鷹ノ巣山(3つのバリルート・・小ちゃい万歳！ タル沢尾根↑ カラ沢尾根↓ ネズミサス尾根↑ 稲村岩尾根↓）

2014年11月02日(日) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,640m
• 下り: 2,636m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:44
• 休憩: 0:24
• 合計: 9:08

5:47 東日原バス停
7:38 7:39 将門馬場(馬責場)
7:50 7:57 カラ沢ノ頭
9:44 9:57 東日原バス停
10:05 10:05 中日原バス停
12:22 12:23 カラ沢ノ頭
12:29 12:29 城山（奥多摩町）
12:52 12:52 水根山(金佐ノ頭)
13:16 13:18 鷹ノ巣山
13:32 13:32 ヒルメシクイノタワ
14:44 14:44 中日原バス停
14:54 14:54 東日原バス停
14:55 ゴール地点

【主な所要時間】
東日原→カラ沢ノ頭　2：03（タル沢尾根↑）
カラ沢ノ頭→東日原　2：25（カラ沢尾根↓）
東日原→鷹ノ巣山　　3：19（ネズミサス尾根↑）
鷹ノ巣山→東日原　　1：37（稲村岩尾根↓）

天候

快晴のちくもり
天気予報はよく当たる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東日原駐車場利用
※協力金500円

コース状況／危険箇所等

◆東日原〜タル沢尾根〜将門馬場〜カラ沢の頭
東日原駐車場の先、奥多摩方面にちょっと行った先から下り、ごみ置き場が見えたら、左に折れ、あとは、道なりに川方面に下って行く。橋を渡ったら左に進み、工事の掲示版の上が登山口。まずは、九十九折りの急登。岩場の左を巻き、伐採地の端を歩くと、何となく尾根筋に至る。モノレールに合流したら、しばらく平行して歩き、作業小屋に出合ったら、鹿除け有刺柵の右を登る。とにかく急登。将門馬場に行けば、少し登って、カラ沢の頭（ピーク）に至る。

◆カラ沢の頭〜カラ沢尾根〜東日原
ちょっと降りて、少しヤセ尾根、ネズミサス尾根との分岐となり、進行方向右。尾根筋を歩くうちに、岩場の尾根となり、そのまま進むと、崖地となる。右に折れるのが正解。テープや踏み跡、地図を見ながら、右にふる。カラ沢の上部で越えるのがミソ。巻いて降りると、タル沢尾根のルートと合流するので、あとは、道なり。私の感じでは、このコースを下りルートで始めて使うのは、避けた方がいいと思う。

◆東日原〜巳ノ戸橋〜稲村岩尾根との分岐〜ネズミサス尾根〜カラ沢の頭
稲村岩尾根ルートを歩き、巳ノ戸橋を渡って、間もなく現れる道標を真っ直ぐ進む。沢を越え、急登すると、尾根道となる。あとは、ひたすら尾根道の一番高い所を進めば良い。

◆カラ沢の頭〜水根山〜鷹ノ巣山
石尾根なので、楽しんでほしい。

◆鷹ノ巣山〜稲村岩尾根〜東日原
奥多摩三大急登と呼ばれるルートなので、とにかく急。しかし、九十九折りなので、凍結していなければ、滑落することはなさそう。

写真

11/2 5:43

東日原駐車場。
快晴となった中で、ライトなしで歩ける時間にスタート。

11/2 5:44

駐車場から少し歩いた場所が入口。

11/2 5:47

このごみ箱が見えたら、左に曲がる。

11/2 5:53

そこそこ下ると、橋。

11/2 5:54

ハッチのある橋。スースーする

11/2 5:57

タル沢尾根。ここが登山口。

11/2 6:11

伐採地の場所を歩く。

11/2 6:15

お向かいは、砕石場。

11/2 6:17

赤杭が道標代わり。ずっと、ついている。

11/2 6:18

岩場もないとね。

11/2 6:23

ヨコスズ尾根だろうな

11/2 6:25

奥多摩のバリルート。地味。

11/2 6:30

タル沢名物。モノレール。

11/2 6:34

歩きやすいけど、時々、ワイルドな場所がある。

11/2 6:36

紅葉の季節。

11/2 6:36

北斜面、やっと、陽が当たるように。

11/2 6:36

ここが、タル沢尾根のターニングポイント。詳しいことは、いわない。

11/2 6:37

もう、紅葉だらけ。

11/2 6:47

ずっと、モノレールとともに。

11/2 6:50

作業小屋が見えた。

11/2 6:51

ヤマレコの注意書きを見ると、この小屋が見えたら、有刺鉄線のある柵の右側を歩くのが、良いらしい。

11/2 7:19

ひたすら、登る。これが、いい。

11/2 7:20

紅葉だから。

11/2 7:38

将門馬場に到着。約2時間。

11/2 7:38

手作りだから。

11/2 7:40

これだけで、絵になる。

11/2 7:43

富士山見えた。

11/2 7:57

カラ沢尾根下降点。ロープの先がルート。

11/2 7:58

長沢背稜。

11/2 7:58

山肌紅葉がきれい。

11/2 7:59

最初は、ヤセ尾根。

11/2 8:00

水根山方面

11/2 8:00

きれい。

11/2 8:01

長沢背稜が美しい。

11/2 8:17

急なんだよな。

11/2 8:37

笑う位、急坂。

11/2 8:40

下りとしては、ワイルド。

11/2 8:44

急なんだな。東日原の集落が見える。

11/2 8:45

もう、カラ沢尾根って、下の方が、ヤバイ。

11/2 8:48

この岩場はスゴイ。

11/2 9:00

カラ沢尾根は、下りで利用するには、色々、研究が必要。

11/2 9:12

道間違えて、カラ沢に出た。これは、キケン。

11/2 9:12

登り返す。

11/2 9:21

もう、バリルートは、自己責任。

11/2 9:32

はあ、やっと、戻ってきた。

11/2 9:33

橋を渡って、東日原へ。

11/2 9:41

青いそら。

11/2 9:45

カラ沢尾根の下りは、ヤバイ。

11/2 9:47

約4時間かけて、駐車場に戻ってきた。また、山歩きをする。

11/2 9:57

バス停。

11/2 10:02

水場。

11/2 10:04

引き続き、ネズミサス尾根を歩く。

11/2 10:05

稲村岩。

11/2 10:10

巳ノ戸橋。

11/2 10:11

きれいだな。

11/2 10:11

おはつの、ネズミサス尾根。どうなることやら・・・。

11/2 10:14

丸太があって、沢を渡れた。

11/2 10:21

沢を渡って、尾根に取り付くために、必死に食らいつく。

11/2 10:29

尾根に着いちゃえば、あとは、根性で歩く。

11/2 10:49

さすがに、キツイ。

11/2 11:07

もう、紅葉がすごすぎる。

11/2 11:25

いつもは、直登だが、自発的に九十九折りになる。

11/2 11:33

ネズミサス尾根は、休んでばかり。いつもは、1時間半に1回の休憩なのに、30分ごとになってしまう。

11/2 11:57

左足の裏が、ついにツッタ。

11/2 12:14

写真撮影で、ごまかす。

11/2 12:15

歩きやすいが、体力が追いつかない。

11/2 12:17

石尾根。あっちに行くんだよな。

11/2 12:20

カラ沢尾根下降点に到着。さっきは、午前8時ころだから、4時間20分もかかったぞ。

11/2 12:22

さあ、あとは、石尾根で鷹ノ巣山を歩く。ヤケクソ。

11/2 12:23

でも、キレイ。

11/2 12:37

カラダは、しんどいが、気力で、あと少し。

11/2 12:52

水根山全景。

11/2 12:52

久しぶり。

11/2 12:52

あと、ワンピーク。

11/2 12:52

歩く、歩く。石尾根は、多くの人とすれ違う。どこから来て、どこに行くのか・・。

11/2 12:52

雪が降りだすと、私は来れない。

11/2 12:59

こういうものこそ、大切にしたい。

11/2 12:59

ん？天気が悪いのに・・・

11/2 12:59

富士山。ありがとう。

11/2 13:00

ガスが襲いだす。

11/2 13:00

鷹ノ巣山まで、あと少し。いつもは、こんな時間に尾根にはいないのだが・・。疲れていて、仕方ない。

11/2 13:02

今年最後だな。

11/2 13:02

富士山。カサかぶっている。

11/2 13:02

もう、最後だな。

11/2 13:09

奥多摩の紅葉は、キレイだな。

11/2 13:16

鷹ノ巣山到着。東日原から、ネズミサス尾根経由で、3時間20分もかかった。だめだなぁ・・。

11/2 13:16

今日の最終目的地。鷹ノ巣山。鉛色の空。

11/2 13:18

頂上では、寒いのに、6人位、休んでいた。

11/2 13:18

さあ、稲村岩尾根を下るか。

11/2 13:26

こういうのも悪くない。

11/2 13:27

三大急登らしい。

11/2 13:31

ヒルメシクイノタワ。巳ノ戸尾根に行きたいが、今日は、ムリ。

11/2 13:31

ネズミサス尾根尾根が右に見えて・・

11/2 13:42

紅葉一色。

11/2 13:47

キレイだが、心に余裕なし。

11/2 13:52

ひたすら、下る。淡々と下る。

11/2 14:12

稲村岩との分岐。もちろん、稲村岩には、寄らない。

11/2 14:12

少し、危ないかな？

11/2 14:19

あとは、沢沿いに、歩くのみ。

11/2 14:21

ここまで来ると、葉っぱがまだ青い。

11/2 14:29

つい、この前、巳ノ戸尾根歩いたな・・ちょっと、感傷的。

11/2 14:34

巳ノ戸橋。後は、すこし登るのみ。

11/2 14:43

11/2 14:44

稲村岩尾根登山口に戻ってきた。撮影。

11/2 14:45

水場。

11/2 14:45

万寿の水という。

11/2 14:52

東日原のバス停。

11/2 14:54

カラ沢の岩。ここで、難儀したんだよな。

11/2 14:55

写真で見るより、はるかにキレイ。

11/2 14:55

よく歩いた。おしまい。

11/2 14:55

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

MUSICA001

borav64mにご紹介いただいた、バリエーションルートを歩くことにした

しかし、タル沢尾根→カラ沢尾根と歩いたのが、間違いだった。カラ沢尾根の最後の岩場が、とにかくキケンであった。前日の雨で、滑るし、ルートがはっきりしなかった。間違って、沢沿いに下ってしまい、危うく、滑落するところだった。泥だらけになった。
カラ沢尾根は、下りで使うには、「アブナイ」と思った。

東日原に戻り、まだ、10時台だったので、もう一つのバリルート、「ネズミサス尾根」経由で、鷹ノ巣山に登り返すことにした。結構疲れているが、頑張ることにした。
だが、燃料補給が上手くいかず、左足の裏がつり出し、久しぶりに、5m歩いては、休みの繰り返しで、辛いハイキングとなってしまった。石尾根手前では、太ももも、つってしまった。情けない・・・。稲村岩尾根の下りで、普通に歩けたのが、せめてもの救いであった。

だが、3つのバリエーションルートを歩けて、よかった。

borav64mさんに、感謝。

コメント

いっき

びっくり
登ったり下りたり　すげーです。
カラ沢尾根を勝手知らずに下るのは　余計に怖いけど
知らないから　下れるというのも有るでしょうね。

それだけ歩いているんだから攣って　当たり前でしょう。
機会があれば　唐松谷とマミ谷の中間尾根でも　登ってみたらいかが？？

MUSICA001

Re: びっくり
okutama さん、コメントありがとうございます。
唐松谷とマミ谷の間の尾根って、名前は何というのでしょう？
その近くの、ツバノ尾根は、そのうちに歩きたいなとは思っていたところです。
北斜面は、これから凍結するのでしょうね。そろそろ、私はお休み期間になりそうです。

ところで、カラ沢尾根を下りで使ったのは、やはり失敗でした。
知らないことの「シアワセの中」にウロウロ・・
まだまだ、奥多摩の自然に学ぶところが多いです。

今回歩いた軌跡のカタチが美しいので、気に入っています。
甲斐駒ヶ岳や剣岳に行かなくとも、標高差２０００ｍ級の達成感があったと、勝手に思っています。紅葉もきれいでしたし・・。

これからも、アドバイスお願いします。

いっき

尾根の名前
檜尾根というみたいです。

人に勧めておきながら　実は自分はまだで
近々歩きたいと思っているんですが　林道歩きが億劫で　(笑)

MUSICA001

Re: 尾根の名前
檜尾根ですね。ありがとうございます。
ブログを調べてみましたが、あまり投稿がなく、興味が湧いています。
今度は、道迷いして、泥だらけにならないよう、気を付けたいと思います。

borav64m

いやはや
私なら二日分の行程です。
良い子の皆さんはまねをしないように。

タル沢尾根は上り下りに使いましたが、作業小屋を見た記憶がありません。
私は一体どこを歩いたのだろう。（笑）

カラ沢尾根は登りでしか使ったことがありません。
橋を渡ったらすぐにそのまま目の前から強引に河口に降りて
尾根の末端から取りつきました。
しばらく登ると岩場にぶつかりますが直登の誘惑に打ちかち
岩場基部にそって右に上がると尾根に上がれました。

確かに待ってろ岩まで踏み跡は定かではなく、ムジカさんの通った
ルートが正しいのでしょう。
青梅警察の救助隊もムジカさんのルートで待ってろ岩の登山者を
救助したはずです。
ルートは登りと下りでは全く違う表情を見せますからね。

ムジカさんの力量なら上高地にある六百山にもそのうち登ってみてください。
ムジカさんなら六百山、霞沢岳、徳本峠で日帰りができるでしょう。
ちなみに我ら夫婦はゴールデンウィークに２泊３日でした。（笑）
六百山山頂で半日お絵かきでした。

MUSICA001

Re: いやはや
borav64m さん、コメントありがとうございます。
borav64mさんおススメのコースを歩きましたが、調子に乗りすぎたためか、カラ沢尾根下部で、ビビりで泥だらけになりました。まだまだ修行が足らん、と神様が戒めているようです。

タル沢尾根の、作業小屋のあった あたりでは、大規模な足場を組んで、工事が行われていました。今にも、野獣が出そうな場所で、大変な作業現場です。

六百山ですか？勉強不足で、知りませんでした。
機会があれば、来夏に、挑戦してみたいと思います。
・・が、奥多摩のコースも引き続き、情報提供してください。よろしく、お願いします。