どしゃ降りの大菩薩嶺(裂石〜丸川峠〜大菩薩峠〜上日川峠)
- GPS
- 05:51
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 733m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:40
天候 | 朝からしっかりした雨。 時々、雨が止むひとときがありましたが、よりによって山頂〜大菩薩峠のワンダフルコースでちょうどどしゃ降りに見舞われました。 しかし、福ちゃん荘あたりで落ち着きはじめ、上日川からバスが出る頃には止み、青空までのぞきはじめ。電車に乗る頃にはみごとな青空晴天になりましたとさ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
18時半新宿発特急かいじ〜20時塩山駅着 行き) 6:40塩山駅南口発バス(二本木経由大菩薩の湯行き)〜07:05大菩薩峠登山口下車 帰り) 13:00上日川峠発バス〜13:42甲斐大和駅着-13:58甲斐大和駅発中央本線(高尾行き)〜14:51高尾駅着-15:01高尾駅発中央特快(東京行き) |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝からのしっかり雨で、石や岩の上はつるりとしており、土部分はぐちゃ&ぬる。 北斜面の登山路上に残雪が一部ありましたが、すでに雨の影響が強くて、雪自体が何の影響をすることはありませんでした。ただ、心理的にはちょっとナーバスになりますね。 |
その他周辺情報 | 上日川峠から甲斐大和駅までのバスの途中下車で「天目山温泉」があります。13時発のバスで行けば、1時間後に14時発のバスが来ますので便利です。(私は今回はパスしましたが) |
写真
装備
個人装備 |
山専ボトル500ml湯 1 熱湯がなくて残念
長袖アンダー 2 登山時&下山後用
半そでTシャツ 1
厚手フリース 1 下山後のみ着用
スポーツタイツ 1
秋冬用長ズボン 1
カメラ 1
コンパス 1
2万5千分の1地形図 1 大菩薩峠
山と高原地図スマホ阪 1 大菩薩嶺
ストック 1
スパッツ 1 朝から着用
温泉セット 1 使用なし
チャーンスパイク 1 使用なし
レインウェア上下 1 朝から着用
ヘッデン・ツェルト他緊急セット 1 使用なし
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感想
2回目の大菩薩嶺。
前回上日川峠側から登りました。そのとき、丸川峠側の激しい下りに辟易したものの「いつか丸川峠側から登れたら」という思いがありまして、それを今回決行しました。
ほんとは、前回よりも距離も伸ばすべく、登山口BS〜登山口BSへの一周コースを計画していました。しかし、想定外のどしゃ降り、そして上日川峠に思いがけず留まっていたバス。すっかり気持ちは萎えて、一周コースはまたの機会にとっておくことにしました!
++登り詳細++
前回、まだまだ運動不足の体だった頃、下りコースで足のガクブルで大変だった丸川峠経由の道。登ってくる人がいること自体に驚いたものでしたが、果たして、自分が登っているとはねえ。と感慨深いものです。
記憶の通り、けっこうな急坂傾向な道ですが、ちょろちょろ歩きできちんと足場を選んで行けば、それほど無理なく登ってしまえました。晴れていればもっとずっと楽だったことでしょう。ただ、この道は、登山道入り口から丸川峠まで、1時間半ほど休憩できるようなスペースがないまま道が続くので、なんというか、うまい切れ目がなく、その分疲れを感じるような。セルフコントロールが必要ですね。
そして丸川峠には9時過ぎにつき、まだ早いかな?と思いながらのぞかせてもらったらご主人がいらっしゃり、暖かくおいしい挽きたてコーヒーをいただきました。
気合いを入れてまた大雨の外に出て行った後、次に目指すはピーク。道はこれまでと違い、尾根や巻き中心なので、それほどの急登はありません。残雪におののきましたが、チェーンスパイクをはくような必要性はまったくなく、むしろ泥道と岩に滑らないように気をつけて進みました。
しかし丸川峠から先、山頂あたりまでの雨はすごかった!笑えるほどの雨。だけど、レインウェアとスパッツでばっちり装備なので、体への影響は全く感じませんでした。すばらしい機能ウェア。ただ、手だけは別。手袋は持っていたけど、耐水ではないのでしても意味がないと思って素手ですごしたのですが、痛いほどの冷たさ。寒い雨天時の手袋ってどうしたものだか、調べないといかんな、と思いました。
++下り詳細++
ピークから大雨のなか、大急ぎで介山荘までひたすら急ぎ降りました。岩場が怖かったー。急ぎながら慎重に、転倒なく下ることができてほっとしました。
介山荘ではお味噌汁をいただきましたが、私が休憩を終える頃、どうやら山荘も店じまいにする様子で、シャッターを閉め始めました。それほどのどしゃぶり大雨。
そしてここで、介山荘のご主人に「今日どうするの?」と聞かれたため、登山口まで下る予定を話しつつ、上日川峠バスというエスケープを頭によぎりました。しかし聞けば「上日川のバスは次は14時だよ」とのことだったので、ならば登山口BSまで行くか、と思い直して出発。
介山荘からは小走りで駆け下り、福ちゃん荘を通過、そのまま登山道で上日川峠へ下津いた頃には、雨も上がり青空すら見えてきました。このとき12:45。
・・・が!なぜかバスがいる。次は14時じゃないの?と思いながら運転手さんに尋ねると、土曜は13時もあるとの由。むみー。・・・・・はい、悩んだ結果、エスケープ決定。「もういいや、大菩薩の湯もあきらめ!」と思いバスに乗りましたが、なぜか空はどんどん青くなっていく。少々の後悔を心の片隅に感じながら、また次に一周すればいいや、と次の楽しみができたことを救いに、楽しい一日を終えました。
なお、バスの中で、んしょんしょとTシャツの上だけを着替えました。汗のせいか雨の濡れか、Tシャツはけっこうな湿りっぷり。着替えないとだいぶ冷えたことでしょう。とはいえ、帰宅後に着替えたとき、下はまったく濡れておらず、ばっちりレインウェア効果が発揮できた模様です。
++メモ++
3足目の登山靴のデビューも雨。こうなったら私の靴デビューは雨の日にすっか、と変なジンクスを持ちたくなる。
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