秋晴れ 晩秋の太平山（宝蔵経由 赤倉まで）

2014年11月11日(火) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,163m
• 下り: 1,147m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:13

6:15 旭又登山口
7:47 7:47 宝蔵岳
8:15 8:38 太平山
8:50 8:50 旭岳
9:25 9:25 笹森
9:58 10:32 赤倉岳
11:28 旭又登山口

6:15 旭又登山口
7:47 宝蔵岳
8:15 太平山
8:50 旭岳
9:24 笹森
9:58 赤倉岳
11:28　旭又登山口

天候

早朝はさすがに寒かったですが、その後はぽかぽか陽気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早朝も路面の凍結はありませんでしたが、注意は必要な時期になりました。

コース状況／危険箇所等

弟子還りの鎖場は岩が濡れていると非常に滑りやすいので注意必要です。
更には霜もついてますので、よ〜く滑ります。
落ち葉がコース上を埋めてふかふかの上を歩けますが、木の根が隠れてます。濡れた落ち葉も滑りやすいので気を遣いました。
早朝は寒いし、日に当たると暖かいし、歩くと暑いし、止まると寒い。濡れた笹藪の通過もあるので、着たり脱いだり忙しかった。

写真

11/11 6:14

ちょうど明るくなり始めた頃旭又登山口に到着。
既に一台車が止まっていました。

11/11 6:18

朝露に濡れた景色。早朝は寒く、上下ヒートテックのアンダーに長袖シャツ、冬季のアウターで進みます。

11/11 6:25

さて、ここまで来ました。
直進しようか右折して宝蔵岳経由にしようかしばし考える。ここ数年直進したことがない。けど結局右折。

11/11 6:35

落葉した森は見晴らしがいい。

11/11 6:35

景色見ながら尾根道を行きます。

11/11 6:48

赤茶けた落ち葉に埋め尽くされた地面と、笹の緑のコントラストがきれいです。ふっかふかの地面は気持ちいい感覚です。

11/11 6:57

いつもの倒木まできましたが、

11/11 6:57

そのすぐ先にも倒木が。

11/11 6:57

去年は無かったような気がします。

11/11 6:57

体が温まり、汗をかくようになったので、ここでアウターを脱ぎます。

11/11 7:02

朝日に照らされた赤倉（ガラ沢）が見えます。赤倉経由して馬場目岳まで行ければ行きたいと思いながら見ています。

11/11 7:04

きれいな景色だなぁ。
太平山にはついついこのコースで山頂を目指すようになりましたが、季節ごとに魅力を感じさせてくれます。

11/11 7:04

左奥が奥岳。
少しガスがあるようです。

11/11 7:15

ここまで来ました。いつもの最初の休憩ポイント。
腰痛はすっかり改善して不安ありませんが、風邪がぬけきっていないようで、汗と一緒にハナもでます(^^;)

11/11 7:15

国民の森コースは立ち入り禁止とな。
休憩するとすぐに体が冷える。アウターを着込んでおにぎりを食べる。

11/11 7:15

馬場目岳方面が朝日に照らされてきました。

11/11 7:15

さて、休憩も終わり、アウターを脱いで気持ちいい道をすすみます。体が温まるまで時間がかかりますが、着たままだと汗をかきすぎるので、動いて暖めることにしました。

11/11 7:15

気温は低いですが、風はないので快適です。

11/11 7:29

赤倉までの稜線にも落葉した木々が見えます。藪も薄くなって歩きやすいんではないかと期待します。

11/11 7:29

いやぁ〜

11/11 7:30

きもちいいなぁ〜

11/11 7:40

足下はこんな感じ。落ち葉の下に木の根が隠れていると、とっても良くスベル(>_<)

11/11 7:46

前岳からのコースと合流。稜線に出ると少し風を感じるようになる。

11/11 7:46

ちなみに前岳方面はこんな感じ。

11/11 7:47

奥岳はガスの中。

11/11 7:47

足下は霜がついてます。

11/11 7:48

岩にも霜が付いているのでとっても滑りやすい。

11/11 7:50

馬場目岳まで行けそうな気になっているところ。

11/11 7:52

弟子還り、最初の鎖場。濡れてるととっても滑る。しかも霜付き。

11/11 7:54

二カ所目です。鎖に頼らず三点確保で慎重に。

11/11 7:54

二カ所目（右側）ですが、その左側が崩落しています。登った先がちょうど崩落箇所の真上になるので、ちょっとドキドキ。中央付近の岩も下部から徐々に崩落をしているようです。

11/11 7:55

二カ所目を登り切って、前岳方面。

11/11 7:55

ここが崩落箇所の真上。黄色いテープの手前ですら危険だと思いますので、あまり近寄らない方がよいかと。

11/11 7:55

仁別方面です。

11/11 7:56

ラストの三カ所目。本当に滑りやすいので緊張してます。

11/11 7:57

登り切っての前岳方面。

11/11 7:57

11/11 8:00

無事弟子還り岳到着。

11/11 8:01

奥岳もすぐそこ。ガスもとれました。

11/11 8:06

霜のついた笹の葉に日が当たり、朝露に濡れてます。ズボンのスパッツより上、しっとりと濡れました(>_<)

11/11 8:06

日差しも出てきて山頂も気持ちよさそうです。

11/11 8:08

山頂間近です。残雪季はここら辺でよく踏み抜いたり、雪で折り曲げられた木の枝が、ビヨ〜ンって跳ね上がって来たりして苦労するところです。

11/11 8:13

到着。いやあいい天気。

11/11 8:13

天気良くてありがとう！！
微風ですが日が差しているのでアウターなしでも暖かく過ごせます。

11/11 8:38

遠景も楽しめます。秋田駒ヶ岳方面。

11/11 8:38

晴天に恵まれたことに感謝。
無事に下山できること、家内安全、無病息災、それからそれから、あれやこれやを祈願して先へ進みます。

11/11 8:43

山頂直下、薄氷。

11/11 8:43

楽しい稜線歩きができそうです。

11/11 8:43

が、濡れた笹が迫って来る道は、カッパの装着を余儀なくされます。

11/11 8:50

八幡平方面。

11/11 8:50

ん？どっち方面だっけ？
中央やや左は、岩手山っぽいかな？

11/11 8:50

11/11 8:50

気持ちの良い稜線が続いています。
馬場目岳まで行ってみたい！！

11/11 8:59

ですが、コースはこれ。
遠景も聞かなくなり、藪こぎというか、濡れた笹こぎが必要な状況がどこまでも続きます。

11/11 9:20

落葉はしますが、笹は枯れないものねぇ(^_^;)
ずっと笹笹・・・

11/11 9:24

そう、だってここは「笹森」。

11/11 9:24

とりあえず、赤倉目指します。

11/11 9:27

天気はいい。

11/11 9:31

赤倉までの分岐は、やや下ります。

11/11 9:31

見晴らしいいので、熊やカモシカみつけられそうですが、そうそう見えるものでもないですな。

11/11 9:31

11/11 9:36

少し登って・・・

11/11 9:39

分岐まで来ました。

11/11 9:56

ひと登りで山頂です。ここでものんびりします。

11/11 9:56

奥岳方面。あったかい、ぽかぽか陽気です。

11/11 9:56

前岳から奥岳までの稜線。

11/11 9:57

で、馬場目岳へ通じるコース。しょっぱなから笹藪こぎを強いられる展開に気持ちが萎えてます。

11/11 10:01

病み上がりということにして、馬場目は回避。
秋晴れをのんびり楽しむことにしました。ぽかぽか気持ちいい。

11/11 10:01

馬場目まで4.5km。久々に行ってみたいけど、馬場目岳直登でいいかなぁ(*^_^*)

11/11 10:01

シャツ一枚で昼寝できそうです。

11/11 10:32

足下にはモールの様な植物が。クリスマスツリーに使えそう・・・って思ってたら、藪の中からガサガサガサっと速い動きで近づく音が！！！！！！！！「うおっ！！」と叫ぶ！！

11/11 10:38

「いや〜歳さは勝でねな」とおっちゃん登場。マジでびっくらこいたっす。その後さらにおっちゃんと談笑して過ごす。腰痛改善したのに腰抜けるかと思いましたよ。

赤倉山頂からの下山途中。

11/11 10:39

11/11 10:47

こんなコースが馬場目までつながってれば言うこと無いけど。

11/11 10:47

贅沢ってもんですね。

11/11 10:54

さくさくとブナ林を下ります。

11/11 11:05

針葉樹が混じるようになる。

11/11 11:12

針葉樹だけの林に切り替わります。

11/11 11:14

間もなく展望台。

11/11 11:14

展望台からの景色。馬場目はそのうち直登しよう・・・。

11/11 11:24

分岐まできました。

11/11 11:28

朝2台だった車は20台近くある。平日だけと多いなあ。

11/11 11:56

以降の写真は、旭又ダム管理所付近の紅葉。

11/11 11:56

あまりにきれい、で寄り道。

11/11 11:57

11/11 11:57

11/11 11:57

11/11 11:57

いい日になりました。今日もありがとう。

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

toppe1969

　朝方は寒かったですが、晩秋の太平山を快晴の中歩くことができました。
稜線を奥岳から馬場目まで行きたかったんですが、笹藪こぎに気持ちが萎えてしまいました。

　赤倉山頂で出会った方（本気で「熊」登場と思いましたが・・・）は、60代で、小学生の頃から父親と山に分け入っていたようです。当時は登山道も無かったとのこと。ピークハントより、山菜・キノコハンターのようです。昔を思い出してガラ沢を下ってみると話していました。本物です。

　最近の登山ウェアは、機能的にもデザイン的もすぐれていますが、なにぶんお高い。私にはなかなか手が出ないので、着古したウェアで登ってますが、山頂で会ったおっちゃんは、靴は山用でしたが、ウェアとリュックは山用ではありませんでした。それで「ガラ沢越えて萩形まで行く途中にいいどごあって、夜は星空きれいだで。星空って顔でねぇどもな」と豪快に笑いながら話してくれる。「山で急いだっていいごどね。ゆっくり行けばいやんだ」

　高額商品の機能に助けられることもあるとは思う。快適に楽しめるかもしれない。でも、山を知って、地形を知って、自然を知って正しく恐れもすることができれば、不安はないんだろうなぁと思った。自然に対する十分な知識を持たずに、高機能な「物」に頼った登山の方が危険なのかもしれない。おっちゃん、すげぇよ。

コメント

750RS

こんにちは
ご苦労様でした。
赤倉（ガラ沢）岳から先（馬場目方向）の竹藪はちょっとの区間だったと記憶していますが・・・でも昨年の１１月の話ですから、また藪が進行したのかもしれませんね。
天候次第ですが・・・１１月中に奥岳〜馬場目岳まで縦走したいと思っていましたので貴重な情報です。
ありがとうございました。

そうですね。山用品は高額なので・・・もったいなくて山には着ていけません。（笑）（その前に・・・新品は高くて手が出ません（笑））

確かに、おっしゃるとおりです。
山を知り、己を知り・・・自分の技量を過信せずに、山を歩くことだと思いますね。
それに・・・人間の勘？？って・・・とても大切で重要です。（笑）
アナログ人間ですみません。
私は山では常に方向（北）を意識しています。

お疲れれさまでした。

toppe1969

Re: こんにちは
７５０ＲＳさん、こんにちは
竹藪といっても、もぐってくぐってかき分けて…という程ではありませんでしたが、
なにぶん全身濡れてくるもんで、風邪の抜けきってない病み上がりの体と相まって、気持ちが萎えてしまった感じでした 。地元ですので一度は「ぐるっと」してみたいなとは思ってます

本当に山用品はいい物が多くて、高いですよね
昨年、早池峰山に行ったときは、行き交う皆さんおしゃれで感心してしまいました。
種類も機能も千差万別ですが、最低限「用が足りる」範囲のものを大事に使っていきたいと考えてます （９割方負け惜しみ ）

７５０ＲＳさんのレコも楽しみにしてます 。良い山行を

seigen

お疲れ様でした！
天気が良くて気持ち良さそうですね
私も同じ日、白神岳に行きたかったのですが、どうしても仕事休めませんでした・・・

山の中でガサガサ音がすると焦りますよね
私も何度か経験があります
実物は、岩手山で一度目撃しています
お互い注意して山を楽しみましょう

toppe1969

Re: お疲れ様でした！
seigenさん、こんにちは。
おかげさまで天気には恵まれました 。感謝です。
山でガサガサ音がするとホント焦りますね。かなり昔に小白森から大白森へ向かう途中で、登山道を横切るプーさんを遠目に見かけたことがありますが、一回だけですね。今回は、ガサガサ音が大きくなりながら直線的に近づいてきたので『ううぉ〜うわぁ』と声にならない声を発してましたね 。おっちゃんだとわかった時の安堵感やら恥ずかしいやら
カモシカやキジだったら市内の方がかえってよく目撃しますね

白神岳、未体験です。気になってます。よい山行を