雪の降り頻る野反湖に到着。うっかりノーマルに履き替えていたので車でグリセードをキめながら登山口着。「仮眠」をする(車中泊は禁止とのこと)。色々ギリギリである。
1
4/27 1:52
雪の降り頻る野反湖に到着。うっかりノーマルに履き替えていたので車でグリセードをキめながら登山口着。「仮眠」をする(車中泊は禁止とのこと)。色々ギリギリである。
雪は到着後小降りになったようで、3cm程度の積雪。この新雪がなければ全く残雪のない白砂山登山口からスタート。風も強く、稜線はシビアなコンディションであることが想定されたため、出発は遅らせた。いや、眠かったのとストックのスノーバスケットが見つからず時間が経過した(スノーバスケットはザックに入っていた)
1
4/27 6:30
雪は到着後小降りになったようで、3cm程度の積雪。この新雪がなければ全く残雪のない白砂山登山口からスタート。風も強く、稜線はシビアなコンディションであることが想定されたため、出発は遅らせた。いや、眠かったのとストックのスノーバスケットが見つからず時間が経過した(スノーバスケットはザックに入っていた)
出発して数分でトラバースに残雪。新雪の下の残雪は、蹴り込める雪の硬さではなく、アイゼンを装着。
0
4/27 6:38
出発して数分でトラバースに残雪。新雪の下の残雪は、蹴り込める雪の硬さではなく、アイゼンを装着。
ハンノキ沢の渡渉点。橋があり、難なく渡れる。雪がマジで少ない。
1
4/27 6:49
ハンノキ沢の渡渉点。橋があり、難なく渡れる。雪がマジで少ない。
小規模な崩壊地。写真で見るより切り立っていた。足を滑らすと3-4m程度下の沢に落ちる。
雪崩の為か、ロープは土砂に埋まっており、掘り出して使った。
1
4/27 6:54
小規模な崩壊地。写真で見るより切り立っていた。足を滑らすと3-4m程度下の沢に落ちる。
雪崩の為か、ロープは土砂に埋まっており、掘り出して使った。
晩秋登山のような積雪。
1
4/27 7:04
晩秋登山のような積雪。
地蔵峠。秋山郷切明温泉へのルート。「切明温泉に通過できない箇所があるため注意」という煮え切らない注意書き。通行止めではないらしい。
1
4/27 7:14
地蔵峠。秋山郷切明温泉へのルート。「切明温泉に通過できない箇所があるため注意」という煮え切らない注意書き。通行止めではないらしい。
ツキノワグマの足跡とみられる。大きい個体だ。かしこいだろう。
0
4/27 7:18
ツキノワグマの足跡とみられる。大きい個体だ。かしこいだろう。
うっすら
1
4/27 7:37
うっすら
シラビソ尾根をゆく。
1
4/27 7:44
シラビソ尾根をゆく。
ちょっとした北面のトラバース道は残雪に覆われている。
0
4/27 7:54
ちょっとした北面のトラバース道は残雪に覆われている。
南アルプスの樹林帯を思わせる
1
4/27 8:07
南アルプスの樹林帯を思わせる
水場分岐。出ているかは見てない。この時期は足元すべて水場である。
1
4/27 8:26
水場分岐。出ているかは見てない。この時期は足元すべて水場である。
当たり前だが、トレースはない。
1
4/27 8:29
当たり前だが、トレースはない。
樹林帯をピンクテープを頼りに進む。自分のトレースが今年の白砂山登山のルートになるかもしれないと考えると適当には進めない 笑
1
4/27 8:32
樹林帯をピンクテープを頼りに進む。自分のトレースが今年の白砂山登山のルートになるかもしれないと考えると適当には進めない 笑
このルンゼ状の地形は見覚えがある。
0
4/27 8:37
このルンゼ状の地形は見覚えがある。
霧氷のトンネルを抜けると…
0
4/27 8:51
霧氷のトンネルを抜けると…
堂岩山山頂。標識は一丁前に雪に埋もれている。
0
4/27 8:54
堂岩山山頂。標識は一丁前に雪に埋もれている。
何故かルートを外れたらしく、笹藪を漕いで登山道に、復帰。
0
4/27 9:00
何故かルートを外れたらしく、笹藪を漕いで登山道に、復帰。
八間山への分岐。あちらも渋い稜線だ。
1
4/27 9:01
八間山への分岐。あちらも渋い稜線だ。
少し進むと漁師の頭に着く。そこそこハイマツがうるさい。ザックに外付けしたピッケルがひっかかってだるい。
1
4/27 9:41
少し進むと漁師の頭に着く。そこそこハイマツがうるさい。ザックに外付けしたピッケルがひっかかってだるい。
ひどい風で、2回ぐらいよろめいた。気温はさほど低くないはずなのに、寒い。
1
4/27 10:23
ひどい風で、2回ぐらいよろめいた。気温はさほど低くないはずなのに、寒い。
無心で稜線を登るとあっけなく白砂山の山頂に到着した。さて、雪の少なさとこの時間から佐武流のピークを踏むのは相当厳しくなったが、ここで引き返せばただ白い景色の白砂を見に来ただけである。
1
4/27 10:28
無心で稜線を登るとあっけなく白砂山の山頂に到着した。さて、雪の少なさとこの時間から佐武流のピークを踏むのは相当厳しくなったが、ここで引き返せばただ白い景色の白砂を見に来ただけである。
というわけで進む。さすがに白砂山付近は残雪が多い。
1
4/27 10:30
というわけで進む。さすがに白砂山付近は残雪が多い。
白砂山中峰(?)から北方稜線へカチ込む。
北方稜線への取り付き点の藪漕ぎはなかった。
0
4/27 10:38
白砂山中峰(?)から北方稜線へカチ込む。
北方稜線への取り付き点の藪漕ぎはなかった。
どこに向かっているのかもわからないが、雪は締まっていて歩きやすかった。
1
4/27 10:46
どこに向かっているのかもわからないが、雪は締まっていて歩きやすかった。
どこなんだここはという感じ。画像データもそりゃおかしくなりますわ。ちなみに、ニセ白砂山のようなピークで道間違えし、ヤマレコアプリに警告を頂く。濃霧はクソ。
1
4/27 11:17
どこなんだここはという感じ。画像データもそりゃおかしくなりますわ。ちなみに、ニセ白砂山のようなピークで道間違えし、ヤマレコアプリに警告を頂く。濃霧はクソ。
際どい残雪を伝う。新雪のせいで雪の状態が分かりづらい。
1
4/27 11:40
際どい残雪を伝う。新雪のせいで雪の状態が分かりづらい。
お、ちょっと霧が晴れてきたぞ。
1
4/27 11:40
お、ちょっと霧が晴れてきたぞ。
このアイゼンの雪玉、刃が効かずに滑るし重いし地獄だった。
1
4/27 11:45
このアイゼンの雪玉、刃が効かずに滑るし重いし地獄だった。
鞍部まで下り、北斜面が終わったら稜線の雪は途切れる。現れるはただの藪。
0
4/27 11:48
鞍部まで下り、北斜面が終わったら稜線の雪は途切れる。現れるはただの藪。
しっちゃかめっちゃかだが、灌木と笹の藪漕ぎ。笹は腰ほどもなく、一応歩きにくいが進める。
1
4/27 11:50
しっちゃかめっちゃかだが、灌木と笹の藪漕ぎ。笹は腰ほどもなく、一応歩きにくいが進める。
笹にアイゼンを絡めて転倒などをした日には清津川の渓谷真っ逆さま。慎重にならざるを得ない。
1
4/27 11:53
笹にアイゼンを絡めて転倒などをした日には清津川の渓谷真っ逆さま。慎重にならざるを得ない。
はい。
0
4/27 11:54
はい。
クソゲーです。
1
4/27 11:57
クソゲーです。
稜線はさすがに無理なので、西側の樹林帯に逃げ込む。
1
4/27 11:57
稜線はさすがに無理なので、西側の樹林帯に逃げ込む。
藪と片斜面に喘ぎながら空を見上げると、辛さが吹き飛ぶような光景が飛び込んできた。
1
4/27 12:18
藪と片斜面に喘ぎながら空を見上げると、辛さが吹き飛ぶような光景が飛び込んできた。
雪はキツイが霧氷は美しい。このへんでストック→ピッケルへ。
2
4/27 12:19
雪はキツイが霧氷は美しい。このへんでストック→ピッケルへ。
急に豊富な残雪帯に。
2
4/27 12:26
急に豊富な残雪帯に。
沖ノ西沢ノ頭は近い。
0
4/27 12:30
沖ノ西沢ノ頭は近い。
白砂山(ニセ白砂山)を振り返り、雄叫びを上げる。
猿のような奇声だが、誰も聞いちゃいない。この山域にはきょう誰もいないのだ。
2
4/27 12:34
白砂山(ニセ白砂山)を振り返り、雄叫びを上げる。
猿のような奇声だが、誰も聞いちゃいない。この山域にはきょう誰もいないのだ。
難所と言われる赤樋山が見える。これまでも難所しかなかったんだが?
1
4/27 12:42
難所と言われる赤樋山が見える。これまでも難所しかなかったんだが?
右側の谷に注意しながら、雪上を進む。
1
4/27 12:50
右側の谷に注意しながら、雪上を進む。
はいオワリ!
1
4/27 12:54
はいオワリ!
あぁ…
0
4/27 12:57
あぁ…
こういう片斜面苦手…。滑ったら止まらないんじゃないかと悪い想像ができてしまう。実際はなんとかなると思うが… 慎重にトラバースして行く。
1
4/27 13:04
こういう片斜面苦手…。滑ったら止まらないんじゃないかと悪い想像ができてしまう。実際はなんとかなると思うが… 慎重にトラバースして行く。
進めど進めど笹と灌木が行手を塞ぎ、そのたびにさらに稜線から離される。
1
4/27 13:08
進めど進めど笹と灌木が行手を塞ぎ、そのたびにさらに稜線から離される。
目の前の佐武流山が遠すぎる。登山口から7時間経とうとしている。下山は20時を過ぎるだろう。明るいうちに白砂山には戻らないと、さすがにバリエーションルート上で日没はリスクが高い。というわけで時間切れである。赤樋山の登り返し手前で撤退を決める。
2
4/27 13:14
目の前の佐武流山が遠すぎる。登山口から7時間経とうとしている。下山は20時を過ぎるだろう。明るいうちに白砂山には戻らないと、さすがにバリエーションルート上で日没はリスクが高い。というわけで時間切れである。赤樋山の登り返し手前で撤退を決める。
人工物。白砂山と佐武流山を繋ぐ登山道がここにはあるのだ。
1
4/27 13:52
人工物。白砂山と佐武流山を繋ぐ登山道がここにはあるのだ。
赤樋山北東尾根の向こうに苗場山
2
4/27 14:00
赤樋山北東尾根の向こうに苗場山
ほどなくして沖ノ西沢ノ頭に帰還
1
4/27 14:16
ほどなくして沖ノ西沢ノ頭に帰還
好き。
2
4/27 14:30
好き。
ぐんま国境稜線トレイルな山々。忠次郎とか、上ノ倉とか。
1
4/27 14:30
ぐんま国境稜線トレイルな山々。忠次郎とか、上ノ倉とか。
白砂山ぶっているが、実は白砂山の北側にあるピーク。登り返しの辛さよりも雪が繋がっている喜びがある。
1
4/27 15:05
白砂山ぶっているが、実は白砂山の北側にあるピーク。登り返しの辛さよりも雪が繋がっている喜びがある。
新雪でもないはずなのにけっこう沈むところがある。吹き溜まりなのかな。
0
4/27 15:17
新雪でもないはずなのにけっこう沈むところがある。吹き溜まりなのかな。
鞍部の藪をシバいて先ほどの登り返しをゆく。
0
4/27 15:26
鞍部の藪をシバいて先ほどの登り返しをゆく。
快晴。焼ける。
2
4/27 15:39
快晴。焼ける。
振り返ると佐武流山。
2
4/27 15:43
振り返ると佐武流山。
ニセ白砂山にも日光マークのパチモンみたいな板があった。
1
4/27 15:44
ニセ白砂山にも日光マークのパチモンみたいな板があった。
今度こそ白砂山だ。
1
4/27 15:47
今度こそ白砂山だ。
浅間山はわずかに噴煙をあげていた
1
4/27 15:51
浅間山はわずかに噴煙をあげていた
往路は霧の森だったが、晴れるとこんなにも、気持ちがよい。
0
4/27 16:00
往路は霧の森だったが、晴れるとこんなにも、気持ちがよい。
天国。
2
4/27 16:02
天国。
こんなとこあったっけと思いながら自分のトレースをたどる
0
4/27 16:04
こんなとこあったっけと思いながら自分のトレースをたどる
あと少しで登山道に復帰。最後の坂はさほど急ではない。ちなみに雪の下には猛烈な笹藪が眠っている。
0
4/27 16:15
あと少しで登山道に復帰。最後の坂はさほど急ではない。ちなみに雪の下には猛烈な笹藪が眠っている。
復帰。ちなみに左奥は草津白根山。
1
4/27 16:25
復帰。ちなみに左奥は草津白根山。
今度こそ青空の山頂で記念撮影!過去一天気がよい白砂山山頂になる。
4
4/27 16:37
今度こそ青空の山頂で記念撮影!過去一天気がよい白砂山山頂になる。
ちなみに1番奥には北アルプスが見え、槍ヶ岳も見えていた。
1
4/27 16:44
ちなみに1番奥には北アルプスが見え、槍ヶ岳も見えていた。
八間山と浅間山と、志賀高原(草津白根山、横手山)。浅間山の左に見えるのは八ヶ岳だろうか。
1
4/27 16:44
八間山と浅間山と、志賀高原(草津白根山、横手山)。浅間山の左に見えるのは八ヶ岳だろうか。
下りましょうか。
0
4/27 16:53
下りましょうか。
ブロック雪崩跡。行きには霧で見えなかった。
0
4/27 17:08
ブロック雪崩跡。行きには霧で見えなかった。
漁師の頭への登り返し。
0
4/27 17:11
漁師の頭への登り返し。
漁師の頭への登りの岩場、遭難慰霊碑となっていた。今回初めて気付いた。
1
4/27 17:15
漁師の頭への登りの岩場、遭難慰霊碑となっていた。今回初めて気付いた。
行きはここで足をすべらせ、冷や汗をかいた。
1
4/27 17:28
行きはここで足をすべらせ、冷や汗をかいた。
夕暮れの白砂山
3
4/27 18:01
夕暮れの白砂山
堂岩山山頂標識発見。雪が微妙に溶けたためだろうか?足跡が心なしか増えている。
1
4/27 18:04
堂岩山山頂標識発見。雪が微妙に溶けたためだろうか?足跡が心なしか増えている。
野反湖を望む。
1
4/27 18:09
野反湖を望む。
ここは夏道を正確にトレースできていなかった
0
4/27 18:16
ここは夏道を正確にトレースできていなかった
お地蔵さん
1
4/27 19:24
お地蔵さん
地蔵峠
0
4/27 19:39
地蔵峠
すっかり夜になってしまったが、無事下山。アイゼン付けていると下山も時間がかかる。
2
4/27 20:26
すっかり夜になってしまったが、無事下山。アイゼン付けていると下山も時間がかかる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する