暑寒別岳から群別岳(途中まで)
- GPS
- 11:48
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,762m
- 下り
- 1,753m
コースタイム
天候 | 快晴・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に林道渡渉地点付近で熊さんとご対面。当日は、南暑寒別への尾根遠方に熊さん猛スピードで走っていきました。 |
写真
感想
前泊として暑寒荘を利用した。初めて泊まったが3階建て、薪ストーブ、個室完備と素晴らしい山小屋でした。ただし、この時期カメムシとテントウムシが活発に活動してランタンは虫で覆いつくされますのでご注意を。
前情報では、2合目までの林道は、雪が途切れているとの事なので、前日スキーとピッケル・アイゼンをデポしに登った。行きはすべて林道を使い、帰りは沢渡渉の方に行こうとしたが、100m程の距離で熊とご対面した。うっかり大声を出してしまったが、熊の方もびっくりしたようで逃げ去ってくれた。結局2合目までは、全行程林道を使用した。
当日の天気は、快晴・無風の最高の天候で一日中安定していた。
前半は、ザラメ雪で快調に進めたが、暑寒別の山頂手前の急登では、全面アイスバーン。スキーアイゼンの調子悪いのでストックに着けていた強力テープを剥がそうとするが劣化していて使い物にならない。何度も頭を下げ金具調整をしていたら頭に血が行きすぎ更に気分が悪くなった。やっとの思いで暑寒別岳山頂に到達。目の前には群別岳が呼んでいるようにドーンと立っている。南暑寒別への急斜面はアイスバーンではなくザラメ雪。一気に350m程高度を落とし広大な雪原をひたすら歩く。中間のco1231mポコは、ハイマツが出ていて、少しだけ藪漕ぎし通過できた。しかし、群別岳まで残り1.7km地点で体力の限界とタイムリミットとなり11時で前進停止となる。ここから見た群別岳へのルートには雪庇が残っているし、山自体、岩の崩落も起きていて今の自分には無理なレベルであることに納得して下山開始。暑寒別への2時間の登り返しは、超キツイ。ザラメ雪の下の固い層が滑るのでシールでの急登は危険であったので、シートラしてアイゼンで登る。振り返ると南暑寒別への尾根から東の方向へ猛スピードで熊が駆け下りて雪原を走っていく姿が見えた。次は違うルートで挑戦したい。
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