鯖街道 針畑越え 〜京は遠ても十八里〜
- GPS
- 57:07
- 距離
- 79.8km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,054m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:21
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:05
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
久多~八丁平は倒木多し |
その他周辺情報 | 1泊目 COCCO小入谷 2泊目 久乃屋 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
最近鯖寿司にハマった私はこれを買い求めるために小浜、熊川方面に足繫く通っていた。そこで目に飛び込んでくる【鯖街道】の文字。京は遠ても18里...歩いてみたい...首尾よく宿の手配も完了、準備は整った。やってみようじゃないか。
1日目
小浜駅を出発、いずみ商店街の鯖街道起点プレートから小入谷まで鵜瀬、下根来、上根来、針畑峠を経る。行程は24.5km。17kmほどの舗装道路を歩いた後の最終局面で峠越えという登山的な様相となる。針畑峠越えは心肺的にはなかなかキツイが足は楽。登山靴は登山道でこそ真価を発揮するということを身をもって体験できた。初日が一番汗をかいた。
宿はCOCCO小入谷。宿主は靴乾燥機を用意し薪で焚くお風呂を沸かして到着を待っていてくれた。鶏を飼っているので卵料理が豊富、ウエルカム自家製プリンが染みた。古民家1棟貸し切りで風情がある。土間やかまどノスタルジーな思いに浸れる。
料理も美味しかった、食べ過ぎた。
2日目
小入谷から桑原、平良、川合を経て久多に至る。行程は17.8km。舗装道路のみで難所はない。なので10時前のゆっくりめの出発。途中、ここで昼食を摂ろうとしていたダイニングカフェは休業日。バーナーでラーメンを作った。
宿は久乃屋。家庭的な民宿で夕食は地鶏の鍋が美味だった。翌朝は早出することを伝えたら5時に朝食を用意して頂いた。道中の昼食用にお弁当も作って頂いた。苛酷なものになると想像される最終日に備えしっかりと休養することができた。
3日目
久多からオグロ坂、八丁平、大見尾根、花脊峠、鞍馬を経て出町柳に至る。行程は37.3km。つまり、まだ半分くらいの行程が残っているということであり針畑越えルート上に3つある標高約850mの山域の残り2か所をこの日で通過しなければならない。
コースタイムが休憩なしの12時間。1日目と2日目の行程+山越え1くらいの感覚であり、かなり過酷なものになるんじゃないかという予感。
とりあえず「鞍馬」へ。その先はなんとかなる!という思いで歩いた。鞍馬まで行けば叡山鉄道も走っているし...つまり、行き倒れるリスクは限りなく0%に近くなるからである。
結果、花脊峠〜鞍馬の標高差400mの下りが一番こたえた。登山靴と舗装路との相性が最悪で足がもたない。ようやく鞍馬にたどり着いてからは叡山鉄道の誘惑に負けそうになりながらひたすら前進あるのみ。まだ13kmもあるのかーと絶望的になりながらも市街地では比較的気がまぎれた。
そんなこんなで出町橋西詰めの石碑「鯖街道口」到着は18:30。ゴールできた。
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