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Yamareco

記録ID: 554837
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雪山シーズン開幕戦は燕岳 しかし悪天でそそくさ退散

2014年11月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:19
距離
11.4km
登り
1,389m
下り
1,373m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
2:51
合計
7:20
7:05
10
スタート地点
7:15
7:19
26
7:45
7:51
18
8:09
8:15
25
8:40
8:50
21
9:11
9:18
22
9:40
9:56
12
10:08
10:13
41
10:54
11:19
21
11:40
11:44
4
11:48
12:54
8
13:02
13:03
11
13:14
13:19
14
13:33
13:34
11
13:45
13:54
18
14:12
14:18
1
14:19
14:19
6
14:25
ゴール地点
天候 快晴のち強風ガスガス&小雪と小雨、そして下界は再び晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉手前の登山者用第一駐車場(無料)
宮城野ゲートは11月末でクローズします。平日だったのでガラガラ
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト
中房温泉の登山口標識のすぐ横に設置されてます(紙・ボールぺン有)。ポストの中は投函用紙でギュウギュウでした。

●登山口〜合戦小屋
雪はチラホラ第一ベンチあたりから出てきて、第二ベンチから上はほぼ雪上歩きでした(今回は第二ベンチの少し手前でチェーンスパイク装着)。北アルプス人気入門ルートだけあって歩きやすいし、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと、ちょいちょい休憩できる場所が完備しています。

●合戦小屋〜燕山荘
せっかくの開幕戦なので、ここでチェーンスパイクから12本爪アイゼンに装備変更しました。
合戦沢ノ頭への小屋からの直登ルートはまだ雪が少ないため夏道を行きます。合戦沢ノ頭に出ると尾根通しで見上げてすぐに見える燕山荘まで眺望を楽しみながらの雪山散歩が楽しめます(風が強いと少々気をつかうけど)。燕山荘までの最後の登りは夏道とは違って山荘の裏側への直登コースになります。
小屋の裏側から風下側(東側)を回り込んで燕岳に面した玄関側に出ます(今回、知らずに風上側の夏道ルートで回り込んだら、ちょっとしたラッセルを楽しむハメに)。

●燕山荘〜燕岳
今回はどんどん近づいてくる黒雲と稜線で吹き荒れる強風から、天候悪化前の早期下山を選択したので、山頂ピストン断念しました。天候悪化が予測以上に早かった〜。
その他周辺情報 ●下山後の温泉
以前に利用した有明荘は今シーズン営業をすでに終えていたため、車で次に近い宮城野ゲート近くの老人保健センターのお風呂に入ってきました(300円)。※老人とのネーミングですが誰でも入れます。
温まる良いお風呂でしたが、銭湯と同じくシャンプーや石鹸は持参必要です。今回、それを知らずに入って困ってたら、隣で洗ってたオジサンがシャンプー&石鹸を貸してくださいました。地元の方の優しさに感謝です(^^)

●安曇野そば
信州だから、やはりそばを食べて帰ろうと、帰路途中にある蕎麦屋さんに適当に入りましたが、新そばで美味しかったです。蕎麦屋さんはいたるところにありました。
平日なので駐車場もガラガラ
2014年11月28日 07:09撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 7:09
平日なので駐車場もガラガラ
中房温泉の登山口
2014年11月28日 07:16撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 7:16
中房温泉の登山口
第一ベンチ
2014年11月28日 07:47撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 7:47
第一ベンチ
第二ベンチ
ここから上はほぼ雪道
2014年11月28日 08:17撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 8:17
第二ベンチ
ここから上はほぼ雪道
今日は良い天気(このままの天気で楽しめると思ってた)
2014年11月28日 08:36撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 8:36
今日は良い天気(このままの天気で楽しめると思ってた)
雪の稜線アップ(たぶん東天井岳〜横通岳)
2014年11月28日 08:37撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 8:37
雪の稜線アップ(たぶん東天井岳〜横通岳)
第三ベンチ
2014年11月28日 08:43撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 8:43
第三ベンチ
富士見ベンチ でも今日は遠望は利かず
2014年11月28日 09:16撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 9:16
富士見ベンチ でも今日は遠望は利かず
横通岳からの尾根の向こうにチョコンと見えるのは前常念かなあ
2014年11月28日 09:28撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 9:28
横通岳からの尾根の向こうにチョコンと見えるのは前常念かなあ
合戦小屋に到着
2014年11月28日 09:42撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 9:42
合戦小屋に到着
温かい日差しのところでしばしの休憩(先行していた隣の車の方とここで談笑)
2014年11月28日 09:43撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 9:43
温かい日差しのところでしばしの休憩(先行していた隣の車の方とここで談笑)
さて、アイゼンに装備変更して、天気の良いうちに出発
2014年11月28日 09:59撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 9:59
さて、アイゼンに装備変更して、天気の良いうちに出発
おや? 稜線上に雲がかかってきたゾ 予想よりも天候悪化が早まってるのかも
2014年11月28日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:05
おや? 稜線上に雲がかかってきたゾ 予想よりも天候悪化が早まってるのかも
頭上は良い天気なんだけどねえ
2014年11月28日 10:05撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:05
頭上は良い天気なんだけどねえ
合戦沢ノ頭に出ると燕山荘や燕岳の稜線もバッチリ(しかし、やはり雲が迫ってきてる)
2014年11月28日 10:14撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 10:14
合戦沢ノ頭に出ると燕山荘や燕岳の稜線もバッチリ(しかし、やはり雲が迫ってきてる)
あぁ、大天井の山頂が雲に包まれてしまった...
2014年11月28日 10:14撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:14
あぁ、大天井の山頂が雲に包まれてしまった...
ずっと向こうに針ノ木岳
2014年11月28日 10:14撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:14
ずっと向こうに針ノ木岳
東側は快晴なのにねえ
2014年11月28日 10:23撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:23
東側は快晴なのにねえ
2014年11月28日 10:23撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:23
2014年11月28日 10:23撮影 by  CX2 , RICOH
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餓鬼岳・唐沢岳
2014年11月28日 10:28撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 10:28
餓鬼岳・唐沢岳
気持ちの良い雪上散歩です
2014年11月28日 10:33撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:33
気持ちの良い雪上散歩です
燕岳に着くまであの黒雲に包まれませんように
2014年11月28日 10:33撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:33
燕岳に着くまであの黒雲に包まれませんように
燕山荘裏に到着 こりゃ天気悪化は間近だわ
2014年11月28日 10:57撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 10:57
燕山荘裏に到着 こりゃ天気悪化は間近だわ
本当なら鷲羽・水晶の雄姿が目の前にドーンなんだけど...
2014年11月28日 10:57撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:57
本当なら鷲羽・水晶の雄姿が目の前にドーンなんだけど...
立山・剱方面も黒雲に包まれてしまってる
2014年11月28日 10:57撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:57
立山・剱方面も黒雲に包まれてしまってる
槍穂も全く見える気配なし
2014年11月28日 10:57撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 10:57
槍穂も全く見える気配なし
プチラッセルして、燕山荘玄関側に到着
2014年11月28日 11:03撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:03
プチラッセルして、燕山荘玄関側に到着
このタイミングではまだ燕岳がちゃんと見えました。先行した方の登ってる姿も見えました
2014年11月28日 11:03撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:03
このタイミングではまだ燕岳がちゃんと見えました。先行した方の登ってる姿も見えました
頭上は青空、だけど西側からどんどん黒雲が迫ってくる
2014年11月28日 11:03撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:03
頭上は青空、だけど西側からどんどん黒雲が迫ってくる
あの黒いモヤモヤっとしたのが、どんどん近づいてくる
2014年11月28日 11:03撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:03
あの黒いモヤモヤっとしたのが、どんどん近づいてくる
すぐ下のテン場のあたりもここ数日の降雪でサイトらしき跡もウッスラに
2014年11月28日 11:03撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:03
すぐ下のテン場のあたりもここ数日の降雪でサイトらしき跡もウッスラに
小屋の風下で寒さをしのいでる間に燕岳が見えなくなった
2014年11月28日 11:15撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:15
小屋の風下で寒さをしのいでる間に燕岳が見えなくなった
2014年11月28日 11:15撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:15
一瞬の晴れ間を見て撤収決断
2014年11月28日 11:17撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:17
一瞬の晴れ間を見て撤収決断
2014年11月28日 11:17撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:17
1時間早く登ってたら、もう少し眺望を楽しめたかもね
2014年11月28日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:20
1時間早く登ってたら、もう少し眺望を楽しめたかもね
大天井の基部まで雲に包まれてきた
2014年11月28日 11:20撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:20
大天井の基部まで雲に包まれてきた
真っ白な合戦尾根をとっとと下山開始です
2014年11月28日 11:23撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:23
真っ白な合戦尾根をとっとと下山開始です
2014年11月28日 11:23撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:23
下界はまだまだ晴れてるのにねえ
2014年11月28日 11:23撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:23
下界はまだまだ晴れてるのにねえ
稜線から吹き下って来る寒風に雪が混ざってる
2014年11月28日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:37
稜線から吹き下って来る寒風に雪が混ざってる
朝見上げた稜線もすっかり雪雲の中
2014年11月28日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 11:37
朝見上げた稜線もすっかり雪雲の中
後ろから飛んでくる雪に押されながらの下山です
2014年11月28日 11:37撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 11:37
後ろから飛んでくる雪に押されながらの下山です
登山口は曇りでした
2014年11月28日 14:15撮影 by  CX2 , RICOH
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11/28 14:15
登山口は曇りでした
あれは東天井あたりかなあ 夕方になって天候悪化も小康状態に
2014年11月28日 14:21撮影 by  CX2 , RICOH
11/28 14:21
あれは東天井あたりかなあ 夕方になって天候悪化も小康状態に
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール

感想

宮城野ゲートから先の林道が11月末で来春まで閉鎖ということで、その前に燕岳に登っておこうと、日帰りで行ってきました。今シーズンの雪山開幕戦です。

以前にGWの同じルートを歩いていたので、平日で人が少なくても問題ないし、快晴予報でノンビリ山頂や燕山荘前で飲んでマッタリできるかもと期待して行ってきたのですが、ノンビリできるから少々遅めに登り始めても大丈夫だろうとの計画が大甘の、予想以上に早い天候悪化で燕岳登頂を諦めての撤収と、冬シーズン入りたての北アルプス名峰の絶景も拝めず、とても残念な山行となってしまいました(撤退の早期決断実行は良い判断だったと思ってます)。

例年に比べて雪がまだまだ少ないとのことでしたが、ここ数日の降雪で合戦尾根から上は雪山気分を満喫できる歩きを楽しめたので、まあ良しとしましょう。
それにしても普段雪山として歩いている八ヶ岳や甲斐駒・鳳凰三山と違って、日本海からの寒気の影響がダイレクトに入ってくる北アルプスの天候悪化の速さ、気候条件の見極めがここらの山域ではより緻密に見ておく必要があるんだなあと痛感しました。

とっとと稜線から撤収して合戦小屋で昼食休憩したのですが、朝の快晴とはうって変って、合戦小屋も雪まじりの強風で、お湯を沸かすのにも手間取ってしまい、この対策も次回までの宿題となりました。 太平洋側に近い雪山とは全然厳しさが違って、良い勉強になりました。

今回も帰りは八王子まで下道。最近、帰りはいつも下道なので19号・20号沿線やその回り道に詳しくなったカモ (*^-^*)

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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