大日岳山スキー 標高2250mまで
- GPS
- 08:38
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
称名滝駐車場を利用。 称名道路 7:00〜18:00 遊歩道 8:00〜17:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
牛ノ首を超えてから短い距離の雪渓が幾つも現れる(大日平の末端辺りまで)。 雪質はすでに緩んでいてステップのあるところもあるが、木々の枝が横たわっているところなどあり。 帰りは、踏み抜きや木の跳ね返りに注意。 大日平小屋手前の標高1740m辺りで雪は繋がる(ちょうどベンチのあるところ)。 小屋には寄らずショートカットして大日岳へ向かう。 笹やハイマツはまだ出始めたところで支障なし。 これからは雪が融け笹やハイマツが多くなり歩く範囲も制限されるだろう。 ザクロ谷源頭部は水量が多く両端は藪になっているので、早めに左岸へ進んだ方が良い。 雪面は縦溝が多くシール歩行でペースが上がらない。 標高1750mから上部も同じ状況が続く。 雪はやはり少ないようで、水の流れる音がする穴もあり注意。 標高2100mを超えるとユルユルの雪になりアイゼンを履く(シートラ)。 縦溝が多く雪も緩んできたのであまり滑走は楽しめないと踏んで、標高2250mでシールオフ(夏道下山もシートラでそれなりに時間がかかることも含む)。 滑走はやはり縦溝が多く自由なライン取りが出来ず。 ザクロ谷の右岸を少し行き過ぎる。藪と深いギャップで横断は困難と判断、途中まで戻って夏道で谷に下りて雪渓を横切る。 ほぼ登ってきた進路を戻り、少しだけ下の方まで滑って木道が出ている所でトレランシューズに履き替える。低い方に雪の斜面が繋がっていたがどこに出るか分からないので無理はしなかった。 牛ノ首までは、シートラで背負ったスキーが枝にひっかかったりしたので慎重に降りる。段差があるところはスキーのテールが地面と接触するので都度向きを変えるなどひと手間を要する。疲労感はなかったのでゆっくりと下山。 |
写真
感想
気温が高くなりスキーで滑れそうなところは少なくなってきた。
立山へバスで行けば楽に滑れるが、最近はチケット入手が困難らしい。
そこで、もっと身近なところでもう少し滑れそうな大日岳い行ってみることにした。
賞味期限に遅れていることは分かっていたが、まずは現地行ってみた。
登りはやはりスキーが枝に引っかかたり、重い荷物で雪渓通過の慎重になったが、大日平で展望が広がり、雪が繋がる。
ラムサール条約の看板が設置されているベンチのあるところでようやく板をはくが、見上げる山並みは茶色が目立つ。
シールで歩き始め大日平を抜け、ザクロ谷の上流部を横切る。
登りにかかると雪面の縦溝が多いのが気にかかる。
気温が上がっても縦溝が緩むことは無かった。
標高を上げ斜度が増すとグサグサになってきてアイゼンに履き替える。
標高2250m地点でランチ。上部まで進むか? 時間が遅れてきて称名道路の時間制限が気になったり、縦溝に難儀しそうなので早めに滑ることにした。
準備をしているとお一人登山者があがってきた。少し話して滑り出す。
すぐに雷鳥に出会うが、グサグサの急斜面だったので写真は取れなかった。
標高を落とし斜度が緩くなるが縦溝多しでザラメを探しながら滑るが修行が続く。
ザクロ谷源頭部で下に下りすぎてしまった。下降点を探すが藪と段差で諦め、夏道まで登り返して谷間に下りる。
なんとか雪渓が繋がっていたので谷を渡ることができた。
後は広大な大日平を突破して木道が見えたところで板を外す。
賞味期限は過ぎている感じで登山道を下山。
ここは激坂が続くので下りも板の面倒を見なければならず、ゆっくりと降りる。
最後は称名滝に行ってみる。水量が多く川の上に虹もかかり、なかなか見れない滝の姿を拝むことができ、終わってみれば楽しい山行でした。
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