大菩薩嶺
- GPS
- 27:22
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 811m
- 下り
- 828m
コースタイム
- 山行
- 1:28
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 3:33
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 7:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 所々に凍結箇所がありましたが、アイゼン等は不要。 でもこれからは要注意かと。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
テント一式
ガスバーナー
クッカー一式
夕食
朝食
|
---|
感想
いつもいつも忙しくしていて、山に登るときも、どこかせわしなく登っている自分がいます。
これから師走に向かうので、いっそうセコセコせかせかしてしまう。
そんな状況がいやで、本来は充分日帰りができる山行にもかかわらず、テン場でまったりしよう、テン場でのんびりしよう、と、今回大菩薩嶺をチョイスしました。
リペアしながら長年使ってる一人用のテントを担ぎ、福ちゃん荘テン場へ。
一番乗りでした。
テントは、写真では解らないけどつぎはぎだらけだったり、ポールもメーカーが異なったり、で、近くでまじまじ見つめられると恥ずかしいです。
使うたびにもう限界かな?と思うのだが、帰宅してメンテナンスしてみると、まだまだ使えるなぁ。。と思い続け、ここまで来ました。
設営が終わり、コーヒーを入れてだら〜〜〜っとしてると、なにやら設営に手間取ってる若者が目に入ります。
小一時間、モンベルのテントと格闘してました。
こりゃあ終わらないな、と、お節介なのは解ってたけど、彼の元に出かけてって教えてあげました。
こうやってみんなベンキョーするんだな(笑)
じゃあ、大菩薩峠までいってみっか、と、すっかりテントになじんだ腰を上げ、山道を登ります。
廃墟になった富士見山荘〜勝緑荘を経由し、峠へ。
ハイカーだらけ。
ここは、西は南アルプス、東は奥多摩の稜線が一望、ただし富士山は南にそびえる熊沢山にさえぎられ、その一端が垣間見えるのみ。
よし、本日はここまで。
テントの中で読書にいそしむとするか!
と、早々下山。
持ってきた文庫本を読み進むうちに、いつのまにか寝てしまったらしく、起きたら昼過ぎでした。
明日は早い。
早めに夕食をとり、早めに就寝。
シュラフは完全な夏用なので、空のペットボトル2本にお湯を入れ、湯たんぽでぽっかぽか、おかげで熟睡できました。
3時半過ぎ起床。
寒さで目が覚めました。
寝ぼけ眼でお茶を入れてる最中に、ラジオで長野の地震を知ります。
簡単にパンでオナカを満たして出発。
久しぶりのナイトハイク。
唐松尾根を登ります。
クマザサの生い茂る登山道を進みます。
笹の葉がざわつく音にビクつきながら、鹿の目がらんらんと光る道中、あまり気持ちの良いもんじゃあありません。
雷岩付近で夜空が白み始め、一安心。
神部岩付近で日の出を待ちます。
横浜から来たという、大宮出身の男性、新座からの女性親子が先に陣取ってました。
神々しさと地球の自転を感じながら、朝日を拝みます。
親子と別れ、男性ハイカーと大菩薩嶺へ。
まぁ、てっぺんを極めないとな。
眺望は全くないんだけど。
良い夫婦の日はなんかしました?
いやぁなにもなにも(苦笑)
うらやまし。。
などと、いつになく饒舌になる。
この先良い夫婦の日を祝う日は来るのだろうか。。
男性は、唐松尾根を下るというので、雷岩にて別れます。
一期一会
介山荘方面へ。
賽の河原〜親不知の頭を経て、中里介山文学碑付近で、女性もののブローチを拾います。
地味だけどしっかりとした作り。
介山荘の売店に届けます。
峠でお茶を入れくつろいでると、売店のオジサンに呼び止められる。
ほらほらあの人だよ拾ってくれたの!
ヨカッタねぇ見つかって。
ホントにヨカッタ。
途方に暮れてたみたいだ。
地震のことを聞く。
被害の状況はまだ解らないそうで。
大変なことになってなきゃいいんだが。。。
そんなことを思いながら下山。
途中、コメツガの木に身を寄せたり、切り株の年輪を数えたりしながら、ゆっくりゆっくり下ります。
テン場に戻ると、テントが増えてました。
しばらくゆっくりします。
いろんなことを考える。
てか、こんなところにくると、いろんなことが頭をよぎる。
こんなところまできて仕事のことを考える。
自分のこれからを考える。
親のことを考える。
などなど。。。
結局は結論なんて出ないんだな、などと、無理矢理結論出して、テント撤収。
テン泊の際はいつも、撤収するとき呪文みたいに唱えます。
『入ったんだから入る』
おかしいでしょ(笑)
ザックに入れたんだから、出したものは入るに決まってるんだけど(笑)
休み休み作業をしたもんだから時間を無駄に費やしてしまったけど、今日は良いのだ!
などと思いながら、下山します。
売店のおばちゃんに挨拶して、山道を下ります。
クマザサの道を快適に下る。
バス停に着きました。
2時間待ち。
珍しく、ロッジ長兵衛のきのこうどんを食す。
美味。
なめこ旨し!
話しかけられて話すと、時間を忘れます。
先週もそうだったけど、山の話はやはりおもしろい。
あっという間にバスの時間。
車中、ほとんど寝てました。
これもあっという間に甲斐大和駅到着。
久しぶりにゆっくりした。
てか、ゆっくりしすぎたかも(笑)
でもこんな山行もアリかも〜〜〜。
おわり
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