蓼科山（すずらん峠→竜源橋）

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 9.5km
• 登り: 892m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:17

6:53 すずらん峠園地駐車場
7:49 7:50 標高2110m標識
8:00 8:01 幸徳平
8:50 8:55 蓼科山
9:05 9:09 蓼科山展望盤
9:17 9:55 蓼科山頂ヒュッテ
10:13 10:13 蓼科山荘
10:15 10:16 将軍平
11:01 11:01 天祥寺原・将軍平分岐
11:54 11:54 竜源橋
12:02 12:03 女の神展望台
12:10 12:10 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
12:10 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

すずらん峠駐車場は、朝6時半で20台弱が既に駐車

コース状況／危険箇所等

よく整備されている。
蓼科山荘から滝ノ湯川への下山路は、雨の後はやや荒れ気味で歩きにくい。

写真

6/4 6:04

麓からの蓼科山全貌

6/4 7:02

平坦な道を行くと程なく、尾根に取り付き。ひと登りで稜線へ。

6/4 7:14

風の通る歩きやすい道。

6/4 7:26

平坦地を過ぎると溶岩流の岩の中を登る。

6/4 7:32

6/4 7:43

急坂だが、ゆっくり登ればぐんぐん高度が上がる。

6/4 8:01

6/4 8:33

6/4 8:36

縞枯れか。

6/4 8:41

山体を直登する登山道の先に、頂稜部の岩屑が見えてくると、もうすぐだ。

6/4 8:45

絶景。

6/4 8:49

山体を南に回り込むと、頂上小屋が見えてくる。

6/4 8:54

広い山頂は、中央がやや窪んだ火口跡。南側に三角点、北側に方位板台（方位板はない）。

6/4 8:54

八ヶ岳方面

6/4 8:58

火口中央には、蓼科神社の祠。

6/4 9:01

霧ヶ峰高原、その奥に、御嶽、乗鞍から槍穂高。

6/4 9:06

61座目登頂。後方御嶽。

6/4 9:10

6/4 9:53

温かみのある小屋でした。佐久方面の絶景を見ながらテラスで炊飯、至福の時。

6/4 9:53

浅間。

6/4 10:00

将軍平（蓼科山荘）方面へ下る。岩稜の降りは、ホイホイと調子よく進めるが、これ登るのはさぞキツかろう。

6/4 10:10

蓼科山荘は、佐久からの登山道の分岐点。

6/4 10:15

振り返る、蓼科山の山体上部。

6/4 10:58

滝ノ湯川沿いの静かな登山道を下る。

6/4 11:09

均整の取れた山体上部。富士と名の付くのもよくわかる。

6/4 11:54

ここから駐車場までの車道歩き15分は、上りでダルいが致し方なし。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

げん

♪蓼科山は母の山　優しい心持つ我ら
みんな仲良く手を繋ぎ　励まし合って進んでく

学生の頃、合唱団の夏の恒例企画として訪れていた、旧佐久郡望月町、布施小学校（閉校）の校歌である。素朴で良い校歌だ。あれ以来気になっていた一座に、ついに登る日が来た。佐久側でなく諏訪側からだが、そこは許してもらおう。
（ちなみに、佐久谷の向かいに聳える「浅間の山」が父の山とされていた。）

土曜までの大雨が上がりそうなので、前日に突如決めた山行。昨夏の帰国以来初めての国内山行、百名山としても5年ぶりの新峰である。
朝4時前に家を出て中央道かっ飛ばし、登山口に着いたのが6時半。久しぶりの山行で感覚も薄れており、年も重ねていることもあり、ゆっくり、じっくり、歩を進めた。程良い傾斜と平坦地の蹴り返しで体力も消費せず、高度はぐんぐん上がる。振り返れば、千丈から甲斐駒、北岳、塩見に至る南アの山並み、木曽山脈に御嶽乗鞍と、展望が開けてくる。
気がつけば2時間で山頂へ。快晴の大展望360度に、もう言うことなしである。

確かに八ヶ岳連峰の一峰に過ぎぬと言えばそうかも知れぬ。しかし山頂からのこの展望を見れば、諏訪富士とも言われたこの端正な火山体を百名山のひとつと数えた深田久弥に、畏敬の念を抱かずにはいられない。

こんど霧ヶ峰（車山）に登る息子と、併せて再登してみたいと思う。