二子山 〜噂通りの危険な山〜 西岳上級者コースと一般コースで二度登る



- GPS
- 05:22
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
- 山行
- 2:37
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
満車後は路肩に止めてる車が数十台いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨と夜間の濃霧により登山道上の土は粘土状でかなり滑りやすい状態でした。 岩場が多くワンミスでアウトな箇所がコース全体を通して非常に多いです。 靴底に泥が付いた状態で岩登りせざるを得ない所も多かったです。 |
その他周辺情報 | 両神温泉薬師の湯:大人600円 |
写真
感想
前々から行ってみたかった奥秩父の二子山に行ってきました。
天気は晴れで風は無し。気温は朝の時点で10度くらいと絶好の登山日より。
しかし前日の雨と明け方までの濃霧で地面は滑りやすい状況でした。
東岳を往復してから西岳に取りつく方が多い様なので、あえて西岳から登る事にしました。
鎖が撤去されたという上級者コースはどんなものかと気になってたので、体力のあるうちにと最初に行こうとしたのですが、気が付いたら一般コースを進んでいたらしく、そのまま稜線まで出てしまいました。
とはいえ一般コースも鎖は設置してあるとはいえ、なかなか危険な個所がありました。
西岳山頂は見晴らしがよく、正面に二週間前登った両神山が良く見えました。
しばらく西岳山頂を楽しんだ後、そのまま稜線を先に進みます。
結構な高度感の岩場をしばらく進んで樹林帯に下ります。
そこに比較的新しい花束が置いてありました。この辺で事故で亡くなったのでしょうか。
ここから樹林帯を通って股峠まで戻ります。
登山道は落ち葉で不明瞭でしたが、進む方向は分かってるので進みます。
途中でローソク岩への分岐があったので、そちらに行ってみました。
急な登りをしばらく進むと大きな岩の前に出ました。
これがローソク岩の様です。
裏に回り込んでみると上に登れそうだったので行ってみた。
岩を攀じ登って体がギリギリ通るくらいの隙間をくぐって進むとローソク岩のテッペンに出られました。
ここは見晴らしも良いし、西岳の岩壁もよく見える。その壁をクライミングしてる人たちがいました。
ここでしばらくご飯休憩した後、股峠に向かいます。
股峠に戻り、東岳へ。
ここも滑りやすく、一箇所厭らしい鎖場があって緊張しましたが無事登頂!
折り返して再び股峠へ。
心残りの西岳上級者コースへ向かいます。
見落とした上級者コースへの分岐を見つけ、岩場の取り付きでしばし様子を見てから登攀開始。
いきなり垂直に近い岩場。もちろん鎖はありません。
引き返すなら今しかないよなーと思いながら進むのを躊躇してたのですが、ここまで来たら後戻りは出来ん!と気合入れて登りました。
かなりの高度感なので緊張しっぱなし。下は見ずに目の前の岩だけに集中して登り切りました。
さすが噂の上級者コース。今回一番の難易度でした。
下りは一般コースで下山。
名残惜しい気持ち以上に生きて帰れる安堵感の方が強かったです。
今回の双子山。これまで行った山の中で最も危険な山でした。
それでも他の登山者にはほとんど会わなかったので自分のペースで歩けて良かったです。
脚や腕は擦り傷や打撲でかなりのダメージを受けたけど、充実した山行でした。
でもしばらく岩登りはいいかな。
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