記録ID: 5448737
全員に公開
ハイキング
四国
四国八十八箇所歩き遍路��らんまん修行の道場
2023年05月03日(水) 〜
2023年05月06日(土)
yamaonse
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 32:05
- 距離
- 108km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,072m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:14
2日目
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:21
9:32
501分
下山駅
17:53
のいち駅
3日目
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:06
4日目
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:24
（1日目）移動距離15.1km
（2日目）23.7km
（3日目）31.1km
（4日目）31.9km
（2日目）23.7km
（3日目）31.1km
（4日目）31.9km
| 天候 | （一日日）晴れ （二日目）曇り、のち晴れ （三日目）曇りときどき晴れ、のち晴れ （四日目）曇りときどき雨、のち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
飛行機
のいち駅→奈半利駅・下山駅→高知駅（観光1日フリーきっぷ1,670円） （二日目）高知駅→下山駅・のいち駅→高知駅（土讃線、土佐くろしお鉄道） （三日目）高知駅→のいち駅（土讃線、土佐くろしお鉄道）へんろ橋BS→はりまや橋BS（とさでん交通バス） （四日目）はりまや橋BS→へんろ橋BS（とさでん交通バス）種崎→長浜（県営渡船）土佐市役所前BS→北はりまや橋BS（とさでん交通バス） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（奈半利駅からのいち駅）神峯寺への往復は標高差で下半分が車道、上半分が山道です。海沿いの遊歩道は自転車道と共用です。スピードを出してるロードバイクには注意しましょう。また、自動車道建設のため所々で工事中です。防波堤沿いの道を含め、入り口が一か所しかなくて途中から侵入できない道も多いので、取り付きは見落とさないようにしましょう。 （のいち駅から土佐市役所）札所はほとんどが山のなか、山越え、峠越えがあります。コースは全体的に歩道や路側帯があり、交通量の多い道はあまり通りませんでした。桂浜近くでは県営渡船（無料）を利用しました。昼間は1時間に一本、待合所近くには飲食店などの時間を潰すところはありません。浦戸大橋を渡るコースもありますが、かなり高いところを歩くので天気の悪いときは避けた方がいいかもしれません。 |
| その他周辺情報 | NHK朝ドラらんまん効果と秘仏御開帳が重なり、五台山周辺は大変混雑しています。竹林寺は午後5時まで参拝できますが、御開帳の受付は4時半までです。なお、大日寺でも本尊が開帳中です。 |
写真
GWは5か月ぶりのお遍路第三弾、高崎駅から新幹線に乗り込み、羽田空港近くに前泊します
庶民の街、蒲田にあるニュータンタンで夕食、川崎に下宿していた学生時代に通った懐かしの味です（＾＾）
そして窓からはドコモビル（左）東京タワー（中央）スカイツリー（右）が一望できます
朝焼けもばっちり、高層ビルの少ない都下近郊のホテルは見晴らし最高です
ということで前泊までして意気込んだのにフライトは20分遅れ、高知はNHK連ドラらんまん一色でした
乗合タクシーで高知空港からのいち駅、飛行機遅れて汽車は1時間待ちです（−−
歩き出すとすぐに幕末の混乱期に斬首された二十三士の墓がある福田寺が目に入ってきます
しかし腹が減ったので道の駅へ急ぎ、軽くカレーを頂きます（＾＾）
しばらく歩くと安田不動、巡礼道にはお不動さんやお薬師さんが大勢いらっしゃいます
高知の川はどこも透き通っていてきれい、これから左上にあるお寺、標高差4百メートルを登ります
古民家が軒を連ねる安田の街道筋には南商店、大正時代の建物です
こちらは旧柏原家住宅、旧市川医院で藩の御殿医を務めた家柄とのこと、現在は交流館として利用されています
今回のお遍路で一番多く見た花はアマリリス、あちこちで野生化していて大きな花を咲き誇っていました
こちらはコガクウツギ、ウツギはいろんな種類がたくさん咲いていました
だらだら坂を登り詰めるとようやく27番神峯寺山門、右手には神社の鳥居が仲良く並んでいます
本堂脇に建つお大師さまにご苦労であった、と褒めてもらっている気分（＾＾）
帰り道も花探し、まずは海沿いでも延々と咲いていたコバノタツナミから
5月に萩の花？うーん、難しい→コマツナギというマメ科の花でした
下界に降りてきて伊尾木駅まで歩こうかと思っていたけど、足は痛いしその先は長いので一つ手前の下山駅にて打ち止め
ほぼ待たずにやって来た車両は快速、乗り換えなし約1時間で高知市内まで直通します
高知駅とはりまや橋の中間あたりに位置するホテルに4連泊、建物内は昭和の香りが漂います
そして翌朝、高校生の運動部員たち大勢に囲まれ、負けないくらいの食欲です（汗）
どんよりとした雲が覆う海、右手前に安芸タイガース球場、中央の半島にはロイヤルホテル土佐、左奥には高知市の海沿いに連なる低山が見えてきました
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5/4 9:49
どんよりとした雲が覆う海、右手前に安芸タイガース球場、中央の半島にはロイヤルホテル土佐、左奥には高知市の海沿いに連なる低山が見えてきました
廃ホテルの先で路地に入ります（目印見落として数十メートル先まで行って戻りました）→ホテル大山はラブホとして営業中のようです
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5/4 10:07
廃ホテルの先で路地に入ります（目印見落として数十メートル先まで行って戻りました）→ホテル大山はラブホとして営業中のようです
防波堤に延々と続く歩道、ちなみに先ほどの進入路を過ぎるとかなり先まで行かないとこの道には入れません
工事中の数か所を迂回して安芸市旧市街へ、時代が止まった通りです
旧市街に弁当屋やパン屋はあれど食堂はなし、しばらく歩いて安芸しらす食堂、しらすを生（どろめ）と加工後の2種類で味わいます
突然晴れだした大海原に感動（室戸岬方面を振り返ってパシャリ）
こちらは高台にある休憩所の展望台からの琴ヶ浜、自転車道は高速道路工事のため通行止めにつき車道に迂回します
琴ヶ浜には坂本龍馬の妻、お龍と君枝姉妹像、妹の君枝が当地出身の海援隊士菅野覚兵衛に嫁ぎ、姉のお龍もこの地を訪れた縁から建立されたとのこと
25
5/4 14:21
琴ヶ浜には坂本龍馬の妻、お龍と君枝姉妹像、妹の君枝が当地出身の海援隊士菅野覚兵衛に嫁ぎ、姉のお龍もこの地を訪れた縁から建立されたとのこと
そんな難しいことは知らないよ、とでも言いたげなネコちゃん、近寄ったら逃げられました（汗）
サイクリングロードはもともと土佐電気鉄道安芸線、登龍門という隧道では廃線感が高まります
お次のトンネルは征天工、その先の住宅地を抜ける土盛り区間も線路跡としか思えない構造物でした
あっという間に抜き去っていった若い外人さん、コロナ鎖国が終わり外人さんが一気に増えた気がします
道の駅やすに立ち寄り一果相伝 マスクメロンジュースフロート750円也、疲れた体にしみるっ
旧赤岡町は古い家並みのしっとりとした町、まずは明神さまにある安政地震の碑
こちらは初代村長小松与右衛門邸、四国はホントに古いものが残っています
ということで初日に乗合タクシーで最初に訪れたのいち駅に到着、高知駅へと戻ります
高知駅に向かう途中にはアンパンマン、高知は作者やなせたかし氏の父の実家があり、同氏が幼少期に過ごした地です
という縁でごめんなはり線の駅前にはやなせたかし作のオブジェが揃っているという訳です（ふたたびののいち駅から歩き出します）
大日寺に向かう途中にはクラシックカーや蝋人形館のあるアクトランドを通過します
今年は弘法大師生誕1250年でいくつかのお寺では御開帳が行われていて、当寺でも秘仏本尊大日如来座像が特別公開中、平安末期の穏やかなお顔が印象的でした
22
5/5 9:15
今年は弘法大師生誕1250年でいくつかのお寺では御開帳が行われていて、当寺でも秘仏本尊大日如来座像が特別公開中、平安末期の穏やかなお顔が印象的でした
お庭は美しいしご住職のご家族も温厚な感じで、とても好感の持てるお寺でした
お次のお寺に向かう途中には石垣に自生するデンドロビウム、地植えのアマリリスといい温暖な気候のおかげです
途中の松本大師堂・ヘンロ小屋の前にはいにしえの巡礼者たちの石碑、表面に彫られた姿がリアルです
雲の隙間からまだらに差し込む強い日差し、この日が一番日焼けしました
路肩にもお祀りされたお地蔵さん、田んぼ道は左右どちらにも勢いよく流れる水路が満々と水をたたえています
そろそろ歩き疲れた来た頃にへんろ石、伝説の巡礼者、中務茂兵衛と壱百五拾七（度目）の文字が彫られています
橋を渡ったら土手沿いに国分川を下流に向かいます（奥の方に鷲尾山をはじめとした海沿いの山並みが見えます）
周囲に国衛があったのが嘘みたいに鄙びた田んぼの畦道の真ん中で、でっかい蛇が気持ちよさそうに日向ぼっこしていました
大師堂も落ち着いた佇まい、聖武天皇の創建時の遺稿は残っていませんが、歴史を感じさせるお寺でした
長宗我部氏の居城、続100名城の岡豊城の真横を通過するも登城する気力なし、このまま平地を進むのかと思ったら山中に入り逢坂峠
21
5/5 13:21
長宗我部氏の居城、続100名城の岡豊城の真横を通過するも登城する気力なし、このまま平地を進むのかと思ったら山中に入り逢坂峠
予期せぬ峠越えに疲れるもこの眺望、高知は海沿いの町のはずなのに長崎や山口市を彷彿とさせる山に囲まれた町でした
坂を下ると土佐一宮、土佐神社の荘厳な社殿（こちらも長宗我部元親による造営で国の重要文化財指定）
同じく国重文の鐘楼は土佐藩第2代藩主山内忠義による造営とビッグネームが続きます
ということで30番善楽寺、神社の別当寺が神仏分離で廃寺となった後、お寺の後継を巡って札所が並立した時代もあったようです
郊外の住宅地から田園地帯、太いバイパス道を経由して路面電車を通り過ぎ、再び小山にぶつかると五台山、墓地への私道が遍路道です
14
5/5 15:42
郊外の住宅地から田園地帯、太いバイパス道を経由して路面電車を通り過ぎ、再び小山にぶつかると五台山、墓地への私道が遍路道です
ちょっと登るとこの光景、7番札所から始まる最初のヘンロ転がしを思い出させる構図でした
中京圏から和歌山、四国限定のカイナンサラサドウダンがちょうど開花していました
名前はムサシアブミだけど主に西日本で咲くサトイモの仲間とのこと
ということで見てはいけないものが次々と視界に入ってきてしまい、先に進めません（滝汗）
慌てて登って山門、この時点で御開帳の受付時間は終了していました（涙）
本堂は国重文指定、800円払えば内陣で参拝できたご本尊も遠くにチラリと見ることができました
五台山の南麓に前浜行きバス路線あり、遍路道との分岐となるへんろ橋バス停で打ち止めとします
10分ちょっとではりまや橋、繁華街にある土佐料理司でまずは生ビール、つきだしのえんがわをなにかと和えたものが美味でした
自動車道沿いの側道から峠越えの道に差し掛かると幕末の志士、武市半平太旧宅、余裕がないので遠巻きに見るだけです（汗）
分譲住宅地のパークタウンを抜け古い家並みを抜けて32番禅師峰寺への登山道に取り付きます
遍路道にある聖神社の御神木クスノキ、旧道沿いには保存樹木が多く残されています
種崎の渡し船が1時間に1本なのに途中で気付き、捻挫して以降、初めて小走りで飛ばしてギリギリ出航に間に合いました
乗船時間はわずか5分ですが、これに乗れないともの凄く高い場所を渡る浦戸大橋で迂回しなければならないので大助かり、おまけに無料です
24
5/6 11:14
乗船時間はわずか5分ですが、これに乗れないともの凄く高い場所を渡る浦戸大橋で迂回しなければならないので大助かり、おまけに無料です
渡った先の長浜は古い漁師町、道ばたの側溝には横走りする蟹の姿、カメラを構えたら防戦モードに早変わりしました
旧道沿いの宇賀神社の御神木はエノキ、保存樹木は種類も豊富でびっくり
おなかも空いたので、雪蹊寺門前にあるカフェリブラにてハンバーグ定食を頂きました
デザートのプリンもセットで1,100円、アイスコーヒーはビアジョッキみたいな大きさで＋200円でした
33番雪蹊寺、長宗我部家の菩提寺で仏師湛慶作の仏像が伝わる古刹です
午前中は止んでる時間のほうが圧倒的に多かった雨ですが、旧春野町に入るあたりから本降りになってきました
勢いよく流れる水路の脇には石仏や供養塔、関東で見かけるのと違ってぱっと見で石仏なのか墓石なのか、なんの供養塔なのかわからないのがもどかしい
16
5/6 13:16
勢いよく流れる水路の脇には石仏や供養塔、関東で見かけるのと違ってぱっと見で石仏なのか墓石なのか、なんの供養塔なのかわからないのがもどかしい
ということで34番種間寺、弘法大師が唐から持ち帰った種を境内に蒔いたことに由来するんだとか
そのお大師さん、本降り雨だけどしっかり見守っていてくださいね（ここでカメラをしまい、本格抗戦モードとなりました）
古い石橋や広い仁淀川など撮影スポットに惹かれながら、靴下やパンツまで伝った雨水に辟易しながらも35番清滝寺にどうにかたどり着きました
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5/6 16:32
古い石橋や広い仁淀川など撮影スポットに惹かれながら、靴下やパンツまで伝った雨水に辟易しながらも35番清滝寺にどうにかたどり着きました
本降り雨のなかに木枯らし紋次郎みたいなカッパを着た若者ひとり、お寺の関係者かと思ったらどうもガチな修行僧のようでした
リュックまでびしゃびしゃになりながらも土佐市役所前から北はりまや橋、焼肉ここからで生ビールです！
何回か前を通るも入店待ちの列に立ち寄れず、雨のせいか空いていたので吸い込まれました
看板メニューの伝説焼き、ヒレ・ハラミ・タンはジュニアサイズでもボリュームたっぷり
盛岡冷麺のタレをカツオ出汁でアレンジ、辛くしない冷麺は新鮮でした
天災は忘れた頃にやってくるの寺田寅彦氏も高知出身だったんですね
ということでの高知城、雨の多い高知の地に合わせて雨樋もセットされた石垣です
内助の功といえばの山内一豊の妻、馬と黄金の話が銅像に仕立てられています
鉄門のあった場所は枡形になっていて、四方から攻撃できる構造です
石落としや鉄砲狭間、現存唯一の武者返し（天守台と天守閣の間にある鉄柵）などがよく残されています
こちらは北方面、櫓や門などお城の構造物が現存してるって凄いことです
丸、三角、長方形といろいろ形がある矢狭間塀、丸や三角が鉄砲、長方形が矢で攻撃する構造とのことですが、真田丸のオープニングを思い出しました
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5/7 9:57
丸、三角、長方形といろいろ形がある矢狭間塀、丸や三角が鉄砲、長方形が矢で攻撃する構造とのことですが、真田丸のオープニングを思い出しました
威圧感のある詰門、行き止まりの空間は三方から攻撃できる構造です
初代藩主山内一豊像、奥にある文学館のベルばら展も気になりますが先を急ぎます
午後はレンタカーで桂浜にひとっ飛び、坂本龍馬記念館で見る龍馬の着物に龍馬は意外と長身だったことを知ります
龍馬のピストルや有名な写真の原板、お手紙などの複製が展示されていました
晴れていれば海岸線が一望できる展望デッキは雨で閉鎖されていました
桂浜まで降りて有名な龍馬像、生前に好んで訪れていた地であったことから建立されたとのことです
遅いランチは浜のテラスにあるSea breeze Cafe Bellmareでロコモコ丼を頂きました
外は大雨でも洞窟内は雨降らないし・・・という期待をまるで裏切る滝シャワー状態、カッパを着た人と大勢すれ違った理由がわかりました
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5/7 15:03
外は大雨でも洞窟内は雨降らないし・・・という期待をまるで裏切る滝シャワー状態、カッパを着た人と大勢すれ違った理由がわかりました
そして洞内最大の記念の滝、巨大過ぎて写真に収めるとむしろ止まっているかのように見えます
弥生時代の土器が鍾乳石にコーティングされた神の壺にてプチ冒険は終了です！
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
リュック（ミステリーランチクーリー25）
山谷袋（アークテリクスマンティス2）
日除付キャップ（アシックス）
高機能タイツ（ワコールCW-X）
軽量雨具（ティートンブロスのブレスジャケット・ブレスパンツ）
ザックカバー
モンベル傘
ドライサック（アウトドアリサーチ15L）
ヘッドライト
ストック（ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ）
ゴアテックスランニングシューズ（アシックスGT200GTX）
中厚手靴下（スマートウール）
五本指インナーソックス（インジンジ）
擦れ防止剤（Pritect J1）
かぶれ止め薬・ボディローション
湿布
サポーター
下着
指なし手袋（アウトドアリサーチ）
充電用品一式
納経帳
蝋燭
線香
ライター
経本
納札
|
|---|---|
| 備考 | （あってよかったもの）後頭部に日除けの付いたキャップ、指のないUVカットの手袋、先ゴム付きのダブルストック（あったほうがよかったもの）肉刺の水抜きに安全ピン |
感想
お遍路第三弾は奈半利駅から高知市周辺までを繋ぐ4日間の旅です。もともとは2月に予定していましたが、母の入院でキャンセル料を払って中止に。満を持しての今回は足首捻挫の病み上がり、行けるところまで行けばいいやのつもりで出かけました。
朝一の飛行機に間に合わないため羽田空港近くのホテルに前泊。庶民的な蒲田の町では学生時代によく行ったラーメン店で懐かしの味を楽しみ、高い建物のない住宅街の向こうには新宿の高層ビルから東京タワー、スカイツリーの夜景が一望できました。
気合いを入れて向かった高知ですが、羽田での出発が遅れて乗る予定の汽車に間に合わず。初日は午後からのスタートとなりました。高低差400メートルある神峯寺が一番最初の難関でしたが、路肩には意外といろいろ花がありらんまん牧野博士の気分。
無事に登拝して下界に降りると痛む足、初日は予定駅よりひとつ手前で打ち止めとしてホテルのある高知駅へと向かいました。蕎麦屋で一杯やりながら翌日の対策を練ります。ちょっと距離があるけど初日に汽車に乗ったのいち駅まで行くのが目標です。
翌日はNO寺デー、歩いてもひとつも札所がない一日です。海沿いの防波堤やサイクリングロードに沿って延々と歩くコースですが、名所旧跡もあって飽きさせません。ごめんなはり線が併走しているところが多く、もしものときの安心感もありました。
三日目は大日寺から。新緑の美しい落ち着いた佇まいの境内では、タイミングよく秘仏が御開帳。神がかっている顔つきの多い大日如来にあって比較的穏やかなお顔が印象的な仏像に感動しました。続く国分寺、善楽寺とテンポよく次のお寺が現れます。
この国分寺から善楽寺に掛けてのエリアは長宗我部氏ゆかりの岡豊城もあり、山内一豊が入る前の遺構もよく残されています。平地の少ない土佐で発達した在地武士の一領具足。誇り高い土佐の県民性のもともとは地形にあり、とても興味深かったです。
一方、ちょっとお高い感じの竹林寺はセレブのイメージ。お隣の牧野植物園で寄り道し過ぎて御開帳に間に合わなかったというのもあるけど、遠目にはご本尊も拝めたし、縁がなかったかと諦めました。本格的な植物園はじっくり見たら楽しそうです。
ここまで意外に行けると気をよくした最終日、雨の予報ということもあり早めに行けるところまで行っておこうという魂胆です。小高い山の上にある禅師峰寺から渡船で向かう雪蹊寺、雨中行軍となった種間寺、清滝寺とどうにか目標に到達できました。
予備日としていた五日目はもうひとつ先の札所まで行っておくこともできたけど、本降り雨で濡れ鼠のままフライトは嫌なので観光とします。高知城をじっくり見学し、坂本龍馬記念館で幕末の歴史を学び、ワイルドな鍾乳洞で冒険気分を味わいました。
高知の札所はあと4つですが、足摺岬の前後でお寺の間隔が一気に広がります。室戸岬よりさらにデカい岬への道。攻略法は正当法で行くしかなさげですが、早く足を完治させて、次の第四弾に備えて体力を向上させて行きたいと、心を新たにしました。
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2023年10月19日 (日帰り) [C]
おかえりなさいませ♪私も同じ道を歩きますが、「きっと別の景色を見るのだろうなあ・・・」と思いながら、yamaonseさんが眺めた景色を楽しませてもらいました。先日、八十八箇所第一回の記録を先日拝見しなおして、時期の違い、興味の対象が異なると、同じ道でも別の景色になるのだなあと、思いました。
あれやこれや感想をお知らせしたいのですが、大量になりそうですので、厳選します（笑）
（１）安田の町並みが素敵。安田不動、南商店、旧柏原家住宅、見てきます♪津呂港近くにも同じような旧宅があったことを思い出しました。
（２）モチツツジ、あのたくさん咲いていたツツジは、モチツツジという名前なのですね。分かりました♪
（３）はらたいらさんも高知出身でしたか。
（４）廃ホテルの先で路地、メモしておきます。
（５）大日寺のお庭が楽しみです。
（６）国分川の渡渉地点のお地蔵様。
（７）「へんろ橋」バス停、はげみになりそう。
（８）聖神社、宇賀神社の御神木、ぜひお参りします。
厳選して記し出しましたが、すでに８つ・・・、あとは心の声でつぶやきます（笑）
ところで、種埼の渡船、つい先日時刻を調べましたが、１時間に3本ずつありました。祝日だからでしょうか、何か理由があって変更されているのでしょうか。もしわかれば教えてください。
第四回の記録も楽しみです。
足の具合が本調子ではない中、無事に歩けて良かったですね♪
（１）安田の町並み、しっとりとしたタイムスリップの町並みでした。のいち駅手前の旧赤岡地区も同じくいい雰囲気です。室戸の市街地もレトロでしたね。
（２）モチツツジ、ちょっと大ぶりなピンクのツツジは西日本に多いですね。
（３）はらたいらさんに３千点、アンパンマンのやなせたかし氏や、フクちゃんの横山隆一氏など、高知県は漫画家王国とのことです。
（４）廃ホテルだと思ったのはホテル大山で、ラブホとして営業しているようです（汗）
（５）大日寺のお庭は広くありませんが苔が美しいお庭でした。全体的にいい雰囲気でしたよ。
（６）国分川のお地蔵さんは遍路道分岐のちょっと先ですが、ぜひお立ち寄りを。
（７）へんろ橋バス停、健脚ならみすけさんなら大日寺のお宿からもっと先に行けるかも。
（８）神社のご神木はどれも立派でした。種類も違っていて、豊かな植生を感じました。
（最後）種崎の渡船、朝晩は１時間に２、３本ですが、日中は１時間に１本、毎時１０分発です。
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/170106/tosen1.html
足が本調子ではない件、昨日通院してつま先立ちして歩いてみろと言われましたが、痛くてできませんでした。今回は長時間のヘンロ転がしがなかったのでゆっくりなら歩き通せましたが、登山含めて行き先は限られそう。第四弾は11月の予定、それまでには不安材料がない状態になりたいですね。
足の調子はいかがですか？まずは兎も角お遍路旅らんまん編お疲れさまでした。
それにしても高知って東西の長さは凄いものがありますね。自分は若いころ西半分を回りましたが改めてこのレコを拝見すると最難関の地であることが伺えます。
え〜とまだ詳細を見てないので”お気に入り”保存で後からじっくり見させていただきます。
牧野植物園、カイナンサラサドウダンなんて初めて見ました、聞きました。ここだけで埋没しちゃいそうです💦高知の後半戦も楽しみですね😊
こんばんは😄
四日間100km以上、レコ写真200枚近く、
壮大な四国のお遍路旅、真似など到底出来ませんがじっくりとみさせて頂きました。
四国お遍路はまだ続きがあるのでしょうが、立派な冊子等が出来ますね^o^
お遍路第三弾お疲れさまでした。
四国は行った事のない未知の国。川や自然がすごく綺麗だと聞きました。
四国の自然や史跡、どれも素晴らしいですね〜
それに行く先々でのおいしそうな食事。さすがyamaonseさんですね！！
何度も行かれるということはよっぽど良いのでしょうね・・・
自分もいつか行けたらと思っております。
まずは無事にお帰りになられて何よりです。
今回もお遍路はもとよりお花から鉄分、歴史散歩、そしてグルメと盛りだくさんの旅だったようですね。学生時代の思い出の味に始まり、締めに深川めしとは流石で御座います。改めて四国札所のお寺を拝見すると、何れも立派な寺院で驚きです。やはり秩父の寒村の寺とは財力が桁違いのようですね。以前四国の山旅の最中、長宗我部元親の墓に出会ったことがあるのですが、あまりに簡素だったので愕然としました。絢爛豪華な物が良いわけではありませんが、あまりに冷遇されている感があって何だか淋しい気持ちになった記憶がありました。今回、長宗我部氏ゆかりのお寺や神社がとても立派だったので少し安心しました。
第四弾はさらなる苦行の道のりになるそうですが、楽しみでもありますね。それでは本当にお疲れ様でした。godohan
お遍路テクテク、お疲れさまデシタ♪
昨年末に高知に旅行へ行って、
朝市を散策したのでお写真が懐かしく♪
旅先でも朝食モリモリ、
美味しい物をしっかりとで流石ー♪
四国お遍路も南国土佐、咲いているお花もみんな南国っぽいかと思いきやこちらでも見かけるお花もけっこうあるんですね。あの牧野富太郎博士の地元でもありGWと相まって賑わっているようですね。心配の足もGWのお天気も持ってくれて札所のお寺も予定通り？回れたようでよかったですね。最終日はお天気残念でしたが、高知城に坂本龍馬、鍾乳洞まで折角の高知ですから観光もよかったのではないでしょうか。私はGW南紀のきれいな海を見られましたが土佐の海も同じ太平洋を望んできれいですね。今回も１００キロ越えで、次は最難関の高知西部、ゆっくり休養してまた次に備えてください。お疲れさまでした。
お遍路、108キロ、お疲れ様でした。
山歩きではないにしても、かなりの距離歩かれて、足の方は大丈夫でしたか？
牧野植物園、ゆっくり見て回りたい感じですね。
夏休みに行く予定してるので楽しみです。
お疲れ様でした。
日帰りの山だったらためらわず雨天中止にできますが
せっかく遠くまで行って沈殿ばかりできないですよね
旅がらすが2015年4月に通し打ちした時も降られて降られて
2日目から8日連続降られたし全体でも降らない日は半分以下
yamaonseさんの次回は
足の調子がまだ万全ではないようですが、それでも4日間で100km越えとは凄いですね！
札所のお寺以外にも、牧野植物園や高知城、洞窟、それに盛りだくさんの食事で充実した4日間だったのではないでしょうか？
あとは「予備日としていた五日目は...」という一文を見て驚きました。
さすがに5日間連続で長距離を歩くと足が心配ですが、雨のおかげで強制的に休養日になった感じですね
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