三国岳・烏帽子岳【新緑の阿蘇谷から石楠花三昧の稜線へ】
- GPS
- 07:38
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:36
天候 | 晴れ 稜線では冷たい風に晒されました。 【気温】阿蘇橋:11℃ 三国岳:12℃ 烏帽子岳:12℃ 清内橋:14℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
牧田川に沿って西進→時山養魚場入口の赤い橋「清内橋」手前の 路肩膨らみに駐車。 |
写真
感想
例年であればゴールデンウィークの後半に見頃を迎える烏帽子岳周辺の
石楠花だが、今年はすでに見頃を迎えているらしい。
昨年はタイミングを誤ってしまったので今年は早速出かけることに
しよう。
新緑の美しい季節に入った阿蘇谷の渓流も良いものだ。
薄い関電の巡視路を辿って右岸、左岸を繰り返しワサビ田跡まで来ると
谷も中間だ、体温調整を兼ねて少し休もう。
ワサビ田跡を登り、本流の左股へ尾根をトラバースし、揺れる橋で
右岸へ出ると次第に谷も狭まり、中流から上流の雰囲気を感じさせる。
靴底を濡らしながら右左を選んで詰めて行くとやがて傾斜が緩み、
「三国岳↑」の赤いプレートに従って本流を左に見送るとゆったりした
平坦地に出てダイラの南入口に到着する。
急ぐ山行でもないので稜線に上がる前に少し新緑のダイラを散策して
支谷となる阿蘇谷右股に入る。足元の不安定な狭い急な谷で振り返ると
色鮮やかなピンクと白の石楠花が競い合うように咲いていた。
足元ばかり気にして見逃すところだった。
斜面に絡むように近寄って見ると、僅かに蕾を残しつつも咲き誇る
まさに開花宣言直後のタイミングに恵まれたようだ。
これで今回の石楠花詣での山行は間違いなさそうだと期待して
県境稜線まで上がり、三国岳の三角点や最高点直下の石楠花を
見て廻っただけですでに満足できるほど咲き誇っていた。
今年は石楠花の当たり年に間違いないだろう。
最高点の浅い窪地で食事を摂り、風が冷たい縦走尾根を烏帽子岳に
向かってヌタ場が広がるピークを過ぎるといよいよクライマックス。
石楠花ロードに入ると、尾根上にも尾根下にもピンク色が途切れる事なく
続いていた。
烏帽子岳手前で再び石楠花のトンネルを迎える頃には、ピンクに慣れて
感激の薄れた自分に気付いてしまった。
【尾根では冷たい風に吹かれて冬装備を使うほどだったが、当たり年を
実感できる見頃を迎えた石楠花ロードは、見飽きるほどに見事だった。】
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