木島神社〜岩井城跡・飯山城址公園
長野県
kyom4
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:28
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 482m
- 下り
- 481m
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- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:13
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
「其綿」集落と「山岸」集落の中間の道路余地に駐車 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場所〜木島神社 用水路に沿うほぼ水平な舗装道 ・木島神社〜送電鉄塔��48 踏み跡明瞭な送電鉄塔巡視路 ・送電鉄塔��48〜一軒家〜岩井城跡 送電鉄塔��48付近で尾根を左に行くと岩井城跡ですが、 藪で通行不可能とガイドブックにあったので 送電鉄塔巡視路をそのまま進むと麓に下ってしまいました 巡視路標識（写真35）まで登り返し、笹薮に突入 ほぼ水平に藪漕ぎすると、杉の大木の下に道跡が残っていました 一軒家裏手から峠に至っていた道跡に合流後 峠に微かな踏み跡あり、小灌木の伸びた枝を搔き分けて登ると 堀切が二箇所出現、城跡には「吉の城」と案内板があります ・岩井城跡〜「其綿」集落〜駐車場所 下山時の方が踏み跡を見失いやすいと思い、 城跡から峠まで忠実に往路を戻りました 峠から林道終点までは1分足らずの距離 未舗装林道から車道に合流すると下り一辺倒の緩やかな舗装道 |
写真
中央の山は743m三角点峰でしょう。立派な独立峰に見え、地元で名前がついている山ではないかと思うのですが…
日陰が好きなんて、そのつつましさがいじらしく思えてしまいます
長野電鉄木島線の跡駅も残っていないのに、トンネルが過去を雄弁に物語ってくれました。懐かしいです！今では中野市から木島平村に電車が通っていたなんて知らない人も多いのでは？
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駅も残っていないのに、トンネルが過去を雄弁に物語ってくれました。懐かしいです！今では中野市から木島平村に電車が通っていたなんて知らない人も多いのでは？
上杉謙信の史実を言い伝える橋。左奥に北陸新幹線、背後に斑尾山
国道117号線から尾根沿いに見えている鉄塔
城跡へは左の尾根を行くべきなのですが、通行不可能らしいので、とりあえず巡視路を進みました
倒れていた巡視路標識を助け起こしました。ここから藪藪漕ぎをしてほぼ水平に峠に向かうべきでしたが（地図に波線もあり）笹薮に恐れをなし、巡視路を下りました。その先も道の荒廃感が増すばかりで、歩く人のない道跡に見えました
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巡視路は谷底に着きましたが、なんと草だらけの道の終点(:_;)仕方なく防獣柵沿いの巡視路を前進すると、一軒家に辿り着き、いらした方に峠道が廃道になっているとお話を伺いました
一軒家にいらした方のお話に依ると3~40年前に峠道はなくなったそう。
なんと、峠のすぐ傍迄其綿からの林道が来ていました。下山中、ゲートは見当たらず、車で来るのは可能でしょう。
道端でこんな花を見ると、ご褒美を頂けた気がします(^.^)
感想
自宅近くの城跡を巡り始め、少しずつ北へと足を延ばし、
今回は北信最後となる、中野市と飯山市の境にある岩井城跡と
国道117号線のすぐ脇にありながら、通過していた
千曲川沿いの平城である飯山城址公園を訪ねました。
ガイドブックには通行不能の尾根道と記されている箇所があり
立てた計画を実行するに当たって、かなり不安がありました。
木島神社の立派な石段、参道の先は、送電鉄塔巡視路です。
いつもながら心強く、快適な散歩道を楽しんだものの、
鉄塔��48から巡視路は巻き道の如く下り始め、不安は的中！
実際、左にあると思われる尾根は杉と小灌木の混合する藪状態、
とても分け入る気になれず、巡視路を行くと谷間に降りてしまい、
更に巡視路を頼りに行くと、一軒家に辿り着いてしまいました。
たまたまいらした方にお話を伺えたのは幸運でした。
（家の見回りに来ているだけで、住んでいるのではないそう）
地図にある峠道は3~40年前になくなっていると聞き、
仕方なく、写真35の標識まで登り返し、意を決して笹薮に突入。
幸いにも、笹薮はそれほど密でなく、杉の大木の下は、
流石に日陰の為、道跡と思われる箇所が幾つもあります。
そんな道跡を拾いながら、半ば水平に笹薮を描き分けていくと
恐らく一軒家の裏手から延びていたと思われる峠道に合流し
廃道になった巻道をほぼ正確に辿れた結果にほっとしました。
峠道はうとうと呼ばれている地域もある、V字型が残っています。
笹に覆われているものの、V字型の底を進むと程なく峠でした。
峠で尾根を行く踏み跡と交差し、南側は明瞭ですが、
北に進む踏み跡はこれまた笹薮、小灌木も伸び、目前を遮断します。
なんとか微かな踏み跡を頼りに堀切を二つ越えると
「吉の城」と書かれた古い案内板のある岩井城跡に到着。
随分回り道して、ようやく着いた城跡ですが、
周囲は杉林に囲まれ展望なく、余りの静けさに早々に下山開始。
「月生城跡」と同様、この城跡も埋もれていく運命でしょう。
踏み跡の薄さに、果たして往路を忠実に戻れるのか？と、
いささか不安を抱えながら下り、峠に帰還すると、
なんと、峠のすぐ傍迄「其綿」集落からの林道が来ていました。
下山中、ゲートは見当たらず、車で来るのも可能でしょう。
なんとも遠回りをした今日の山行に、自分でも呆れますけれど
まあ、しかし今日も無事歩き通せた一日に感謝です。
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