九州(大分)雨の山行 前半


- GPS
- 15:02
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:41
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:15
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:27
計画は
2日目(5/29)牧ノ戸登山口−星生山−久住山−稲星山−白口山−法華院温泉
3日目(5/30)法華院温泉−平治岳南峰・北峰−大船山−法華院温泉
4日目(5/31)法華院温泉−白口山−中岳−天狗城−諏蛾守越−牧ノ戸登山口
天候 | 曇り 霧雨 小雨 大雨 強風(2〜4日目はカッパをほぼ着ていた) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
空港からはレンタカーで各地を回った |
コース状況/ 危険箇所等 |
どのコースも案内板等はあるので分かりやすい(星生崎周辺分かり難い所あり) 鶴見岳周辺 ロープウェイを利用し舗装路なので楽に歩けた 牧ノ戸登山口から星生山 緩やかに上がって行くが最後がきつかった 星生岳から法華院温泉 岩場の下りで 雨による泥濘もあり難儀した 平治岳 下りでは大雨で道が沢になり 靴中までびっしょり 雨ヶ池周辺 泥濘が多く 岩場もあるが難しくはなかった |
その他周辺情報 | 別府は魚料理が特に美味しかった |
写真
感想
1日目 羽田空港に集合し「雨は何とかなるだろう」と話し合い 昼過ぎには曇りの大分空港に到着。レンタカーで別府ロープウェイの別府高原駅へ 10分程で標高1300mの鶴見山上駅で 小雨が降っているが早々に仏炎苞の舷部先が特徴的なツクシマムシグサが見られた。舗装路を上がって山頂は直ぐだが雲の中で展望はない。小さな花が集まって咲き誇るミヤマキリシマを堪能しながら 周辺を1時間程散策して下山する。焼酎館で地焼酎を買って別府市内の宿泊先へ
素泊まり宿の湯温が低いので近くの‟海門寺温泉”で入浴 その後食事処の‟とよ常”で夕食‥関アジやカワハギの刺身が美味かった。旅割のクーポンが使えたのでお安く頂けた
2日目 別府市内から大分自動車道 九州横断自動車道 やまなみハイウェイを通って牧ノ戸峠駐車場(混みあっていた)小雨降る中準備をして歩き始めるが 登山口からずっとミヤマキリシマが見られた。ゆるく上がってコイワカガミの咲く岩場が出てくるが直ぐに歩きやすい平坦な道となった(岩場の頂が沓掛山だったが 巻いてしまった)さらに歩きやすい道を進むと扇ノ鼻分岐で 小休止後きつい岩場を上がって星生山 雨は止んでいるが強風の中 二人の到着を待って久住分れを目ざす。星生崎は岩場歩きで 濃霧のためコースが分かりづらく時間がかかり体力も消耗した(西千里ヶ浜へ下って久住分れに向かうべきだった)途中の避難小屋で昼食(多くの方が休憩中だった)その後 星生崎の下りで道に迷い通っていなかった久住分れに上がった(久住山や中岳は九重の最後の日にしようと決め 宿泊の法華院温泉に向かうことに)北千里ヶ浜への下り(諏蛾守分岐で雨が降り出す)温泉への下りも岩場で だいぶ時間がかかり到着は15:30を過ぎた(星生崎のミヤマキリシマには尺取り虫みたいなキシタエダシャクがうじゃうじゃと這いずっていた…葉や蕾を餌にするらしい)
法華院温泉山荘だけあって湯に入れるのが有難い 寒くはなかったが 温まって気持ち良く反省会ができた。食事も朝・夕・弁当共に日替わりで美味しく頂けた
3日目 前日の夜は小雨だった。平治山へ向けて坊ガツルを歩いていると雨脚が強くなってきた(最初からカッパは着ている)暫くは緩く樹林帯の中を上がって大戸越に出ると雨がさらに強くなり 道も沢になり始めていた。北峰まで30分のコースタイムなので南峰だけでも行こうと ミヤマキリシマ低木林の中の上り専用の急坂コースを上がって行くと 雷鳴が聞こえて横殴りの雨になり木々の隙間に身を沈めた(ミヤマキリシマの枝は細く短いので手袋やカッパの上からでもチクチク痛い…ミヤマキリシマの食害はここも酷いらしく 枯れているようなものも多かった)何とか南峰の岩場にたどり着き 証拠写真を撮って下山することに(下り専用コースは九十九折れに緩く下るので歩きやすい)大戸越に戻り大船山を断念して宿に下るが 樹林帯の中の道は沢になっていて 下着だけでなく靴の中までびしょ濡れになりながらも何とか宿に戻り着いた。冷えた体をぬるい風呂でゆっくり温め 下着以外はリュックも含めてすべて乾燥室へ干し 休憩室で昼食とする。午後はまったりと読書をしたり昼寝をしたりして過ごす(この日の大部屋の宿泊者は前日の半分の30人ほどだった)
乾燥室は隙間もないほどに衣服や靴が干してあり しょうがないことだが夜になっても生乾きの状態で取り込んだ。中にはカッパがなくなる方もいらしてようだった
4日目 大雨予報が出ていたので 中岳・久住山は諦めて 長者原に下る。小雨の降る中 坊ガツルから雨ヶ池越を経て雨ヶ池 雲が取れて三俣山が見えたのは幸運だったか。ここのミヤマキリシマも綺麗に咲いていた。長者原のタデ湿原ではハンカイソウの大きな葉に驚かされ 可憐なシライトソウが素敵だった(ビジターセンターもじっくり見たかった‥)
タクシーで牧ノ戸峠に戻り レンタカーに乗り換えて宿泊先へ。途中 展望台から雨の上がった雲間に九重の山々 阿蘇五岳が見られた
翌日の祖母山に近い二食付きの宿泊先は 洗濯機や乾燥機が使えて 衣類を十分に乾かせたのが嬉しかった。夕食の焼肉 朝食の漬物が豊富なのも良かったが何より7千円代の料金が最高だ!
前半は計画の半分も歩けなかったのが残念だが 台風の影響もありしょうがないか
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する