年04月19日 09:10撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:10
横一文字に大きく裂けた石裂岩。その裂け目のなかに鳥居があり、
その奥に小さな祠が安置されている。
2023年04月19日 09:12撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:12
その奥に小さな祠が安置されている。
道は沢を遡ることをここで諦め、谷の外へ向かっていく。転落には注意。
2023年04月19日 09:19撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:19
道は沢を遡ることをここで諦め、谷の外へ向かっていく。転落には注意。
そして尾根に出ると、猛烈に登り出す。
2023年04月19日 09:21撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:21
そして尾根に出ると、猛烈に登り出す。
あっという間に奥ノ宮と同じぐらいの高さに。
2023年04月19日 09:22撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:22
あっという間に奥ノ宮と同じぐらいの高さに。
木の根の急斜面をガシガシ登っていく。
2023年04月19日 09:23撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:23
木の根の急斜面をガシガシ登っていく。
橋を渡って更に登る。
2023年04月19日 09:29撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:29
橋を渡って更に登る。
鎖があったり、
2023年04月19日 09:32撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:32
鎖があったり、
階段があったりと、整備は手厚い。
2023年04月19日 09:34撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:34
階段があったりと、整備は手厚い。
やがて道は、ヒゲスリ岩へとさしかかる。今はここも立派な桟橋があるが、
2023年04月19日 09:36撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:36
やがて道は、ヒゲスリ岩へとさしかかる。今はここも立派な桟橋があるが、
察するに、この断崖に刻まれたわずかな幅の道を、鎖を頼りに横切る難所だったのだろう。
2023年04月19日 09:38撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:38
察するに、この断崖に刻まれたわずかな幅の道を、鎖を頼りに横切る難所だったのだろう。
その面影が微かに残る数m。花が綺麗だがそれどころではないかも。
2023年04月19日 09:38撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:38
その面影が微かに残る数m。花が綺麗だがそれどころではないかも。
その先は落ち葉が積もった土の斜面。案外こういうのがかえってやっかいだったり。
2023年04月19日 09:41撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:41
その先は落ち葉が積もった土の斜面。案外こういうのがかえってやっかいだったり。
それからまた岩っぽくなるが、カーブしながら登っていくところで危うく道を外れて直進しかけた。
2023年04月19日 09:46撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:46
それからまた岩っぽくなるが、カーブしながら登っていくところで危うく道を外れて直進しかけた。
想像以上の急登に加え、前日までの悪天候から一気に暑くなったことでだいぶへろへろになりながら、
2023年04月19日 09:51撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:51
想像以上の急登に加え、前日までの悪天候から一気に暑くなったことでだいぶへろへろになりながら、
ようやく稜線上へ。
2023年04月19日 09:53撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:53
ようやく稜線上へ。
これまでと比べて平和な道になったが、これがこのまま続かないことも予習済み。
2023年04月19日 09:53撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 9:53
これまでと比べて平和な道になったが、これがこのまま続かないことも予習済み。
両脇が切れ落ちている場所を通過し、
2023年04月19日 10:00撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:00
両脇が切れ落ちている場所を通過し、
ぐぐっと登って、
2023年04月19日 10:03撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:03
ぐぐっと登って、
最初のピーク、東剣ノ峰へ。
2023年04月19日 10:04撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:04
最初のピーク、東剣ノ峰へ。
そしてこれまた有名なハシゴ下り。ただ長いだけでなく、向きも傾斜もコロコロ変わるのがいやらしい。
2023年04月19日 10:06撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:06
そしてこれまた有名なハシゴ下り。ただ長いだけでなく、向きも傾斜もコロコロ変わるのがいやらしい。
基本的にはものすごく立派なハシゴなのに、一部だけこんななのもまた悪辣。
2023年04月19日 10:08撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:08
基本的にはものすごく立派なハシゴなのに、一部だけこんななのもまた悪辣。
全貌を下から。
2023年04月19日 10:10撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:10
全貌を下から。
そしてまたすぐ登る。
2023年04月19日 10:11撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:11
そしてまたすぐ登る。
岩と木の根の急坂を越えて、
2023年04月19日 10:16撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:16
岩と木の根の急坂を越えて、
西剣ノ峰。
2023年04月19日 10:18撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:18
西剣ノ峰。
順路は左だが、右は展望台になっているので行ってみる。
2023年04月19日 10:18撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:18
順路は左だが、右は展望台になっているので行ってみる。
目指す山頂はすぐそこだが、まずはまた大きく下らなければならない。
2023年04月19日 10:19撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:19
目指す山頂はすぐそこだが、まずはまた大きく下らなければならない。
ということで再びハシゴ下り。
2023年04月19日 10:22撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:22
ということで再びハシゴ下り。
相変わらず複雑。
2023年04月19日 10:26撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:26
相変わらず複雑。
そしてやっぱりどこか完璧じゃない。
2023年04月19日 10:26撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:26
そしてやっぱりどこか完璧じゃない。
花のトンネルと言うには少々足元が危うい。
2023年04月19日 10:27撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:27
花のトンネルと言うには少々足元が危うい。
下りた先が御沢峠。右へ回り込むべきだったところ、足元の岩場を直進して転倒し、右脚を攣る。一歩間違えればこの最深部で歩行不能に陥っていた。
2023年04月19日 10:28撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:28
下りた先が御沢峠。右へ回り込むべきだったところ、足元の岩場を直進して転倒し、右脚を攣る。一歩間違えればこの最深部で歩行不能に陥っていた。
ここでは、山の反対側の賀蘇山神社からの道が合流してくる。が、そちらは未整備につき通行止め。
2023年04月19日 10:30撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:30
ここでは、山の反対側の賀蘇山神社からの道が合流してくる。が、そちらは未整備につき通行止め。
稜線に出てからここまで登って、下って、登って、下って、山頂へはまた一段ときつい登りとなる。
2023年04月19日 10:31撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:31
稜線に出てからここまで登って、下って、登って、下って、山頂へはまた一段ときつい登りとなる。
稜線の右側を一旦通過して、
2023年04月19日 10:38撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:38
稜線の右側を一旦通過して、
左後方へ折れる。
2023年04月19日 10:43撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:43
左後方へ折れる。
そして上った先を右に曲がり、
2023年04月19日 10:43撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:43
そして上った先を右に曲がり、
花びらの散らばる木の根道の先についに、
2023年04月19日 10:44撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:44
花びらの散らばる木の根道の先についに、
石裂山山頂。
2023年04月19日 10:45撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:45
石裂山山頂。
謂れのありそうな木札と、栃百の山でよく見る仏像。
2023年04月19日 10:45撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:45
謂れのありそうな木札と、栃百の山でよく見る仏像。
山名板にタッチして登頂は達成。しかし、下山できなければその価値は消える。
2023年04月19日 10:46撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:46
山名板にタッチして登頂は達成。しかし、下山できなければその価値は消える。
木々に囲まれて眺望の乏しい山頂ではあるが、奥日光の山々を気の利いたフレーム付きで眺めることができる。
2023年04月19日 10:46撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:46
木々に囲まれて眺望の乏しい山頂ではあるが、奥日光の山々を気の利いたフレーム付きで眺めることができる。
あとは帰るだけ、と言いたいところだが、もう一つ、さらに高い月山のピークを越えないと帰れない。まずは登山道へ戻る。
2023年04月19日 10:50撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:50
あとは帰るだけ、と言いたいところだが、もう一つ、さらに高い月山のピークを越えないと帰れない。まずは登山道へ戻る。
狭い稜線上を進んでいくと、両側が切れ落ちた岩場が現れる。
2023年04月19日 10:58撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 10:58
狭い稜線上を進んでいくと、両側が切れ落ちた岩場が現れる。
写真を見返すとピンクテープが写っており、ここで右側へ乗り越えなければならなかったようなのだが、
2023年04月19日 11:00撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:00
写真を見返すとピンクテープが写っており、ここで右側へ乗り越えなければならなかったようなのだが、
そのまま直進してしまい、少々危ういトラバースを強いられた。
2023年04月19日 11:01撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:01
そのまま直進してしまい、少々危ういトラバースを強いられた。
通過後に振り返ると、渡るはずだった橋が見えた。
2023年04月19日 11:02撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:02
通過後に振り返ると、渡るはずだった橋が見えた。
何はともあれ、最後のピークに向けた登りへ。
2023年04月19日 11:03撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:03
何はともあれ、最後のピークに向けた登りへ。
どうにか登り切って、このまままっすぐ山頂に向かいたいところだが、
2023年04月19日 11:07撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:07
どうにか登り切って、このまままっすぐ山頂に向かいたいところだが、
麓からの道の方に鳥居が建っていたので、そちらへ回り込んで正面からお邪魔する。
2023年04月19日 11:08撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:08
麓からの道の方に鳥居が建っていたので、そちらへ回り込んで正面からお邪魔する。
本コースの最高地点、月山890m。分からなかったのだが、北の小川沢峠からの道もある模様。
2023年04月19日 11:08撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:08
本コースの最高地点、月山890m。分からなかったのだが、北の小川沢峠からの道もある模様。
写真を見返して気付いたが、この石祠は令和元年とかなり新しい。昔のレポートには崩壊した社が写っているものがあり、その後石造に置き換えられたようだ。
2023年04月19日 11:08撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:08
写真を見返して気付いたが、この石祠は令和元年とかなり新しい。昔のレポートには崩壊した社が写っているものがあり、その後石造に置き換えられたようだ。
石裂山よりも更に間近から日光連山を拝むことができていたはずなのだろうが、木が伸びてきてしまっている。
2023年04月19日 11:09撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 11:09
石裂山よりも更に間近から日光連山を拝むことができていたはずなのだろうが、木が伸びてきてしまっている。
花はこちらも美しい。
2023年04月19日 11:09撮影 by  SO-52A, Sony
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花はこちらも美しい。
それではいよいよ、下山を開始する。こちらも結構な急坂。
2023年04月19日 11:16撮影 by  SO-52A, Sony
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それではいよいよ、下山を開始する。こちらも結構な急坂。
鎖も設置されている。
2023年04月19日 11:18撮影 by  SO-52A, Sony
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鎖も設置されている。
ここは鎖が尽きてからの最後の岩の方が怖かった気がする。
2023年04月19日 11:26撮影 by  SO-52A, Sony
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ここは鎖が尽きてからの最後の岩の方が怖かった気がする。
尾根をしばらく行くと、ロープが張られていて谷へ下ろされる。
2023年04月19日 11:34撮影 by  SO-52A, Sony
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尾根をしばらく行くと、ロープが張られていて谷へ下ろされる。
ジグザグに下っていく。
2023年04月19日 11:38撮影 by  SO-52A, Sony
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ジグザグに下っていく。
擬木の階段が登場。良く整備されている。
2023年04月19日 11:39撮影 by  SO-52A, Sony
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擬木の階段が登場。良く整備されている。
と思わせておいての、ご覧の有様。
2023年04月19日 11:40撮影 by  SO-52A, Sony
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と思わせておいての、ご覧の有様。
やがて道は大きな岩の下にさしかかる。
2023年04月19日 11:44撮影 by  SO-52A, Sony
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やがて道は大きな岩の下にさしかかる。
奥ノ宮のように知られてはいないが、ここにも小さな祠が。
2023年04月19日 11:45撮影 by  SO-52A, Sony
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奥ノ宮のように知られてはいないが、ここにも小さな祠が。
その先はロープの張られたトラバース。
2023年04月19日 11:45撮影 by  SO-52A, Sony
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その先はロープの張られたトラバース。
振り返ると、岩の大きさがよく分かる。
2023年04月19日 11:46撮影 by  SO-52A, Sony
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振り返ると、岩の大きさがよく分かる。
そして下は鎖場。月山側では最難の区間かも。
2023年04月19日 11:49撮影 by  SO-52A, Sony
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そして下は鎖場。月山側では最難の区間かも。
突破すれば間もなく谷底だが、
2023年04月19日 11:55撮影 by  SO-52A, Sony
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突破すれば間もなく谷底だが、
最後の最後に大きな段差。強引に下りたが、迂回はできるのかどうか。
2023年04月19日 11:56撮影 by  SO-52A, Sony
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最後の最後に大きな段差。強引に下りたが、迂回はできるのかどうか。
あとはこのまま下っていくものとばかり思ってポールを出してしまったのだが、
2023年04月19日 12:02撮影 by  SO-52A, Sony
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あとはこのまま下っていくものとばかり思ってポールを出してしまったのだが、
急流を避けて道は再び登っていく。
2023年04月19日 12:05撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:05
急流を避けて道は再び登っていく。
そしてこれが本当に最後のハシゴ下り。
2023年04月19日 12:11撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:11
そしてこれが本当に最後のハシゴ下り。
下のハシゴがこのコース上で一番不安感があった。
2023年04月19日 12:14撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:14
下のハシゴがこのコース上で一番不安感があった。
後はただ歩くだけだが、石が散らばり、倒木もあって、足元はあまり良くない。
2023年04月19日 12:14撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:14
後はただ歩くだけだが、石が散らばり、倒木もあって、足元はあまり良くない。
ここだったかは定かでないが、この下りでポールがあっても一度転んだし、むしろ腕が変な方向に持って行かれて折れそうだった。
2023年04月19日 12:25撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:25
ここだったかは定かでないが、この下りでポールがあっても一度転んだし、むしろ腕が変な方向に持って行かれて折れそうだった。
程よく残された倒木が心身を良い具合に削っていく。
2023年04月19日 12:29撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:29
程よく残された倒木が心身を良い具合に削っていく。
道が通らない斜面はまさに死屍累々。この光景を見れば、これでもルート上はできる限りの管理がされているとは分かるのだけれども。
2023年04月19日 12:33撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:33
道が通らない斜面はまさに死屍累々。この光景を見れば、これでもルート上はできる限りの管理がされているとは分かるのだけれども。
這々の体で沢を渡ると、
2023年04月19日 12:35撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:35
這々の体で沢を渡ると、
見覚えのあるシルエット。ようやく一周して分岐に戻ってきた。
2023年04月19日 12:35撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:35
見覚えのあるシルエット。ようやく一周して分岐に戻ってきた。
ここまで来ればもう危険はほとんどない。ヘルメットをしまい、最後の小休止。
2023年04月19日 12:37撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:37
ここまで来ればもう危険はほとんどない。ヘルメットをしまい、最後の小休止。
とはいえ、まだ30分ぐらいは掛かる。暑さに耐えかねて、キャップを沢水に浸す。
2023年04月19日 12:45撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:45
とはいえ、まだ30分ぐらいは掛かる。暑さに耐えかねて、キャップを沢水に浸す。
少しはマシになって、来た道を戻っていく。
2023年04月19日 12:49撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:49
少しはマシになって、来た道を戻っていく。
後ろから撮った社はなんだかけっこう傾いてる?
2023年04月19日 12:58撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 12:58
後ろから撮った社はなんだかけっこう傾いてる?
神社からの道との分岐。本通りの林道も意外と急。
2023年04月19日 13:00撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:00
神社からの道との分岐。本通りの林道も意外と急。
石仏に、どうにか無事戻ってきたと感謝の挨拶。
2023年04月19日 13:00撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:00
石仏に、どうにか無事戻ってきたと感謝の挨拶。
戻ってきた駐車場には、写っていない車も含めて5台ほど。私も素直にここにすりゃ良かったか。
2023年04月19日 13:03撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:03
戻ってきた駐車場には、写っていない車も含めて5台ほど。私も素直にここにすりゃ良かったか。
済んだことは仕方がないのでもう600m頑張って、
2023年04月19日 13:11撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:11
済んだことは仕方がないのでもう600m頑張って、
とうとう遙拝所まで戻ってきた。
2023年04月19日 13:12撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:12
とうとう遙拝所まで戻ってきた。
今は廃れてしまっているが、信者が十万人いたと言われている最盛期には、間違いなく必要な施設だっただろう。実際に登って、そう確信した。
2023年04月19日 13:12撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 13:12
今は廃れてしまっているが、信者が十万人いたと言われている最盛期には、間違いなく必要な施設だっただろう。実際に登って、そう確信した。
【おまけ】
帰りに、山の反対側にある賀蘇山神社にも立ち寄ってみた。
2023年04月19日 15:10撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:10
【おまけ】
帰りに、山の反対側にある賀蘇山神社にも立ち寄ってみた。
2023年04月19日 15:11撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:11
2023年04月19日 15:12撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:12
2023年04月19日 15:23撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:23
2023年04月19日 15:23撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:23
2023年04月19日 15:25撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:25
2023年04月19日 15:25撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:25
いずれ登山道が解放されることがあれば、ぜひこちら側からも登ってみたい。
2023年04月19日 15:20撮影 by  SO-52A, Sony
4/19 15:20
いずれ登山道が解放されることがあれば、ぜひこちら側からも登ってみたい。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ヘルメット

感想

ヤマレコ入会以降に登って来た山ではらくルートの標準タイムをそのまま使ってほど良く休憩を入れる感じでだいたいちょうど良い感じだったのだが、今回はペースが上がらず停滞も多くなり、予定より1時間近く遅れての下山となった。終盤はもう、腱・気持ち・水分・エネルギーのどれが先に切れるかのダービー状態だったが、それらに先んじていち早くゴールテープを切れたので、こうして無事に山行記録を書いている。
県南東部の低山を順次踏破し、鎖場で名高い奥久慈男体山健脚コースも突破して、段階を踏んだ上での挑戦というつもりだったが、実際はまだまだだったということなのだろう。そもそも、自分自身という荷物の重さを恨めしく思った昨秋の釈迦ヶ岳からむしろ増量してるし。その上で前夜にある程度まとまった降雨がありつつ、当日は晴れて一気に暑くなったのだから、もはや苦戦は必然だったというものだ。
登った栃木百名山も20を超え、今後より上の山を目指そうとしている中ではあるが、今回の経験も踏まえて、改めて初夏以降の計画を練っていく必要がありそうだ。

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ハイキング 関東 [日帰り]
石裂山周回コース
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 日光・那須・筑波 [日帰り]
石裂山・月山・東剣ノ峰・西剣ノ峰
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

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