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Yamareco

記録ID: 5436916
全員に公開
ハイキング
比良山系

神璽の滝から堂満岳

2023年05月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
8.9km
登り
960m
下り
973m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:53
合計
7:23
7:01
7:01
19
7:20
7:28
44
8:12
8:13
86
9:39
9:40
7
9:47
9:51
34
10:25
10:26
19
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31
11:17
11:47
74
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33
13:38
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4
13:43
13:44
2
13:46
ゴール地点
山渓4月号の記事を見て、大昔神璽の滝コースを登った事を思い出した。上を見上げればロープウェイが見えるのが面白く、沢沿いの楽しい道であった。山渓にはイワカガミの群落とシャクナゲロードのことが書かれていた。

2004年にロープウェイが廃止され、リフトも山麓駅も山上駅も撤去され、北比良峠など昔の記憶を蘇らせる物がない。八雲ヶ原のスキー場も比良ロッジもなくなり、冬など遭難が増えたのではと思う。山渓では6時間弱のコース、私には8時間はかかるだろうけど、稜線まで上がれば歩けると思ったので、前夜車中泊で出かける。道の駅安曇川は夜中に起きたとき、ほぼ満車状態の車の数、さすが9連休・・。平日だけれど、これだけの車、お隣の方は比良比叡トレイルを2泊3日でご夫婦で歩かれると言われた。凄いなあ・・。明るくなり、車をイン谷口に移動して出発、車中泊は早く歩けるので歩みの遅い私には気が楽だ。

まだリフト乗り場の建物が古いまま残っている。山麓駅のコンクリートの台場も残っていた。
標識もロープウェイ山上駅とか、山麓駅とかまだ書かれたままだ。神璽の滝へ少し行ってみるが、降りてしまうと登り返しがしんどいから、途中で引き返す。昨夜の大雨で水量が凄い。小さい白いイワカガミが咲いていて。白は珍しいと聞いていたので、写したが一枚しかピントあっていなかった。

神璽の滝への分岐に戻り、北比良峠方面に歩く。新緑が眩しい道、所々でイワカガミがでてきたので喜んで必死で撮影、でもその後これでもかというくらい斜面を埋め尽くしたイワカガミは圧巻の景色だった。堰堤が幾つも出てきて、数えながら堰堤を写したが、昭和63年という堰堤があり、これだけ堰堤があったのか、記憶が定かで無い。今回数えると17個くらいあった。渡渉も数回あり、雨の時はこの道は危ないし、下りはやめた方がいいだろう。トラロープも何カ所かあるが、転落の危険のある箇所もあるように思う。稜線に出たときの標識にはこの道は難路と書かれていた。

沢から尾根への道にとりついてからもイワカガミが斜面を埋め尽くすところもあり、今まで5月はアルプスが多かったのでこの季節の比良は素晴しいなと改めて思う。開けてきて、釈迦岳や北比良峠が見えてきた。ああ、ここロープウェイが良く見えたなと感慨深い。そして登って来た最後の詰めはもっとザレ場だったと思うが、今回は尾根にルートが付けられ、植生も養生されていた。でも山はほっとけばどんどん崩壊していく気がする。

北比良峠はパスして、前山に近道、ここって休憩所が在った場所だろうか?苗木を保護するカバーがゆらゆらして別世界のような風景の向こうに武奈ケ岳が見える。ここから堂満岳に向けて縦走路を南に歩くが、稜線に出た時点で車中泊したお陰で時間はたっぷり、ゆっくり歩いても予定通り行けると思い、満開のシャクナゲのトンネルを歩く喜びがひとしおだった。

金糞峠まであっという間、そこから堂満までの登りもシャクナゲロード、でも昔に比べ道がえぐれ、足が届かないところもある。苦手な登りがシャクナゲに癒やされ、止まってばかりなのでしんどさを忘れる。金糞からは対向の登山者も増え始め、堂満山頂は大賑わいだった。雪の堂満山頂は何もなかったが、雪のない山頂は木があり、強風で寒かった稜線も、風が遮られ暖かかったので良かった。

お昼をすませ、頂上直下の急傾斜を下るが、ここを登るのは改めて嫌だなあと思う。雪の時は楽しかったのはほんの少し若くて元気だったからかな?
あとはノタノホリを楽しみにしていたけれど、初めてみた凍結したノタノホリの素晴しい景色を思い出し、新緑が湖映り映り今回も期待通り美しい景色だった。

イン谷口に戻り、数年ぶりの7時間越えも歩けた喜びだったかな?帰りはお風呂も食事もパスしてノンストップで和歌山まで・・。かつらぎSAで山菜をみつけ、時間も早いので帰って山菜のてんぷらで締める。走行距離350キロ。山渓さん楽しいコース有り難うかな?
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
神璽の滝コース登りに使わないと、下りは危険が伴う

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