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Yamareco

記録ID: 545135
全員に公開
沢登り
丹沢

酒匂川水系河内川西沢本棚沢

2014年11月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
9.5km
登り
960m
下り
953m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:28
休憩
0:58
合計
5:26
本棚は、巻き始めるまでの30分程度入渓準備や休憩等の時間を含み、出発時間は巻き終わりの時間。参考までに。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西丹沢自然教室そばの駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
F1のそばまでは登山道なので特に問題なし。
F1〜F4の巻きは足下がよくないところがあるので要注意。
そこから稜線までは普通の沢登り。滝のヌメり以外特に問題なし。
下山も普通の登山道。問題なし。
その他周辺情報 下山後は中川温泉の信玄館で入浴。
本棚(F1)。
登れるようになるとは到底思えない。登りたいとも思わないけれど。
2014年11月08日 09:42撮影 by  DSC-TX30, SONY
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本棚(F1)。
登れるようになるとは到底思えない。登りたいとも思わないけれど。
リッジを登る人がいるそうな。
2014年11月08日 09:46撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 9:46
リッジを登る人がいるそうな。
F1の隣にある唐棚沢の大滝。
2014年11月08日 09:43撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 9:43
F1の隣にある唐棚沢の大滝。
巻道の途中から見下ろしたF3。
2014年11月08日 10:20撮影 by  DSC-TX30, SONY
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巻道の途中から見下ろしたF3。
巻き終わるととりあえずはこんな感じの癒やし系の沢に。
2014年11月08日 10:27撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 10:27
巻き終わるととりあえずはこんな感じの癒やし系の沢に。
足下はナメ。
2014年11月08日 10:27撮影 by  DSC-TX30, SONY
11/8 10:27
足下はナメ。
すぐにF4。
有名な倒木は今も健在。
2014年11月08日 10:31撮影 by  DSC-TX30, SONY
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すぐにF4。
有名な倒木は今も健在。
巻き方を相談するメンバー。
支沢に向かって右側の尾根から巻ける。
2014年11月08日 10:34撮影 by  DSC-TX30, SONY
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巻き方を相談するメンバー。
支沢に向かって右側の尾根から巻ける。
2014年11月08日 10:46撮影 by  DSC-TX30, SONY
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ナメ滝。
2014年11月08日 10:56撮影 by  DSC-TX30, SONY
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ナメ滝。
もちろん水流を直登。
2014年11月08日 10:59撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 10:59
もちろん水流を直登。
すぐにF5。
ルート検討中。
2014年11月08日 11:04撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 11:04
すぐにF5。
ルート検討中。
検討の結果、水流の右から。
2014年11月08日 11:05撮影 by  DSC-TX30, SONY
11/8 11:05
検討の結果、水流の右から。
ふと見上げるとこんな感じの紅葉が。
2014年11月08日 11:11撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 11:11
ふと見上げるとこんな感じの紅葉が。
2014年11月08日 11:11撮影 by  DSC-TX30, SONY
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すぐにF6。真っ正面の本流以外は全て湧水。
2014年11月08日 11:24撮影 by  DSC-TX30, SONY
11/8 11:24
すぐにF6。真っ正面の本流以外は全て湧水。
ルート検討中。
2014年11月08日 11:25撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 11:25
ルート検討中。
また水流右から。
2014年11月08日 11:30撮影 by  DSC-TX30, SONY
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また水流右から。
支点構築中。
ちなみに、ハーケンが効き過ぎたようで抜くのに難儀してました。
2014年11月08日 11:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 11:35
支点構築中。
ちなみに、ハーケンが効き過ぎたようで抜くのに難儀してました。
2014年11月08日 11:35撮影 by  DSC-TX30, SONY
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11/8 11:35
F6から先は問題になる箇所なし。
2014年11月08日 11:50撮影 by  DSC-TX30, SONY
11/8 11:50
F6から先は問題になる箇所なし。

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 環付きカラビナ カラビナ クイックドロー スリング アッセンダー ハンマーバイル ハーケン 渓流シューズ トポ ルート図
共同装備
ツェルト ロープ ガス

感想

丹沢随一のスケールの本棚を有する西沢本棚沢。
ただし、F1はもとより、F2〜F4も直登は無理っぽいのでおとなしく巻く。
F1〜F4を巻くと1級程度。
もっとも、巻きによくない箇所があることと、ヌメる滝の直登があるので(巻き可能)、初心者だけの入渓は勧められない。

1 入渓まで
西丹沢自然教室から畦ヶ丸への登山道を辿る。
権現山への分岐(まだ地理院地図では登山道表記あり。)、下棚沢の出合を過ぎ、
畦ヶ丸への登山道が沢を離れて登り始めるところで登山道を離れ、
ちょっと進むと本棚(F1)。すぐ隣に唐棚沢の大滝も。
西丹沢自然教室からなんだかんだで200mほど登るので、ここまで40分くらい。
F1の手前で入渓準備をしてF1も見物。

2 F1〜F4の巻き
F1の巻きは、手前右岸にうっすらとした踏み跡あり。
支沢の左岸を登るという記録もあるが、支沢とF1との間に踏み跡あり。
稜線にたどり着いたところで下を見るとF3が見えた。
直登は難しいとようなのでそのまま巻道を進んでF3も巻く。
巻道はザレている斜面のトラバースもあるので、初心者は注意が必要。
なお、今回軽アイゼンを使ってみたが、あまり役には立たなかったような気がする。

そのまま踏み跡を進むとF3を越えたところへ。少し進むと倒木が有名なF4。
F4の巻きは、手前右岸の尾根を登ってトラバース。
尾根はしっかりとした根っこが多数出ているので特に問題はない。
トラバースは細いところがあるが、足下はしっかりしている。
その部分の根っこはそれほど顕著ではないが、ゆっくり進めば問題ない。
トラバースしてから少し下降して沢筋へ。

3 稜線まで
ここからは小ぶりなナメとゴーロの連続。
しばらく進むとF5。
地形図から距離が短い沢であることは容易に読み取れるが、実際すぐに到着。
丹沢の沢110ルート225ページにはF1の落ち口からF6の上の二俣まで
40〜50分とあるが、F1を登れる人ならそのくらいかも。
F5は水流右が登れるが、一箇所悪いところがある。
しっかりとした残置スリングがあるが、念のため、
さくっと登ったCLにお助けを下ろしてもらって3人通過。
たぶん左岸を小さく巻ける。
F5通過後ちょっと進むとF6。
滝の左右にも水流があるがいずれも湧水。ある種奇観といえるかも。
若干ヌメっているが、ホールドはしっかりしており、さほど問題なく登れる。
折角持って行ったのでザイルを出して、これまた折角持って行った
アッセンダーで登る。左岸を巻けると思う。

F6を登ると後は特に見せ場なし。
より大きな谷や水流のある谷へと進み、畦ヶ丸の西北西の1148mの標高点の西のコルに詰め上げる。
最後で尾根に上がったが、沢筋も足下はしっかりしていて非常に詰めやすかった。

4 下山
過去の記録はかなり時間を要していたものが多かったので急いだが、
終わってみれば西丹沢自然教室を出てから4時間程度で稜線へ。
CLからは、時間があるので加入道山はどうよと提案があるもほか3人スルー。
まっすぐ西丹沢自然教室へ。
善六のタワを過ぎてからの急降下はやっぱり若者は速い。
頑張って付いていくのでペースが早く、あっさりと下山。

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コメント

記録ありがとうございます。
ご一緒させていただいた2mrです。しっかっりとした記録を描いていただきありがとうございます。
ちょっと巻道の足元が危ないところがありましたが、概してまったり系(にしてはハイスピードでしたが…)の沢登りになりましたね。

またよろしくお願い致します。
2014/11/12 19:38
Re: 記録ありがとうございます。
ヤマレコのIDお持ちだったのですね。修正しておきました。

半ば自己満足ですが、他の人に少しでも役に立てればと思って記録を書くようにしています。kamogさんの記録には足下にも及びませんが。

F1〜F3の巻きで装着した軽アイゼンは後ろ側にしか爪がなかったので、登る途中では実はあまり役に立ちませんでした。沢床に降りるときは役に立ったような気もしますが。軽アイゼンよりもピンソールの方がいいかもしれません。

クライマーのt2mrさんに勧めるのもなんですが、まったり系の沢もいいですよ。
また都合がつけばどこか行きましょう。
2014/11/13 14:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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