瑞牆山 みずがき山自然公園〜 CW周回


- GPS
- 08:27
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 924m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:27
5:35 最終集合場所出発
7:00 みずがき山自然公園駐車場到着
7:17 みずがき山自然公園駐車場出発
8:51 不動滝到着
9:12 不動滝出発
11:02 瑞牆山山頂到着
12:24 瑞牆山山頂出発
14:18 富士見平小屋到着
14:32 富士見平小屋出発
15:45 みずがき山自然公園駐車場到着
平面距離 9.5km
沿面距離 9.9km
記録時間 08:27:50
最低高度 1,469m
最高高度 2,221m
累計高度(+) 1,034m
累計高度(-) 1,028m
平均速度 1.2km/h
最高速度 6.1km/h
登り歩行時間
みずがき山自然公園駐車場〜不動滝 1時間55分 7:17〜9:12(複数の休憩を含む)
不動滝〜瑞牆山山頂 1時間50分 9:12〜11:02(クーラー岩での小休憩含む)
みずがき山自然公園駐車場〜瑞牆山山頂 3時間45分 7:17〜11:02(複数の休憩を含む)
下り歩行時間
瑞牆山山頂〜富士見平小屋 1時間54分 12:24〜14:18(複数の休憩を含む)
富士見平小屋〜みずがき山自然公園駐車場 1時間13分 14:32〜15:45(複数の休憩を含む)
瑞牆山山頂〜みずがき山自然公園駐車場 3時間21分 12:24〜15:45(複数の休憩を含む)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雨により一部泥濘 濡れた岩の上は滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
毎年この時期は近くの鍬ノ峰でシャクナゲの花見山行を行っているが、たまには少し足を延ばして瑞牆山のみごとなシャクナゲを見たいと思い仲間を誘って行くことにした。
初めて行った前回は5年前で断片的にしか記憶が無く、登り始めてすぐに道迷いをしてしまったことや下山時に膝を岩にぶつけて前週に作った傷のかさぶたが剥がれて出血したことが大きなしくじり点として覚えているくらいで、どこから急登になるとか、どこでロープがある等の案内は一切出来ない状態。
ただし、前回のGPSトラッキングログはそのまま利用して道迷いを防ぐことは出来る。
今回はうる覚えでのコース状況案内は一切せず、ヤマタイムによるルート計画に従って歩いてもらうことにした。
同じ歳の山友Nさんは今まで先頭を歩いてもらって、ほぼ標準コースタイムの1.0〜1.1で歩いてくれるので、数少ないランドマークだが、そこで予定と照らし合わせれば問題ないはずだ。
みずがき山自然公園から瑞牆山の周回は反時計回り(CCW)よりも時計回り(CW)の方がコース定数が1だけ少ないので前回と同じ時計回りで計画している。
みずがき山自然公園駐車場には予定より少し早く到着したので15分程早く出発したが、ここには瑞牆山への登山口という案内板は無く、いきなりどっちに進んだらよいのか迷ったが前回のログを頼りに車道を北へ進んだ。
ヤマレコでは芝生広場が起点となっているので駐車場東側にある芝生広場のどこかに登山道への入口があるのかも知れないが、前回の下山後の芝生広場散策でも見つけることが出来ていない。富士見平小屋へのルートも同様に入口の道標等は無い。
林道終点までは複数台の車が停まっていて、我々が歩いている最中にも次々と車両が登って来た。ピストンするのならなるべく登山道に近いこの場所でもいいかもしれないが、周回なら自然公園駐車場の方が後が楽でトイレもあり最適だ。
前回唯一ミツバツツジがきれいに咲いていたのがここだったことと、花崗岩が風化して出来た砂地を九十九折に登るのも思い出した。
前回道迷いした場所もすぐにわかり、この辺りで斜面を直登したことを思い出したが、迷った理由は今まで思っていた「ただシャクナゲの花に誘われるがまま向かって行ってしまった」は変わらなかった。
ルートは明瞭でルートを外す理由が1つも無い。当時はとても大きくてきれいに咲いているシャクナゲを撮影したくて意識的に右に登って行った気がする。そしてわざとルートから外れたことをなぜか失念して今歩いてるのがルートだと思い込んで歩いていた気もする。
さらに、ルートを外して道迷いしていることに気づくのに時間がかかり、その後も元に戻ろうとせずになるべく高度を下げずにルートの方向に進もうとしていた。
この場所からすぐに垂直に切り立った大きな岩壁があり、クライマーの方達が登ろうとしていたが、たぶんこの岩の東側にたどり付いて、そこも垂直に切り立っているのを確認して、もう引き返すしかないとあきらめたことを覚えている。
前回のレコに「次に行った時には道迷いの場所を検証しよう」と記していたが、道迷いの顛末は冷静に考えるとおかしな思い込みが原因で自分でも信じがたい心理の連鎖なのかもしれないが不明のままだ。
ただし、この付近の国土地理院地図のルートは実際のルートとかけ離れていて、大きく右に進んで30mくらい登ってから折り返すようにトラバースするようになっている。実際にはそんなに大きく右には進まず登らないでトラバースする。
地図のルートを信じ過ぎるのも危険なようだが、30m登るのを自分は70m以上登ってから迷いに気づいているので、地図のエラーだけが原因ではない。
沢沿いに出て、前回の様子をいろいろ思い出して来たが、沢の様子は洪水等で結構変わっていた。たぶん2019年の台風の影響は少なからずあったと思われる。
ロープのある急登、段差の大きな急登、滑る岩の急登等、難所を乗り越えて不動滝に到着。
前日に降雨でルート上や岩が濡れていて歩きにくいが、滝の水量は特段多くはない。
30m以上あろう滝の流れはきれない清流とともに心を癒してくれる。
不動滝を過ぎるとコケの森や大きな岩を見ながらの歩きとなるが、山頂まで長い登りが続く。
「地味に登りがキツい」と言ったら「地味でない急登だよ」とダメ出しされてしまった。
黙って後ろからついていかないと、キツい登りをがんばっている人にメンタルダメージを与えてしまうようだ。
一応、一眼レフを含むフルに近い撮影機材とバーナー、多めの水分でザック重量によるハンディを自分に課しているつもりなのだが。
予定では不動滝から1時間40分で瑞牆山山頂の予定。
南方向に向いてからは単調な登りが長く続き、富士見平小屋への分岐まで来れば登り難い大きな岩登りを経てすぐに山頂となる。
山頂は予想通り多くの方達で賑わっており、景色を楽しむ前にまずは昼食場所の確保。
当初樹林の中に決め、ザックを降ろして大ヤスリ岩等の絶壁、絶景を観てから、日向と日陰の両方が選択可能な樹林の境に移動した。
雲は多めだが、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山も良い具合に見えている。
日向の日差しは強くジリジリと感じる。帽子に付いた日よけを出して、半袖Tシャツの腕にも日焼け止めを塗る。
昼食とコーヒーを楽しんでくつろいでいたら、予定の休憩時間60分を15分程超過してしまっていた。
慌てて下山を開始するような時刻でもないが、帰宅時刻に影響してしまうので下山を開始することにした。
前回は下山を始めてすぐに岩に膝を当ててしまったが、富士見平小屋方面への下りは最初から大き目の岩の急下りなので不動滝の方から登って来た時よりも気を使い慎重にならざるを得ない。
皆、段差の大きな岩に難儀しながら下る。ただし、一様に「登りじゃなくて良かった」と言いながら下って行く。
Tさんがあること発見、「ソロ女性はノースフェイスブランドのパンツを着用している」、「ある年齢層以上になると一式モンベルブランド」
確かに、じいさんにノースフェイスブランドへのあこがれは無く、コスパでモンベルブランドが多くなってしまう。
再びシャクナゲの花が多く現れるようになると傾斜がやや緩くなり岩も小さくなって歩きやすくなる。
大きく登り返す前の天鳥川を渡った所で各自エネルギー補給してから富士見平小屋を目指す。
富士見平小屋では日曜日の午後にもかかわらず複数のテントが張られていて、金峰山から次々と下山者が到着する。
ここからみずがき山自然公園までは、それまでの岩の多い道からカラマツの葉が堆積した気持ちの良い歩行が可能となる。
林道から登山道に入るとシャクナゲとミツバツツジの群生が現れ、トンネルのようになっていたり目が癒される。
前回はもっと標高の高い場所が花の盛りだったので、この辺りにはあまり花はなかったと思う。
今回の目的であるシャクナゲの花見は若干早めの時期ではあったが、予想以上にミツバツツジが多く咲き、2つのコラボも見ることが出来て大満足の山行となった。
GW中の日向山山行がややキツかった様子だったので、それよりも少しコース定数の高い瑞牆山山行は自身の中では直前まで麦草峠からのより軽い山行に変更しようかと迷っていた。しかし、変更せずに花、滝、奇岩の絶景を楽しんでもらうことが出来てほっとしている。
山頂での休憩時間が20分超過(これは時刻をチェックしていなかった自分の責任)、山頂から富士見平小屋への下りが24分超過、富士見平小屋からみずがき山自然公園駐車場への下りが13分超過ではあったが、今回も先頭を歩くNさんはコースタイムの1.0〜1.1で歩行してくれたようだ。
次は梅雨入りする前に麦草峠からのんびりハイキングを予定しているが、今シーズン中に燕岳を目指すとしたら十石山等のコース定数20台後半の山行も織り交ぜていく必要がありそうだ。
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