剣山 〜天気予報の裏切り〜
- GPS
- 05:53
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 894m
- 下り
- 889m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
折からの雨で土も岩も滑りやすくて注意しました。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉は、ちょっと遠いことを承知で士幌温泉プラザ緑風へ。 なんと!第3火曜日は「お風呂の日」だそうで日帰り入浴料金は半額の250円でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴紐
ザック
ザックカバー
昼ごはん
非常食
飲料
ハイドレーション
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
ポール
ナイフ
カメラ
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感想
ココに来てやっと、「休みの日に休むことが出来る」体制が構築されつつあり、思い切って山に行くことにしました。登山に行けば、緊急招集されてもおいそれと帰って来れませんので、今までは休みの日も遠くに行かずに近場で待機していたのでした。
何度か電話はあったモノの、トラブルも多少は発生したものの、とりあえず「山に行ける」ようになったことを素直に喜んでいます。
これはテント泊山行も可能になりそうかな!
とは言え、早朝から出発するにはまだ早いかな?と思い、4時スタートに決定します。
行き先は、考えた末に剣山をチョイス。
天気予報は「曇り一時晴れ、ところにより一時雨」とどう転んでも当たりそうな予報です。(笑
ただ湿度が高いので、ガスっぽそうですが上手くすれば抜けるでしょう。以前剣山に登った時の印象は、「花は少ないけど、切り立った眺望がなかなか素晴らしい」でした。
一旦、4時に出発したものの、仕事上のトラブルと私の忘れ物が重なったので、引き返して出直すことになります。
気を取り直して5時少し前、リスタートです。
ところが、厚岸を出て釧路市街を抜ける辺りから雨が降り始めます。
雨は移動と共に強くなったり弱くなったりしましたが、上がることはありませんでした。「まぁ、ところにより一時雨だからね」そのうち上がるだろうと楽観しつつ、登山開始です。
そして「花が少ない」前回の印象は大きく覆ります。
一の森を越えるとツツジ以外の花はほぼ姿を消してしまいますが、登山口周辺は春の花で溢れていました。
エゾエンゴサク、ミヤマエンレイソウ、フッキソウ、ヒトリシズカ、ヒメイチゲ、エゾイチゲ、シラネアオイ、エゾオオサクラソウ、オオバキスミレ、その他スミレ類
やはりどんな山も1度登っただけでイメージを固定するのは危険ですね。
四季折々の表情を感じつつ、山のイメージが形成されるべきものなのでしょう。
前半は、何度も脚が止まってスローペースの山行になります。
「あとはお天気だね!登頂時に雨が上がってくれたらいいんだけど…」
降り続く雨が登山道を泥濘ませ、ズルズルと滑ります。
岩盤も油断するとズルッと滑ります。
でも時間はあります。
ゆっくりゆっくり歩けばいいのです。
身体が重いんで、急ごうにも急げない事情もあるのですけど。
剣山は切り立った山なので、下手なところで滑ると大変なことになります。
乾いていればどうってことないのですが、「滑って怖い」と思えば腰が引けて更に滑りやすくなります。ビビりまくりの悪循環です。
しかし残念ながら、登頂してもガスったままでした。と言うか雨自体が上がりません。
カメラを構えているだけでレンズに水滴が付着します。
そしてレインウェアを着込んだ私は雨よりもむしろ汗でずぶ濡れでした。
山頂でおにぎりを二つ食べた私は、すぐに下山を決意します。
「眺望も望めないし、これだけ真っ白だと動画を撮ってもダメだよね」
山頂の岩場も、アルミのハシゴも滑るので、とても気を遣いました。
往復の運転を含め、とりあえず何事もなく帰ってくることが出来、感謝感謝です。
次の休みは、もうちょっとロングコースをチョイスしてみようかな。
などと考えながら下山すると、いつの間にか雨は上がっていました。
コメント
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前回のアポイ岳レコのお陰でお花の見頃に行けました!
ありがとうございます(^^)
剣山は数年前に白雲山でお話しした山ガールに「超おすすめ」されてから凄く気になっている山です!!
梯子を登るのに不安があり行けませんでしたが、最近ケガの後遺症も回復し膝もだいぶん曲がるのでそのうち行ければと思っています(^^)
雨の梯子と山頂岩盤、怖そうですね・・。
今年は休みが確保出来そうで良かったですね〜!
今まで温めていた山行、たくさん行きましょう!!
コメントありがとうございます!
剣山は道央で言えば黄金山のような山で、山頂が近くなるほどに大きな岩で形作られていてちょっと不思議です。札幌の円山88ヶ所巡り同様、お地蔵さんが登山者を迎えてくれるのですが、カウントは怪しいです。
意外と急峻で、2番目のハシゴは一條君や小林君(仮名)は大丈夫なのだろうか?と不安になりますが、そのうち彼らにも登らせると思います。(笑
ただ、雨の日は絶対に避けたいですね。シャレにならない事態が発生しそうな気がします。
お互い、怪我のないよう、気を付けて登りましょうね!
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