大池地獄谷〜ノースロード〜シュラインロード〜逢山峡


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 488m
- 下り
- 523m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:21
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)神鉄唐櫃台駅から(谷上駅で神戸市営地下鉄北神線に乗り継いで)地下鉄三宮駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大池地獄谷について】 (1) 大池地獄谷は常に水量が豊かで、道中は何度も沢を横切るが、水量の多い日は渡渉時に滑って転倒しないよう注意する。靴の水濡れはある程度覚悟を。 (2) 水晶山第四砂防ダムの上流側階段の下の河原は、豪雨の直後などには完全水没して降り立てなくなるが、晴れの日が続いた現在は水が完全にはけてなくなっており、急峻な迂回路を使うことなく、普通に階段を下って河原上へ降りて通行できる状況。 河原の完全水没時には止む無くその急峻な迂回路を利用することになるが、相当急な下りなので要注意、ロープや木を頼り慎重に下りる。 (3) 垂直岩壁のロープ場は、現在そのロープが完全になくなってしまっている。そのため遡行時にここを濡れずに落ちずに通過するためには、かなりの慎重さと相応の技術が求められる状況となっている。この谷の難所の一つとなってしまった。かなりしっかりと張られていたロープのはずだが、ロープを固定していた岩ごと大きな崩落があった感じもしないので不思議。誰かが悪意で意図的に撤去したのだろうか。謎が残る。 (4) 最後の無銘ダムの上流側はここ数年ずっと水没したままの状態。ここは無銘ダム上を慎重に対岸へ渡るか、あるいは右手の崖に新たにつくられたロープ場の岩場を上流へ進むか、のいづれかで先へ進む。どちらかというと危険の少なそうなのは右手の崖(=つまり左岸側)からロープ伝いで最上流へと進むルートのほうだろう。 <2017年4月20日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110151.html <2017年5月17日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1140959.html <2017年5月20日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1144395.html <2019年7月31日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1948939.html <2022年3月30日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4126964.html <2022年4月2日の山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4137189.html 【逢山峡について】 (1) 多くの登山者に頻繁に利用される北六甲のメジャールートで、整備がされている林道。猪ノ鼻小橋以北は地元有志による手入れもされている。工事用工事用車両や神戸市水道局の業務車だけが通行可能となっている幅広の道。 (2) 現在「猪ノ鼻小橋」のすぐ北側の舗装道路の脇の岩壁で、小規模な岩の崩落があったため、道路上に小ぶりの岩と土砂が積み重なって残っている。今は土砂は岩壁のほうへ寄せられているので、道路の半分は空いていて普通に通行可能な状態。但し今後の豪雨でさらにここの岩が追加で崩落する可能性はあるので「落石注意」には変わりない。逢山峡はずっと以前から落石には要注意の道なので、油断して能天気に歩くのではなく、常に頭上の岩の落石には注意を払いながら歩くのがここを利用する際の昔からの常識。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は単独行。春になって暖かくなってくると行きたくなるのが北六甲の谷道。今回はそのなかでも最も風光明媚な「大池地獄谷」を久しぶりに再訪してみることにした。
けっこうな雨が降った時期の後なので、谷の沢はかなりの増水が予想されるが果たして。「大池地獄谷」の「水晶山第四砂防ダム 」の上流の河原が水没しているのかどか、ルートの最後に出てくる無銘堰堤の上流の池がどこまで広がっているのか、などが気になったが、実際に訪れてみるとまったくの杞憂に終わった。どちらも渇水期と同じ様相で特に何の苦労もなく進めた。良いタイミングで訪れたなという印象。
唯一誤算があったのは、垂直岩壁のロープ場のロープが完全になくなってしまっていたこと。沢の水量が多い時、ここは足が水没しないように進むには、この岩壁をロープ頼りで身体を沿わせてじりじり進むことになる。然し今回久しぶりに訪れてみるとロープがなくなっていたので、カメラを片手に持ちながら足場の少ない垂直の岩壁をロープがない状況で進むのには結構難儀した。とりあえず滑り落ちることなくそろりそろりと無事に通過できたが、人によってはここで立ち往生する可能性も。とはいえここは決してロープがないとどうにもならないという岩壁ではない。背中のザックが岩に当たらないように注意しながら、両手で交互に岩を持ちながら身体を真っすぐ支えつつ確実に足場に足を乗せていくことで無事に通過できる。落ち着いて周囲も含めて目の前にある状況を観察して動くことが大事。
この周辺で一番ゆったり過ごせる天然温泉はやはり唐櫃台駅前にある「からとの湯」。お湯が素晴らしいのはもちろん、入浴料金が超良心価格でお財布にも優しいのが嬉しい。昼間ならわりと空いてるのも有難い。館内食堂の料理もメニュー豊富で家庭的で美味しいのも良い。帰路に便利な駅近なのが一番嬉しいかも。
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