都心からお手軽、展望抜群(の、はず)の棚横手山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 958m
- 下り
- 506m
コースタイム
天候 | 曇り時々薄日差す(無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:勝沼ぶどう郷駅[11:05]−(JR中央本線)−東京(多摩地区) ※ルートは下山時は「大滝不動」で終了していますが、実際は勝沼ぶどう郷駅まで往路と同じルートを辿っています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
勝沼ぶどう郷駅から大滝不動までの林道は全て舗装されています。大滝不動では10台程度自動車が止まれるスペースがありました。 大滝不動からの登山道は明瞭で、要所要所に案内標識がありますので、道迷い等の心配はほとんど無いと思います。危険個所はありませんが、所々登山道の谷側が崩れていて道幅が少し狭くなっている個所がありましたので、その箇所は注意して進んだ方が良いと思います。また「富士見台」から「棚横手山」の稜線はほぼ直登コースで、勾配も若干急な個所があります。小石がザレた状態になっているので、下山の際は注意して進んだ方が良いと思います。 トイレは大滝不動の脇にあります(※写真参照)男女別になっています。それ以外には今回のコース上にはありません。また市街地抜けると大滝不動も含めて”自販機”は見かけませんでした。飲み物は駅周辺で購入することをお勧めします。 ※登山ポストは見かけませんでした。 |
その他周辺情報 | 「勝沼ぶどうの丘」(勝沼ぶどうの郷駅より徒歩20分程度)の中に日帰り温泉施設があります。¥610だそうです。 |
写真
写真の”ぶどう”ですが、その大滝不動で休憩していたところ、地元勝沼のぶどう生産者の”同窓会一向”の皆様にお会いし、その際、多くの方々から皆さんが持参していた”ぶどう”をおすそ分けして頂きました。家に帰って食べたところめちゃくちゃ甘く、美味しさ満点でした。ご馳走様でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
非常食
飲料(計
1.5リットル)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯電話
時計
タオル
ストック
カメラ
災害用ラジオ(携帯充電・サイレン機能付き)
簡易アイゼン
熊鈴
携帯カイロ
ライター
ビニールテープ
予備靴ひも
|
---|
感想
”たまには山頂から富士山を見てみたいな!”と、突如この秋に感じ、10月12日に山梨県の奈良倉山に登ったものの、奈良倉山自体が濃いガスに包まれ、あえなく敗退…。”挽回”に、と、10月26日には富士山の目の前の大平山を目指し、登山前にはハッキリ姿を見せていた富士山も、大平山頂上に着いた時は1合目付近から上は全て雲の中。2連敗決定でした。
で、今回は3度目の挑戦!この日の天気予報は接近する台風20号の影響もあって目まぐるしく変わり続けたものの、前日夕方の天気予報では”晴れのち曇り”。親の介護の関係で容易にスケジュールが建てられない中、この天気予報に望みを託していざ決行!という段となりました。
ということで、当日は”午前中勝負”の決意の基に朝一番の電車で真っ暗闇の中出発。電車が大月駅に着くころようやく少し明るくなってきたと思ったら、雨こそ降っていないものの、空はぜぇ~ぶ低い雲が垂れこめている状況…。とりあえず目的駅の勝沼ぶどう郷駅まで進むことにしました。
勝沼ぶどう郷駅に着いても大月駅と似たような状況だったら”即撤退”を決めていたのですが、東半分の空は完全な曇天、しかし西の空は雲も少なく、しかも金峰山の五丈岩が朝日を受けてキラキラ輝いている状況。なんとも判断に苦しむ空模様でした。
で、”天気は西から動く”という天気の基本を頼りに決行することとしました。
…、しかしながら写真でおわかりのように”3度目の正直”とはならず、「二度あることは三度ある」の方に軍配が上がりました。
通常、この秋の時期は晴天も多く、空気も澄んで見通しが良いにもかかわらず、3回連続で(しかも前日の天気予報で”晴れ”を確認しつつも)山頂から富士山の姿を見れなかったのは単に私の普段の心がけに起因しているのでしょうねぇ…ちなみに私の自宅の近くからは富士山が良く見えるのですが、全く感動しません。
ところで、この棚横手山(含む、富士見台)は都心から容易に訪れることができるうえに、山頂付近からの眺望は抜群です。東には小金沢連嶺の南部から富士山、南には南アルプスの全貌が、また西には遠く八ヶ岳、近くは金峰山や国師・北奥千丈岳方面、また眼下には広大な甲府盆地を見渡すことができます。標高も1,306mと、さほど高くないため、これから冬に向けても比較的長い期間登山可能だと思います。
ちなみに勝沼ぶどう郷駅からタクシー(朝一番の電車の時点で待機していました)を利用すれば、標高約920mの大滝不動まで来ることができ(駅からの距離も5km程なので、タクシー料金も2,000円程ですむみたいです。)、そこからスタートすれば標高差約390m程、約1時間ちょっとで棚横手山の山頂に到着できます。(ちなみに徒歩で林道を進むと、林道の随所に大変見晴らしが良い所があるので、時間に余裕があれば駅からの山歩きも是非お勧めです。)
また、大滝不動にある滝も見どころ満載です。是非こちらもお立ち寄りください!
コメント
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aochanman777 さん
こんばんは
レコの
ダジェレコを売りにしている私も
私の
hamburg
hamburg様
早速のコメント、大変ありがとうございます。ほとんど自己満足に終始している私のレポートに足をお運び頂き、拍手まで頂き、なんとも御礼の言葉もありません。
しかしまぁ、本当にこの頃は富士山に裏切られっぱなしで困り果てています。登山の日には雲隠れ、そして翌日自宅からは見事な富士の姿、というパターンが続いています。
ところで(以前にコメントさせて頂きましたが…)、hamburg様のレポートにはちょくちょく立ち寄らせて頂いております。居住地も近く、同じ”乗り鉄”ということもあって、hamburg様の”山行”は私の山行計画の重要な資料とさせて頂いております。個人的な希望で大変恐縮ですが、これからも出来ましたら”近場の穴場”コースをご紹介頂ければ何より嬉しく存じます。改めましてコメントお寄せいただき大変ありがとうございました。
aochanman777さん こんにちは
今年は大雪に始まり夏も悪天候が多くようやく秋晴れが続くかと思ったらまた嫌な感じの天気が続いてますね
こうなったら・・・もう見るんじゃなくて富士山に登るしかないのでは
masatさま
いつも、いつも(特に今回は自分でも”つまらんなぁ~!という内容のレポートにも関わらず)コメントをお寄せいただき、嬉しい限りです。
さて、御推奨の”富士登山”ですが、実は私もかなり昔に”幻の富士登山”計画があったんです。確か時間を持て余していた大学生時代だったと思うのですが、その時は静岡県の”田子の浦の海岸から山頂まで登山”する、という完全登山を計画していました。が!、その年の夏、富士山の登山道で大規模な落石事故が発生し、多くの犠牲者が出たため、以降その年の登山が”中止”になる、という不運に見舞われました。
それ以降、自分が社会人になって時間に余裕が無くなってきたことや、富士山より”女性”の方に大いに興味を見出してしまったため、富士登山は現在まで中断したままになってしまいました。(※ちなみに、女性への興味も、その後の膨大な努力ににも関わらず、未だ結実の結果を見い出せない”撤退”状況が続いています。)
ということで、ここのところの富士山の眺望連続失敗、原因は若かりし頃の私の”浮気”が原因なのかな、とこの頃思うようになりました
追伸:次回の富士山の眺望作戦、最後は”奥の手”で、高尾山を考えていますが、それではあまりにも”芸”が無いので、そこでmasatさまにおかれましても、私の技量に見合ったお手頃な横浜近郊で富士山が見える”お山”を是非ともご紹介頂ければ何より嬉しく存じます。
こんばんは^^
後ろ姿、役者ですねぇ
葡萄は勝沼ぶどうっていうんでしょうか?
おいしそー♪
富士見台から望めなくてご自宅から見えるてオモシロすぎ
dejavu様
(私が尊敬する)”山の神様”からわざわざコメントをお寄せ頂き、恐縮至極です。しもじもの世界では私のように富士山の姿を求めてミミズのように”右往左往”して這えずり回る”小さな輩”も存在していることを知っていただき、嬉しく思うこと最大です。
さて、早速ですが、”ぶどう”、見た目はイマイチですが、味はそれこそ”天下一品”でした。巷で販売されている”高級品ぶどう”以上でした。さすがぶどう生産者の皆様だけあって、ご自身が召し上がる物は”超一級品”でした。(そこで来秋には、勝沼のぶどう畑近辺で、ぶどう収穫作業を”物欲しそうな表情で”見学しようかなぁ、などと不謹慎な事を考えております。)
ところで、最後の写真の自宅近郊からの富士山ですが、撮影した場所の地名はやはり”富士見町”という所です。目的の山の頂上からは見えず、逆に自宅近辺から見えるのはかえって”欲求不満”を増幅してしまいそうで困ってます。次回は富士山をバックに”万歳”している”凡人”を掲載できると良いのですが…
aochanman777 様
相変わらず詳細なレコに頭が下がります。
後ろ姿非常に「ガックリ感」が出ていてグッドです。今年は寒くなるのが早い気がしますがaochanman777 様はギリギリまで山行に行かれるのでしょうね。
楽しみにしています。
mitsuaki様
コメントお寄せ頂き、大変ありがとうございます。
「棚横手山」、富士山の姿を期待していただけに、本当にガックリしました。下山直後に足を攣(つ)ってしまったのも、挫折感が体中にまん延していて、足元に注意が行き届かなかったからだと思います。
ところで”戌年”生まれの私ですが、冬の間は”猫”のように暖かい所からなかなか遠ざかれません。なので基本”冬山”は出かけません。(昨年12月の雪の入笠山登山については、ロープウェイで山上に着いたら想像以上の雪深さに、登山を止めようとも思いましたが、天候の良さと比較的暖かかったためにヒィーヒィー言いながら登ってしまいました…)
とはいえ、3回連続の富士拝観登山の失敗、なんとか年内には”悲願達成!?”すべく、少なくともあと1回は出かける予定です。
追伸:mitsuaki様は雪山はあまり行かれないのでしょうか?山道に限らず平地でも”雪道”は歩きにくく、しかも”力”が必要なような感じなので、トレラン脚力UPの”隠し練習”にはピッタリかもしれませんね!?
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