滝子山:寂しょう尾根から穴沢山経由初狩へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:50
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寂しょう尾根(南陵)ルート:バリエーションルートです。良く歩かれているので道迷いの心配は少ないですが、踏み跡が幾つかあったり、後半岩場が続きます。要注意です。穴沢山ルート:藤沢方面に下るルートと別れた後尾根の急坂が続きます。どれが穴沢山かなかなか辿り着きませんでした。古い山名札(消えていて不明)と赤テープがあった所かと思います。尾根から離れて右に下る個所と、下の鉄塔の前後の踏み跡が不明瞭なので慎重にルートファインディングしました。笹子駅舎内に登山ポストがあります。 |
その他周辺情報 | 立河原バス停から国道沿いを歩くのですが、橋を渡った先に笹子川沿いの道に「初狩駅」の案内標識が出ていたので川沿いの道を歩きました。初狩駅に入る国道20号線の角にローソンがありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
CWX
靴下
薄手のグローブ
雨具
日よけ帽子
登山靴
スパッツ
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(スポーツドリンク・水)
テルモス
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
高度計
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
手ぬぐい
保険証
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
2度目の滝子山は富士山が見える時にと思っていたので、本当は別の日にすべきだったかもしれません。マンション4階の家のベランダから富士山が見えるので、日が長い今だからこそ家から富士山が見えたら出掛けようと思っていました。4時前に見たら南方のみに雲があり富士山は見えずこの日の登山は中止と一旦は判断しました。しかし、4:20過ぎに見たら南西方向の薄もやのなかに三角形の山影が確認できました。その時はそれが富士山だと思って判断を翻し出掛けたのでした。低空だったので奇妙にも感じたのですが、「良し!」と思う気持ちが強かったようです。5日の朝見たら、その山の右隣に本物の富士山が見えました。私が4日の朝見たのは御正体山だったようです。とんでもない見間違いをしたものです。
と言うことで、2度目の滝子山登山も「大月秀麗富嶽十二景」の山に登ったのにまたもや秀麗な富士山は見ることができませんでした。しかし、苦労して登ったことへのご褒美だったのか、2〜3分だけ山頂が雲間から顔を覗かせてくれました。これで良しとすることにしました。
登っている時は3度目もあるかななどと思っていたのですが、下っているうちに余りに膝のダメージが辛く再度登ることはあきらめることも必要かなと脳裏を掠めるに至りました。今の膝の状態は、登りは大丈夫でも1000m前後の下りは耐えられるか心許ないと思ったからです。自力で下れる自信がなければ登るべきではありません。
年を取って故障が増えるとできないことも増えますが、できることに目を向けて楽しみ方を工夫したいと思います。富士山以外の山頂での展望は素晴らしかったです。八ヶ岳から奥多摩まで、南は丹沢から御坂山地まで雲一つなく見えていました。間違いでなかったら頂上付近はヤマツツジが見頃で素晴らしかったです。地面に落ちている紫の花びらが方々で目に留まったのですが、多分アカヤシオかなと思いました。そのアカヤシオも僅かに山頂で見ることができました。
途中からエゾハルゼミの鳴き声がよく聞こえてきました。中にはカエルかと思うような鳴き声も混ざっていましたが、それもハルゼミの鳴き声でした。山頂でもけたたましく鳴いているハルゼミがいたのですが、その姿を確認しようとして結局できませんでした。下っている途中でいつの間にか鳴き声は聞こえなくなっていました。今回は鳥の鳴き声は余り聞いた覚えがありません。笹一酒造近くの道路に設置されていた温度計は17℃でした。山中の木陰は涼しかったです。むしろ時折寒く感じることもあった位です。山頂の日向や標高が低くなってからは暑く感じましたが、予想していたよりも涼しく気持ちの良い山行でした。
昭文社発行の「山と高原地図」では寂しょう尾根は点線ルートで穴沢山ルートは実践ルートです。一方、ヤマレコのルート作成マップでは寂しょう尾根は実践ルートで穴沢山ルートは点線ルートです。作成者によって捉え方が違うようです。滝子山は他にもバリエーションルートがあるようなので色々ルートを変えて登山を楽しめる山のようです。今の私にはそれらに挑むのは無理ですが、2度目の寂しょう尾根は1度目より登りやすく感じました。それだけ登るのは楽しかったです。ペースはコースタイム位で
ゆっくりなので5人の人に追い越されました。山頂で6人、下りで3人の人と擦れ違いました。初狩駅の手前でさらに2人に追い越されました。笹子駅で降りた人は8人いて(1人は新中橋方面に向かいました。)、初狩駅で乗車する時点では登山者は10人以上いた感じでした。晴天の日曜日だったのでそれなりの人に登られている山であることが分かりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する