酒匂川水系河内川西沢本棚沢
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 05:39
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 960m
- 下り
- 953m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:26
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
F1のそばまでは登山道なので特に問題なし。 F1〜F4の巻きは足下がよくないところがあるので要注意。 そこから稜線までは普通の沢登り。滝のヌメり以外特に問題なし。 下山も普通の登山道。問題なし。 |
その他周辺情報 | 下山後は中川温泉の信玄館で入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
環付きカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
アッセンダー
ハンマーバイル
ハーケン
渓流シューズ
トポ
ルート図
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ロープ
ガス
|
感想
丹沢随一のスケールの本棚を有する西沢本棚沢。
ただし、F1はもとより、F2〜F4も直登は無理っぽいのでおとなしく巻く。
F1〜F4を巻くと1級程度。
もっとも、巻きによくない箇所があることと、ヌメる滝の直登があるので(巻き可能)、初心者だけの入渓は勧められない。
1 入渓まで
西丹沢自然教室から畦ヶ丸への登山道を辿る。
権現山への分岐(まだ地理院地図では登山道表記あり。)、下棚沢の出合を過ぎ、
畦ヶ丸への登山道が沢を離れて登り始めるところで登山道を離れ、
ちょっと進むと本棚(F1)。すぐ隣に唐棚沢の大滝も。
西丹沢自然教室からなんだかんだで200mほど登るので、ここまで40分くらい。
F1の手前で入渓準備をしてF1も見物。
2 F1〜F4の巻き
F1の巻きは、手前右岸にうっすらとした踏み跡あり。
支沢の左岸を登るという記録もあるが、支沢とF1との間に踏み跡あり。
稜線にたどり着いたところで下を見るとF3が見えた。
直登は難しいとようなのでそのまま巻道を進んでF3も巻く。
巻道はザレている斜面のトラバースもあるので、初心者は注意が必要。
なお、今回軽アイゼンを使ってみたが、あまり役には立たなかったような気がする。
そのまま踏み跡を進むとF3を越えたところへ。少し進むと倒木が有名なF4。
F4の巻きは、手前右岸の尾根を登ってトラバース。
尾根はしっかりとした根っこが多数出ているので特に問題はない。
トラバースは細いところがあるが、足下はしっかりしている。
その部分の根っこはそれほど顕著ではないが、ゆっくり進めば問題ない。
トラバースしてから少し下降して沢筋へ。
3 稜線まで
ここからは小ぶりなナメとゴーロの連続。
しばらく進むとF5。
地形図から距離が短い沢であることは容易に読み取れるが、実際すぐに到着。
丹沢の沢110ルート225ページにはF1の落ち口からF6の上の二俣まで
40〜50分とあるが、F1を登れる人ならそのくらいかも。
F5は水流右が登れるが、一箇所悪いところがある。
しっかりとした残置スリングがあるが、念のため、
さくっと登ったCLにお助けを下ろしてもらって3人通過。
たぶん左岸を小さく巻ける。
F5通過後ちょっと進むとF6。
滝の左右にも水流があるがいずれも湧水。ある種奇観といえるかも。
若干ヌメっているが、ホールドはしっかりしており、さほど問題なく登れる。
折角持って行ったのでザイルを出して、これまた折角持って行った
アッセンダーで登る。左岸を巻けると思う。
F6を登ると後は特に見せ場なし。
より大きな谷や水流のある谷へと進み、畦ヶ丸の西北西の1148mの標高点の西のコルに詰め上げる。
最後で尾根に上がったが、沢筋も足下はしっかりしていて非常に詰めやすかった。
4 下山
過去の記録はかなり時間を要していたものが多かったので急いだが、
終わってみれば西丹沢自然教室を出てから4時間程度で稜線へ。
CLからは、時間があるので加入道山はどうよと提案があるもほか3人スルー。
まっすぐ西丹沢自然教室へ。
善六のタワを過ぎてからの急降下はやっぱり若者は速い。
頑張って付いていくのでペースが早く、あっさりと下山。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ご一緒させていただいた2mrです。しっかっりとした記録を描いていただきありがとうございます。
ちょっと巻道の足元が危ないところがありましたが、概してまったり系(にしてはハイスピードでしたが…)の沢登りになりましたね。
またよろしくお願い致します。
ヤマレコのIDお持ちだったのですね。修正しておきました。
半ば自己満足ですが、他の人に少しでも役に立てればと思って記録を書くようにしています。kamogさんの記録には足下にも及びませんが。
F1〜F3の巻きで装着した軽アイゼンは後ろ側にしか爪がなかったので、登る途中では実はあまり役に立ちませんでした。沢床に降りるときは役に立ったような気もしますが。軽アイゼンよりもピンソールの方がいいかもしれません。
クライマーのt2mrさんに勧めるのもなんですが、まったり系の沢もいいですよ。
また都合がつけばどこか行きましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する