【旅の総括】大分〜滋賀への移動のみ@九州遠征《11泊11日車中泊の旅》9/11
- GPS
- 00:11
- 距離
- 254m
- 登り
- 4m
- 下り
- 3m
コースタイム
- 山行
- 0:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:12
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七塚原SA ↓ 中国自動車道 ↓ 加西SA(車中泊) 5/5(金) 加西SA ↓ 中国自動車道 ↓ 山陽自動車道 ↓ 新名神高速道 ↓ 名神高速道 ↓ 京滋バイパス ↓ 名神高速道 ↓ 新名神高速道 ↓ 信楽IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
お散歩 |
写真
感想
《概要》
5/5(金)、遠征9日目の最終日です。
11泊11日の予定でしたが金土日の九州地方が雨予報のため、予備日も使用せず2日早く帰ってきて結果は9泊9日の車中泊旅となりました。
《行程》
@九州遠征
【4/27(木)、遠征1日目】
うなぎの寝床〜神崎鼻へ@
【4/28(金)、遠征2日目】
稲佐山〜雲仙地獄〜原城跡へ@
【4/29(土)、遠征3日目】
通潤橋〜白川水源へ@
【4/30(日)、遠征4日目】
阿蘇・高岳〜中岳へ@
【5/1(月)、遠征5日目】
阿蘇・杵島岳〜烏帽子岳へ@
【5/2(火)、遠征6日目】
阿蘇あか牛レストラン藤屋〜大観峰〜コインランドリーへ@
【5/3(水)、遠征7日目】
九重連山へ@
【5/4(木)、遠征8日目】
【雨天中止】長者原へ@
【5/5(金)、遠征9日目】
大分〜滋賀への移動のみ@
【5/6(土)、遠征10日目】
予備日のため記録は無し。
【5/7(日)、遠征11日目】
予備日のため記録は無し。
《感想》
久し振りの長期連休、そして長期車中泊旅でした。往復の移動だけでほぼ2日間かかる長崎県への遠征にはゴールデンウィークしかありません。阿蘇は居心地も良くまた行きたいと考えています。
そして連休明けから激務も再開、現実に引き戻されるのが悲しい限り、当分の間は山歩きもお休みになります。
《総括》
(1)夜の気温について
車中泊での9日間に及ぶ旅でしたが、夜の気温は低くて毎日気持ち良く寝れました。
夜間の気温が一桁台の車中泊地もあったので3シーズン寝袋と毛布は必須です。
(2)エコノミー症候群対策について
9連泊の車中泊となるとエコノミー症候群の対策が必要となります。荷台にベットキットを組んでいますのでフラットにはなっていますが、念のためにキャンプ用エアマットも敷いて対応しました。
(3)下調べについて
必ず毎日お風呂に入れるよう車中泊地と入浴施設の下調べ、そしてコインランドリーの下調べは重要でした。お風呂に入れない着替えも無い状態で観光地をウロウロだけはしたくありません。
参考にした資料は「道の駅旅案内全国地図」「地球の歩き方・日本」でした。
この2つで入浴施設・道の駅・観光地がほぼ網羅されており大変参考になりました。
(4)山歩き計画について
結果は5座となりました。当初の計画では6座やったんですが、計画通りうまいことはいきません。
・稲佐山
・高岳&中岳
・杵島岳&烏帽子岳
・大観峰
・九重の山々
・三俣山→〈雨天中止〉
(5)旅費の集計について
①高速代など
普通車ETCの夜間割引が適用されるようスケジュール調整しました。
・久御山IC〜八女IC、9,850円(ETC夜間)
・八女IC〜佐々IC、3,520円(ETC昼間)
・佐々IC〜佐世保大塔、160円(ETC昼間)
・西海パールライン、200円(現金のみ)
・松島有料道路、200円(現金のみ)
・玖珠IC〜信楽IC 、10,970円(ETC夜間)
◎合計:24,630円
②燃料代
車両はバン(貨物車)、平均燃費は10.46km/Lとなりました。往路1回&復路1回の合計2回は必ず高速道路上サービスエリアでの給油となり、とにかくガソリン単価が高止まり(レギュラー平均単価169.64円)ですし、周囲の車の流れに乗らなければならない時以外は瞬間燃費計を確認しながら燃費の良い速度での走行を心掛けました。
給油回数:6回
走行距離:2,353km
給油量:224.77L
◎合計:38,132円
※実家→自宅への移動分も含む
③生活費
お風呂やコインランドリー代など
入浴回数:8回
入浴代金:4,780円
コインランドリー回数:1回
コインランドリー料金:1,000円
◎合計:5,780円
④雑費
駐車場料金、施設入場料、など
有料駐車場利用回数:2回
駐車場料金:1,000円
施設入場回数:1回
入場料金:100円
◎合計:1,100円
⑤食費
お酒を含めると1日平均は1,500円くらいでしょうか。
出発前に水と野菜ジュースはケース購入し保存食と一緒に持参しました。
(6)長期間の車中泊遠征の必需品について
絶対必要な物は🅰️、必要な物は🅱️、あって良かった物を🅾️、としてランク付しました。
・登山用品 🅰️
これが無ければ遠征に行った意味が無くなります。ザック、雨具、帽子、グローブ、登山靴、ゲイター、ヘッドライト、ツェルト、そして熊避けの鈴、などお忘れ無きよう。
・携帯トイレ 🅰️
山中でも車中でも大活躍します。特に車中泊の深夜に催した時に人の気配の無い駐車場だとケモノと遭遇の可能性もあり怖くて外に出れません。大雨で車外に出れない時も大変助かります。
・防寒着 🅰️
下界でも地域によっては長袖シャツにウィンドブレーカーは必須。
・下着や靴下などの着替え1週間分 🅰️
これを忘れると全身が汚いままで過ごすハメになります。
・入浴用の速乾性タオル、速乾性バスタオル、ボディタオル(タワシ) 🅰️
固く絞ったとしても濡れた綿タオルをそのまま車内で干すと臭くなります。毎日使った後に手洗いして乾かす必要のある入浴用タオルには、速乾性が必須です。モンベルのマイクロタオル(スポーツとフェイス)を使用しました。
・洗濯用品 🅰️
ジェルボール洗剤、洗濯ネット、汚れたものを入れる洗濯物用バック、洗濯バサミ、洗濯紐、など。週に1回はコインランドリーにお世話にならなければなりません。
・車中泊用寝具 🅰️
耳栓、3シーズン用寝袋、シュラフ用シーツ、キャンプ用エアマット、毛布、まくら、枕カバー、などは必須です。
なお、エアマットやエア枕類は空気を入れたままでの移動には注意が必要、パンやお菓子の袋と一緒で標高の高い駐車場に行くと気圧の関係でパンパンとなり下手すると破れてパンクします。
・車用ウィンドシェードや遮光カーテン 🅰️
これが無いと夜間の車中泊では外から車内が丸見えとなり物騒です。
・照明器具 🅰️
ランタン、懐中電灯、ヘッドライト、など。無いと夕方以降の車内は真っ暗闇、ロクに飯も食べれません。
・充電器・モバイルバッテリー・充電池 🅰️
ガラケー&スマホ用の充電器、Apple Watch充電器、モバイルバッテリー用充電器、エネループ等充電池&充電器など。車中泊では車のエンジンを停止すると電力不足に陥ります。
エンジンをかけたまま寝るのは自殺行為ですし、周りの車にも迷惑(排気ガスや一酸化炭素を排出)がかかりますので、いくら寒くても駐車中はエンジン停止が基本です。
・ポータブル電源 🅰️
前任のセルスター社製PD-350が壊れたため、2022年1月に購入したAnker社製Anker 521 Portable Power Station(PowerHouse 256Wh)を使用しました。
エンジン停止後の夜間にスマホやモバイルバッテリーや充電池の充電に利用。
車での移動中にシガーライターソケットにコードを挿して充電もできます。
・3口延長コード🅰️
ポータブル電源があってもこれが無いとコンセントが足りないなど不便な目にあいます。
・車用の冷凍冷蔵庫 🅰️
2018年秋の北海道遠征時に購入した、エンゲル社製MD14F-D。氷まで作れるスグレモノで大活躍しました。
・クーラーボックス 🅰️
コンビニ等で購入した食料品を痛ませないためにも必要。保冷剤は使用せず凍らせたペットボトルを利用ですが、冷凍冷蔵庫のおかげでほとんど使用せずでした。
・日用雑貨 🅰️
シャンプー、リンス、洗顔、フェイシャルペーパー、ボディペーパー、トイレットペーパー、テッシュ、ウェットティッシュ、歯磨きセット、タオル、ハンカチ、ゴミ袋、吸水ウェス、爪切り、メガネ、1dayコンタクト、コンタクトケア用品、押入用除湿剤、など。
・常備薬 🅰️
蚊取り線香(ワンプッシュスプレー)、お腹痛の薬、風邪薬、消毒薬、ムヒ、虫刺され薬、バンドエイド、サロンパス、など。お腹が弱い、蚊に噛まれやすい、私には常備薬は必須です。健康保険証も忘れずに。
・車用緊急用品 🅰️
ブースターケーブル、牽引ロープ、ゴム手袋、軍手、ウェス、トルクレンチ、工具セット、などなど。普段から車には積んでいます。
・バーナー&コッヘル、保温ボトル🅱️
道の駅などは火気厳禁の場合が多いです。火器使用可の場所で先に湯を沸かしておき保温ボトルで持ち運ぶ必要が出てきます。夜食やちょっとコーヒー時などに便利です。
・ノートパソコン又はLightning規格対応のUSBメモリスティック 🅱️
写真を撮るとiPhoneのデータ容量がパンパンになるので、メモリ等への移行が必要です。
・サンダル 🅱️
車を置いたままチョットお散歩やお手洗いの時など、あると便利です。というのかほとんど毎日サンダルで過ごしました。
・飲料水と非常食 🅱️
長者原付近はコンビニはありません。先に食料品を購入できたら良いですが売り切れだと悲惨。カップ麺やフリーズドライを常備しました。
・道路地図、ガイドブック 🅾️
あるとスマホのバッテリー節約や観光地探しに便利です。
・登山靴用の清掃用具など 🅾️
ブラシ、使い捨てぞうきん、リペア用品、などなど。下山後の登山靴をそのままにしとく訳にはいきません。その場で洗わないと靴に汚れが溜まりみすぼらしくなります。
(7)その他事項
・給油のタイミングについて
都市部以外のガソリンスタンドは閉店時間が早いです。燃料タンク表示が半分以下になる前に、こまめな給油を心掛けました。
・無料Wi-Fiのセキュリティについて
道の駅やビジターセンターなどの公共施設では、観光客向けに無料Wi-Fiが解放されていますが、セキュリティレベルが低いので利用には注意が必要です。
写真のアップロード程度であれば問題は無いのかもしれませんが、利用は自己責任となります。
何かのサイトへのログイン時のパスワード入力等は無料Wi-Fi接続時は控えた賢明です。
私が利用しているスマホも月3Gまでの契約なので、山行記録への写真アップロード時のみ無料Wi-Fiを利用しました。使い方さえ間違わなければスマホのデータ容量節約となり便利です。
・車中泊地選びについて
車中泊する上で怖いのはクマでもオバケでもなくヒトです。車上荒らしや強盗や押し売りに遭う確率は0とは言えません。
やはり周りに車中泊車両が多数いる所を選ぶと安心です。
その反面でドアの開閉音や話し声などが気になって寝られない場合もありますので耳栓やアイマスクが必要です。
最初は顔や耳に違和感がありますが、先ずは自宅で試してみて、慣れてくれば気にならなくなります。耳栓があると車中泊でも熟睡できるようになります。
※これにて「車中泊の旅」の《総括》も終了です。長々と記載ましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
九州での山登りを兼ねた「車中泊の旅」を検討している方の参考になれば幸いです。
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