下ノ廊下(黒部ダム−阿曽原温泉 ピストン)


- GPS
- 32:42
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 7,958m
- 下り
- 7,989m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:12
天候 | 10/24: 晴れ、10/25: 晴れ、10/26: 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
http://www.kurobe-dam.com/01hotnews/1201.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されており、旧日電歩道の危険な個所には常にワイヤーが張られています。 頭を岩にぶつけないように頭上注意。 |
その他周辺情報 | ゆーぷる木崎湖 http://www.yupuru.co.jp/spa.html |
写真
感想
昨年、室堂から剱沢雪渓を経て、池の平・仙人池・阿曽原、そして欅平に下りました。そうなるとやはり見たくなるのが黒部ダムからの下の廊下と十字峡。ちょうどいい時期に金曜日に休みを取ることができたので、ここぞとばかりに下の廊下に行くことにしました。
<10/23>
仕事が終わった後に車を出して扇沢に向かい、3時前に扇沢駐車場に到着。朝一のトロリーバスに乗るべく、寝袋を出してさあ仮眠。と思ってふと嫌な予感。そういえば靴を車に積んだ記憶がない。そして荷物を確認するまでもなく、登山靴を忘れたことに気付く。立山駅側ならレンタルなどもあったが、扇沢側は何もなく、急いでスマホで調べたところ、白馬もしくは松本に山岳ショップがある。ということで、本日の山行は諦め、朝になったら松本に戻ることを決めて就寝。。。
<10/24>
朝起きて、ゆーぷる木崎湖でお風呂に入り、松本へ。ルミネの開店と同時に好日山荘に向かい登山靴の物色。いい機会なので日帰り用のトレッキングシューズを買い替えることに。1時間近くもいろいろ試履きにお付き合いいただいた店員さんに感謝です。10足近く履いた結果、結局足の形でしっくりきたのは今もはいているグランドキングでした。そして本屋に立ち寄り、仙人谷ダムの建設が舞台となっている吉村昭の高熱隧道を購入し、再び扇沢へ。今日はロッジくろよんで急遽テン泊です。
<10/25>
天気は晴れ。くろよんに泊まれたこともあり、今日は時間的にとても余裕があり、心にも余裕があります。これから待っているであろう絶景に期待しつつ出発。早朝、駅は閉まっているが前日に下の廊下への登山道への道順を聞いていたので問題なし。いよいよ旧日電歩道を阿曽原温泉まで下っていきます。朝一のバスよりも出発が早いため、基本的にはくろよんに泊まった人しかまだおらず、下の廊下の狭い道もほとんど人を気にすることなく一人旅状態。黒部別山谷からは見どころ満載。岩をくりぬいた歩道に白竜峡、十字峡、S字峡、色鮮やかな紅葉と青・緑・白のきれいな水。日本にこんな場所があるんだぁ!とただ感動しながら歩いていました。阿曽原温泉についたのは2時前。去年の溢れ返ってテントの張る場所がなかったテン場が嘘のようにまだガラガラ。そして5、6人でゆったり入れる温泉と湯船からの絶景。とても贅沢な時間でした。
<10/26>
昨日、テント装備で仙人谷ダムまで一切ストックを使っていなかったせいか、膝にかなり負担がかかり膝の痛みが朝になっても引かない。。。不安に駆られながらもとにかく出発。やはり膝が痛くてペースも上がらないし、今日の長い行程を考えると不安。結局、白竜峡から別山谷までの間が痛みのピークで一歩一歩がかなりつらかったが、そこからはなぜか一気に楽に。そして何とか予定より少し遅くなったものの無事に黒部ダムに戻ってくることができました。
靴を忘れるというハプニングがあったものの、紅葉の最高潮の時に最高の天気で下の廊下を歩くことができて非常に満足この上ない3日間でした。日本が誇るべき一般の人でもなんとか行くことのできるまさに秘境でした♪
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