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Yamareco

記録ID: 5449642
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

去年下見したロープ場を通りに五番関から百合ヶ岳

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:46
距離
9.9km
登り
865m
下り
867m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:18
合計
8:44
7:45
7:47
25
8:12
8:12
204
11:36
11:38
9
11:47
11:49
8
11:57
11:58
208
15:26
15:36
23
15:59
16:00
13
16:13
16:13
1
16:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゴールデンウィーク、人によっては初日だったので大丈夫かなと思ったが、五番関トンネル駐車場は半分くらい空いてて助かった。
この林道は積雪期以外は川上村との交通網でもあり、整備されていて走りやすい。
ただ、帰りは洞川の温泉街はさすがに家族連れなどで賑わっており、狭い道を走るのは気を遣いながら徐行だった。
コース状況/
危険箇所等
はっきりした危険箇所はロープの付けられた岩場とその上のちょっとした崖。
それ以外は石楠花の中、ルーファイ力にかかっており、それ次第では危ない所に入り込んでしまうこともありうる場所。
若くて馬力があればなんとかなるわけでもないので、やはりある程度の経験がある人にしか勧められない。
通り方は百合ヶ岳側からだと崖部分で上る場所が分かりにくい所もあるので、最初は五番関側から来て崖を下りる所の古いビニール紐を探すのが確実かも。
いずれにしても五番関から百合ヶ岳のピストンなら日帰りでもある程度時間の余裕はあるから、焦らず無理せず右往左往しながらでも確実に進める所探すのが大事と思う。
五番関トンネル駐車場から。
連休だからいっぱいかなと思ってたらまだ半分くらいで助かった。
2023年05月03日 07:29撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 7:29
五番関トンネル駐車場から。
連休だからいっぱいかなと思ってたらまだ半分くらいで助かった。
新しい頑丈そうな橋がやたら目立つ。
2023年05月03日 07:31撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 7:31
新しい頑丈そうな橋がやたら目立つ。
小さい枯れ谷を絡んで上り着いた五番関。
2023年05月03日 07:45撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 7:45
小さい枯れ谷を絡んで上り着いた五番関。
尾根通しではなくトラバース道が奥駆け道となってるが、結構な傾斜に細い道が続き、時に半分崩れてたり岩が出てたり、こういう道は苦手。
2023年05月03日 07:57撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 7:57
尾根通しではなくトラバース道が奥駆け道となってるが、結構な傾斜に細い道が続き、時に半分崩れてたり岩が出てたり、こういう道は苦手。
鍋担ぎ行者さん。
帰りはここで奥駆けやってる人と話しながら休憩した。
2023年05月03日 08:12撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 8:12
鍋担ぎ行者さん。
帰りはここで奥駆けやってる人と話しながら休憩した。
鍋担ぎ行者さんを越えて最初の枝尾根を入ると思って歩いてたら奥駆け道はそのピークの裏を通っていて戻る形で尾根に入った。
分かっていれば手前から入った方が短く簡単だった。
2023年05月03日 08:23撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 8:23
鍋担ぎ行者さんを越えて最初の枝尾根を入ると思って歩いてたら奥駆け道はそのピークの裏を通っていて戻る形で尾根に入った。
分かっていれば手前から入った方が短く簡単だった。
いきなりテープが迎えてくれて、これは簡単かなと一瞬勘違いさせられる。
2023年05月03日 08:25撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 8:25
いきなりテープが迎えてくれて、これは簡単かなと一瞬勘違いさせられる。
最初の分岐のテープ。
一見このまま少し右に行くのが尾根通しに感じるが、先を見るとテープどおり左に下りていく方が鞍部に続いてる。
2023年05月03日 08:33撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 8:33
最初の分岐のテープ。
一見このまま少し右に行くのが尾根通しに感じるが、先を見るとテープどおり左に下りていく方が鞍部に続いてる。
大峰によくある細尾根の感じ。
2023年05月03日 08:36撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 8:36
大峰によくある細尾根の感じ。
広く穏やかな疎林の鞍部。
ここら辺がのんびり歩ける最後だったかも。
ここから先のシャクナゲ地帯に入って早々に、ロープの岩場とシャクナゲで頭や顔叩かれないためと蜘蛛の巣対策で持ってきたヘルメットをかぶり、これは行きも帰りもシャクナゲ帯からロープの岩場の間だけ着用した。
2023年05月03日 09:15撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/3 9:15
広く穏やかな疎林の鞍部。
ここら辺がのんびり歩ける最後だったかも。
ここから先のシャクナゲ地帯に入って早々に、ロープの岩場とシャクナゲで頭や顔叩かれないためと蜘蛛の巣対策で持ってきたヘルメットをかぶり、これは行きも帰りもシャクナゲ帯からロープの岩場の間だけ着用した。
シャクナゲの藪漕ぎになってからはなんとか人が歩いたらしい隙間を見分けて押し通るが、合ってれば先にテープが現れる。
2023年05月03日 09:24撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 9:24
シャクナゲの藪漕ぎになってからはなんとか人が歩いたらしい隙間を見分けて押し通るが、合ってれば先にテープが現れる。
写真では見えにくいが、なぜか岩と木に弛んだワイヤーが渡されてた。
この尾根筋は植林など林業の手が入った痕はこの1本のワイヤー以外まったく見かけなかった。
2023年05月03日 10:02撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 10:02
写真では見えにくいが、なぜか岩と木に弛んだワイヤーが渡されてた。
この尾根筋は植林など林業の手が入った痕はこの1本のワイヤー以外まったく見かけなかった。
やっとはっきり姿を現した百合ヶ岳。
この角度から見ると鋭鋒と言われるのが分かる気がする。
2023年05月03日 10:45撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 10:45
やっとはっきり姿を現した百合ヶ岳。
この角度から見ると鋭鋒と言われるのが分かる気がする。
ロープ場手前あたりからは崖のような急な下りになっており、そのどこを通るかで石楠花の中を右往左往したが、発見したのがこの薄いピンクがかった古いビニール紐。
この崖地帯では確か2箇所、このビニール紐のおかげで助かった。
ただ、ほんともうボロボロだし色も薄いので最初まったく気が付かなかった。
2023年05月03日 11:02撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:02
ロープ場手前あたりからは崖のような急な下りになっており、そのどこを通るかで石楠花の中を右往左往したが、発見したのがこの薄いピンクがかった古いビニール紐。
この崖地帯では確か2箇所、このビニール紐のおかげで助かった。
ただ、ほんともうボロボロだし色も薄いので最初まったく気が付かなかった。
崖を下りていくと唐突に出てきてほんとにこれかとびっくりしたロープ。
でも下を見るともうシャクナゲもない平和な疎林の鞍部。
おそらくこれが去年下見に来たロープ場に違いない。
2023年05月03日 11:07撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:07
崖を下りていくと唐突に出てきてほんとにこれかとびっくりしたロープ。
でも下を見るともうシャクナゲもない平和な疎林の鞍部。
おそらくこれが去年下見に来たロープ場に違いない。
丸っこくて足がかりになるところが少ない岩に芝生のような草付き。
おまけに靴は底の柔らかい新しい靴。
とにかくつま先ではなくせめて母指球から先置けるような足場探り探りでロープ頼みの降り方になってしまった。
この尾根はここから少し上、崖になるあたりからこの岩場にかけての後ろ向きで下りる区間と、シャクナゲ地帯で時にシャクナゲを踏んで押さえるようにして通る場面も多々あったことを考えると、やはりある程度底の硬い靴で来た方がより通りやすかったと思う。
2023年05月03日 11:11撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:11
丸っこくて足がかりになるところが少ない岩に芝生のような草付き。
おまけに靴は底の柔らかい新しい靴。
とにかくつま先ではなくせめて母指球から先置けるような足場探り探りでロープ頼みの降り方になってしまった。
この尾根はここから少し上、崖になるあたりからこの岩場にかけての後ろ向きで下りる区間と、シャクナゲ地帯で時にシャクナゲを踏んで押さえるようにして通る場面も多々あったことを考えると、やはりある程度底の硬い靴で来た方がより通りやすかったと思う。
先ほどまでとはうって変わった美しい疎林の源頭部。
ここは大峰の中でも好きな場所の一つかも。
2023年05月03日 11:32撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:32
先ほどまでとはうって変わった美しい疎林の源頭部。
ここは大峰の中でも好きな場所の一つかも。
ゴールデンウィークだしちょうどお昼時だしで人多いかなと思ってたら誰もいなくて驚いた百合ヶ岳山頂。
でもきっとこれから上がってこられるだろうし、先ほど通った尾根の戻りもあまりの分かりにくさに同じ所通れるかどうかも、そして同じ所通るのが良いのかどうかも分からず、上りになるのでどのくらい時間かかるかも分からないので、少しでも戻っておいて飯にしようと来ましたよを撮って即下りに。
2023年05月03日 11:47撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:47
ゴールデンウィークだしちょうどお昼時だしで人多いかなと思ってたら誰もいなくて驚いた百合ヶ岳山頂。
でもきっとこれから上がってこられるだろうし、先ほど通った尾根の戻りもあまりの分かりにくさに同じ所通れるかどうかも、そして同じ所通るのが良いのかどうかも分からず、上りになるのでどのくらい時間かかるかも分からないので、少しでも戻っておいて飯にしようと来ましたよを撮って即下りに。
一般道との分岐。
予想どおり山頂からここまでの間に上ってきた方10名近くとすれ違った。
2023年05月03日 11:57撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 11:57
一般道との分岐。
予想どおり山頂からここまでの間に上ってきた方10名近くとすれ違った。
結局ロープ場の鞍部まで戻って少し風があったが飯。
このロープを上った先もまだ少し木の根を掴む崖があるが、上からだとここが下り口ですよという薄ピンクの古いビニール紐が目印になって助けてくれたものの、こちらから上る場合はそういう目印が無く、ひと上りする度に次上る箇所が分からなくなるので、少なくとも五番関側から来た場合は場所をよく覚えながら下ってくるのがいいと思うが、百合ヶ岳側から初めて登るというのはちょっと危ない気がする。
2023年05月03日 12:43撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 12:43
結局ロープ場の鞍部まで戻って少し風があったが飯。
このロープを上った先もまだ少し木の根を掴む崖があるが、上からだとここが下り口ですよという薄ピンクの古いビニール紐が目印になって助けてくれたものの、こちらから上る場合はそういう目印が無く、ひと上りする度に次上る箇所が分からなくなるので、少なくとも五番関側から来た場合は場所をよく覚えながら下ってくるのがいいと思うが、百合ヶ岳側から初めて登るというのはちょっと危ない気がする。
この尾根はおそらく昔、シャクナゲが今ほど繁殖してない時代はそれなりに通られたのではと思われ、はっきりした踏み跡もそこかしこにあるし、テープも古いものが相当数ある。
そして尾根芯が岩で通りにくい所は確か2箇所ほど西側に巻きのトラバースが付けられていたが、これはその一つの出入り口を示すテープ。
ただ、シャクナゲが繁殖してしまった今となってはこのテープそのものが側に行くまで見えず、どう通ればいいのか右往左往したあげくにテープ見つけてやはりここでよかったかとホッとすることになった。
2023年05月03日 13:11撮影 by  iPhone 12, Apple
1
5/3 13:11
この尾根はおそらく昔、シャクナゲが今ほど繁殖してない時代はそれなりに通られたのではと思われ、はっきりした踏み跡もそこかしこにあるし、テープも古いものが相当数ある。
そして尾根芯が岩で通りにくい所は確か2箇所ほど西側に巻きのトラバースが付けられていたが、これはその一つの出入り口を示すテープ。
ただ、シャクナゲが繁殖してしまった今となってはこのテープそのものが側に行くまで見えず、どう通ればいいのか右往左往したあげくにテープ見つけてやはりここでよかったかとホッとすることになった。
これは帰りに通過後、五番関側から撮ったが、尾根は左に続いていくし、実際古いテープも一つそちら側の倒木に付いていたものの、上を見ると岩が立ち並んでいて上がっても通りやすいかどうか分からない。
最初半信半疑で途中まで踏み跡辿って上がってみたが、ほんまかいなと思いながら周り見回すとなんと下の方にどう見ても道らしきもの発見。
そこまで無理矢理下りてみたらおそらくこのほうが最近多く通られているのではと思われる踏み跡が続いていた。
この写真だとここからザレた所を右に回り込んでトラバースっぽく斜面を渡っていくと、小ピークの東側を巻くように踏み跡が続いていった。
2023年05月03日 13:37撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 13:37
これは帰りに通過後、五番関側から撮ったが、尾根は左に続いていくし、実際古いテープも一つそちら側の倒木に付いていたものの、上を見ると岩が立ち並んでいて上がっても通りやすいかどうか分からない。
最初半信半疑で途中まで踏み跡辿って上がってみたが、ほんまかいなと思いながら周り見回すとなんと下の方にどう見ても道らしきもの発見。
そこまで無理矢理下りてみたらおそらくこのほうが最近多く通られているのではと思われる踏み跡が続いていた。
この写真だとここからザレた所を右に回り込んでトラバースっぽく斜面を渡っていくと、小ピークの東側を巻くように踏み跡が続いていった。
ここも巻き道のトラバース道で赤テープが見えるが、そのテープを見るためには尾根芯からここまで下りてこなければ気づけない。
2023年05月03日 13:39撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 13:39
ここも巻き道のトラバース道で赤テープが見えるが、そのテープを見るためには尾根芯からここまで下りてこなければ気づけない。
石楠花の中に踏み跡らしき所探して歩いたら行きでは1401のピーク巻いてしまったので、帰りはちょっとそれてピークらしき所に寄ってみたが標識らしきものもテープも何も無し。
今度こそ何かあるかなと1314のピークで見回してみたらなんと、大峰のあちこちで見かけるお札発見。
でもこれはいったいいつ頃掛けられたんだろう。
自分が見てきた幾つもの中で飛び抜けて古い。
やはりシャクナゲが繁殖してしまう前は最後の岩場を通過できる人が結構通ったんではないだろうか。
2023年05月03日 14:56撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 14:56
石楠花の中に踏み跡らしき所探して歩いたら行きでは1401のピーク巻いてしまったので、帰りはちょっとそれてピークらしき所に寄ってみたが標識らしきものもテープも何も無し。
今度こそ何かあるかなと1314のピークで見回してみたらなんと、大峰のあちこちで見かけるお札発見。
でもこれはいったいいつ頃掛けられたんだろう。
自分が見てきた幾つもの中で飛び抜けて古い。
やはりシャクナゲが繁殖してしまう前は最後の岩場を通過できる人が結構通ったんではないだろうか。
奥駆け道合流。
行きでは感じなかったが、こうして上から見ると相当えぐれてて、最初道に見えず、いったい何だろうと、向こう側に渡らなければならないのかと一瞬考えてしまった。
2023年05月03日 15:19撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 15:19
奥駆け道合流。
行きでは感じなかったが、こうして上から見ると相当えぐれてて、最初道に見えず、いったい何だろうと、向こう側に渡らなければならないのかと一瞬考えてしまった。
奥駆け道に入ってからはこの時期らしく奥駆けをやる人、吉野からの逆峯で来られる方数人とすれ違う。
その後鍋担ぎ行者さんでそのうちのお一人と喋りながら少し休憩し、帰りは現在の奥駆け道であるトラバース道ではなく古道と書かれてる尾根道を選択。
昔はこちらが奥駆け道だったんだろうか。
2023年05月03日 15:37撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 15:37
奥駆け道に入ってからはこの時期らしく奥駆けをやる人、吉野からの逆峯で来られる方数人とすれ違う。
その後鍋担ぎ行者さんでそのうちのお一人と喋りながら少し休憩し、帰りは現在の奥駆け道であるトラバース道ではなく古道と書かれてる尾根道を選択。
昔はこちらが奥駆け道だったんだろうか。
入ってみればなんとピンクテープ連打。
なんか奥駆けの古道らしくなくてびっくり。
途中結構急坂も一部あって確かにトラバース道の方が楽かもしれないが、個人的には怖いトラバースよりこちらの尾根道の方が好き。
2023年05月03日 15:52撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 15:52
入ってみればなんとピンクテープ連打。
なんか奥駆けの古道らしくなくてびっくり。
途中結構急坂も一部あって確かにトラバース道の方が楽かもしれないが、個人的には怖いトラバースよりこちらの尾根道の方が好き。
五番関に下りてきたら何も書いてないながらも通行止めっぽくトラロープが渡されてる。
いったいどこが危なかったのか、確かに一カ所すぐ横が抜けた所はあったが、それいうならトラバース道なんてずっと横が抜けてるようなもんだし、なんで通行止めっぽくなってるのか分からず。
ここには奥駆けの方と思われるテントが二つ張られてた。
2023年05月03日 15:58撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 15:58
五番関に下りてきたら何も書いてないながらも通行止めっぽくトラロープが渡されてる。
いったいどこが危なかったのか、確かに一カ所すぐ横が抜けた所はあったが、それいうならトラバース道なんてずっと横が抜けてるようなもんだし、なんで通行止めっぽくなってるのか分からず。
ここには奥駆けの方と思われるテントが二つ張られてた。
五番関トンネル駐車場まで下りてきてこの東屋で残った菓子パン食べてたらタクシーが。
運転手さんが話しかけてこられたので聞いたら吉野からの女性4名が五番関で女人結界門入らず下りてこられるとのこと。
そういう事は結構あってここにはよく来られるらしい。
しばらく話してたが、その女性4名が下りてこられたのを潮に自分も帰路についた。
2023年05月03日 16:13撮影 by  iPhone 12, Apple
5/3 16:13
五番関トンネル駐車場まで下りてきてこの東屋で残った菓子パン食べてたらタクシーが。
運転手さんが話しかけてこられたので聞いたら吉野からの女性4名が五番関で女人結界門入らず下りてこられるとのこと。
そういう事は結構あってここにはよく来られるらしい。
しばらく話してたが、その女性4名が下りてこられたのを潮に自分も帰路についた。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

下多古川西尾根とでも呼べばいいのか。
以前イツボ谷から勝負塚山に登って今宿跡に抜けた時、地図見ててあの尾根から百合ヶ岳行けないのかなと気になり、ググってみると数少ないレポに必ず出てくるのが石楠花の中のルーファイと危ない岩場の話。
シャクナゲはともかく、ロープは付いているらしい岩場については自分の技量で行けるのかどうか気になっていきなりは勇気がなく、去年百合ヶ岳の一般的な周回ルート行ってついでにその岩場まで寄り道してきた。
その時高さは無いながらも足がかりの少ない岩場に草付きを見てロープ無かったら自分には危ないなと思ったが、同時にロープあるなら行けるかもとも。
そして今回、シャクナゲが勢い増してしまう梅雨前にと行ってきました。
そして一番感じたのは実はここは昔から結構沢山の人通ってるんではということ。
奥駆けから分かれてシャクナゲが繁殖してるあたりまでは歩きやすい尾根でしっかりした踏み跡にテープも十分。
シャクナゲ帯に入ってからもシャクナゲの無い場所には結構しっかりした踏み跡もそこここにつながってるし、尾根芯が岩で通りにくい場所には少し薄いながらも巻きのトラバースが結構長い距離付けられて、その出入り口には分かりにくいながらテープも巻かれてたりする。
そしてシャクナゲの繁殖した中にも踏み跡らしきものはあるし、所々にテープも。
おそらくまずシャクナゲが繁殖する前にはしっかり道が付けられるほど人通りがあり、シャクナゲが繁殖して育ってしまうごとに通行困難になって通る人が少なくなっていったんではないだろうか。
ということは、これから年々シャクナゲが育つにつれて通ることは難しくなっていく尾根と言える気がする。
このシャクナゲ帯から問題の岩場にかけて、テープはグッと少なく分かりにくくなる。
まさに数少ないレポで皆さんルーファイに触れられてるとおりで、巻き道を見つけられるか、ロープ場に続く崖のどこを通るか、右往左往しながらでもテープや踏み跡を発見出来るかにかかってた。
そしてもう一つ、行きと帰りで同じ道を見つけるのが結構難しかった。
歩いた跡のログを見てもらえれば分かるとおり、勿論行きに通らなかったピーク踏むためわざと外した所もあるが、ほとんどの場合こっちだったかなって行ってみたらなんか違うようなって事が多く、結果的に通れたというだけで、かかった時間を見ても帰りは来た道をスムースに戻れたわけではなく、同じくらい右往左往したことが分かる。
バリゴヤのように狭い尾根にシャクナゲの場合は通らなければならない所が限られてるのでみんな通って地面踏み固めることでどこ通るかはっきりするが、ここのシャクナゲ帯の多くはそこまで狭い尾根ではなく、それこそ一見どこでも通れるように見えるのが難しい所。
またそういう広い所と違ってちょっとヤバかったのはロープ場を上がってから続く崖のどこを上るか。
下ってくる時は写真にも書いたとおり薄ピンクの古いボロボロのビニール紐のおかげで降り口が分かったが、上る所にはそれも無く、下手な所上がったらシャクナゲで動けませんでしたでは洒落にならないので、狭い崖を横移動で回り込んだり右往左往。
あれは絶対ちゃんと覚えておかなければならなかったと反省。
それでもロープ場にたどり着いてしまえばもうこのロープ掴むしかないって心も決まって、結果的には情けない話ながら全面的にロープ頼みで上り下り。
ただ、実際あまり角のない引っかかりの少ない岩でその上に伸びた芝生のような草付きだったので、この日履いていった底の柔らかい靴では立ち込める場所があまり無く、下りでは下の足場を探すため、上りでは手がかり足がかりが甘いために、自分の技量では意地になるより素直に掴まって仕方なかったと思うが、崖の上下のためだけでなくシャクナゲ帯で時にシャクナゲを踏んで乗り越える時などにも底の硬い靴の方が楽だったと思うので、もしまたここ来るなら底の硬めの靴選ぶと思う。
岩場そのものは6〜7メートルくらいでロープとトラロープの2本が同じ木から下げられてたが、もしこの少し古そうなロープが危ないと思えば、ロープ持ってる人は持参していけば少なくとも下りは簡単に懸垂出来ると思う。
しかしこのシャクナゲ帯とロープ場の前後はまったく雰囲気の違うのんびりしたハイキングコースのようで、ピストンの場合トータルの時間も少々右往左往しても日帰りに適度。
天気も良い日を選んで行ったので、無事帰ってこれた今となっては楽しかった、面白かったと言える山行になりました。

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