氷ノ山

2010年01月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 9.8km
• 登り: 615m
• 下り: 1,024m

コースタイム

9:30若桜スキー場、登山届提出−10:20リフト最上部より登山開始
11:40三の丸到着、ここより踏跡なし−12:50山頂到着、本日誰もいません、ラッセルでかなり疲れる−14:40氷の越小屋、尾根沿いを進むも違う尾根に入り道に迷う、疲れ切った−16:00氷ノ山キャンプ場下山、キャンプ場への道も分かりにくく杉木立の間をさまよう

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

雪は昨年よりは多いです、三の丸付近の笹原はまだところどころ顔を出しています。雪庇はかなりできつつあります。
頂上付近のホワイトアウトはやっぱり怖いです、三の丸方面へ下山するか、氷の越に向かうか、東尾根に向かうか？どちらが安全なんでしょうか？
この時期木立がまだ雪に埋まっておらず、氷の越への下りの尾根筋では何度も方向を間違えてしまいました。

写真

1/9 10:20

リフト降りたところ
鳥取市は見えましたが大山は見えませんでした

1/9 10:56

尾根筋を三の丸に向かいます

1/9 10:56

尾根を登り切ったところのブナ林は素敵です、この日はしっかりエビのしっぽがついていました

1/9 11:21

雪原を三の丸に向かいます、このあたりの笹原はまだちらほら頭を出しており、まだまだ雪が足りません

1/9 11:35

三の丸手前の避難小屋、昨年よりは雪は深いです

1/9 11:35

三の丸、先行するボーダーにラッセルをお願いしました

1/9 11:39

三の丸より氷ノ山を望みますが視界不良、ここより未踏の雪原をゆきました

1/9 11:50

山頂は見えませんが何となく方向は分かります

1/9 11:59

杉の木はだいぶんモンスターになっていました

1/9 12:08

三の丸ー山頂間のブナ林、冬季以外は笹原で見ることができません、素晴らしい

1/9 12:21

冬ならではのショートカット

1/9 12:22

この木も冬しか近寄れません

1/9 12:47

山頂避難小屋、入口の扉は雪に埋もれてなかなか開きませんでした。２階から入ろうかと思いましたがガラス窓は閉まっていました。下山時扉を閉めるのも大変でした。

1/9 13:19

甑岩、春夏秋冬それぞれに見せる姿はいずれも素晴らしい

1/9 13:42

氷の越への尾根道、この時期にしては雪庇がかなり成長していました。道迷いのためこの付近の写真は少ないです

1/9 14:44

氷の越避難小屋、命からがら到着しました、ここの雪の量はまだまだ少ない。ここからの下りでもまたまた迷いました。

撮影機器：

IXY DIGITAL 900 IS CANON

感想

isijii

三の丸までは先行するボーダーがおられたため安心して到達しました。
三の丸からは未踏の雪原を行きました、雪庇はかなりできていました、モンスター杉もかなり完成していました、視界は悪くても登りは何とかなりました。
山頂避難小屋の扉は雪で開け閉めが大変でした。この日の山頂は独り占めでした。山頂はホワイトアウト状態でした。
甑岩周辺もアイスバーンではなく何とか通過、いつも氷の越への尾根下りはブナの木を頼りに不安なく下っていましたが、この日は何故かとんでもない杉の植林の尾根に迷い込んでしまいました。
氷の越からの下りでもキャンプ場に向かったところまたまた迷ってしまいました、素直に命水に向かうべきでした。
ラッセルや道迷いでいつもより２時間半も余計に時間がかかりました、もうしばらくスノーシューは履きたくないと思いました。
昨年ホワイトアウトのなか三の丸へ下ったところかなり迷ったため、今回は氷の越方向への下りを選択しましたが、やはり迷いました。この時期登山届は必ず提出するようにしています。
１月の氷ノ山は視界が悪いですが、雪はとても軟らかく誰もいなくて大好きです、２月・３月・４月の氷ノ山も好きです。