御池岳 茨川〜アザミ谷・ゴロ谷
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
御池岳-第一尾根-アサミ谷-ゴロ谷-御池橋
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
駐車場手前で木の切り出し作業が行われ、クレーンが道を塞いでいたが、 作業の手を止め、アウトリガーを縮めて通していただいた。 作業員に帰りは御池林道を多賀に抜けるようにと言われました。 御池川林道全線開通、鞍掛トンネルも全線開通。 災害で通行止めとなっていた御池岳周辺の道路が開通し便利になりました。 残るのは茨川林道ですが、流出箇所はまだまだ多く残っていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〜第一尾根 テーブルランドの肩直下はT字尾根上部より急峻でザレている。 土が無いので下草もほとんどない。 Co1,000mあたりから、岩塊流地帯となり浮石が多い。 所々にガレ場が斜面に沿って延びトラバースが困難。 横切る鹿が落石を起し、落石が斜面を跳ねて谷底に落ちる様は背筋が凍る。 尾根はT字尾根同様に樹木で見つけづらい。 〜アザミ谷 第一尾根は比較的歩きやすいが、 尾根北斜面は脆い石灰岩が露呈した急な尾根がいくつも走りトラバースが困難な上、 谷底は泥の急な斜面となり登り返しが困難。 ゴルジュ上からアザミ谷への高巻は獣道を辿り急峻な斜面をトラバースしながら高度を上げ、稜線を越える。 稜線から先は根が露出した急峻な崖地で、その先は滑り易そうな落ち葉が堆積した急な斜面がジャンプ台のようになり、一気に谷へ落ち込む。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット 防寒具(雪山用)熊除けスプレー 携帯催涙スプレーOC-17 テープスリング120cm ロープ8φ45m
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感想
前回の山行以来、1か月間休みが無かったので、
「山が足りない!山が足りない!」と連呼して、
平日の天候良い日の山行きの既成事実化を狙って、ようやく実現。
紅葉を求めて山成分補充のテント泊。
小又谷の駐車場からノタノ坂を通り茶屋谷川へ抜ける。
茶屋川に出る前に小さな支谷に降りる場所は、陽のあたらないジメジメした
急斜面で、まさにノタ(泥)の坂状態で歩き難い。
(ノタノ坂はノタ(泥)を意味しているのかは不明。単なる思い付きなので悪しからず。)
茨川の廃村辺りは紅葉は見頃のピークがを少し過ぎた感じ。
三筋滝の滑りやすい高巻きを越え、
鉄塔のある尾根を登り土倉岳経由でテーブルランドへ
滋賀側と三重側の行き来がしやい奥ノ平の南側でご来光をテントで見るために
藤原岳側の肩に幕営。
ここは丁度谷風を受ける場所で、
夜中風が強くなり、ドームテントが風でかなり歪んだ。
それでも、テーブルランドの中心部分を散策すると、そよ風程度。
肩の部分で風が一番増速する場所だった。。が、
今さら、ペグを外せば荷物を入れたまま飛んで行きそうだ。
学生の頃、ニュージーランドのマウントクックの麓でテント設営後
川で顔を洗っていると、バタバタと音がして横を見ると、
川の上を糸車が転がるように荷物を入れたドームテントが強風に煽られ転がってゆく、
慌てて川に飛び込みテントを捕まえたことがある。
テントの中は食事の準備中でコンデンスミルクがベトベトになってしまった。
荷物が入っていても、一度転がり始めるとあっという間に飛んで行ってしまう。
今日は満月。朝方まで雲ひとつない明るい夜。
小さなドリーネに気を付けながら散策をする。
この辺りには鹿の鳴き声も無く静かな場所を一人じめ。
時折、関空に降下中の旅客機が数100m上空を通過する。
明け方に頭陀ヶ平に沿うように、スパイラル状に雲が発生し、
地平線を覆い隠してしまいました。おかげでご来光は拝めませんでしたが、
高い雲は真っ赤に染まりました。
朝、もう一度テーブルランドを散策。
やはり、空身での散策が心地よい。
Co650mから下のアザミ谷は比較的歩きやすい沢で、
渡渉を数回繰り返し、ゴロ谷出合に出る。
前回、ここで狐を見かけたので、木の高い場所にザックをデポし、
空身でゴロ谷を散策し、
その後、予め御池橋にデポしておいた自転車で駐車場に戻った。
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