爺ヶ岳 柏原新道を登り南尾根から下山
- GPS
- 12:58
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,729m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 12:27
m(_ _)m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
柏原新道入り口に登山ポストあり。 柏原新道登山口からしばらくは全く積雪ありません。雪道になってからもしばらくはトレースがありました。 その後、沢筋の手前からアイゼン装着。沢筋では雪崩れて、デブリもできていました。さらに雪崩れそうで危険な状態。 トレースもそこから上はありませんでした。 下山は南尾根のバリルートで下山。まだ雪が少なく、薮こぎ多く、リボンテープが不明瞭になり迷いやすかったです。 柏原新道での雪崩のことを考えると、登りも下りも南尾根ルートを利用するべきだったと思いました。 アイゼン、ピッケルなど完全に冬装備必須。 |
写真
感想
扇沢まで、冬期通行止めになる前日、爺ヶ岳に行こうと思いました。
柏原新道登山口は全く雪がなく、しばらくほとんど夏道。
そして、雪道になってからもトレースがあり、種池山荘目指して進んで行きました。
稜線も近い沢筋近くまで登ると目の前に雪崩、デブリが発生していました。
ゆっくり取りつき登っていけば、進めると思ったのですが
1人では無理ではないかと不安ばかりが頭をよぎりました。
アイゼン装着し、ピッケルをもって3回ぐらい進んだり戻ったり休憩したり…。
雪崩れに巻き込まれたら?っとか、朝なんだから緩んでないから行けるよ、大丈夫だよとか…自問自答。結局…最悪の事ばかりが頭を浮かんで…
怖さに負けて下山を決めました。
ドンドン下って行くと2人の登って来る登山者さんとすれ違いました。
先行していた女性ははじめてお会いする方だったのですが、後ろから来るTくんは
「あっ!何?」思わぬ再開!こんな所で…会えるなんて…。
以前はじめて奥穂高に登った時にお会いしたTくんでした。
「何やってるん?泣きべそ顔やん!」(^_^;)(泣きべそって)(笑)
事情を説明すると「一緒に行こうよ!」って言ってくれました。
即、「お願いします!」と言うことで再びトライすることができました。
そのお二人のおかげで爺ヶ岳山頂が踏めました。そして
青空の下で雪に覆われた冬の美しい北アルプスの山々を眺めることができました。
下山はあの雪崩れが起きていた沢筋が危険なのでバリルートの南尾根から下山しました。その日南尾根から登られていた方々のトレースがついていたので、心強くとても助かりました。
それでも時々トレースを見失い、リボンもわかりにくく迷うこともありました。
まだ雪も少なく樹林帯での藪漕ぎにも大変苦労しましたが何とか無事下山することができました。
自分の力量の無さを思い知る一日にもなったのですが、
思いがけない嬉しい再会と友情に助けられ、そして素晴らしいお天気に恵まれたことで最高の一日にもなりました。
心からお二人に感謝したいです。ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人