記録ID: 552575
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ハイキング
伊豆・愛鷹
40年ぶりの神津島&天上山。山と海、展望の島旅を満喫
2014年11月22日(土) 〜
2014年11月24日(月)
東京都
shigetoshi
satomi23
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 22:04
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 1,893m
- 下り
- 2,030m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:59
距離 19.0km
登り 776m
下り 852m
9:19
45分
神津島空港
10:42
10:44
38分
千両池
12:35
12:45
9分
長ツ崎入口
12:54
12:59
16分
ぶざえも展望地
13:39
14:24
4分
多幸湾
14:28
18分
日向神社
14:46
12分
観音のぞき
15:15
15:19
5分
宿泊池（民宿）
15:24
15:35
2分
前浜
15:40
38分
前浜
16:18
宿泊地
2日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 7:06
距離 16.3km
登り 880m
下り 882m
7:52
34分
宿泊地
11:13
11:29
2分
展望地分岐手前
14:40
14:53
5分
商店
14:58
宿泊地
3日目
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 5:13
距離 11.4km
登り 260m
下り 312m
8:25
12分
宿泊地
13:05
13:30
8分
水がしり(最北端)
13:38
赤崎遊歩道
| 天候 | 晴れ、快晴、一時曇り 気温は早朝12℃程度、日が出るとすぐに上がって、行動中は18〜22℃もあり、風が当たらないところでは半袖で十分でした。登りは当然大汗。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
飛行機
中央通路の両側に1列ずつ席があるだけの、わずか19名乗りの小型機です。 今まで乗った飛行機の中で最も小さい。事前予約必須。 予約は1か月前から。 行き 7:41 調布駅北口発小田急バス \220 7:56 調布空港着 〜 8:45発 新中央航空301便（往復\27800） http://www.central-air.co.jp/ 9:30 神津島空港 帰り 15:15神津島空港発 新中央航空306便 16:00調布空港着 6:27発小田急バス\220 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
神津島村役場オフィシャルサイト http://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/walking.html に詳しいマップがあります。 全ルート、しっかりした歩道です。 初日と3日目のルートは、上記HPのマップでは「遊歩道」と なっていますが、実際はほとんど舗装された車道です。 ただし、車の数は少ないので、たまにしかくるまも通りません。 |
| その他周辺情報 | この時期は完全はシーズンオフで、ほとんど観光客もいません。 フェリーはがらがらのようです。 今回歩行中に出会った観光客は、 初日；多幸湾の浜で１グループのみ 天上山登山；単独男性３人、３人グループ１のみ ３日目；長浜で１家族のみ。帰りの乗った村営マイクロバスも貸切 でした。 泊まった民宿も客は我々二人だけでした。 お店など；多幸湾にはジュース自販機のみ 神津島灯台、赤崎には自販機もありません。 ただし、トイレは各場所にあり飲めるかどうかはわかりません が水道もありました。 |
写真
調布飛行場からこの小さな飛行機に乗って出発です。往復\27800と高いけど八王子からは近くて便利。
神津島空港に到着。本土はいい天気だったのに、ここは曇っていて残念。ここからいきなり徒歩で島旅のスタートです。
灯台横の展望台から島内を見晴らします。明日登る天上山にはまだ雲がかかってます。
千両池と海の間の岩礁に登りました。なぜか右の千両池の方が水位が高く見えて不思議。
ジュリアの十字架から、神津島の集落がある前浜が見えてきました。後ろには天上山が聳えます
神津本道という2車線の道路をずっと歩いて島の南側へ峠を越しました。道路わきに紫式部のような実がたくさんなってました。
松山遊歩道の入口から長ッ崎展望地へ向かいます。途中、海へ張り出した痩せ尾根からの眺め
多幸湾展望台からの絶景。この景色を見るために峠越えの道路歩きに耐えました。40年ぶりの対面です。子供のころに見たこの景色が忘れられず、いつかまた見たいと心待ちにしていました。手前の港が無い昔の景色を想像してみてください。人工物が邪魔でちょっと残念。
2
11/22 13:30
多幸湾展望台からの絶景。この景色を見るために峠越えの道路歩きに耐えました。40年ぶりの対面です。子供のころに見たこの景色が忘れられず、いつかまた見たいと心待ちにしていました。手前の港が無い昔の景色を想像してみてください。人工物が邪魔でちょっと残念。
天上山の山頂から一気に落ちる断崖の迫力がすごいですが、皆との構造物がやっぱり邪魔。
ここで1日3本の前浜へのバスを待ちながら裸足で海に入りました。ひんやりして、火照った足に気持ちよかった。
海遊びでリフレッシュし、まだバスの時間まで50分もあるので、バスを待つ妻と別れてひとりで前浜まで歩くことにしました。
黒島遊歩道経由でコースタイム1:30位。バスよりも先に前浜につけそうです。こんな歩道を標高200mまで登ります。
アッという間に天上山の黒島登山口に到着。明日ここから登ります。
森田遊歩道に入りましたが、遊歩道というにはほとんど手入れされてなくて、木の枝、葉っぱ、蜘蛛の巣等々結構荒れています。
道路に出て、途中泊まる予定の民宿によって荷物を置き、多幸湾からのバスが来る10分前に前浜到着しました。
楽しみにしていた宿の夕食。金目鯛の舟盛りと小さいながらも本物の伊勢海老の味噌汁！
ここから山道。杖がたくさん置いてありストック持っていかなかったので1本お借りします。
10合目黒島登山口頂上に到着。すぐ近くの「オロシャの石塁」の展望地へ登りました。手前したの石の列がその石塁。
そして登頂です。ここも40年ぶり。思えば、この40年前の天上山登山が、おそらく最初の本格的な登山だったことに今更ながら木が付きました。
1
11/23 10:25
そして登頂です。ここも40年ぶり。思えば、この40年前の天上山登山が、おそらく最初の本格的な登山だったことに今更ながら木が付きました。
なぜか山頂標識のてっぺんに龍が鎮座していました。辰年の私としてはちょっと嬉しい。
貸切の山頂にて。ここまで、山頂直下で休憩中の男性一人と会っただけです。
見えて来ました裏砂漠。この景色、小学校4年の夏に来た時の幼い心に焼き付いていました。当時他の山にも登ったことがなかったので、この不思議な景色が強烈な印象として残っています。
2
11/23 11:07
見えて来ました裏砂漠。この景色、小学校4年の夏に来た時の幼い心に焼き付いていました。当時他の山にも登ったことがなかったので、この不思議な景色が強烈な印象として残っています。
小ピークが無数にあります。子供の時に来た時も、この一つ一つを全部の制覇してみたいと思ったことを思い出します。
オオシマツツジの狂い咲きを発見。5月には満開のツツジが白砂の砂漠に映えてとても美しいそうです。
何時の間に空気が澄んできて式根島、新島が見えるようになりました。再登頂して良かった
ハイビスカスも咲いてます、南国ですね。夜でも上着は不要で本当にとっても温暖でした。
夕食にお願いした大きな伊勢海老の刺身＆鬼殻焼\1500-。両サイドには金目鯛の刺身も。つい最近イセエビ漁が解禁されたそうですが、最初は安く、正月に向かって高くなるそうです。
7
11/23 17:51
夕食にお願いした大きな伊勢海老の刺身＆鬼殻焼\1500-。両サイドには金目鯛の刺身も。つい最近イセエビ漁が解禁されたそうですが、最初は安く、正月に向かって高くなるそうです。
沢尻湾です。この島は白砂の浜が多くていい感じですね。（八丈には無かった）
神津島温泉に到着、営業開始の10時まで20分以上あったので、前の岩礁を散策します。
露天風呂はポンプの故障でやっていませんでした。内湯のみで観光案内所で割引券を事前に買って\300
めいし海岸展望台。この付近のみ遊歩道がありました。その他は道路歩きです。
ブットーシ岩。穴が2つ開いていて通れます。ここから長浜まで道路ではなく浜を歩きました
たたみが鼻。平な岩が多く、ちょうどお昼で休憩。観光客はまったくいなくてどこも貸切です。
左奥からやってきました。右上奥のちいさな山の向こうが神津島温泉です。
そしてとうとう最北端の水がしりへ到着。トンネルは通行止めでした
村営バスです。14:05発、前浜の神津島港まで\200。さらに空港まで\200-でした
感想
高山が雪に閉ざされるこの時期、九州や伊豆七島の山へ行くことにしています。大島、八丈島に続いて、今年はいよいよ神津島へ行きました。
神津島にはたしか小学4年生の夏休みに、仕事の関係で出張に行く父親に連れられて2人で行ったことがありました。その時、海で泳いだのはもちろんですが、多幸湾のダイナミックな風景と天上山の裏砂漠等の不思議な天上の楽園風景が脳裏に焼き付いて忘れられず、いつか必ず再訪したいと思っていました。そしてそれから40年もの月日が流れ、ようやく再訪することになりました。
この連休、1週間前の予報では、伊豆諸島の天気は曇りがちで、今一でしたが、前日辺りから急に好転し、予想外の3日間とも風も弱く温暖な行楽日和に恵まれました。
こんなことは妻との登山旅行では実に久しぶりで、本当に天に感謝です。
伊豆諸島はそろそろ季節風が吹くようになり、西風が強くてあまり天気が良くないことが多いそうで、3日も好天が続くのは本当に珍しいとのことです。
30~40年前は伊豆諸島がもっとも栄えた時期で、今よりも宿も多く、夏場はごった返していました。今は当時の半分程度で、お盆以外は混雑することは無いそうです。
そのため、集客のために遊歩道の整備等の進めているとのことでした（3日目の帰りに乗った村営バスの運転手さんからのお話）。
赤崎の遊歩道もその代表例ですが、台風で壊されて何度も作り直しているとのことです。
私が子供のころにきた時は、赤崎までの道路はまだ無かったし、多幸湾の港もあんなに立派ではなくて、天上山の山頂から一気に崩れ落ちる絶壁の下の弓を描く砂浜がとてもきれいでそこを散策した覚えがあります。多幸湾の小島と天上山の絶壁がコンクリートで隔絶されてしまったのは残念でした。
天上山の山頂風景は記憶の中の風景と代わりが無く私を迎えてくれました。時間にも余裕があったので、なるべく多くの道を歩きまわり、最高地点にの2回も登頂しました。
前に来た時は神津島はとても大きな島で、歩いて回れるとは思いもよりませんでしたが、今回、改めて計画してみると、歩いて回るのにちょうどいい大きさの島でした。
健脚ならば、1泊2日で十分全部歩いて回れると思います。天上山以外は車道があるので、レンタカーを借りればもっと簡単ですが、海を満喫するためには歩くことをお勧めします。
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shigetoshiさん、こんにちは。
ご夫婦で神津島、良いですね〜
実は初めての就職先が電機労連の加盟会社で、春には電機労連主催で伊豆諸島のどれかに一泊二日の旅行に行くのが年中行事でした。その最初が神津島だったので記憶に残っています。でもこんなに歩かなかったので、写真を見ると知らない所ばかりです
Futaroさん、こんばんは
Futaroさんも昔行ったことがありましたか
昔は天上山は今のように一般的には山として認識されていませんでしたので
登山の対象としては知られていませんでした。
私もなぜ子供のころに行ったときに、天上山へ登山したのかは覚えていません。
ただ、そのころは歩きは天上山だけで精いっぱい、
あとは親の仕事先の車での移動だったので、とても広い島だと思っていました。
大人になって、ロングも歩けるようになってみると、歩いて回るのにちょうどいい
大きさの島だという認識に変わりました
神津島はとても変化に富んでいて、海、山とも伊豆諸島随一だと思います。
今度は登山対象として、ぜひご家族で再訪してみてください
shigetoshiさん、こんばんは
今年も伊豆諸島行かれたのですね。
伊豆諸島といえば、大島や三宅島などダイビングによく行きましたが、
（もっぱら東海汽船でしたが）
山に登るという発想は全くなかったですね。
今思えば、三原山ぐらい登っておけばよかった
天候にも恵まれ、海を見ながらの登山もいいですね
また個人的には山の幸よりも海の幸に興味があるので、
#151の御馳走を見ると、海に行きたくなる気分にさせます。
海満載の新鮮なレコ、お疲れ様でした
hirokさん、こんばんは。
なんとhirokさんはダイビングで伊豆諸島へ行っていたのですか
私もダイビングを趣味のひとつとしていましたが、ここ数年は
山ばかりになってしまい、すっかりご無沙汰です
ダイビングは、国内では沖縄にばかり行っていました。
今回神津島にいってみて、夏でも昔のような混雑がないとのこと
でしたので、水温の温かい時期にダイビングで再訪してみたくなりました
私の島と海岸歩きのルーツは大学時代に遡ります。
沖縄の無人島ムカラク島でキャンプした際、台風が来て近くの有人島の
阿嘉島に避難し、そのままその島に1週間缶詰にされた際に、島内の
道がない海岸とかの歩ける場所をとことん歩いたのが最初です。
今回久しぶりに一つの島を歩き込むことができ、その頃のことを
思い出して、子供のころの神津島の思い出と共にとても懐かしい島旅となりました
海の幸は島旅ならではですね。魚がとても美味しくて、帰って来てからも
いつもは肉料理の方が多いのですが、今週は魚料理が中心です
それにしても、写真への拍手の数が、料理の写真2枚が一番多いのは
笑ってしまいました
shigetoshiさん、こんばんわ
この連休中、shigetoshiさんの記録が上がらないなぁと思い、どこかに遠征に行かれたのだろうと推測していましたが、今年も伊豆に行かれたのですね。沖縄に住んでいたこともあり離島の風景を見ると懐かしい気分になります。ハイビスカスがイイですね
話変わりまして、阿嘉島を探検したことがあるのですね。びっくりです。やっぱりダイビングする方だと有名な場所なのでしょうか？阿嘉島と渡嘉敷島には何度かキャンプに行ったことがあります。
40年ぶりの山！！
お疲れ様でした
aottyさん、こんばんは。
沖縄に住んでいたのですか
阿嘉島はもう30年以上前、大学2年の時に無人島に行くための拠点として行ったのですが、
とても気に入り、20年くらい前にはダイビングのライセンスを阿嘉島でとりました
30年前は、まだ観光地化されれなく、漁師の民宿が数件、お店は1件のみで、
観光施設は無く、とてもひなびたところでした。アメリカから返還されて間がなかったので
どことなく異国情緒もありました。
今はとても開けてしまい、当時の面影は全くないようですが
shigetoshiさん、こんばんは。
連休なので遠征だと思っていました
調布から飛んだのですね！
私も島が好きで、子供が生まれる前は
色々な島へ行きました。
（新婚旅行もモルディブですし。。。）
スキューバダイビングははまるとお金がかかる
ことが分かっていたので、スキンダイビングで
止めておきましたが。。。
しかし、伊豆七島は八丈島へしか行ったことが
ありません。神津島、感想に書かれている
ようにくまなく歩いて回るのによい島のようですね。
いつか行ってみたいなあと思います
youtaroさん、こんばんは。
新婚旅行がモルディブでしたか
私もダイビングでなんどもモルディブには行きました
ただモルディブは高いので、最近はボルネオ方面が多かったです
伊豆諸島の島は山があるので、海と山が両方楽しめるのがいいですね。
昨年westmalleさんが行った青ヶ島や三宅島にも行きたいですね
youtaroさんもぜひまずは神津島からでも
shigetoshiさん、こんばんは
私も皆さんと同じく、連休は遠征と思っておりました(^^)
砂浜の落書きビックリですΣ
私も雪面に
いらっしゃったのですね!
飛行機
興味深く拝見させて頂きました
東京都でもこちらは時間の流れ方が違いますね。
いつか行ってみたいです(^^)
pippiさん、こんにちは。
pippiさんこの連休はお山なしで残念でした
あの落書き
お会いできるかも、と期待してしまいました
でもとても人が少なくて、女性には3人グループの一人（見た感じ地元系のひと）
だけだったので、もし来ていても昨日かなあ、pippiさんのレコで確認しよう
とおもっていました。
ちなみに、あの落書きは「砂浜」ではなく「砂漠」です
鳥は、写真は撮れませんでしたが、とてもたくさんいる島でした。
森の中を歩いていると,あちこちで枝ががさがさ音を立てていました。
同じ東京都でも、島タイムが流れていて、いつものロングのように
がつがつ歩くと違和感があり、3日間かけてのんびり歩くのには
うってつけでした
時間が許せば、飛行機ではなく船旅の方が、よりのんびり感が増幅すると思います。
pippiさんもぜひ、のんびり行ってみてください
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