阿弥陀岳(南稜のP3凍結に苦戦)
- GPS
- 06:28
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,524m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:27
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周辺に10台ほど駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南稜はバリエーションコースとなってますが、問題となるのはP3の岩稜の通過だけでした。そのP3は長いルンゼ(ガリー)を登るのですが、すでに氷化しているためピッケル・アイゼン必須となってます。ここで大変な目にあったのですが、それは感想の方で |
その他周辺情報 | 日帰り温泉は多数あります |
写真
感想
今回の山行はいくつかの失敗をしましたので、その失敗談を書きます。
まず立場山の尾根への取り付き。どこかのサイトに旭小屋の横から入って・・・というのがあったので、とりあえず旭小屋まで林道を歩き、さて入山・・・というところで迷子に。バリエーションだから登山道なんて期待できない・・・という先入観があったので行けるところを登っちゃえ!と適当に登ったところが私有地だったようです。すいませんでした。
(GPSのログにその辺のところが描写されてます)
まあ多少のトラブルがあって無事尾根に出ると、ちゃんとした登山道でした(^_^;)
どうやら小屋手前の沢から山に入っていく登山道があったみたいです。
立場岳までは普通の登山道でした。
その先も特に迷うようなところもなく(基本稜線歩きなので霧でも大丈夫でしょう)、ヤブこぎと呼ぶようなところもなく岩稜帯基部まで着きました。
P1、P2と呼ばれる岩稜もこれかな、あれかな、と思っているうちに通過してしまったようで、「これでバリエーション?」という感想でした。
さて、第2の失敗。アイゼン装着しないでP3を登り始めてしまったことです。
アイゼン着けない理由、それは先行者にアイゼンを着けた形跡がなかったから=着けなくて大丈夫だろう・・・これも先入観でした。
さらに失敗3は、ピッケルを車に置いてきたことです。雪稜がなさそうだから必要ないだろう、というこれもまた先入観。で、P3のルンゼ(ガリー)ですが、見事に凍結していた、というわけです。
最初はとりあえず行けるところまで・・・が上へ上へと登るうちに後戻りできなくなる高さまで来てしまいました。雪を掘って岩の突起を確認して慎重に足を置く。凍った草をつかみながら登る。微妙なバランスを保ちながら半分ほど登ったところで、ガリーからの脱出を試み、左手の岩場を登って尾根に逃げることができました。ハイマツ帯のゆるやかな斜面が天国のように感じました。
取り付きから出口まで40分もかかってました。
南稜を侮ってはいけませんね。
かなり危険なルートだと思います。次回はそれなりの装備で臨みたいと思います。
P3の上はさらにP4と続きますが、通過に悩むようなところはなく適当に登っていくと頂上に着きました。
南稜の登りを困難にしているのはP3に尽きると思います。コースはとてもスッキリして魅力があるのでその対策だけしっかりできればより楽しい登山ができると感じました。
舟山十字路からのアクセスも良いので日帰りにぴったりのコースだと確認できました。
ブログの山行レポはこちら
http://ameblo.jp/nukaboshi1/entry-11953400161.html
コメント
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私は昨日日向山に登りました。山頂から見える八ヶ岳は雲もガスも一つもなくとても綺麗でした。やはりそちらの景色も最高ですね!ただ特に朝は凄く寒そうですね^_^;
早朝に清里を通った時は氷点下7度でした…
こんにちは。
そうですね、私も早朝車を走らせている時道路脇の温度計の表示が-5℃とか指しているのを見かけました。日中も強風が吹いたら体感温度は・・・と思ってましたが、思いのほか風も弱くて穏やかだったため、ほとんどの区間でアウターを着るまでもなかったです。
ほぼ快晴で展望もバッチリとまさに登山日和でしたね。
お互い良い日に登れましたね!
こんにちは。下山途中、言葉を交わしたものです。P3のガリー、手強そうですね。行かなくてよかった。私たちも、ピッケルは持って行かなかったし。もっと雪や氷の経験を積んでから挑戦したいです。
また、どこかの山の上でお会いしましょう。
こんにちは。
阿弥陀岳からの下山ではありがとうございました。
ほとんど人を見かけないコースにあって、偶然にもヤマレコユーザーの方と交流ができましたこと、とても嬉しく思います。御小屋尾根からの阿弥陀岳は手軽で日帰りにはもってこいのコースだと確認できました。次は阿弥陀岳・赤岳・権現岳を周回するコースとか歩いてみたくなりました。
また、どこかの山でお会いできること楽しみにしています。
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