紅葉の八ヶ岳（赤岳：真教寺尾根から県界尾根）

2009年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: 00:13
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,372m
• 下り: 1,367m

コースタイム

6:35清里たかね荘駐車場-6：47羽衣池-7：38賽の河原-8：47扇山-10：07最大の鎖場-10：33稜線分岐-10：50赤岳山頂11：50-12：44大天狗-13：47車道-14：20たかね荘駐車場

天候

晴れ・微風

コース状況／危険箇所等

◎美濃戸口も考えたが、物足りなさを感じ、凍結もなさそうな南面の真教寺尾根を選択。昭文社2万5千分の1地図では「危険」と注記があるが波線ではなくメインルートとして記載されている。たかね荘の駐車場は舗装場所で30台、非舗装場所は150台は大丈夫そう。無料。

◎たかね荘から扇山までは危険無し。ただし、山頂を見ながらなお最後の1時間の鎖場の連続は、武者震いするほど緊張。特に、最大の１０Ｍくらいの鎖場は、ザレ場を横切るので、足を滑らしたら谷底へ真っ逆さま。息を整えてから慎重に上りたい。50前後のおばちゃんグループも追い抜いたが、雨や風でコンディションの悪い日はチェーンが滑りそう。

◎下山時の県界尾根は山頂直下は鎖が丁寧に張ってあり安心感があるが、ともかく斜面が崩れる。斜度は真教寺尾根の方が強いので、難易度は多少下がるが、下の登山者に小石をぶつけないよう慎重に下る必要あり。

◎下山後は道の駅小淵沢に併設の延命の湯。7時からだと400円。深夜24時まで営業しているので車中泊している人も多かった。

写真

10/11 6:35

たかね荘駐車場

10/11 6:47

羽衣の池

10/11 7:38

賽の河原

10/11 7:38

道半ば

10/11 8:08

10/11 8:09

美濃戸ルートは山頂まで富士山が拝めないが、このルートはほぼ全面で富士山が応援してくれる。

10/11 8:30

5合目「ごみやめますか、人間やめますか」

10/11 8:47

扇山。展望は無かったような記憶が。

10/11 9:32

上って来たルートを振り返る

1/11 12:41

最大の鎖場。写真だとちょっと高度感が伝わらないか。

10/11 10:33

やっと稜線。寝不足もあってへとへと。

10/11 10:50

山頂は2箇所。赤岳マークのある片方（小淵沢寄り）は大混雑

10/11 11:37

山頂から阿弥陀岳方面

10/11 11:40

山頂小屋。天候の悪い日は助かりそう。休憩だけなら200円とのこと。

10/11 11:40

混雑する山頂（小淵沢側）

10/11 11:41

蓼科寄りの山頂は広い。しっかり1時間休憩。昼食はラーメン。

10/11 12:19

下山ルート。たったか降ります。

10/11 13:04

あっという間に降りてから赤岳を振り返る

10/11 13:47

美濃戸ルートで物足りない人は、県界尾根ピストンがおすすめ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-T9 SONY

感想

びっとる

◎ともかく天候に恵まれた。心配した凍結もなく、風も弱くて山頂ではひなたぼっこが楽しめた。富士山もきれいに見えて、辛い上りの合間に勇気を与えてくれた。

◎山頂から見た美濃戸口からのルートも最後の上りは高度感のある狭い尾根に見えたが、山頂の中年夫婦は「思ったより簡単だったわね」とのこと。

◎たかね荘に深夜に到着し車中泊にしたが、ともかく寒かった。標高１６００Ｍだから当然か。今から考えると帰りに寄った道の駅小淵沢の温泉で休んだ方が標高が低い分良かったかも。

◎清里周辺の紅葉はまだまだ。

◎総じて、いきなりの赤岳で真教寺尾根はちょっとチェレンジング。美濃戸で物足りなら、高度差からいっても、県界尾根ピストンが良さそう。駐車場が少ないので（10台くらい？）シーズンは朝早くいかないと厳しいか。

◎次の機会は、縦走してみたい。