ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5570752
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

九州(大分)雨の山行 前半

2023年05月28日(日) 〜 2023年05月31日(水)
 - 拍手
atuya その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
15:02
距離
19.0km
登り
1,134m
下り
1,398m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:42
休憩
0:08
合計
0:50
距離 1.5km 登り 90m 下り 86m
14:24
19
14:43
14:51
23
2日目
山行
5:33
休憩
1:08
合計
6:41
距離 7.1km 登り 503m 下り 565m
9:02
13
9:15
0:00
24
9:39
0:00
38
10:17
10:23
21
10:44
10:53
42
11:35
12:08
61
13:09
13:26
5
13:31
13:32
61
14:33
0:00
7
14:40
14:42
56
15:38
0:00
5
15:43
法華院温泉
3日目
山行
2:59
休憩
0:16
合計
3:15
距離 4.6km 登り 407m 下り 387m
7:53
55
法華院温泉
8:48
8:49
28
9:17
9:31
23
平治岳南峰
9:54
9:55
56
10:51
0:00
5
10:56
0:00
12
4日目
山行
3:04
休憩
0:23
合計
3:27
距離 5.8km 登り 134m 下り 388m
7:54
13
8:07
8:08
46
8:54
9:05
7
9:12
9:18
31
雨ヶ池
9:49
9:54
87
11:21
長者原ビジターセンター
メインの九重連山だったが 計画の半分も歩けなかった
計画は
2日目(5/29)牧ノ戸登山口−星生山−久住山−稲星山−白口山−法華院温泉 
3日目(5/30)法華院温泉−平治岳南峰・北峰−大船山−法華院温泉
4日目(5/31)法華院温泉−白口山−中岳−天狗城−諏蛾守越−牧ノ戸登山口 
天候 曇り 霧雨 小雨 大雨 強風(2〜4日目はカッパをほぼ着ていた) 
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
5/28大分空港着
空港からはレンタカーで各地を回った
コース状況/
危険箇所等
どのコースも案内板等はあるので分かりやすい(星生崎周辺分かり難い所あり)
鶴見岳周辺 ロープウェイを利用し舗装路なので楽に歩けた
牧ノ戸登山口から星生山 緩やかに上がって行くが最後がきつかった
星生岳から法華院温泉 岩場の下りで 雨による泥濘もあり難儀した
平治岳 下りでは大雨で道が沢になり 靴中までびっしょり
雨ヶ池周辺 泥濘が多く 岩場もあるが難しくはなかった 
その他周辺情報 別府は魚料理が特に美味しかった
1日目
別府ロープウェイ鶴見山上駅から 何も見えず
2023年05月28日 14:14撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/28 14:14
1日目
別府ロープウェイ鶴見山上駅から 何も見えず
鶴見岳頂(標高1375m)観光客は多い
2023年05月28日 14:45撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/28 14:45
鶴見岳頂(標高1375m)観光客は多い
鶴見岳山頂周辺の花
ツクシマムシグサ 茎にマムシ模様で舷部最先端が糸状に長い
2
鶴見岳山頂周辺の花
ツクシマムシグサ 茎にマムシ模様で舷部最先端が糸状に長い
ミヤマキリシマ 花は小さいが数が多い
2023年05月28日 14:14撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/28 14:14
ミヤマキリシマ 花は小さいが数が多い
綺麗な色で 遠くからも目立つ
2023年05月28日 14:33撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/28 14:33
綺麗な色で 遠くからも目立つ
コツクバネソウ 萼片が2枚なのが特徴
3
コツクバネソウ 萼片が2枚なのが特徴
ツクシヤブウツギ 花は淡いピンク色から紅色に変化する(ツクシは九州全般)
2
ツクシヤブウツギ 花は淡いピンク色から紅色に変化する(ツクシは九州全般)
キンポウゲ(ウマノアシガタ)本州にも多い 
3
キンポウゲ(ウマノアシガタ)本州にも多い 
ツルアジサイでした 白い萼片は4枚
3
ツルアジサイでした 白い萼片は4枚
シロバナノヨウラクツツジ 白花は珍しい?
2
シロバナノヨウラクツツジ 白花は珍しい?
ジロボウエンゴサク まだ咲いていた
3
ジロボウエンゴサク まだ咲いていた
ユリワサビ 判然としないが多分‥
2
ユリワサビ 判然としないが多分‥
1日目締めの豪華夕食(どれもリーズナブルな値段だった)
2023年05月28日 18:30撮影 by  A003SH, SHARP
5
5/28 18:30
1日目締めの豪華夕食(どれもリーズナブルな値段だった)
2日目 別府市内から鶴見岳
2023年05月29日 06:58撮影 by  A003SH, SHARP
2
5/29 6:58
2日目 別府市内から鶴見岳
牧ノ戸峠レストハウスの横から出発
2023年05月29日 09:01撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 9:01
牧ノ戸峠レストハウスの横から出発
星生山 沓掛山の先から見上げて
2023年05月29日 10:33撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 10:33
星生山 沓掛山の先から見上げて
扇ヶ鼻分岐から 星生山へ上がる
2023年05月29日 10:56撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 10:56
扇ヶ鼻分岐から 星生山へ上がる
下は西千里ヶ浜
2023年05月29日 11:01撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 11:01
下は西千里ヶ浜
星生山頂 濃霧で何も見えず
2023年05月29日 11:34撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 11:34
星生山頂 濃霧で何も見えず
硫黄山が見えた
2023年05月29日 11:38撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 11:38
硫黄山が見えた
星生崎の岩場
2023年05月29日 12:25撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 12:25
星生崎の岩場
久住山避難小屋 遅い昼食に
2023年05月29日 13:05撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 13:05
久住山避難小屋 遅い昼食に
久住分れ 法華院温泉を目ざす
2023年05月29日 13:28撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 13:28
久住分れ 法華院温泉を目ざす
猿岩か?
2023年05月29日 14:03撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
4
5/29 14:03
猿岩か?
頭にミヤマキリシマの花飾り
2023年05月29日 14:03撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 14:03
頭にミヤマキリシマの花飾り
諏蛾守分岐 北浜千ヶ里の中に
2023年05月29日 14:39撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 14:39
諏蛾守分岐 北浜千ヶ里の中に
坊ガツルと平治岳(左は三俣山の斜面)
2023年05月29日 15:01撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 15:01
坊ガツルと平治岳(左は三俣山の斜面)
法華院温泉に到着
2023年05月29日 15:27撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/29 15:27
法華院温泉に到着
ここまで車が入れるんだ(ナンバーはご苦労さん)
2023年05月29日 15:29撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/29 15:29
ここまで車が入れるんだ(ナンバーはご苦労さん)
芋焼酎でした
2023年05月29日 18:32撮影 by  A003SH, SHARP
2
5/29 18:32
芋焼酎でした
牧ノ戸峠から法華院温泉までの花々
ヤマハコベ 茎や葉に毛があるので
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牧ノ戸峠から法華院温泉までの花々
ヤマハコベ 茎や葉に毛があるので
ヤマグミ 高山型のナツグミらしい
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ヤマグミ 高山型のナツグミらしい
ニョイスミレ 遅くまで咲いているスミレ
3
ニョイスミレ 遅くまで咲いているスミレ
フモトスミレ 標高千mを越えてもぽつぽつ咲いている
3
フモトスミレ 標高千mを越えてもぽつぽつ咲いている
オククルマムグラ 茎や葉の裏面などにも毛がある
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オククルマムグラ 茎や葉の裏面などにも毛がある
ツクシマムシグサ 所々に
2
ツクシマムシグサ 所々に
タテヤマリンドウ ハルリンドウの高山型
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タテヤマリンドウ ハルリンドウの高山型
コツクバネウツギ ツクバネより花が小さいかな
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コツクバネウツギ ツクバネより花が小さいかな
ツクシシャクナゲ(萼と花弁は7枚 雄蕊14本らしい)終わっていた
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ツクシシャクナゲ(萼と花弁は7枚 雄蕊14本らしい)終わっていた
コケモモ 花は少なかった
2
コケモモ 花は少なかった
オオバスノキ 花に稜が無い
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オオバスノキ 花に稜が無い
ベニドウダン 花冠先が不揃いぎざぎざ(初見です)
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ベニドウダン 花冠先が不揃いぎざぎざ(初見です)
ツクシドウダン サラサドウダンの亜種らしい
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ツクシドウダン サラサドウダンの亜種らしい
花冠が深く5裂(大分 宮崎 鹿児島の高山に分布するそうだ)
2
花冠が深く5裂(大分 宮崎 鹿児島の高山に分布するそうだ)
ヒメハギ 沓掛山周辺で
2
ヒメハギ 沓掛山周辺で
コイワカガミ 5・6株が集まって
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コイワカガミ 5・6株が集まって
ツクシショウジョウバカマ 実(白花らしい)
2
ツクシショウジョウバカマ 実(白花らしい)
マイヅルソウ 上の葉先が尖っている
3
マイヅルソウ 上の葉先が尖っている
ミヤマキリシマ 牧ノ戸峠から多かった
2
ミヤマキリシマ 牧ノ戸峠から多かった
沓掛山周辺は蕾も多い(星生崎のミヤマキリシマにはキシタエダシャクが群れていた)
2
沓掛山周辺は蕾も多い(星生崎のミヤマキリシマにはキシタエダシャクが群れていた)
北千里ヶ浜から見上げて
3
北千里ヶ浜から見上げて
3日目
雨の中 平治岳へ出発
2023年05月30日 07:34撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/30 7:34
3日目
雨の中 平治岳へ出発
坊ガツルと平治岳
2023年05月30日 07:44撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
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5/30 7:44
坊ガツルと平治岳
上りはまだ泥濘程度だったが
2023年05月30日 07:57撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/30 7:57
上りはまだ泥濘程度だったが
大戸越 雨がかなり強い
2023年05月30日 08:48撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
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5/30 8:48
大戸越 雨がかなり強い
平治岳南峰? 雷と横殴りの雨で下山へ
2023年05月30日 09:17撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
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5/30 9:17
平治岳南峰? 雷と横殴りの雨で下山へ
沢になって歩き難し
2023年05月30日 10:47撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/30 10:47
沢になって歩き難し
法華院温泉 ぬるめだが有難い
2023年05月30日 12:11撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/30 12:11
法華院温泉 ぬるめだが有難い
坊ガツル周辺の花
サワオグルマ 黄色が目立っていた
4
坊ガツル周辺の花
サワオグルマ 黄色が目立っていた
ガマズミ 葉が食べられているのが多かった
3
ガマズミ 葉が食べられているのが多かった
キンポウゲ ちょぼちょぼと
2
キンポウゲ ちょぼちょぼと
ニガイチゴ? 九州にミヤマーはないらしい
2
ニガイチゴ? 九州にミヤマーはないらしい
ミヤマキリシマ 見事だったが
3
ミヤマキリシマ 見事だったが
山の斜面では かなりの食害だった
2
山の斜面では かなりの食害だった
4日目
雨の中 長者原に下る
2023年05月31日 07:59撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/31 7:59
4日目
雨の中 長者原に下る
坊ガツル 夏の花も見たかった
2023年05月31日 08:07撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
2
5/31 8:07
坊ガツル 夏の花も見たかった
雨ヶ池越の手前から 坊ガツルを
2023年05月31日 08:46撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
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5/31 8:46
雨ヶ池越の手前から 坊ガツルを
タンナサワフタギ 葉先は尖っている(タンナは済州島の古名だそうな)
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タンナサワフタギ 葉先は尖っている(タンナは済州島の古名だそうな)
ベニバナニシキウツギ?ツクシヤブーとの違いがよく分からない
2
ベニバナニシキウツギ?ツクシヤブーとの違いがよく分からない
ミヤマキリシマ 雨ヶ池 三俣山
2023年05月31日 09:14撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
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5/31 9:14
ミヤマキリシマ 雨ヶ池 三俣山
雨ヶ池周辺も多かった
4
雨ヶ池周辺も多かった
タテヤマリンドウ 尾瀬でも水の中に多かった
3
タテヤマリンドウ 尾瀬でも水の中に多かった
オオヤマレンゲ 開いてはいないが会えた
3
オオヤマレンゲ 開いてはいないが会えた
ツクシマムシグサ このコースは少なかった
3
ツクシマムシグサ このコースは少なかった
ガマズミ 多くは無かった
2
ガマズミ 多くは無かった
バイケイソウ ここだけだった
2
バイケイソウ ここだけだった
花弁の周りにちじれ毛が見える
4
花弁の周りにちじれ毛が見える
ガクウツギ まだ咲いていて多かった
2
ガクウツギ まだ咲いていて多かった
ギンリョウソウ やっとピントが合った
4
ギンリョウソウ やっとピントが合った
タデ原湿原と三俣山
2023年05月31日 11:09撮影 by  COOLPIX P610, NIKON
3
5/31 11:09
タデ原湿原と三俣山
ノアザミ 咲いていた
2
ノアザミ 咲いていた
ハンカイソウ(漢の武将ハンカイに例えたらしい)6月にマルバタケブキのような花が咲く
2
ハンカイソウ(漢の武将ハンカイに例えたらしい)6月にマルバタケブキのような花が咲く
キンポウゲ 花弁に光沢があるのが特徴?
2
キンポウゲ 花弁に光沢があるのが特徴?
カノコソウ 根は鎮静薬になるらしい
2
カノコソウ 根は鎮静薬になるらしい
モウセンゴケ 花はなかった
4
モウセンゴケ 花はなかった
サワオグルマ オグルマの仲間の中では最初に咲く
3
サワオグルマ オグルマの仲間の中では最初に咲く
シライトソウ 花被片6個が密集して
3
シライトソウ 花被片6個が密集して
アサガラ(エゴノキ科)実は太く5翼がある
3
アサガラ(エゴノキ科)実は太く5翼がある
沓掛山から星生山 久住山が見えた(雨が上がって‥)
2023年05月31日 13:31撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/31 13:31
沓掛山から星生山 久住山が見えた(雨が上がって‥)
東に阿蘇山も見えた
竹田市の宿泊地へ向かう
2023年05月31日 13:26撮影 by  A003SH, SHARP
3
5/31 13:26
東に阿蘇山も見えた
竹田市の宿泊地へ向かう
撮影機器:

感想

1日目 羽田空港に集合し「雨は何とかなるだろう」と話し合い 昼過ぎには曇りの大分空港に到着。レンタカーで別府ロープウェイの別府高原駅へ 10分程で標高1300mの鶴見山上駅で 小雨が降っているが早々に仏炎苞の舷部先が特徴的なツクシマムシグサが見られた。舗装路を上がって山頂は直ぐだが雲の中で展望はない。小さな花が集まって咲き誇るミヤマキリシマを堪能しながら 周辺を1時間程散策して下山する。焼酎館で地焼酎を買って別府市内の宿泊先へ
 素泊まり宿の湯温が低いので近くの‟海門寺温泉”で入浴 その後食事処の‟とよ常”で夕食‥関アジやカワハギの刺身が美味かった。旅割のクーポンが使えたのでお安く頂けた

2日目 別府市内から大分自動車道 九州横断自動車道 やまなみハイウェイを通って牧ノ戸峠駐車場(混みあっていた)小雨降る中準備をして歩き始めるが 登山口からずっとミヤマキリシマが見られた。ゆるく上がってコイワカガミの咲く岩場が出てくるが直ぐに歩きやすい平坦な道となった(岩場の頂が沓掛山だったが 巻いてしまった)さらに歩きやすい道を進むと扇ノ鼻分岐で 小休止後きつい岩場を上がって星生山 雨は止んでいるが強風の中 二人の到着を待って久住分れを目ざす。星生崎は岩場歩きで 濃霧のためコースが分かりづらく時間がかかり体力も消耗した(西千里ヶ浜へ下って久住分れに向かうべきだった)途中の避難小屋で昼食(多くの方が休憩中だった)その後 星生崎の下りで道に迷い通っていなかった久住分れに上がった(久住山や中岳は九重の最後の日にしようと決め 宿泊の法華院温泉に向かうことに)北千里ヶ浜への下り(諏蛾守分岐で雨が降り出す)温泉への下りも岩場で だいぶ時間がかかり到着は15:30を過ぎた(星生崎のミヤマキリシマには尺取り虫みたいなキシタエダシャクがうじゃうじゃと這いずっていた…葉や蕾を餌にするらしい)
 法華院温泉山荘だけあって湯に入れるのが有難い 寒くはなかったが 温まって気持ち良く反省会ができた。食事も朝・夕・弁当共に日替わりで美味しく頂けた

3日目 前日の夜は小雨だった。平治山へ向けて坊ガツルを歩いていると雨脚が強くなってきた(最初からカッパは着ている)暫くは緩く樹林帯の中を上がって大戸越に出ると雨がさらに強くなり 道も沢になり始めていた。北峰まで30分のコースタイムなので南峰だけでも行こうと ミヤマキリシマ低木林の中の上り専用の急坂コースを上がって行くと 雷鳴が聞こえて横殴りの雨になり木々の隙間に身を沈めた(ミヤマキリシマの枝は細く短いので手袋やカッパの上からでもチクチク痛い…ミヤマキリシマの食害はここも酷いらしく 枯れているようなものも多かった)何とか南峰の岩場にたどり着き 証拠写真を撮って下山することに(下り専用コースは九十九折れに緩く下るので歩きやすい)大戸越に戻り大船山を断念して宿に下るが 樹林帯の中の道は沢になっていて 下着だけでなく靴の中までびしょ濡れになりながらも何とか宿に戻り着いた。冷えた体をぬるい風呂でゆっくり温め 下着以外はリュックも含めてすべて乾燥室へ干し 休憩室で昼食とする。午後はまったりと読書をしたり昼寝をしたりして過ごす(この日の大部屋の宿泊者は前日の半分の30人ほどだった)
 乾燥室は隙間もないほどに衣服や靴が干してあり しょうがないことだが夜になっても生乾きの状態で取り込んだ。中にはカッパがなくなる方もいらしてようだった

4日目 大雨予報が出ていたので 中岳・久住山は諦めて 長者原に下る。小雨の降る中 坊ガツルから雨ヶ池越を経て雨ヶ池 雲が取れて三俣山が見えたのは幸運だったか。ここのミヤマキリシマも綺麗に咲いていた。長者原のタデ湿原ではハンカイソウの大きな葉に驚かされ 可憐なシライトソウが素敵だった(ビジターセンターもじっくり見たかった‥)
 タクシーで牧ノ戸峠に戻り レンタカーに乗り換えて宿泊先へ。途中 展望台から雨の上がった雲間に九重の山々 阿蘇五岳が見られた
 翌日の祖母山に近い二食付きの宿泊先は 洗濯機や乾燥機が使えて 衣類を十分に乾かせたのが嬉しかった。夕食の焼肉 朝食の漬物が豊富なのも良かったが何より7千円代の料金が最高だ!

 前半は計画の半分も歩けなかったのが残念だが 台風の影響もありしょうがないか

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