硫黄岳〜横岳［八ヶ岳］ツクモグサを探して（北沢・赤岩の頭↑地蔵尾根・南沢↓）

2023年05月17日(水) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,472m
• 下り: 1,461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:14

6:58 美濃戸（赤岳山荘・駐車場）
7:40 7:40 堰堤広場
8:27 8:33 赤岳鉱泉
9:38 9:43 赤岩の頭
10:03 10:16 硫黄岳
10:30 10:30 硫黄岳山荘
11:17 11:22 横岳
11:34 11:37 三叉峰
12:24 12:54 地蔵の頭
13:30 13:40 行者小屋
14:23 14:23 中ノ行者小屋跡
15:12 美濃戸（赤岳山荘・駐車場）

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸の赤岳山荘の駐車場にとめる（駐車料金：1日1000円）。
美濃戸口から美濃戸までの道はあいかわらずの悪路。車高がある程度高い4WD車が望ましい。

コース状況／危険箇所等

横岳周辺と地蔵尾根は、クサリやハシゴが連続する。
雪が残っている箇所もあった（赤岳鉱泉〜赤岩の頭、地蔵尾根下部、行者小屋の少し下あたり）が、チェーンスパイクをつける必要はなかった。

写真

5/17 7:48

美濃戸から林道を歩き、堰堤広場から北沢沿いの山道に入る。

5/17 8:03

北沢沿いの木道。北沢の流れが美しい。

5/17 8:34

赤岳鉱泉に到着。人工氷瀑の残骸が…

5/17 9:30

赤岩の頭への登りでは、日陰には雪が残っていた。滑りどめが必要なほどではない。

5/17 9:42

樹林が疎らになり、前方に硫黄岳が見えてくる。

5/17 9:49

赤岩の頭に到着。前方に硫黄岳を望む。

5/17 9:53

赤岩の頭から少し登り、横岳・赤岳・阿弥陀岳を展望。

5/17 10:11

硫黄岳山頂に到着。赤岳方面の山並を望む。

5/17 10:11

硫黄岳山頂から天狗岳・蓼科山方面を望む。霞がかっている。

5/17 10:13

硫黄岳の爆裂火口。

5/17 10:35

硫黄岳山荘を経由して横岳へ向かう。

5/17 11:00

台座の頭の巻道をたどり横岳へ。

5/17 11:05

硫黄岳を振り返る。

5/17 11:05

横岳が近づいてきた。

5/17 11:14

横岳の直下はクサリやハシゴが連続する。

5/17 11:18

岩場を登る。

5/17 11:25

横岳（奥の院）に到着。赤岳を望む。

5/17 11:24

横岳から硫黄岳方面を望む。空は霞んでいる。

5/17 11:40

三叉峰の分岐。

5/17 11:40

三叉峰の分岐から横岳を振り返る。

5/17 11:51

石尊峰付近から横岳・三叉峰を振り返る。

5/17 11:55

オヤマノエンドウ。

5/17 12:02

ツクモグサ。

5/17 12:02

ツクモグサ。

5/17 12:04

ツクモグサがまとまって咲いていたのは、鉾岳の西側、岩場を巻いて行くクサリ場あたり。

5/17 12:15

ルンゼ状の岩の急斜面。クサリを補助にしながら下る。

5/17 12:19

地蔵の頭まであと少し。正面に赤岳がそそりたつ。残念ながら今日は登っている時間がない。

5/17 12:35

地蔵の頭に到着。赤岳を望む。

5/17 12:39

地蔵の頭から横岳方面を振り返る。

5/17 12:58

地蔵尾根を下る。

5/17 13:20

地蔵尾根はクサリやハシゴが連続する。ザレた斜面もあり、足元も滑りがち。

5/17 13:45

行者小屋（営業前）に到着。

5/17 14:03

苔むした針葉樹林帯に出入りしながら、南沢沿いの道を下る。

5/17 15:31

美濃戸の駐車場に無事、下山。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

ext_nozawa

ツクモグサが咲いていたというレコを見て、横岳を訪ねようと思った。杣添尾根から登るのが手っ取り早い。しかし、杣添尾根は3月に登ったばかりなので今回は美濃戸からアプローチすることにした。

北沢から赤岳鉱泉・赤岩の頭を経由して硫黄岳へ。硫黄岳からは赤岳方面や蓼科方面の展望を楽しむことができた。ただ、北アルプスなどの遠景は霞んでいる。硫黄岳山荘を過ぎて、台座の頭を巻き、クサリやハシゴのある岩場を経て横岳（奥の院）へ。横岳から三叉峰、さらにその先へツクモグサを探しながら歩く。

どうもぼ〜っと歩いているせいか、ツクモグサを探せなかったが、すれ違った人の話では三叉峰あたりでもポツリポツリと咲いていたらしい。その人の話によると石尊峰の先でまとまって咲いている場所があったという。まさに石尊峰の南側、鉾岳の西側を巻いて行くクサリ場のあたりで、いくつも咲いているのを見ることができた。

横岳のクサリ場は久しぶりに通過する。クサリ・ハシゴが連続する稜線を進み地蔵の頭へ。赤岳方面の展望をここで見納めにして、ハシゴが続く地蔵尾根を下り、営業前の行者小屋、そして南沢沿いに下って美濃戸へ帰り着いた。
途中すれ違った登山者は20人ほど。