燕岳・北燕岳 テント泊

2023年05月03日(水) 〜 2023年05月04日(木)

• GPS: 14:00
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,540m
• 下り: 1,483m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 6:04
• 合計: 12:42

5:53 有明山裏参道登山口
6:06 6:21 中房温泉登山口
6:59 6:59 第１ベンチ
7:31 7:32 第２ベンチ
8:09 8:15 第３ベンチ
9:16 9:23 富士見ベンチ
10:06 10:51 合戦小屋
11:20 11:26 合戦山
12:09 12:16 ベンチ
12:38 16:46 燕山荘
16:50 16:50 いるか岩
17:11 17:17 めがね岩
17:22 17:37 燕岳
17:54 17:58 北燕岳
18:10 18:10 燕岳
18:14 18:15 めがね岩
18:27 18:30 いるか岩
18:37 18:37 燕山荘
18:37 ベンチ

2日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:36

18:37 ベンチ
9:03 9:03 合戦山
9:45 10:13 合戦小屋
10:37 10:43 富士見ベンチ
11:10 11:10 第３ベンチ
11:32 11:33 第２ベンチ
11:57 11:58 第１ベンチ
12:23 中房温泉登山口

天候

雲ひとつない晴天
風もあまり吹かず、この時期にしては気温もかなり高めで、おそらく氷点まで下がってませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用第二駐車場に駐車（ニリンソウの群落が見事）
AM3時くらいの到着だったのですが、第一駐車場は満車でした

コース状況／危険箇所等

全般にすこぶる良
雪は標高2000mくらいから出始めましたが、溶けているところが多くしばらくアイゼンの装着は待った方が良い感じ
またこの時期日がさすとすぐに雪はザラメ状になるためチェーンスパイクの短い爪では効きません。
6本爪でも良いので、爪の長いアイゼンの方が良いです。

その他周辺情報

登山者用第二駐車場から有明山に向かう登山道がありますが、少し入れば「樽沢の滝」があります。（想像していた以上に大きな滝で、一見の価値あり）
立ち寄り湯は中房温泉の登山口にありますが、今回私たちは有明荘に立ち寄りました。

写真

5/3 6:05

中房温泉登山口の登山相談所
ここで入山届を出すのですが、私たちはヤマレコ経由コンパスで提出済み

5/3 6:20

今回は長く使った35年モノのミレーのCHACRA73Lを、同じくミレーのサースフェー60+20Lに新調
背負い心地は良好でした

5/3 6:51

北アルプス三大急登の一つと言われる合戦尾根の始まりです。

5/3 7:34

有明山だと思います

5/3 7:35

大天井か常念岳方面？

5/3 8:02

ここで雪が出始めますが、しばらくアイゼン装着は待った方が良いです。

5/3 8:12

中房温泉が見えました。

5/3 8:15

八ヶ岳

5/3 8:57

ここで12本歯アイゼン装着
ただしちょっと早すぎ、我慢して装着はもう少し後にした方が良かった。

5/3 9:44

土や花崗岩がまだ頻繁に出てきます。

5/3 9:51

5/3 10:24

合戦小屋の少し下で、くっきりと富士山が見えました。

5/3 9:59

合戦小屋
思わずお汁粉に手が出てしまいました。
写真は撮り忘れましたが、ちゃんとお餅を焼いて出していただけます。
翌日の降りの際には豚汁を食べましたが、これもまた美味しかった！
宿泊できないとはいえど、この場所の山小屋は嬉しい

5/3 11:04

ちょこんと、槍の穂先が．．．。

5/3 11:20

目指す燕岳方面
ある意味正面から見る燕岳よりも、横に寄ったこの位置からの方が燕岳らしさが感じられるように思います。

5/3 11:20

槍も肩まで見えてきました。

5/3 11:28

合戦小屋からは勾配もなだらかになり、こんな感じ

5/3 11:41

5/3 12:31

燕山荘直下で、木の階段保護のためアイゼンを外さねばなりません。
（実は体力的にはこの階段がいちばんしんどかった．．．。）

5/3 15:29

この日のテント場

5/3 13:43

本日の我が家

5/3 15:33

燕山荘のテラスから

5/3 14:09

燕山荘のテラス
登山者の憩いの場所です

5/3 14:04

テントの設営を終えたら、
何はともあれビール！、ビール‼️

5/3 14:46

ケーキなるものも行ってしまいました〜

5/3 14:11

燕は雪の残り方も良い感じ

5/3 15:24

これを見にきたのです！

5/3 15:25

ドドンと、槍ヶ岳！
そして表銀座登山道

5/3 15:38

槍・穂高、そして大天井・常念岳方面

5/3 15:38

槍ヶ岳は、どこから見ても絵になります。

5/3 16:50

翌日の天気も良さそうでしたので燕岳は翌日に回すつもりでしたが、
夕方になって体力が復活するとやはり今日のうちに登っておこうと言うことになりました。

5/3 16:50

5/3 16:51

安定のイルカ岩

5/3 16:54

5/3 16:56

燕山荘は見事です。
よくもまぁこんなところにこんな立派な山小屋を建てたものだと、感服します。

5/3 17:06

槍ヶ岳をバックに

5/3 17:06

5/3 17:13

お約束のメガネ岩

5/3 17:12

メガネ岩と槍ヶ岳

5/3 17:24

燕岳山頂

5/3 17:26

燕岳から表銀座縦走路

5/3 17:43

北燕岳

5/3 17:44

基本的に歩きやすい道で燕岳からも近いのですが、頂上直下に雪の着いた急斜面がありやや危険です。

5/3 17:46

北燕岳への道

5/3 17:53

北燕岳山頂

5/3 17:57

さらに北方稜線（餓鬼岳方面）

5/3 18:07

テントに帰りますが、日没との戦いです

5/3 18:24

ここで日没

5/3 18:28

ピンクに染まる鹿島槍

5/3 19:50

夜のテント場
スマホてこんな写真が普通に撮れるようになったのですね〜。

5/3 19:50

安曇野の街の夜景

5/4 4:50

日の出です。
今日も良い天気‼️

5/4 4:59

モルゲンロートに染まる槍ヶ岳

5/4 5:00

モルゲンロートに染まる燕岳

5/4 5:02

テント泊の方達も小屋の方達も、総出でご来光を見守ります。

5/4 8:28

この日も、雲ひとつない良い天気です！

5/4 8:43

前日に燕岳登頂は済ませましたので、この日は下山のみ。
（ホントはカエル岩まで足を伸ばす計画でしたが、例によってヘタレました。）
ゆっくりテントを撤収して、合戦尾根を降ります。
午前中の固い雪を想定して降りはチェーンスパイクをチョイスしたのですが、それが失敗。
陽が出ると雪面はすでにザラメ状、爪の短いチェーンスパイクでは爪が全く効きません。

5/4 8:48

イワヒバリでしょうか？
人に慣れているのか？、全く逃げようとはしませんでした。

5/4 10:37

5/4 11:57

道祖神

5/4 12:25

中房温泉に到着したら、間髪入れずソフトクリーム
嗚呼〜、たまりません！

5/4 13:01

登山者用第二駐車場のニリンソウ群落
ここの群落は見事でした。
話に聞くと例年よりも時期が早いそうです。

5/4 13:30

樽沢の滝
登山者用第二駐車場から徒歩3分くらいのところ。
高低差もあり、見事でした！

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

たいせい

鬼嫁とのGW山行『燕岳・北燕岳』
5/3-4とテント泊で北アルプスに行ってきました。
当初いくつかのコースを考えたのですが、最終的には鬼嫁の希望から燕岳。
（私としては雪山テント泊の荷物を背負って北アルプス三大急登の一つである合戦尾根を登る自信がありませんでした。）
しかし行ってみればなんとかなりました、
＆両日共に雲ひとつない好天に恵まれ素晴らしい時間を過ごすことができました。

実は燕岳、39年前に私が最初に登った山です。
書店で日本アルプスの写真を見、こんなところがあるのならば自分の目で見てみたいとどうすれば登れるか自分で調べ、単独行テント泊で表銀座を目指しました。
しかしその時は天気に恵まれずに縦走は断念、その後4〜5年後に友人二人とこの道を登り槍ヶ岳まで完登しました。
それ以来約35年ぶりの燕岳が好天に恵まれて良かったです。

鬼嫁と、私の日頃の心がけに感謝‼️